遠き一日
遠き一日が過ぎる
今日も生きていることに感謝できた
遠き一日
遠き一日が過ぎる
リルリ
ザネリ
リルリ
ザネリ
独りではない
仲間はいる
言いたいこと言えて
遠慮することもなくて
友情に馴染んだ体
楽しい時間を過ごす
笑い合える喜び
仲間は増える
自然に増えていく
あっという間に増 ...
#防災訓練の日
肩の荷を減らされていく老兵と帽子に残る臭味と塩味
おびえる人がいる
何にというわけでもなく
ただ怖がっている
その人は不老不死なので
ずっとおびえ続けなくてはならない
村人はその人を
なぜか大切にした
働きもせずおびえているその人に
...
laughing moon
soft moon
crazy moon
candy moon
windy moon
talking moon
...
小さく紫に白に燃える花弁、
あちらこちらにそこここに
見た!観入る、無数無数の開花!
白雲の絹に自在伸び糸引くひろいひろい青空の下、
収縮しては拡張するイノチの躍動、
名も無き名も知 ...
明日から九月
明日から九月の風が
吹いてくる
猛暑の夏が終わり
朝夕涼しい九月の風が
吹いてくる
天高く馬肥ゆる秋
食欲も出てきそうだ
独り言も詩らしくなるかもしれない
新しい出 ...
○「死」
今まさに死なん
とする時に
人は何を思うのだろう
愛する人の死は
あまりにも喪失が深い
生きているうちが花である
死ねば骨である
生きている時こそ
生を楽しめ
命を惜 ...
暗闇の中で働く
囁く
声と指は一定の距離が保たれている
そのために肉体がある
肉体のために空港がある
滑走路に置かれたピアノは
調律が三時の方向にずれたまま
夜明けの離陸を待っている ...
(案外 他愛ないおんなだった・・・。)
ネオンの下をはなれ
木立わたる風の舗道に来て
男は考える
(案外 純真な所のある男だった・・・。)
ネオンの下をはなれ
プラタナス ...
道端でキツネが目の前を通り過ぎて行った
少しうつむいておびえもせずに
化かされるのかと怖かったがそんなことはなかった
暑くても懸命に生きているのだろう
少し勇気をもらった
愛しい動物だ
...
いなくなった人へは
何も書けないから
妻へ
前略
草々
としたため
渡した手紙は
洗濯されて
入道雲の下に干してあった
立ち上がる
背伸びをした
その、もっと上に ...
きれいな石を捨てる
単純な計算で
加速していく、
夕暮れの
あなたはそこにいてもいい
まわりには誰もいない
はじめから始まってもいない
想定、かつて
砕かれた液晶を ...
山手線新駅の高輪ゲートウェイ駅前の広大な土地では
陸を走る軍艦を造成していた
(現実がもうよくわからないのです。)
たびたび響くゴーっという音
見上げた雲間に飛行機が大きかった
落ちてきそう ...
浮かび開ける庭園に深紅の薔薇輝き
打ち刻まれる時の鐘鮮やか転覆する、
次元 無色彩色に異人に接する様に
新た次々熱帯び思考という力動発し
浮かび咲く真紅の薔薇深々過去抉り
倒壊し ...
ようやくもの心地ついたよ
って
一旦やめる
一旦やめることを始める
一旦やめることをやめる
そう
こんなもんかって
帰れない夜に
ぐるぐるまわって
溶けるように
こんな ...
白く光る田舎の道を
カンカン鳴り響く踏切越え
海に向かって歩いていた
*
漂う磯の香、白波打ち寄せ
空き缶一つ、浜辺に落ちて
独り私という魂が
水平線を覗き込む
遥か ...
○「正常異常」
正常って
正しいという意味かなあ?
異常って
ふつうじゃないという意味かなあ?
○「シルバー登山」
僕よりも年配に見える夫婦が
テントをかついで頂上から降りてくる
...
角の本屋さんの奥で万年筆を売っている
仕事帰りの女がそっとのぞきこんだ
くもりひとつない飾り棚は
そんな町が好きだった
ゆっくりと溶け始めるアスファルトが
蟻や落ち葉を運んで ...
悪人である私善人である私
どちらでもない私
これらみんなが私
いかがかしら?
