この場合
祈り
とは、どういった理学だろうか
願い?
決意?
誓い?
善意?
舌先で呟くマゴコロの言葉で何が動き
誰が癒され、どの患部が摘出されるのだ?
こうした言辞は心霊治療を ...
きっと風だけが流れていた
プールの彼方に
遠い空の向こう側に
多くのものは そこに 見えなかった
見ることができたのは
寂しさのようなものだけ
私は 夢だけを 思い浮かべていた
きっ ...
きみを雨が縁取る
ごめんなさい
物事には理由がない
セイレーン王は水柩から取り出す
私には理由がない
髪を乾かしながら水を飲む
物事はそんなに単純だろうか?
王と私は?
庭先に造花を植えている母は?
ずっと
...
まつたけきのこ
きのこはちんこ
あのこはおぼこ
ちがでたあそこ
しいたけきのこ
ちんこにまんこ
うんこにしっこ
ひらいたあそこ
おおたけゆうこ
きのこのう ...
どこにでも行けるんだよ
お金はあまりないけれど
どこにでも行けるんだよ
足はちゃんとついてんだ
どこにでも行けるんだよ
あんまりばかにするなよ
なんだって出来るんだよ
お金はあまりないけ ...
一歩一歩
今できることから着実に
積み重ねていく
いきなりてっぺんには辿り着けないから
まずは足元から
足場を固めよう
先が見えなくて途方に暮れる時もあるかもしれない
そ ...
仏像はいつも
右の掌をやわらかな皿にして
何かをはかっている
左の掌を崩れない壁にして
邪念を払っている
日々の出来事に惑わされぬように
同じ姿勢で私も、坐る。
...
ことばは、内容(意味されるもの)が空虚になったと詩人たちに判断されて、ことば自体を問題にし始めた。ことばがそれ自体を問題にするのだから、意味されるものは一義的なものではなく、メタレベルのものになる。 ...
三月
去りゆく
悲喜こもごも
ひとりひとりの現実
惨状
寂しく
魅かれあっても
日に日に積もる孤独
さんざめく
都会は殺伐
はかなく割れてゆく片々
さらば友よ
...
さくら、
きみは花ひらき
したたかに水面を染めてゆく
さくら、
もうきみの匂いがする
春が運んでくる
忘れかけていたものたちを
そっとひとかか ...
ねずみおとこ
じまんばなしばかり
ねずみおとこ
でっぱで
あたまの頂点が
とがっている
ねずみおとこ
じまんばなしばかり
でっぱ
でっぱ
ねずみおとこ
じまんばなしばかり ...
地獄絵図だと
思っていた
けれども
いらなかった
ものが
思い出が
拡張されすぎた
たくさんの妄想が
命を追い越して
ここにある
瓦礫が
涙が
これ ...
あたらしい葉っぱたち
幽霊みたいないろしてる
まだ濃くなくてやらかくて
みず気があってむきだしで
うまれたばかりの幽霊が
かそけき煙りに浮かんでる
そして
・・・・濃くかたくかわいてゆく ...
青い少年が星を食べる世界の中心は緑色の電燈だ。銀河に赤い女が投げ込まれる。ああ主よ主よ毒を!魚が歩いている、平均台の上を。地下室で音がしたのは気のせいではない。食塩でできた砂糖菓子は苦しい。ぼくは、ぼ ...
言葉・詩は、高揚に逆らって下方へ構築されてゆく。
その「深淵」の透明度は、凄まじく高い。
また色彩豊かなモザイク技法で描かれたかのような詩には
読み手の「視・聴覚」を惑わす効果がある。
風、水 ...
瑞々しく淡い光。
柔らかな黄金と緑と午後の黄昏。
風と光が静かな歌声で話し合っているのが聞こえる。
詩だけが引き出せる言葉の葉脈、その息遣い、温度、色合い。
まるで預言のような神秘性にも満ちて ...
いそぎあしに みちをゆきすぎる
すべてのひとに はなたばをおくりたい
やまあいからこぼれでるあさひの
まっさらなきらめきを
くたびれてすわりこんだきみにも
あかく あかく
さしのべられるひ ...
ライ麦で
ガキ ...
いま
おもったことを
もう
おもいだしている
はつこいしたとき
それはすでに
おもいでなのだ
きょうがおわれば
あすがはじまる
いや
そのすきまにこそ
...
