冬晴れの
光あふれる
居間に居て
母の背中と
光をわける
傷つけてきた
存在達のことを
思い返し
「ごめんなさい」
と つぶやく
・
銀河の岸で
小鬼が
魂釣りをしているけどね
釣っても返す
愛の元へ
・
こたこたいい ...
ハイヒールの足許が
男の鼻先を嘲笑う
「欲しければ
尾を振って ついておいで。」
街の角で
ふと女の姿が消えた
「欲しければ
そこで 涙を ...
静謐の夜を穿つ
透明な明滅、
哀しみ苦の在る処を示し
沸き立ち 立ち消え 沸き立ち
無常の相、
冷える夜底をひっそり
移動していく影
根なし草 根付く
一握の目的落とし込み
...
黒いスニーカーに 赤い爪を隠して
きみの隣で揺られてる 私鉄 日曜午後八時
窓に映る顔が白くて 目ばかりが大きくて
きみの隣で疲れを見せてる こんな自分がいや
さっき呑んだ梅酒
リト ...
ふたが空いてしまう。
でも、鍵はしていなかった
おもたいふたでもなかったし、
あかない理由もなかったのだ。
蓋が開いてしまうと思う。
水がたくさん入っている。
それから間違えも入っ ...
すべてのことに意味があるんじゃなくて
すべてのことは意味になるんだ
と
冬空の秋
出来るだけ
世界を愛そうとおもう
漠然と
(なんかの漫画の影響)
無限の残響、無限のザワメキ、無限の打刻
うっすらおおいかがやきひろがり
どこまでも青く澄んだ大河の流れに
今、
巨大に押し出され氷河の雪崩れ落ちる
無機物群れ一気襲い来 ...
コン ト ロール ケーキ ケン スギル アイツは、ロッカー
夕べの森に雨が降る
時の分節を知らぬまま
ひたすらひたすら
雨が降る
濡れゆく樹木の
群れなすざわめき
震え沸き立ち
おどろ淋しく
おどろ哀しく
深い深い闇に抜け
いずれ夜 ...
焼き鳥屋良い匂いさせついてくる財布の紐が緩み始めた
料理自慢お爺さんは料理人斬新でアイデア満載
葡萄狩初体験で新鮮で父はワインの話ばかりする
初めての十連休で問題も初めてづくしで戸惑 ...
過剰適応、と彼はつぶやいた。
なんども組み換えされる細くて長い指を眺めている。
そんなこといわないで、と思っている。でもすごく遠くの方で思っているので、感じるまでにはもう少し時間がかかる。
海上花火が鏡のような内浦に映えると
あいちゃんは漁港へと走り出す
地べたに残された線香花火があと三本
八つまわって生まれ年には
かざぐるまで遊びます
昔からそういうこ ...
どこからともなく
黒い帽子、
黒いコートの
陰謀論者がやってくる
はじめ電信柱の影にいたが
子供たちが騒ぐと、
わざとコートの前を開いて
●ン出しをして追いかけて来る
不気味な ...
寒さが冬のにおいを連れてやってきていた
葉はそれぞれに、その存在を主張することもなく
いたずらに冬待ちの時間を費やしていた
そしてそれら樹々や草、虫ですらも
冬が来るということを知っていた ...
恋してる渦中にいるの今はもう焦がれてしまい灰になりそう
しのぶ恋甘く柔くて健気でもあってなによりいとおしくなる
恋熱く燃えていきますメラメラと一歩手前で形残して
あざ笑う恋はやがては ...
燃えてゆく嗚呼茜空わたしにも熱い愛情誰か下さい
しばらくはこうしていたいこの胸の鼓動聴きつつうっとりとする
なにげなく掴まれた手のぬくとさよこんな愛情はじめての事
しびれてる貴方の愛 ...
やはり才能を磨くのはホームでうたうた派だとは思う。ただ、うたうたしていたら電車に乗り遅れてしまうので、その列車に乗ってからうだうだしている人の方が信頼できる。別に才能なんてなくて良いじゃんか。
...
消えてしまったドライブイン
国道を走っていればかならず目にとまっていた
大型トラックの停留所
眠け冷ましのひと時に
落ち着いたテーブル席で
ブラックコーヒ ...
なんだか気分が晴れない日や
落ち込む日があってもいいのさ
そんな時は
その、息のできない苦しさを味わい尽くして
一層のこと
沈みきってやればいい
グーーっと 沈みきった人だけが
...
Mmmmm.
Whip!
Mmmmm.
Whip!
子よ、
(創世記二七・八)
わが子よ、蜜を食べよ、
(箴言二四・一三)
tuum est.
