テーブルの上に世界をひろげても
あなたの森羅万象は私の目には写らない
それでも世界をひも解こうとお考えであれば
椅子に座って陽が沈むのを待てば宜しいかと
あなたはきっと待ちきれないでし ...
新神戸駅は
駅裏の
山のみどりが
清々しくて
淡くて
ほのぼのとして
あったかくて
泣いているのはなぜ
江坂まで送った車のなかにも
まだそれが
...
『ゴドーを待ちながら』。言わずと知れたベケットの戯曲である。あらすじは端折らせてもらう。結局、ゴドーは来なかった。はぐらかされ、かき回された主題は宙に浮き、支離滅裂なやりとりに終始する。
され ...
ありったけの自分を袋につめてニンゲンのふりをする人間。
空白のぽけっとの中でありったけのぐーをつくる涙はでない、
ありったけの妄想をお皿のうえに盛りつけてお ...
雨よ 今は降らないで
あの子が 泣いているから
そんなふうに 冷たく 無残に しとしとと
愛しいあの子に 降らないで
今だけは 太陽よ
あの子に笑いかけてやって
きっと き ...
車窓のない列車は
「夜目」という名の駅に向かい
走行していた
乗客は皆、無口だった
そして窓外の景色でも見るかのように
ただ壁の方に視線を向けていた
車窓のない列車というものは実に ...
やっぱり寂しいんだようと言って最後の最後でわたしが泣くと
うわーーこいつ泣いたよきめえ
といつもの調子でみんな笑った
それからいつもみたいにじゃあねと言って
それぞれ走り出したばかりの市バスに ...
もうやめにしたい思いだった
それだけの心だった
私は 何かを 見ていた
全ては どこに 転がっている
タクシーを そして 拾うために
バス停に立たされた
どこに ...
心やさしき ひとよ
心強き ひとよ
人々の痛みがわかりすぎるから
その胸を絶えず悩ませ
希望を
明日を
指し示してくれている
勇気ある ひとよ
真のリーダーたる ひ ...
子供達のいない公園は
時折り古代遺跡になる
すべり台は物見の塔
ブランコは祭り道具
砂場は野菜の洗い所
一つ一つが遥か彼方に
置いてきた記憶の欠片
回転遊具の中に入って
見上げ ...
愚コッケイ何が不足の都民かな
履き違う「お互い様」を昨今は
便所神なけりゃ新聞志でも揉め
当事者は自己憐憫のヒマもなし
オバサンは視野狭窄の装甲者
爆と発 意味も仕組みも違うのよん
こ ...
あんなに怖かったのに
考えてもかんがえても
答えはなかったのに
きみと話した時間に
茜いろの帰り道に
電車の窓からのぞく空に
やさしさの意味 ...
あるいて
くたびれて
たちどまって
ふかれて
めをとじて
ゆるして
なんて
やわらかいんだろう
ぼくがし ...
おかあさんがだいすきな
ぼくがひとり
ここにいる
でもぼくは
ひとりじゃない
おかあさんがいるから
ニュースにおわれて
おいかけて
ここまで
はしってきたけれど
ふりむけばまだ
あるとしんじている
あのまちをまだ
このめでみていない
ニュースでみた
さまざま ...
やっとあらわれた
あらわれてくれたのだ
光芒が
父が死んだ時も見た
さぞ悔しかったことだろう
今日までここにいたのだ
まだいくわけにもいかなくて
今やっといけたのだ
...
「この戦いが終わったら」
とか言うのは何とかフラグなので(笑)
縁起でもないのだが
この戦いが終わったなら
今度こそ子供らが安心して眠れる国にしよう
子供の親たちが汚染で途方に暮れたり
し ...
ごちゃごちゃ言うてんと手え動かせよと
何度言われても私の頭は
すぐにどこかへ行ってしまう
脳内 口腔内 上空ははれて
痛みまで感じる三月の空
目の前のことでなく
この先へ続く仕事
一 ...
かきよせて
こねても
もとにはもどらない
投げて
吹いて
蹴飛ばして
それよりこうしよう
みんなで結ぼう
ゆっくり結ぼう
遙か空の上で泳いでる君を
地上に立つ僕は寂しいなんて思わない
だって白い大地が映してくれるもの
鏡の中の君が本当の君でなくても
息継ぎなしで一気にターンする君は
ワールドレコードを狙うか ...
本来 ぼくは
日本一のガンジャポエトだった
前科を背負い込まず のうのうと生きてきた
それが最近では
日々
−化学物質で肥えてゆく
眼つきだけは痩せて尖る−
...
