生きていることは、何かを思わされることで知るのだと思う。知っていることだけらけならば、生きていることそれ自体が面白くはないだろう。そんなことを考えていたのだ。太陽光のような、LEDの光の下で。実際、扱 ...
無限に向かって
矢を放つ
はらはら
落ち葉の舞い散る最中、
すっとずんと魂の力込め
*
水である
ただ水で在り
溢れ出る水流
源の力、
泉という無限
...
AからZまで順に発音させて
好きにドレミで歌わせて
どれか一音でも
「お!?」と思わせる音を
唇から出すシン ...
宙空の水の色、
無限のひろがり
それぞれの人生を抱え
街行く人、人、人
無限のひろがり
その微妙に震え降る
誰一人気付く者無く
*
殺し合い続く、
この世界に ...
いつになく長風呂し
秋刀魚の蒲焼
突っつく晩めし
身の冷えぬ間に寝間へ入ろう
熱燗一杯キュッと飲み干す一人者
私
私の滴が落ちる
テーブルの上
水たまり
ほら、私がいる
私の
私の滴が落ちる
テーブルから床へ
水たまり
ほら、私がいる
揺れすぎて歪んで
まるで涙みたい
...
昼寝が出来ない
夜 何度も目覚めてしまう
寒くても冷たい飲み物が好き
暖房かけながらアイス食べたい
知らない番号からの電話は出ない
インターホン鳴っても 宅配とか以外基本出ない
コ ...
夢の入り口で出逢った天使たち
美しい雨音で世界は充ちて
意識の空白を雨が濡らす
今日一日の黄昏に
天使たちの翼に乗って
雨音の響きに入る時、
遠い声が聴こえて来る
遠い声 ...
ナイフとフォークで
青い空を切り取れたなら
いま雨が降っていて
悲しい目をした人に
温かい光をあげられる
側にいられない代わりに
空を贈るから
見上げて欲しい
僕のわがまま ...
失って
刻み込まれた
命を。
忘れものはないだろうか
ふとつむる
青い空に
ぽっかりぽっかりと
白雲風に乗っているよ
ひとり私は
ほほ笑み
一人もの思う夜
静寂(しじま)の囁くメッセージ
──すかぼろーふぇあを聴くがいい
曲のイメージとは裏腹に
日々の場面の転調は
暗闇に光の射すような
小さな変化の兆しらしい
そ ...
日々働いていた頃は
退勤のタイムカードを、押したくて
嘆いていた
「早く日がくれないかなぁ・・」
時は流れーー退職後
障がいのある息子につきっきりの夏休みは
つい愚痴ってしまう
「早 ...
昼からにくを食う
ゆずサワーもいっぱい、飲む
今夜は人々と会うのに
この口臭は、どうしよう
あっそうだ
忘れもののガムがあったな
リュックのポケットから取り出して
口の中へ放りこみ、
...
もうあとは寝るだけ、という段になって
三日月を見つけた
三日月もわたしを見つけた
他者のさみしさに触れると
自分もさみしいということに気づき
それはことばにしてみたら
手にありあまるくらい ...
○「晴れ女」
うちのワイフは
晴れ女である
今まで旅行や行事などで
雨に降られたことが一度もないという
不思議な経歴を持つ
今回の大分みかん狩り三日間の旅も
秋晴れであった
その前 ...
そのむかし平和の庭に咲く無名花を摘んで弔う兵士ひとり
草の匂いが
立ちこめた
朝の風景に
子の姿はなく
悩みもなく
ねむの木に
日々の水をやり
和平の燈篭は
無名花 ...
そのむかし平和の庭に咲く無名花を摘んで弔う兵士ひとり
朝鳥の鳴く声を知る行者かな「し」なぞこの世に無ければ善いと
{ルビ孤閨=こけい}の痛みに耐えかねて 真夜中 菓子焼くキチネット
はちみつ計ってバタ練つて お粉がタルクでないのがつらい
蜜と油にあまくなめされ しっとりひかる 此の両手
貴方のくちにさし ...
イヤフォンの中は爆音だけど
誰も怪我をしないから好きだ
自分と他人の世界に
柔らかい線を引きながら
朝も昼も夜も
心を工事している
トンネルが暗くても
音楽を聴きながら
光を受け取 ...
