生じる現象としては同じはずなのに
その仕組み上 先に生まれるから この先ずっと後ろ姿しか見れなくて
捕まえて振り向かせても 滑らかな感情の曲線描く その横顔しか覗けない。
外部に反応して ...
{画像=110417072954.jpg}
(一)
大きな風は流れ
黄色い砂を運び
赤い砂を運び
緑の大地へ至る
(二)
街に砂が ...
じんるいが
たんじょうして
はじめて
おまえはこのいしを
みつけた
それいがいに
いしはなかった
かのように
カナリア
寂れた街で暮らしてる 配役は奪われてしまって
ここじゃもう 本当の君を知る人も居なくなった
賑やかなレコード屋で 隅に追いやられたCDに
救いの手を差し延べるのが趣味 まるで自分 ...
にんげんかんけいって
なんなんだ
はながさいたとか
むしがうるさいとか
そういうことじゃ
ないのか
はるは
とくにうるさい
さかなかった
はなのこえが
...
けものたちが順番に目覚める
芽吹き始めた草木も
長い眠りから醒める
こんこんと湧き出る水に口をつけ
唇を濡らすと
また新しい路に出会う
まだ見知らぬ誰かに出会う
新緑とは、出会い ...
ひととして
といわれても
もはや
ひとではないのだから
しかたがない
ひとさまのたべものを
ぬすみぐいしてる
むしよ
おまえのおやの
かおがみてみたい
...
さみしいね
そういうと君は黙り込む
まるで口をひらけば終わるみたいに
はっと顔をあげるから
僕はたちあがれない
まるで夜が明ければバラバラになるみたいに
僕らの手はなぜ
こんなに ...
どれだけ君のなかに沈み込めば、君の温かさを感じられるのだろう
僕は
君の胸の上で産まれ腕の中で育ち
まだ、
手を離せないでいる
君が纏う風を
穏やかに感じ
苦しく感じ
嫌悪すら ...
連休の予定・・・全部キャンセルされた。
時間がたらたらと過ぎてゆく。
体調を崩した私を気遣かってくれているからだろう・・・たぶん。
足手まといだから
めんどくさいから ...
我が国の
女は 懐胎を知ると
結わえられた何本もの糸が ぶちぶちと
引きちぎられていくのがわかる
やがて 星型をした陽だまりを我が手に抱き上げ
母となる喜びを知るのもつかの間
...
見覚えのある
トレンチコート
変な液のせいで
染みがついてた
はやい足取りで
近づいて来て
いきなり前をはだけた
あの人なのね
よみがえる恐怖心の一歩手前で
こみ上げる強い怒りに
...
それは腕でした
ベッドは空を飛ぶいきものになったので
わたしのライフカードからは
にんげんが外れました
それは腕でした
ブランケットの内でまどろむわたしを抱き
耳を塞い ...
黄ばんだ細い幹の先
辛うじて育む古の緑
枯れ切らない生が
美しい朝を
美しい夜を
何度も
心待ちにしている
如何わしいことばかりの森の奥で
白いワンピースの裾が揺れていた
小 ...
赤い血で
レッドフラグを
ひるがえし
志すまま
旅ゆく君と
*{ルビ翻=ひるがえ}す…急に向きを変えて、
他・(反対)の面を現す
{引用=
――ヤリマンの歌です。
――あの娘は、あの娘は、綾波レイが好き。
(銀杏BOYZ RIJ2004 MC)
}
音楽の楽しみ方を少しだけプロデュースするかもしれない学校では教 ...
だんだんと 曇る空の下で
力強く、ステップをきかせて
この濁っていく空のもとで
踊る様にして、駆け出したいのだ。
可愛くて実用性のない傘だから
靴が濡れてしまい
...
今日は落日は見なかったな
見なかったな。小雨に覆われて
道行くケンタロウも見なかったな
ケンタロウの紐に引っ張られていくおじいさんも
やっぱり見なかったな
観察という行為が
とても少なくな ...
不遠慮に繋がるシナプスが
六番目の感覚を取り戻そうとしている
天恵を得るために
そして悪意は背中を刺す
それはまるで
怜悧な刃物で身を裂かれるような
それはまるで
身体中の神経が外に剥き ...
i
水を撒く、
あなたの地球儀を
絞殺したのは
わたしではなく
わたくし、
であって
緻密に、
ただ緻密に、
あなたは欺かれ
白紙になった
太平洋で
立ち止まった海水は
沈没 ...
