君はまだ眠っているのか?
この寝惚けた現実の中で
誰もが守りに入っている
そんな中で君もゆっくりと沈もうというのか?
人々と一緒に手を繋いでいたら
沈んでいても恐くない
それが奴らの信仰だ ...
公園に行く午後
テレビは何も歌わない
単なる網戸越しの騒音で
ふっと
人の気配が途絶える
午後二時過ぎの無人地帯
{引用=公園でボール遊びをしないでください
公園で犬を散歩させないで ...
ねずみ色の空 多くをまとった雲
冷んやりした空気と暑苦しさ
ペットボトルは温度差に耐えきれず音を鳴らす
また鬱な気持ちを漂わせて
窓から外を眺める
真っ暗な視界 すべてを支配した黒
...
むれる
あめの
おとが
ことばに
ちかく
、 、 、
おぼれ
なき
ぬれ
それはお ...
鎮魂のうたなど
私たちはうたうな
やわらかな慰めなど
うたうな
白い光と焼き魚と
熱い味噌汁をならべながら
テレビを見て
悲しみを放るな
悲し ...
中は薄ら汚れて
臭いをどうにか抑えたいがために
花の香りのみずを吹き付け
染みをどうにか目立たなくするために
肌色の粉を塗り込め
手触りがどうにか伝わらないようにと
色とりどりの布で覆 ...
通り雨 空に広がる灰色雲がビルにのしかかる
退屈な数学の授業 教室の席 一人うずくまる
水溜まりが乾いた午後 校庭の隅 夏が鳴いてる
短距離走 地面を蹴る 焦燥や倦怠 振り払うように ...
湯船で脱力している
浮力を感じながら沈んでいる
湯をすくう
そばから両手から零れ
落ちる
形など止めずに
自由に流れるモノを
掴むことなど出来やしなくて
それでもすくいたい ...
今日という日に爪痕を刻め
...
スナップをきかせて飛ばした紙飛行機が
窓ガラスをするりすり抜ける事も
急に濃い霧に包まれた一軒家が
数千キロ移動してしまう事も
壊れてバラバラの懐中時計を箱に入れて
ガチャガチャ ...
外国に行けない僕は
英字新聞を持って
どこの駅前にでもある店で
値段の安いブレンドを啜っている
外国に行けない僕は
百貨店の一階をわざとゆっくり歩いて
強い香水の匂いを
...
知らないひとのしあわせを願えるほどやさしくない
自分の幸福を分け与えられるほど心広くもない
その膿んだ傷を譲り受けるほどの忍耐強さもない
ただ同じ雨が降り止むのを待つくらいならできる
あな ...
もうすぐ帰るのだ
少し前は他人事であったが
今は自分ごとになっている
人の一生は短いものだね
30年経つともう次の世代になる
理屈では前から分かっていたが
いざ死んでみると実感する
「逝 ...
煙の皮を被った太陽が吐いてるよ
表の表はオモテでウラじゃないよ
CMまたいで裏ワザ続きはwebよ
ダイヤとクローバー蛸壺カードを切るよ
トリケラトプスの話術kira☆k ...
こじきが
わたしにたかる
おかねもちの
こじきだ
あたえても
まだたりない
おかねだけが
いつまでも
だれが落としたんだろう
道のまん中に ど〜んと立って
いきかう車を
にらみつけている。
すり傷の鼻が
もち主を捜索しているのだ。
朝陽がさすころ その生首は
テーブルのうえで ごろん ...
白熱灯から
あなたの温度が
海辺沿いに
電線を辿る
白い烏が
両手を広げて
私の足下を
途端に断ち切る
昨日の夢で
その人に何かをしてしまって
ベッドサイドに立ち ...
部屋の外で泣いてはいけない
部屋の内で泣くべきだ
部屋の外で泣いたら奴らが
誰かのために泣いていると高を括るだろう
部屋の外で泣いてはいけない
部屋の内で泣くべきだ
君は自分自身を想っ ...
三時草の おばちゃん とは
三時草を 私にくれた人のことだ
三時草は おひさまが三時の高さにあるときだけ咲く
だから さんじそう
三時草の花が
三時草に咲くためには
三時草 ...
夕暮れに咲く花は
さみしさに強い花
人が通っても
車が通っても
知らん顔
なのにこどもがぐちゃっとにぎったら
思い出になっちゃった
大きな欅の木のしたで
乾いた蚯蚓が八の字を描いて死んでいる
無から生まれた宇宙の話しを聴きながら
きみはもう死んでしまったから
こんな話しはおもしろくないかもしれないけど
きみに残さ ...