根底にあるものは確かにあるのに。表現するまでにとてつもなく時間が必要なのに対して。いつまでも付きまとう札。レッテルでもいいし名札でもいい。私にはまだまだかけそうにない、題材が山のようにある。自分にとっ ...
ロスジェネの
...
悲しみが落ちていた
喜びが舞っていた
憂鬱が染み込んだ
恐怖が沸き立ち
不安が揺れていた
風に落ち葉、震え運ばれ
かさこそ何処とは知らず
時が過ぎていく日々が終わっていく
...
探し続けている。きみは どこの骨か
お菓子ひとつも もっていない
(沢山しまった命は永遠ですよ、と。)
ことあるごとに うようよとした、毛虫は
迷信 ...
お日さまに焚かれて
雲さま
雨さま
じっと堪えろ
古い旗が 濡れている
港で網が 破れてる
子どもの声が 掠れてる
今朝のはじめての冬は
目をつぶった時の残像が
私が
過去 ...
風が
季節を閉じようとしている
冷たい唇を噛んで
もどかしさを押し止めた
何も語らなかったから
世界は濁った
足跡もつかない
綺麗なコンコースの下では
臭い泥水が蠢いている
...
*いたずら書き
故人の顔にいたずら書きをするのはやめましょう
(たとえそれが噴き出すくらいに面白くても)
自分ではもうぬぐえないし弁解だってできやしない
*粘土あそび
...
波の音は おーい って
波の音が おーい って
小舟の陰では カサカサ って
おはようはいつも新しく
おやすみなさいはいつも優しく
休日の陽射しがとても穏やかでも
...
テーブルの上に眼鏡がある
隣に空き地がある
あの頃は雲がすべてだった
そして二人の黒板は溶けて消えた
+
シャワーは壊れた
兄は一人で展開図を描いている
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
失われた時間
番田
散文(批評...
2
23/11/20 1:34
五行歌、無限鳴る泉に〇水と泉
ひだかたけし
自由詩
2
23/11/19 20:37
アンドリュー・オールダム
TAT
自由詩
2*
23/11/19 19:47
詩想36
ひだかたけし
自由詩
2
23/11/19 18:47
五行歌 一首「寒雨」
リリー
自由詩
2*
23/11/19 18:05
滴
木葉 揺
自由詩
3
23/11/19 17:24
癖
涙(ルイ)
自由詩
1
23/11/19 17:00
黄昏の天使たち
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/19 16:07
カトラリーカチャトラ
ミナト 螢
自由詩
4*
23/11/19 16:00
※五行歌「失って 刻み込まれた 命を。」
こしごえ
自由詩
0
23/11/19 15:37
※五行歌「ぽっかりぽっかりと」
〃
自由詩
0*
23/11/19 15:06
epiphany
服部 剛
自由詩
2
23/11/19 12:26
風の吹く日々
〃
自由詩
1+
23/11/19 12:25
酔っぱらいおぢさんの呟き
〃
自由詩
1
23/11/19 12:24
さみしい夜のぷちぷち
そらの珊瑚
自由詩
10*
23/11/19 12:18
独り言11.19
zenyam...
自由詩
1*
23/11/19 9:54
#無名花(究極Q太郎さんのXへの返詩として)
足立らどみ
自由詩
5
23/11/19 5:54
2023年11月19日日曜日朝のうた #無名花
〃
短歌
3
23/11/19 5:44
2023年11月18日土曜日朝のうた #朝鳥の歌
〃
短歌
3
23/11/19 5:44
アップルパイ
福岡朔
自由詩
4*
23/11/19 3:49
メトロ
ミナト 螢
自由詩
2
23/11/18 21:05
うすっぺらい
武下愛
自由詩
5*
23/11/18 17:33
一人工
TAT
短歌
1
23/11/18 17:21
詩想35〇魂のうた
ひだかたけし
自由詩
2*
23/11/18 17:18
みづしらずのはな
あらい
自由詩
1
23/11/18 16:42
冬のことば
soft_m...
自由詩
2
23/11/18 14:44
埋火
夏井椋也
自由詩
5*
23/11/18 14:31
死者の友
ただのみきや
自由詩
4*
23/11/18 11:57
okaeri.com 41-50
AB(なかほ...
自由詩
2
23/11/18 11:55
四行の駅
たもつ
自由詩
2*
23/11/18 8:38
312
313
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315
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340
341
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343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
加筆訂正:
死者の友
/
ただのみきや
[23/11/19 12:58]
脱字修正
3.93sec.