だけを
私としている
魂という命よ
ありがとう
生きる
存在の
ために
命を
使う命
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません。
ただ、魂のそばに在るだけ
それしか出来ません。

ああ何故だ
何故
と今は
のっぴきならないことを
問うのは止め ...
眼球を失った蛇たちが寿命を使い果たし住宅地の外れの冗談みたいに小さな公園の砂場に積み上げられていた、冷たく絡まり合った生体のピラミッド、その頂上には神などひとりも居はしなかった、シンパシー・フォー ...  碧天に月、

在ることの異様
認め識る意志

日の翳り
降る雨に

濡れて天を
仰ぐ時

 煌々と月、

澄みわたる。
なぜでしょうか
思い出、記憶、面影、全てが鮮明に
と思った瞬間、全てが朧げに



帰りのカフェで君を思い出した
つまり 
それも かげろう



走り出すと「春ですね」っ ...


夕空と海の混じり合うそのすきまに
すべり込むうみどりの影のさみしさ
赤い包みのキャンディーをポケットから取り出すと
口に入れる間もなく
風景に溶ける




”ちかみちは ...
 冬、まじか

 ひとつ枕で あなたの脚に

 冷えた足先こすり当て

 毛布に顔埋めて 笑う暁の

 のどかさよ
太陽に視姦され
草木の血は凝固する

飛来ではなく剥離
季節は肌を散らす
バラのように 蛇のように

鳥のように音が
魚のように光が駆け抜ける
時の流れの底

目には止まって見え ...
臍帯の
とおい丘陵地を這いずる
霊魂は旅人 樹の葉の告げを
目覚めたばかりのわたしが{ルビ懐=おも}う

なにもないという天国
だれが、いますか

顕花植物というおおよそ
陰核の癖だ ...
 ほのぼのと

 開きそめし季節のすぎて

 髪洗えば抜け落ちる束 悲しきを

 湯舟浸かり両の手に 抱く乳房

 秋の晩
午後ティー淹れたティーカップ
祝日の遊園地
中も外もまわるまわり
衛星カメラを
反転させても
とどかない
銀河系のベランダに
望遠鏡を置く
砂粒をあつめたティーカップが
暮れの手前で ...
平成は無かったことに30年 わたしの跳び箱が
静置されている
とん、と
一番高いところから
何も無い水平線が見える
息を紡ぐ
手や足が湾曲した先の行方
命のようだと思い
言葉はまだ拙くても
わたしは生き ...
あなたは目を閉じて宇宙を作っている
窓に座った柔らかい虹の鉛筆
頬にふれる声のように温かい記憶を見たから

水中に存在しない音色の雨を
薄い光の底に反射するペットボトルを数える
表面だ ...
紅葉、
寒さとはうらはらに、
じんせいという、
かじつの暖色が熟成された、やまやまのジャム、
ジャンパーを羽おった、
老夫婦はなかむつまじく、
晩秋のソウゲンにつがう、
二羽のタンチョウ ...
見知らぬ誰かも愛おしい
くるってる
くるったままがいい
知らないお爺さん
今日も虚言癖愛おしい
くるってる
のは私
楽しそうだから
すごいすごいと
話に入っていった
私は明日から大 ...
いのちは膨らんだグラスの内側のなだらかなカーブだ 揚げ物にしょうゆをかけたら
変人扱いされて僕は困った

魚貝類のフライなら解るけど
コロッケとかトンカツにしょうゆは
理解できないと言われたあげく
僕がしょうゆ顔だから許すとなったが
そ ...
なにになるのかわからぬまま
船を漕ぎださなければならない

河岸を変え
肉に刃を入れ
針を刺し
名をあらため
これまでの日誌は燃やした

空は暗く北極星もない
羅針盤はくるくる回り ...
ことばのおどりおよぎ
おくふかくからふとうきあがり

 光景を綴るとき、

抽象の思考の肉体の感覚実感の向こう

見えないもの見えるもの同時に響いて居る。
耳を澄ませば年を経た森の童話。
海よりの黒い夜風に濡れて
千の天使が鳥よりもひそかな物語を囁く
打ち捨てられた古代の四月。


 (狩の女神が嘘つきな鈴を鳴らし
  箒星を見 ...
死に人 手を振る
銀の響き蠢きのさなか

 あなたは誰?と尋ねると
 わたしは誰?と優しいうねり

死に人 光の界で泳いで
金の響きの揺動のさなか

・ーー

微睡みの覚醒を小舟 ...