制服を脱いだら普段とは違って
タンスの奥の方から取り出して
芳香剤と昔の匂いのする服を着た
その服を着て鏡を覗いてみると
無性に髪を結んでみたくなった
これで準備は整った
でも ...
近所の商店街で買った、
手羽先を食べながら、
ゴールデンウィークの最初の3日間で、
遊んだ女について語る。
ジョン・ウェズリー・ハーディングを聞きながら。
初日。
って、もうおとついに ...
燕の背中で寝そべってたら
太陽が睨んできたので
にらっめこの勝負をした
俺が勝ったので
太陽に筆ぺんで落書きしてやった
それを見ていたボーイング737が
調子こいてバク宙してきた
飛 ...
カキコすることで気が楽になるなら
楽になれる瞬間があるなら
そう思う
カキコできないくらい
思考停止するのも
また あり
そんなときは 眠る
眠れぬときは
無理矢理に 目を閉じ ...
神社はパワースポット
全ての気が 集結する場所だから
全ての気が 終結する場でも
有るのかも 知れない
大きな杉の木に 寄り添い
今じゃあ 誰もが
雄ですか 雌ですか なんて
空を見 ...
なんだかなあ
が、
白い布にしみて
たやすく
夜
かなわんなあ
って、
放りなげたこと
ひるがえって
雨
...
あのさ。
なんもなんないよ
首つったって
リスト切ったってなんも
あのさ。
敬ってみなよ
盗人を
そこらのホームレスを
...
ピッコロ、コロ、コロ、ポロリンポイ
朝早く起きて
食事を作る
パンが焼きすぎ
ビンボウ、バコロ、バロロン、ポイ
テレビの少女が
踊りだ ...
私の胸の
奥に手をいれて風がなく
どこからの風か
不安の風か
震えながら抱きしめる
私のいのちが
かきけされない今は
この震える風が
どこからきていようと
一身にうける
...
貰ったキーホルダーを見る度に
僕の心は体を離れる
ずっと遠いあの街まで
丘の上には大きな桜の木があって
公民館と図書館と体育館と
少し行くとスーパーがあった
公民館には児童館がつい ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
理屈の恋文
電灯虫
自由詩
2*
11/5/1 23:50
微熱 / 風に舞う砂
beebee
自由詩
11
11/5/1 23:50
石(意思)
小川 葉
自由詩
1*
11/5/1 23:48
カナリア
itukam...
自由詩
1
11/5/1 23:35
人間関係
小川 葉
自由詩
3
11/5/1 23:27
ウチュウ−春の嵐
within
自由詩
5*
11/5/1 23:22
虫
小川 葉
自由詩
2*
11/5/1 23:13
よりそいたくて
朧月
自由詩
2
11/5/1 22:55
君遠く、星の奥
アオイリョー...
自由詩
1
11/5/1 22:42
キャンセル
ポー
自由詩
1*
11/5/1 22:26
parents fascism
yumeky...
自由詩
1
11/5/1 22:18
液
花形新次
自由詩
2+*
11/5/1 22:14
レストルーム
山中 烏流
自由詩
3*
11/5/1 22:10
深い森
さき
自由詩
5
11/5/1 21:28
約束の旗
結川菜青
短歌
2
11/5/1 21:28
歌謡曲日和 -あの娘は綾波レイが好き-
只野亜峰
散文(批評...
0
11/5/1 21:15
空の下
山岸美香
自由詩
1*
11/5/1 20:03
一日
理来
自由詩
7
11/5/1 20:02
僕の戦い
ジム・プリマ...
自由詩
2*
11/5/1 19:58
とりろーぐ
雛鳥むく
自由詩
6+*
11/5/1 19:30
電話
モコ
自由詩
0
11/5/1 19:28
GWの女たち
はだいろ
自由詩
2
11/5/1 17:06
空での出来事
subaru...
自由詩
3*
11/5/1 17:00
荒れた音
藤鈴呼
自由詩
2*
11/5/1 15:31
モスグリーン
〃
自由詩
2*
11/5/1 15:27
ブルース
草野春心
自由詩
2*
11/5/1 14:32
歳をとろう
〃
自由詩
2*
11/5/1 14:28
"ピッコロコ”
生田 稔
自由詩
3
11/5/1 14:24
春風
朧月
自由詩
4
11/5/1 12:47
扉の向こう側 (未詩・独白)
プル式
自由詩
8*
11/5/1 12:04
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
3485
3486
3487
3488
3489
3490
3491
3492
3493
3494
3495
3496
3497
3498
3499
3500
3501
3502
3503
3504
3505
3506
3507
3508
3509
3510
3511
3512
3513
3514
4.82sec.