明け方、10人目の被害者が見付かった。
大雪で逃げ場のないホテルで、人々は各々の恐怖と
寒さに震えながら戦っていた。
10人目の被害者の名前は、坂上圭子。
ホテルにスキー合宿で来ていた女子大生 ...
 バンクバンドの謡曲に『to U』というものがある。筑紫哲也氏が務めていた「ニュース23」のエンディング・テーマとして聴いてから、いまだにカー・ステレオで流している。
取り上げたのは、歌詞の一部 ...
今日は
カラオケに行ってきました

たまに
土曜日か
日曜日に
どちらかに
行っていますけど

歌は
美しき狼たち
風よ光よ
嵐よ叫べ
アマゾンライダーここにあり
ウルトラ ...
つち
などではない

いのちなのだ
ひとすくいの

つちを
すくうために

きみはいのちに
きがづいた
鈍色の空 見上げ
翔びたいって 想ってた
この空の向こうに 君が
居る気がして ただ ただ

窓の向こう 青と白
そこに君が 居るはず なくて

幻想を見つめて 在るはずもない影 追い ...
私は見つめた
考えているとき 私は
私の体を世界全体として強く見た
きっと それは 見えない 感覚だ


異国に旅立とう いつも
伸ばしていく 私は この指先だ
語ろう 私のことを
...
ころんとひとつ

生まれたときも

生きてるときも

ころんとひとつ

ほっといてくれ

なんていうなよ

ころんとひとつ

あつまれひとつ

みんなはひとつ
見てくれ 秒針と分針が絡み合い
朽ち果てた
世界の果ての大きな滝に立て掛けられた 大時計
ぼくはこんなにも矮小だ
聞いてくれ 鳩時計の断末魔
ロックンロール
血圧の上昇には気をつけろ 入浴 ...
「ぶっとび市」というのがあって
白地に赤の幟旗が何本も
雪の壁に並んでいる
二〇一一年二月十一日
町は風が吹いて
人は四方にかしいで
青空が小さな冬の森を翳らせている
何がいやと言って  ...
「当たり前」の皮を剥くと
「ありがたい」の餡が出てきた
わたしはその餡だけ食べた


ある日
わたしは餡をこしらえた
一晩水に浸けて
ゆっくりゆっくり煮て作った
傑作の餡を
「当た ...
ウマウアカの谷に
春が来たよ お嬢さん
ウマウアカの谷が
歌っているよ お嬢さん

聞きかじったフォルクローレが
頭の中でループする

空を突き刺す白い山脈の彼方から
響いてくる ...
優しくなんかはないけれど
こんな雪の朝は寒かろう
あなたの心も寒かろう
そう想うからこの心も
なんだかきゅうっとなるのです

優しくなんかはないけれど
私の指の動きでも
あなたの支えに ...
けさ
鶯の声をきいた
まだ うまく鳴けない
チョッピリ ハル
と聞こえた


口笛で春を 呼んでみる
チョッピリ ぼくもぎこちない
花の耳をかたく閉ざして
美しく凍えるひとよ
ホ ...
評価されるのが怖いです
褒められるのも、貶められるのも

若い内から楽なことばかり
苦労をしてこなかったのね、と
私を知らない人は言うけれど
その通りです

どんなに苦しいことがあって ...
 
 
美化された日々さ
我なりに主なりに生きた
でも
ばっかだあ
熟れ死にの若さ
 
 
寝てちゃだめさ
寝てちゃだめさ
 
 
久々の日々さ
夢から覚めた その夢も 君 ...
皆 求めていた
この時間

たおやかな時間
ほっとする空間

言の葉を発することを


開店したばかりの
明るいガラス張りの
こじんまりとした
ポエトリーカフェ ...
季節外れの白い落下傘
寂しがり屋が落ちてきた
懐に六花が染み込む

透き通った空なのに
心の突っかかりに似ている
治る手立ては無限対数か刹那か

閃光は何時でも下ごしらえ
落とし所は ...
  日が沈むと駅は
  生きるものの
  蒸れた匂いで一杯になる



  人々はそぞろ歩き
  鴉が飛んでゆく
  何もかもが
  草臥れてしまったようで
  それでいて
...
久しぶりの君は髪が白かった
最初は帽子かカチューシャかと
一般的な白髪とは違う
老化ではない白髪