...
振り返った時に何もないんじゃなくて
皆居てくれる事が全てだよ
伝える事が全てでは無いから飲み込んだ
その度に締め付けられる
私の過ちは許してきたこと
許さないことを自分には課して
他者 ...
まだ硬い、
橙色の果皮をつきやぶって、
少しぬめっている、
その冷ややかさ、
滲み出てくる、橙色の果汁、
ほんの少しだけ粘り気のある、
硬めの橙色の果肉、
に挿し込まれてゆく、しろい歯の ...
詩をさがしても必シになることはない
糸をたらして蜘蛛のようにおりてくる
視点と蜘蛛の交差点の上に支点がある
蜘蛛を息でゆらしても支点はぶれない
背と腹を交互にむけながらまわる蜘蛛
あたか ...
割れた銅色の薬品の瓶、その中に在ったものが液体だったのか個体だったのかなんてもはや知る由もない、薄墨を適当にばら撒いたような空、季節は駆け足で冬へと近づいた、動かない柱時計が奏でる、いつかの時を告 ...
まひる日にやすらに睡る長ゐ髪
ひとり起きてやすらに睡るきみの髪なで
口無しぞ海を眺めて海にとられむ
磯に火を焚け濡れしきるわれときみのため
天にも陸(くが)にも来ずふるへる海明 ...
つまびらかなあざやかな
その声の残響の終い震え
君の眩い一瞬の微笑み、
なんて美しんだろ
永久なるヒビキ
あなたなぜ意味を求めるの?
僕の言うことに意味無いよ、
ただ喉頭のヒビキ ...
創り壊されゆく
光の断片を繋ぎ合わせ
響の原野に祈った
暗がりから白手が伸び
祈りのカタチすら崩していく
後腐れのないお別れ 転がる骸
何度も、何度でも繰り返し
哀しみ ...
言葉なんて
置いて来てしまった
それなりの生活で
それなりの物を食べ
それなりに歩いている
言葉なんて必要が無くて
どこかに失くしてしまった
それなりの地位を得て
それなり ...
それでも
命ある限り
命に従い
生きる私は
今を味わう
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌「光をわける」
こしごえ
自由詩
5*
23/11/14 15:46
※五行歌 三首「心一つに」
〃
自由詩
2*
23/11/14 15:45
氷紋
リリー
自由詩
1+*
23/11/14 15:14
この夜の断章
ひだかたけし
自由詩
4
23/11/13 22:09
秘めるが花
福岡朔
自由詩
4*
23/11/13 22:06
メモ
はるな
散文(批評...
5
23/11/13 21:22
めも
うし
自由詩
3*
23/11/13 19:53
詩想33
ひだかたけし
自由詩
4
23/11/13 19:29
(一行詩) ケン スギル
足立らどみ
自由詩
9+*
23/11/13 18:38
意識の光景7
ひだかたけし
自由詩
3*
23/11/13 16:37
新鮮
夏川ゆう
短歌
4
23/11/13 14:58
メモ
はるな
散文(批評...
1
23/11/13 14:24
okaeri.com 31-40
AB(なかほ...
自由詩
3
23/11/13 9:01
陰謀論
atsuch...
自由詩
10*
23/11/13 8:49
冬の匂い(捨てられた林道で)
山人
自由詩
5*
23/11/13 7:19
恋をうたう
ルルカ ne...
短歌
1
23/11/13 5:42
愛をうたう
〃
短歌
1
23/11/13 5:00
後日談
足立らどみ
散文(批評...
2
23/11/13 1:38
ドライブイン
佐白光
自由詩
2*
23/11/13 0:48
潜水艦より 愛を込めて
ぐれこ
自由詩
3
23/11/13 0:21
陽の埋葬
田中宏輔
自由詩
9*
23/11/13 0:01
認められたいわけじゃないよ
武下愛
自由詩
1*
23/11/12 23:45
柿
本田憲嵩
自由詩
5
23/11/12 22:55
無重力の殺意
菊西 夕座
自由詩
3*
23/11/12 22:44
君の新しい詩を
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
23/11/12 21:58
自由律2023.11.12.No.2
田中教平/K...
俳句
2*
23/11/12 21:12
五行歌、響の原野にて
ひだかたけし
自由詩
4*
23/11/12 19:21
光(新訂)
〃
自由詩
3
23/11/12 17:17
ふゆどなり
ねなぎ
自由詩
1
23/11/12 16:15
※五行歌「それでも 命ある限り」
こしごえ
自由詩
5*
23/11/12 15:58
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
3.86sec.