記憶は夕暮れていく
真っ青に染まり
帰る場所って
これは祈り
12階のベランダから地上を見てる
ナターシャ
得体の知れないものが
あたし達の体の中にある
悪意
諦め
水
脂肪
...
{引用=風に囁く筆先の}
ごらんあの針葉樹
風に囁く筆先のような頂きのになう空の重さを
永遠無限のつめたいうつろに触れながら
生きる限りそこに迫ることしかできない
百パーセントの苦痛
百パ ...
「柿の種ピーナッツだけ」を食べた
貴重なアクセントであるピーナッツを
争うことなく存分に食べて
救われたいと思った
しかし粒ぞろいなだけで
味は普通のピーナッツと変わりない
その昔母親 ...
家族でやっているような小さな部品工場だが
そこの経営者と話をする機会があり
実に稲盛和夫さんばりの経営哲学をお聞きすることができた
「怒ってよいことは何一つない」
「従業員にプライベー ...
「これは、わたしのもたらす罪だ。祭祀クーラスは、
あなたとアイソニアの騎士の妻を盗むことで、
あなたたちにわたしを殺させようとしたのだろう……。
最愛の人のためであれば、あなたたちも手を汚 ...
ここで言う堕落というのは、世間一般での堕落のことではない。
エインスベルを「魔の道へと貶める者」のように、
エイソスは、アイソニアの騎士のことを考えていたのである。
リグナロスと同じく、エイソス ...
「久しぶりだな、エインスベル」
その日が、たまたま非番だったエイソスは、
屋敷の応接室に二人を迎えに出た。
その顔つきは、つとめて表情を抑えているように感じられた。
「いつ以来だ?」と、戦 ...
おだてられ、
笑みが思わずこぼれちゃう
《女ですもの》ほしがりませんわ。
本当の
ことをこっそり教えるね?
きみ、あたしのこと《好き》らしいわよ。
きみがま ...
堕とされて
涙もかってにこぼれちゃう
《蛇の道》は遠くて険しい
悲しみの
数だけいつかはしあわせに
なるという嘘、だけ、信じるわ。
蛇がまっすぐに
立つに ...
あたたかい光に包まれて
ボックス席が並ぶ窓際
レストランという故郷
ストローで吸う
上がってくる液体の
予感だけで
運ばれてくるハンバーグ
鉄板を弾ける油
小さな粒子になって
...
波 1
{引用=寄せてくる
返ってゆく
そのはざまにすべてがあって
あるいは
そこに何も見つけられなくて
寄せてくる
返ってゆく
その現象だけが
いちまいの絵のように ...
十一月十七日 金曜
天氣 曇
起床 六時〇分
就床 十時〇分
朝礼運動場
ラヂオ体操
習字は清書をしました
理科は消化器のお話で試驗に出るらしい
とてもくどく何度も仰言やつたか ...
私の
命は
傷だらけ
だけれどこの傷も
命の一つ
楽しいことも
苦しいことも
人生ゲームだと
思えば
レベルアップ?
月の光に
照らされる小石
私は今夜 ...
うすら寒い部屋にはまいる
部屋の窓と戸と、風呂の窓を換気の為に
3センチくらいわざと開けているからだけど
全部閉めてしまうとタバコの煙がこもってしまうし
新型コロナの感染予防のためでもあるのだ ...
正論なんて
畳の上で充分だ
方言しよう
もっと大声で
あるいは
もっと小声で
喜怒哀楽を叫ぼう
世界中に届く
金切り声で
怖いのは
本当に怖いのは
正しいことしか
...
煌めきの音響、
コバルトブルーの
空はうねり
貫流する
冷え切った肉に
熱、熱を感じ
意識、開く
死という無限の眼に
ただひたすらな静かさのうち、
雪降る宇宙 あり
ただ落ち着 ...
傷ついてはいけない
傷ついてはいけないと
そんな祝詞の壁の扉に鍵をかけた
風嵐の舞う暗闇に影を放り込んで
流す血の吹荒びを捉えきれずに
錆びつきと凍てつきを押さえ込めずに ...
○「秤」
自分の秤で
他人をはかっている
ということに気づかない人が
けっこういる
○「幸せ」
幸せは脳の中にある
何を考えているか
何を思っているかである
○「教えたがり」 ...
古の占い 石が右に在る
二次元の架空の空に架ける虹
伏線は不鮮明な付箋めいた
月の重みで腫れていく海と空
鉄の音 空中と手をつないでる
お葬式みたいに ...
記憶は夕暮れていく
真っ青に染まり
帰る場所って
これは祈り
12階のベランダから地上を見てる
ナターシャ
得体の知れないものが
あたし達の体の中にある
悪意
諦め
水
脂肪
...
ぐるりとしつらえられた
アイアン製の肋骨
鳥は出て行ってしまったけれど
残像として
生きている 今も
初冬の夕暮れはまばたきするごとに暮れ
憂うるわたしたちは夜を迎え撃つ
そのうち弾 ...
