今日は母の誕生日。
夫がチューリップをかってきてくれて
写真のまえにかざってくれた
赤、黄色、紫、ピンクと
カラフルな春の花たちは
花瓶に入れた時はまだ蕾だったのに
室内のあたたかい温 ...
悲しけりゃここでお泣きよ
涙拭くハンカチもあるし
ねぇ、マスタァ。
ラストオーダーは…。
失恋した人々が集う、そんなレストラン。
恋愛中の愚痴をぽろりと零す、そんな空間。
涙が ...
聞こえて来るものがある。遠い過去から聞こえて来るものがある。それでもそれは今ぼくの耳元で鳴っている。ノイズ。新宿のエスカレーターを下っていく友人を見ながら、私は友人がこれから会いに行く人のことを考えて ...
{引用=捨て猫だった
やせっぽっちで
瞳ばかりが大きいだけの
頬ずりしたくても顔が小さすぎて
両手のひらにおさまってしまうくらいの
けれどあたたかな体温をもっていて
まるで熱のかたまりみた ...
もう少し
視野を広く持ちたくて
川の土手で写生していた
目の前を一頭の牛が通り過ぎて行く
あれを描けばよかったのに
川の土手で都会の高層ビルを描いていた
そこで暮らす自分の姿を ...
村上春樹氏の小説の意味は全然わからない。そしてなぜ、こんなに万人受けするのか、よくわからなかった。私は彼の小説は読んだことがあるのだが、私に対して何の感銘も与えられなかったし、多くの人のように、手 ...
空を自由に飛べる鳥をうらやましさで見つめる
羽ばたいても人の腕はむなしく空を切るだけ
風をつかめる羽根がこの手にもあったなら
自転車を両手放しで疾走する、コートの袖ははためいている
天を仰いで ...
はたちのころすっていた
くうきをおもいだした
そらやきのにおいがした
きみのにおいも
おいかけるために
ひつようだったのだ
すんだくうきを
おいこして
まってい ...
なくしてから気付く大切な物
薄々分かってるのに
なくすまで気付かない振りしてた
後悔する事分かってるのに
それまで何も出来ないでいた
そんなに自分を責めたら可愛そう
何もしてない事 ...
星の手触りがあるのなら
それは闇夜で繰り広げる光へのランデブー。
真昼の光線よりも恭しいから,すぐにでもできそうに
指先で感じる努力。
星の手触りがあるのなら
それは ...
声と言葉のパフォーマンス、PPWを主催している。(PPWについては僕のフォーラムのHPを参照してください)
また、同じ場所で服部剛さんが主宰しているぽえとりー劇場や、別の場所で催される詩の朗読会で、 ...
道路工夫が道を掘る
アスファルトの下の土
道路工夫は土を掘る
それは電話ケーブル施設の為
しかし垂らすのだ、埋設するのでなく
ずっと掘る
ずっと掘り進む
1年後に文明の誕生
2年後に人 ...
―――『となりのカフカ』池内 紀 (光文社新書)を読んで
カフカといえばあの、「悪い夢に出てきそう」な、虫になる男の「悪魔じみ」た「小説」、『変身』を思いおこす読者が ...
小説の場合、著者が提供しているのは図式だけで、作品を完成させるのは批評だったり、読者側での読書行為だったりするのだという考え方が、ある程度でしょうが、承認されているように思います。たとえばあの『文学 ...
あなたへ宛てた私の言葉は
文字になってしまったせいで
ひどく真ふたつに折られて
ポストの暗闇にゆだねられる
会えないひととの
こだまではかる、距離
夜半、玄関先の物音を待つ
...
いつのまにか足首のかたちが変わっていた
このところ続いてる春にしてはひくい気温のせいか
映画館でまぶたにふれたりだとか
苦いコーヒーを胃にそそぐように
うまくできないことだらけ
罫線がじ ...
ピキは犬ではないのかもしれない
犬だと思ってドッグフードまであげていたのに
買ってきた犬図鑑に載っているどの犬とも
その形状は一致しない
図鑑の犬はすべて四本足なのに
ピキは六本 ...
あの、あの部長がボケている
アクション付きでボケている
目の当たりにした若い子は困っている
意味が解らなくて困っている
部長も困っている
意味不明なポーズのまま困って ...
110308
アナクロを恐れるなかれと
バーチャルな空間に躍り出たのが
隠れて正義の味方をする憎々しいヒールのプロレスラー
効果ありと審判員
一本 ...
男にとって
夏といえば
隣の女子の肌の表面積。
暑くてうなじがさらされていれば
そこから首へ
首から腕へ
腕から未だ完成知らずのくびれ未満へ
くびれ未満から足へは,休み時間に密かに確 ...