岡ちゃんはフラれた昨日をネタにしてジョークジョークと高笑う
ねじり鉢巻キマってんのにモテねぇじゃんか
あらよっ もいっちょ
ソビエト連邦崩壊しても
コンベアの冷凍サーモン高々と積みあげ
平和 ...
100円にも満たないスープを作ってみたら なるほどお湯より温かい
震えているのは会いたいからではなく 家人のいないからこその遊び
冷たい耳を塞いでみると地鳴りのような音がして 血の乾いたさ ...
対岸で春が見ている
情熱を忘れた冬芽に間違った血の寄り添う温もり
時に収まるのを拒んでいる川面の波紋はオルガニスト
名残りと熱りを追いかける
その数字の大河でさえまたオルガニスト
寄り添 ...
{引用=電気が流れた
ついでに光も
目に見えるものは
心を放っている
地球から出て少しした頃に
出会ったあの娘は今
スキップをしながら
街を歩いている
悲しみは消えないし
...
{引用=酔ってしまいそうなころ
大人になれない僕を思う
いつしか離れたことにも慣れて
きっと君も忘れるだろう
風吹き草木も眠る夜
踏み出した一歩先で
逃げ出してしまう影
もうひと ...
大すき
大すき
大すき
大好き!!!
かわいいって言ってくれるの君だけだよ
だから大好き
って私も調子いい奴だ
白く染め上げられた
気持ちの上を
時には弾むように
時には踏みしめるように
右に左に歩いてみる
たまに後ろを
振り返ってみると
そこには
ぼくが無神経に動き回った
そのことを ...
その泡は未来を保証するものではなく
ただ覚悟を映すもので
眠りから覚めたとき
えがいた夢から突き飛ばされた
触れられぬ茨に
落ちた涙は意味をなさない
溶けるまぼろしは
...
飛びたてるまでの道のりや
速さやあるいは時間というものは
みんな違うのは当然で
途中で滑ってころんでも
飛行機みたいなものじゃないから
僕らの翼は折れたりしない
力学や精密機械のよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
血統
瑠王
自由詩
3*
11/3/24 11:53
新神戸駅
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/3/24 11:51
「ゴドーを待ちながら」ともに。
プランタン
散文(批評...
0
11/3/24 11:07
「 フキンシンしましョ。 」
PULL.
短歌
2*
11/3/24 8:31
『愛しいあの子が泣いている…』
座一
自由詩
3*
11/3/24 5:07
夜ノ目
かいぶつ
自由詩
2
11/3/24 5:05
くそやろうたちへ
とんぼ
自由詩
3+
11/3/24 2:43
冬の雨
番田
自由詩
1
11/3/24 1:26
やさしいひと
森の猫
自由詩
5*
11/3/24 1:01
象形文字
佐倉 潮
自由詩
4
11/3/24 0:20
次はお水でパニクるか?
salco
川柳
1*
11/3/24 0:05
恋のうた
草野春心
自由詩
5*
11/3/23 23:10
手
〃
自由詩
3*
11/3/23 22:34
ぼくがひとり
小川 葉
自由詩
4
11/3/23 22:13
ニュース
〃
自由詩
4
11/3/23 21:52
光芒
〃
自由詩
2
11/3/23 21:41
マニフェスト −No More Fukushima−
大村 浩一
自由詩
6*
11/3/23 21:31
咲く
朧月
自由詩
1
11/3/23 21:12
ほつれた糸
tenkai
自由詩
1
11/3/23 20:33
天空の鏡
subaru...
自由詩
5*
11/3/23 19:30
麻葉童子/ ****'04
小野 一縷
自由詩
4*
11/3/23 18:50
ボクらのバラエティーブック
乾 加津也
自由詩
12*
11/3/23 18:04
[たんかたたん]
東雲 李葉
短歌
1
11/3/23 17:43
動揺 (対岸から)
瑠王
自由詩
3
11/3/23 17:24
あのこはひかりをもっている
ゆうと
自由詩
0+
11/3/23 14:59
ビールのにおい
〃
自由詩
2
11/3/23 14:58
盛り上がり
つゆ
自由詩
3*
11/3/23 12:37
気持ちの上
寒雪
自由詩
2
11/3/23 11:34
お伽話
一酸化炭素
自由詩
5*
11/3/23 10:28
滑走
ベンジャミン
自由詩
3
11/3/23 10:27
3535
3536
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
3545
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
加筆訂正:
動揺 (対岸から)
/
瑠王
[11/3/23 17:43]
ちょっと修正
俺の言葉
/
草野春心
[11/3/23 15:33]
読み返してたら長すぎるので削りました。11/03/23
5.3sec.