110527
それで
お父様はいつお帰りですか?
夏には必ず帰りますと返事をしたら
その頃またお電話差し上げますと切れた
どこの誰だか分からない
...
110527
さいごがどじ
ごじだつじの
さんじがまつ
うなばらこえ
みたままのえ
どじるこじる
てわたされた
てばたのきじ
ゆうきのもと
か ...
ママあたしはよくわからない
生きることもごはんを食べることもひとを愛することもひとに愛されることも
ものを大事にすることも手に入れるということも失うということも
夏があって冬があって春には花 ...
君が持つ
花を盗もう
私に似合う
豪奢な花を
襟足にあしらった
いくひかりもの色の中から
ほんの一筋
この茶けた爪で引き抜いたところで
君は
君は 気付くまい
...
風の便りに聞きました
君が結婚したと
私の中に
甘酸っぱい思い出が
次々に思い出されます
あれから幾年月
もう私も子供ではいられません
君の夢が
君の愛が
ちゃんと終わるように
...
ここは題名のみで成立する詩を極めるスレ。一行詩は禁止です(「題名だけの詩」と「一行詩」の違いも考えさせられるスレ)。
一見して「詩」の題名らしくある必要は勿論ないので、論文の題名風でもよし、小説の題 ...
今日そこで私が見ていたものは何だろう
時は忘れるということの中をいつも渦巻いているような気がした
距離だけが、あった。
遠すぎる街の中を、
ぼんやりと、歩き続けていたということだけが
何か花のよ ...
強い風にベランダの洗濯物たちが揺れて
下着やハンカチがくるくる回りながら踊っている
もうお昼になるというのに
布団でぐずぐずしたまま
そのありふれた光景をガラス越しに眺めている
...
{引用=
眩さを手放すように
広がる
女とも男ともない
曖昧な
なめらかな皮膚に似た
花弁が
湿度の高い夜を抱いて
此処で居ますから
それだけで
報われますから
苦しまないでくだ ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
優しく・・・
yamada...
自由詩
0
11/5/28 2:53
こうえんこう
木屋 亞万
自由詩
3*
11/5/28 2:31
R.day
a.s mr...
自由詩
2
11/5/28 2:09
、(あめ)
乾 加津也
自由詩
9*
11/5/28 1:41
歌うな
清貴
自由詩
4
11/5/28 1:03
初夏の装い
sak
自由詩
0
11/5/28 0:54
ライン
1486 1...
自由詩
0
11/5/28 0:10
湯船と湯気
kauzak
自由詩
4*
11/5/28 0:00
アイコンとしてのバンタムウェイト
TAT
自由詩
1*
11/5/27 23:56
世界は不思議で出来ている
Seia
自由詩
0
11/5/27 23:37
外国に行けない僕
御笠川マコト
自由詩
2
11/5/27 22:50
雨宿り
はるな
自由詩
2
11/5/27 22:50
30年
あおば
自由詩
1*
11/5/27 22:28
楽で強引なソング
北大路京介
自由詩
8*
11/5/27 22:24
乞食
小川 葉
自由詩
1
11/5/27 22:14
メロン
草野大悟
自由詩
2*
11/5/27 21:56
雨/夢
黒乃 桜
自由詩
1
11/5/27 21:28
泣く
yamada...
自由詩
0
11/5/27 19:19
昼夜を問わず
るるりら
自由詩
13*
11/5/27 18:56
夕暮れの花
朧月
自由詩
1
11/5/27 18:27
十一次元の詩人たちへ
たま
自由詩
17*
11/5/27 18:21
便りがないのはよい便り
あおば
自由詩
5*
11/5/27 18:19
倒立
〃
自由詩
1*
11/5/27 17:42
空
はるな
自由詩
5
11/5/27 17:08
花おんな
フユナ
自由詩
2*
11/5/27 16:22
無題
渡辺亘
自由詩
1
11/5/27 15:40
題名だけのスレ11
過去ログ倉庫
11/5/27 15:10
なくしたプライド
番田
携帯写真+...
0
11/5/27 14:02
引きこもりの窓から
シャドウ ウ...
自由詩
2
11/5/27 11:00
あさがお
高梁サトル
自由詩
7
11/5/27 6:02
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3570
5.44sec.