手のひらいっぱいの雨
カーテンを閉め切ったままだから
しんでいく影がよくみえた
たくさんたくさん食べて吐く
たくさんたくさん切って拭う
洗う
視る
たくさんたくさんたくさんきる
たくさんたくさんたくさんわらう
たくさんたくさんたくさんしる
たくさんたくさんたくさんわ ...
だってみんなはしぬでしょ、
と言った声がにじんだ
ことばに縋ればことばに溺れる
ひとに縋ればひとに沈む
覆せない日常を受け入れれば日常に窒息し
空気は望むことでしか手に入れら ...
軽やかなのか 駆けて行く
何月のウサギか たったか たったか
そうして今年も
平年と同じく たったか
夏から秋へと走り抜けられたのか
ウサギは気まぐれだった
季節の段差を前にしたのか
...
きょう、季節の帳簿は冬に逆もどり
北風がふき 雪が
山のほうからちらちら飛んできて
冬のいかつい手が コツコツと
貯めてきた春の貯金を
ごっそり帳簿からかっさらった
開きはじめた菜の花も ...
絡みついた埃を払わなければ
たとえ
形を与える古びた木枠こそが
自己を飼いならし
自己を守る防波堤だったとしても
私はこの地平を走りゆく
衝動は抑えられず
声を発すると
...
携帯電話 充電器持って
逃げ惑ってる 逃げ惑ってる
アンテナの立たないところで ひとり立つよろこびを
踏みしめて 踏みにじって 街の雑踏に消える
樹海は一体どんなところ
樹海は一 ...
冷蔵庫の中で眠るからあしたは五十年後に起こしてください。
ぐるぐるぐるたみんさんなとりうむたっぷりふりかけおやすみなさい。
「目覚めろ!目醒めろ!。」と外う ...
なぜ生まれてきたのか
そう問われると
とても悪いことをしている気分になる
なぜ盗んでしまったのかと聞かれているような
なぜ殺したのかを尋ねられたような
質問の正しさが怖い
なぜか
...
貴女の走りを見ることが出来なかった
直に見ることが出来なかった
でも 心の中で安心していた
不思議だけど安心していた
貴女と同じ生まれ年
少し贔屓目かもしれないけど
体と精神が続く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天上の母へ
らぐっぱ
自由詩
0
11/3/9 5:37
失恋レストラン
会議室
11/3/9 5:26
【批評祭遅刻作品】殺し、やわらかい雨の中で(山茶花オクリ讃1 ...
渡邉建志
散文(批評...
5*
11/3/9 3:17
なかないいのち
ベンジャミン
自由詩
5
11/3/9 3:03
視野
小川 葉
自由詩
3
11/3/9 2:15
【批評祭参加作品】村上春樹の過大評価を考える
番田
散文(批評...
3
11/3/9 1:47
空樹
木屋 亞万
自由詩
2*
11/3/9 1:26
〃
小川 葉
自由詩
5*
11/3/9 0:33
会いたい…
@ショコラ
自由詩
1
11/3/9 0:20
星の手触り
電灯虫
自由詩
0*
11/3/9 0:11
【批評祭参加作品】朗読についていくつか
rabbit...
散文(批評...
9*
11/3/8 23:46
HE - LLLOW!
salco
自由詩
6*
11/3/8 23:29
【批評祭参加作品】「へんてこな作家」という親愛の情
石川敬大
散文(批評...
7*
11/3/8 23:25
【批評祭参加作品】わかンない!
藪木二郎
散文(批評...
1*
11/3/8 23:15
あのポスト( 2010 )
たりぽん(大...
自由詩
6*
11/3/8 23:05
らん熟
アオゾラ誤爆
自由詩
2
11/3/8 22:47
愛犬ピキ
たもつ
自由詩
8
11/3/8 22:47
ナハナハ
村上 和
自由詩
3
11/3/8 22:33
空樹
あおば
自由詩
3*
11/3/8 22:33
青春謳歌
電灯虫
自由詩
1*
11/3/8 21:54
アメ
はるな
自由詩
0
11/3/8 21:53
水水水(2007/3/6)
〃
自由詩
2
11/3/8 21:50
16歳
〃
自由詩
0
11/3/8 21:48
たったか駆けるのだったか
N.K.
自由詩
4*
11/3/8 21:29
春の音
寅午
自由詩
8
11/3/8 20:50
独り言
hossy
自由詩
1
11/3/8 20:15
青の他人
ゆうと
自由詩
0*
11/3/8 19:23
「 あしたはきっと五十年後。 」
PULL.
短歌
1*
11/3/8 19:04
世界が始まらないことを願って
木屋 亞万
自由詩
3*
11/3/8 18:11
走り抜くこと
subaru...
自由詩
1*
11/3/8 17:37
3535
3536
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
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3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
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3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
6.07sec.