冴えかえる
しろがねいろの
横顔はつぶやく
「ありがとう」
電車を一人で待っている
さよならを待っている
ここにいない人が待っている
さよならを待っている

たすけてだって
笑ってるよ
ポケットの中にどんぐり
財布の中に切符が一枚
食わせ ...
生きる事は
何かを誰かを
あやめる事
奪い奪われを
繰り返す事

それに疲れた人達は
ドレッシングだらけにしたり
クジラを守ったり
条件を出したりして
脱出を試みる

全てには ...
空 深くなる
青さは
掌の
届かない
いのち
今様のマーケッター的先みる目
宝探しは負け方探し
海は碧く澄んで うらら 波音閑か 
かもめの声 空に溶けてた
水面に浮かび渡る漁り舟に 
風は遥か遠く高く
波は白く光り 海は蒼く深く広く
かもめ黄昏祈り 
月を探して 鳴いているのか 
...
わたしの中に雲が生まれた
雲は雨を降らせ
雨は涙となって流れてくる
悲しくて泣いているわけではないのです
そんな貼り紙をおでこにするけれど
前が見えずに歩くのが危険なので
今日は一 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
※五行歌「私だけを私としている」こしごえ自由詩1*23/11/4 16:22
※五行歌「命を 使う命」自由詩023/11/4 16:20
とんぼの涙と今日の空自由詩7*23/11/4 16:12
The Essential Clashホロウ・シカ...自由詩1*23/11/4 15:58
意識の光景3ひだかたけし自由詩223/11/4 15:35
sayonara.com 21-30AB(なかほ...自由詩2+*23/11/4 15:26
なないろ、五行歌風wc自由詩10*23/11/4 13:07
五行歌 一首「ワンルーム」リリー自由詩2*23/11/4 12:24
観覧車ジャックただのみきや自由詩1*23/11/4 11:35
とをくうつくしぶあらい自由詩1+23/11/4 10:58
五行歌 一首「バスルーム」リリー自由詩4+*23/11/4 9:51
午後、静物wc自由詩423/11/4 8:42
30年は無かったことに足立らどみ川柳3*23/11/4 1:23
午後、静物たもつ自由詩323/11/4 0:16
窓の色水宮うみ自由詩3*23/11/3 23:39
みのり本田憲嵩自由詩523/11/3 23:01
くるったままで木葉 揺自由詩423/11/3 20:32
いのちはかち自由詩223/11/3 20:08
しょうゆ顔イオン自由詩1*23/11/3 19:16
越境凍湖自由詩523/11/3 18:23
詩想32〇見えないもの見えるものひだかたけし自由詩3*23/11/3 17:56
森の童話 (旧作)石村自由詩2*23/11/3 17:14
意識の光景2ひだかたけし自由詩223/11/3 16:50
※五行歌「月 冴えかえる」こしごえ自由詩4*23/11/3 14:05
古い手紙を読んでいる竜門勇気自由詩1*23/11/3 13:46
私達は人間ルルカ ne...自由詩5*23/11/3 13:22
※五行歌「空 深くなる」こしごえ自由詩5*23/11/3 13:01
#広告はナンパみたいなもの足立らどみ短歌223/11/3 11:59
春の海板谷みきょう自由詩2*23/11/3 11:39
雨降りたもつ自由詩223/11/3 11:18

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