「どうしたの?」と聞いたら
「触ってみる?」と言う
優しく触れたはずなのに
パラパラ ...
きょうきみのまわりにいる人々は

みんなぼくがたくみな変装をしてるんだよ

だから素直にさっと謝ったらいい

みんな呆気にとられたふりをして

きみに視線をあてつつ忘れてゆくから

街路樹のしたでそう ...
浜辺に残った砂山のように
簡単に作られ忘れ去られる。
崩されもせずに置いていかれるから
さよならのない別れは
一度の悲しみでは済まされない。
黒い心臓の中心における永遠の別れは何物も意味しない
お前の涙を虹が貫くときつまりそれはあの鳥たちが死に絶えるときなのだが
今日より五倍ほど膨れ上がった欲望が隠された軌道をめぐる
その先端で眠る透 ...
 こわれてゆく街のなかで
 こわれてゆく耳になって
 ぼくは
 通りすぎてゆく乾いた硬い音をきいていた
 ビル風に
 靴とアスファルトの
 靴とデパート通路のリノリュームの
 靴 ...
音もない暗がりに横たわって
あらゆる感覚を
シャットダウンしようとしても
無にはなれない

手足の在りか
胃臓の満ちよう
呼吸の往復
感受されざるを得ない事々

意識にともなう ...
 
鮮やかに染まる緑の若草
 
柔らかく照りつける陽射
 
ゆっくりと頬を撫でる風
 
 
 
 
あなたのぬくもりのように
 
春が優しく通り過ぎてゆ ...
偏差値が1違うだけで
たいへんな扱いの差があるのに
30違ったらどれだけの
差があるかというと
わりとない

基本的人権とか、
あるし

ねこがやわらかいことを
しめすために
ひ ...
  富士見台駅
  ホームのベンチに
  ぽつねんと腰おろし



  夕ぐれどき
  カレーパンを食べる
  べつに食べたくもない



  電車ではない
  待っ ...
人は

他人に与えた影響が

どれほどのものか

人は

知らない
なるほどね、、
よぢり不動に
ゾロアスター
炎の芯の
芯に魅入って
あなたに似合う男になるよ
ペンダントみたいにぶら下げりゃいい
首から上を切り離して首狩族よろしくやってくれよ

僕の魂たばこの煙
もくもく燃えて散っていく
あなたの胸を通れたらと願う

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
殺戮のスモウ取りオノ自由詩4+11/3/26 19:30
コトバの有効性プランタン散文(批評...111/3/26 19:30
今日はカラオケに行ってきましたそよ風さん散文(批評...2*11/3/26 18:48
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ある日番田 自由詩311/3/26 17:45
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クロックワーク ポエトリィ/ ****Until dying ...小野 一縷自由詩5*11/3/26 14:39
ぶっとび市オイタル自由詩511/3/26 14:02
まんじゅう小原あき自由詩5*11/3/26 13:57
ソング ・ オブ ・ インディオnonya自由詩15*11/3/26 12:15
優しさのアンテナ朧月自由詩211/3/26 8:35
鶯の啼きかたyo-yo自由詩6*11/3/26 8:08
in my headmizuno...自由詩311/3/26 3:25
久々の日々さdi.di.自由詩211/3/26 2:43
たおやかな時間森の猫自由詩12*11/3/26 2:29
風花subaru...自由詩4*11/3/26 1:27
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無題綾瀬たかし自由詩011/3/25 23:32
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弦楽四重奏曲第15番TAT短歌1*11/3/25 22:39
夢から覚めて杉原詠二(黒...自由詩211/3/25 22:19

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