とんぼが負ける
海岸の匂いをかるく靡かせ
君のスクーターが通りすぎるところ
退屈な一日は始まるより早く終わったりする
君のサンダルが扉の前にぴたり揃うと
呼び鈴が鳴るのに
まるで気づかなかっ ...
あやとりのはじめ。そらへとんでいくともしび。たいようのまわりに。さいているわが。まじわるときは、いっしゅんのまたたき。
そこの普通人
きみが鬼をやりたまえ
「自称詩人が転んだ」
ズキューン!動いた自称詩人は
撃ち殺してしまいなはれ
「自称詩人が転んだ」
動いてないけれど
存在が無意味だから
そこの自称詩 ...
ひとすじのつむじかぜが
ひとりの短距離走ランナーとなる
そのように秋が
いちまいの枯れかけの葉となって
もうコーナーを曲がってゆく
いつのまにか 私が秋である秋、
別々の道を進んでひさしぶり花の匂いにふりかえりみる
宇宙を生んだのは何かだ
その何かを生んだのは
何なのか
行方不明の答
空は青すぎてとんぼ光る
永遠は
いつから永遠なのか
始まりも終りも無い
苦しみと喜びの
日回りの花
遠さの感覚は濃密な此処
遠い地平は波打つ黄金
日々刻々と甦らせて、
内深く込められた
今一つの己なる、
永遠の穹窿を。
みうしなう凋落された子 戻り鮭見ゆと
漲(みなぎ)り撓(しな)う 我ならなくに
遠き昔の記憶たち 過ぎ去りし光の中
心の中に佇む 言葉なき思いを Inkweaver
「すみません。ちょっと、すみません。」
耳にした 男の声
近所の『なぎさ公園』
夜空にそびえ建つ高層ホテル
側に 野外劇場の石が組まれた広場
置かれてある公衆便所の灯りだけが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
この一日はこの一日
渡辺亘
自由詩
1
23/9/1 15:12
仲間
夏川ゆう
自由詩
1
23/9/1 12:18
防災訓練の日
足立らどみ
短歌
3*
23/9/1 8:25
おびえる人
やまうちあつ...
自由詩
4*
23/9/1 6:59
fake moon
墨晶
自由詩
3*
23/9/1 3:35
太陽と戦慄の夏に
ひだかたけし
自由詩
4
23/8/31 18:11
九月の風
zenyam...
自由詩
2*
23/8/31 8:00
独り言8.31
〃
自由詩
2*
23/8/31 7:08
夜勤
たもつ
自由詩
10*
23/8/31 7:04
風の舗道
リリー
自由詩
1*
23/8/31 5:46
キツネ
黒髪
自由詩
3*
23/8/30 23:51
入道雲
wc
自由詩
16*
23/8/30 22:00
シグナル/パス
ねことら
自由詩
2
23/8/30 21:41
8月終わりの高輪ゲートウェイ駅
松岡宮
自由詩
5
23/8/30 19:55
THRAK5
ひだかたけし
自由詩
2
23/8/30 19:02
&
AB(なかほ...
自由詩
3
23/8/30 18:53
海に向かって歩いていた(新訂)
ひだかたけし
自由詩
2
23/8/30 15:54
独り言8.30
zenyam...
自由詩
2*
23/8/30 12:13
哀しみを司るたとえ
soft_m...
自由詩
13*
23/8/30 11:28
※五行歌「とんぼが負ける」
こしごえ
自由詩
4*
23/8/30 11:11
ジョルノ
soft_m...
自由詩
5*
23/8/30 10:31
軌道上で世界は移り変わり、かえしたのは。(更新中)
武下愛
自由詩
5*
23/8/30 1:24
自称詩人が転んだ
花形新次
自由詩
1
23/8/29 23:03
秋
本田憲嵩
自由詩
4
23/8/29 22:35
ノスタルジア
足立らどみ
短歌
6*
23/8/29 21:50
※五行歌「その何かを生んだのは 何なのか」
こしごえ
自由詩
2*
23/8/29 17:31
※五行歌「永遠は いつから永遠なのか」
〃
自由詩
2*
23/8/29 17:30
貫かれて
ひだかたけし
自由詩
2
23/8/29 16:22
帰還(仮)
足立らどみ
自由詩
4
23/8/29 12:22
公衆便所[まち角26]
リリー
自由詩
1+*
23/8/29 11:26
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
3.56sec.