独り、
たたずむ
ベランダの先
濡れ始めた路面、
開く花の傘たち、
肉は痛んで意識、屈曲
大きく忙しく息、継ぐ
今日は雨降り、日々移り
路面に映る、現の影
透明な雨滴 ...
目眩がするんだ
頭痛もするんだ
酷いんだ
世界が捩れて見える
手を繋いでよ
実感が無いんだ
この痛み
僕の物なのでしょうか
僕の物なのでしょうか
もう動けない ...
道を踏み外すには
道の上を歩かなきゃならない
そもそも道の上を
歩いているのかもわからない
気が付いたら道草を食う人でした
目的地まで真っ直ぐ歩くことの出来ない
Born to Be方向音 ...
また冬がきた
寒さに身体だけでなく
精神も萎縮する
おんぼろのセラミックヒーターを
背中に回して
うすら寒い部屋の中で
温風に当たる
萎縮した精神にもとどけと
淡く願いながら
紙巻タ ...
門番の一人は、二人ともう一人の門番とを残して、
屋敷のなかへと消えていった。そして、二ヤールほどの時が経つ。
そして、神妙な面持ちで一行の前へと帰ってきた。
「どうぞ。エイソス様はお二人にお会い ...
「ここを通す前に、聞かなくてはならないことがある。お前は何者か?」
「わたしは、エインスベル。戦士エイソスの古い友人だ」
「友人? エイソス様には多くの知己がいらっしゃる。親しい者から、
信用 ...
エインスベルとリグナロスは、門番の前に進み出た。
門番たちの表情がこわばり、彼女たちを牽制する顔つきになった。
「どうにも反応が良くないようです……」
「{ルビ魔導士=ウィザム}は嫌われているか ...
垂直に打ち降ろす
進行する時の裂け目、
ビートと旋律に剔抉され
あらわとなる、現となる
この瞬間、
ゾーンに入って
意識は舞台
差し出される
漆黒の壁、
開いた聖書、
その ...
ずぼら一夜は古く染み渡り多くを喋れない
新しく注ぐ液体に有る、
天体は衝突した
一対の豚とモノラルを舐めるようだ
片耳のジャズを覗き見る、
左右は甘い、
よく儲かる香炉から外れている胚芽 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ナターシャ再校
モマリサ公
自由詩
0
22/11/27 14:56
「罪と罰」その読書感想から
ただのみきや
自由詩
0+*
22/11/27 12:45
「柿の種ピーナッツだけ」で救われたい
イオン
自由詩
0
22/11/27 11:04
経営哲学
ホカチャン
自由詩
1*
22/11/27 11:04
戦士エイソスとエインスベル(七)
朧月夜
自由詩
1*
22/11/27 10:39
戦士エイソスとエインスベル(六)
〃
自由詩
1*
22/11/27 10:38
戦士エイソスとエインスベル(五)
〃
自由詩
1*
22/11/27 10:37
ゆめのなかなら、愛しちゃいそう
秋葉竹
自由詩
1
22/11/27 3:48
全開、蛇式
〃
自由詩
1
22/11/27 3:47
ロイヤル
木屋 亞万
自由詩
2*
22/11/27 1:04
小詩集・波
岡部淳太郎
自由詩
4
22/11/27 0:00
女學生日記 四十
TAT
散文(批評...
0
22/11/26 22:30
※五行歌 四首「大切な悲しみ」
こしごえ
自由詩
6*
22/11/26 21:56
「貴方と夜と音楽と、について」
ジム・プリマ...
自由詩
2*
22/11/26 21:55
正論
TwoRiv...
自由詩
3*
22/11/26 21:32
無限の眼
ひだかたけし
自由詩
5*
22/11/26 21:29
歩んで償う
静
自由詩
1
22/11/26 15:49
独り言11.26
ホカチャン
自由詩
0*
22/11/26 14:26
そらした
水宮うみ
川柳
2*
22/11/26 14:06
ナターシャ
モマリサ公
自由詩
3*
22/11/26 13:32
鳥籠
そらの珊瑚
自由詩
6*
22/11/26 11:36
一日一善、一日一進
ひだかたけし
自由詩
4+*
22/11/26 11:25
Broken Terminator
まいこプラズ...
自由詩
1
22/11/26 10:45
ワイルドサイドを歩こうとする
ちぇりこ。
自由詩
6*
22/11/26 8:54
「アイスコーヒーの氷を取りに行くのも億劫な冬の朝」
ジム・プリマ...
自由詩
2*
22/11/26 8:27
戦士エイソスとエインスベル(四)
朧月夜
自由詩
2*
22/11/26 8:02
戦士エイソスとエインスベル(三)
〃
自由詩
1*
22/11/26 8:02
戦士エイソスとエインスベル(二)
〃
自由詩
1*
22/11/26 8:01
Stage
ひだかたけし
自由詩
4*
22/11/25 22:35
猶 なぜ 拾い集める
あらい
自由詩
2
22/11/25 20:34
315
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331
332
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338
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351
352
353
354
355
4.2sec.