聖子ちゃんカットの、
中学校時代のあの子に、
公園で、
今日、帰りがけのぼくが、
ブランコのとこで、
つい、
言えなかった、
あの日言えなかったことを、
なんだか今日なら、
言え ...
空から川へ
融け落ちる途中の樹が
水面で動きを止めている
野のむこう
そぞろ歩きの雨曇
穏やかに酷く
匂いのひかり
壁づたいに
曲がりゆく影
川から海 ...
春のそざつな光たち
ハナミズキが揺れている
思い思いの願いごと
そいつを書いた白い紙
それが枝という枝に
くくりつけられている
風車のようだ
その白が揺れてい ...
しぬために
うまれたのか
そうだわたしも
しぬために
いきてるのだ
そのことが
せめてものすくい
あらそうためでは
ないことが
きみがひたひたに
ぼくをみたす
なでて
ゆすって
さがせないのは
そのぬくもり
ちいさくなって
このてにかえれ
人の世のど真ん中で
花は笑う
自信に満ち
私を見よと
ガスがががが、出た
君の文字が切り立って飛び込んできた
十八日ぶりに風呂に入る
と踊っていた
君は風呂場でどれほどのものを
洗い流すのだろう
毎日言っていた
三時間ほど入 ...
ロメオ
プロチアデンが呼んでいる
アモキサンが招いている
コンソールの高台
かびた毛布の洞窟
萎びた雑誌の湿地
乱雑に走るシールドは葦 黄ばんだ紙屑の落葉に絡んでいる
色とりどり ...
大きなマットの上
仰向けに寝かされ
まずはリラックスさせる
やさしいプレイ
気がつくと
おねえさんは
既にランジェリー姿
股間から背筋を抜けて
あの快感が鋭く走った
出会 ...
雨が降る
黒い雨が降る
*
夢の島
誰が名づけたのだろう
ぐぐったところで明確な由来などでてきやしないこの島で
静かに眠り続ける一艘の船
東西冷戦の最中
高 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ポエト・サンフォニック
salco
自由詩
6*
11/3/29 1:33
春のどこかで
番田
自由詩
1
11/3/29 1:26
quiet solitude
mizuno...
自由詩
3
11/3/29 1:19
phenomena
〃
自由詩
3
11/3/29 0:49
きのこ
藪木二郎
自由詩
2*
11/3/29 0:46
『愚か者』
東雲 李葉
自由詩
3*
11/3/28 23:57
今できること
つゆ
自由詩
3
11/3/28 23:57
はかる
服部 剛
自由詩
2
11/3/28 23:48
「欲望と記憶、死と再生」のためのノート(批評祭乗りおくれ作品 ...
N.K.
散文(批評...
3*
11/3/28 23:43
三月
シホ.N
自由詩
2
11/3/28 23:41
さくら
草野春心
自由詩
3*
11/3/28 23:30
ゴッサムシティ
6
自由詩
1
11/3/28 23:25
瓦礫の中に
小川 葉
自由詩
2
11/3/28 22:22
新緑のうた
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/3/28 22:11
自動記述
ぎよ
自由詩
0
11/3/28 22:02
詩人から詩人へ 2 / 掛川 享嗣 氏 to 岡崎 よしゆき ...
小野 一縷
散文(批評...
2*
11/3/28 21:53
詩人から詩人へ 1 / 掛川 享嗣 氏 to 木立 悟 氏
〃
散文(批評...
5*
11/3/28 21:48
北へよせる
あまね
自由詩
10
11/3/28 21:47
カンザス
TAT
短歌
3*
11/3/28 21:43
思い出
小川 葉
自由詩
4
11/3/28 21:42
松田聖子
はだいろ
自由詩
2
11/3/28 21:11
空と川(火)
木立 悟
自由詩
5
11/3/28 21:09
ハナミズキ
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/3/28 21:02
復興
小川 葉
自由詩
1
11/3/28 20:32
飽和
杳
自由詩
1
11/3/28 20:25
花見
蒲生万寿
自由詩
0*
11/3/28 20:22
垢
朧月
自由詩
2
11/3/28 20:12
眠れぬ森のロミオ / ****'01
小野 一縷
自由詩
5*
11/3/28 20:06
素股ローション
花形新次
自由詩
2*
11/3/28 19:37
傘をさすひと
恋月 ぴの
自由詩
20*
11/3/28 19:33
3529
3530
3531
3532
3533
3534
3535
3536
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
3545
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
4.66sec.