身体を澄ませて

夜が囁く言葉に

精神を傾ける時

無限に広がる天球から

探していた答が

静かに降りてくる

五月の真夜中

足元の地球が緩やかに回転する

天恵 ...
初夏に良く似合う君の肌
五月は、いつも遅れてやってくるね
陽射しをはじいて透き通る日々
ひいやりとした床の上で
最後の苺を食べよう
 
風が椅子に座っています
姿も見えないし
形もわからないけれど
確かに風は
椅子に座っています
そして別の風が来ると
席を譲り
静々と、時には荒々しく
立ち去っていきます
次の新 ...
小さな身体に大きな笑顔が際立っとる。
その勇姿に何度元気をもらったことか。

黄金色のロケットが飛び立った島から
宇宙まで届かんばかりの希望を持って
あっちこっちで優しくし過ぎてしまい
い ...
そんな
まっ 平にして
除除除除除除除(世界制覇でもしたいの
土よりも 水
よりも
きれいな 畑
殺 さないで
草草草草草草草草
に 咲き
花 ...
 
 
たからのやまは
からだのやま

こえたからかに
のにひびく

からたちの
しろいはなが
あおいとげに
まもられて

からだのやまは
たからのやま

みがなるまで ...
ふぅわりふわり
綿毛は飛んでいきました

きみの右手にふぅわり綿毛
君はお庭に植えたけど

芽吹きも花も咲くことなく
君は忘れてしまったの?

芽吹き花咲頃にはもう
綺麗なお花とひ ...
ぼくたちは遠くでゆれるタンポポだった 綿毛が吹かれ ぼくらは生まれた


戦争は過去ではなくていまのこと 生まれてから続く 透明な戦争


風はガラス 夕焼けはガラス 街はガラス 心臓なん ...
雑草のようになりたいと思いました

何処に逃げても

ストレスって奴は
 
ホントにストレスって奴は

鬼のように

しぶとく追いかけて来ます

どうせ捕らえられるのなら

...
また、わたしが見ていると、一羽のわしが中空を飛び、大きな声でこう言うのを聞いた、「ああ、わざわいだ、わざわいだ、地に住む人々は、わざわいだ。なお三人の御使がラッパを吹き鳴らそうとしている」。
第五の ...
僕らは毎日、夕方に海の絵をかいて、すごしたりするけど、海の見えない町に
住んでいたりするから
このままの僕らで、かき続けたら、いつか、この海だって、線だけになってしまうとは思わないか?
くろがね ...
宇宙 果てしない荒野
まっくらやみの孤独の海
きっとそこは
命の源泉でもなんでもなくて
死にゆく命もないから
墓場にもなりきれなくて
ただ 馬鹿みたいに寂しいだけだ
少し冷たい雨が去り
やけに光った星がある

あなたはもう眠ったかしら
優しさなんかじゃないけれど
ぽおんとほおる この気持ち
できれば届いておくれよと

山吹色にみえている
私のすき ...
日々、邁進するヒトの社会
縮こまる手足を折り曲げて。
ひびわれる窓ガラスの何万枚
千千にちぎれる宇宙の意が儚げで

ただれるような煩雑さの中
かがんで感覚の確かさを嗅ぐ。
唯、意志す ...
花で描かれ
置いていかれる
地獄に触れては
熱い耳たぶ
冬の冬の土を聴く


呼ぶ声は雨
冬と春の葉
水と夜の
はざま進む針


夜とは寸分違わぬ夜が
夜の隣に ...
きょうび ここらの 界隈で
まともなもんが あるのなら
わたしは そこの よんちょめ あたりを
歩いてみたい ものなのです

ちびた下駄を ひっかけて
からん ころんと 歩くのです
...
夜に慣れず、
暗闇を恐れ、
だけど独り過ごせるようになったのは
いつからだったでしょう

父の腕を無くし、
母の歌を無くし、
兄の姿を無くし、
独り眠れるようになったのは
いつか ...
青い顔をした老人は
路地裏を杖をついて歩いていた。
どこからか漏れてきた白い蒸気が
路地全体を雨上がりの草叢のように
湿らせている。
 
白と茶のまだら猫が
前を駆け抜けていった。
人 ...
貧しきものは
幸いである。
心が富んでいる
からである。

独り者は
幸いである。
自由であるからだ。

泣いているものは
幸いである。
心が常に洗われて
いるからである。
...
彼は外国で
暮らしていた
語学ができないので
人マネばかりしていた。

彼は外国に
いたので
ジェスチャーが
上手くなった。

彼は外国に
いたので
図々しく
他人の家で遊ん ...
詩人は
詩を書いて
なんぼである。

詩を書かなくなったら
終わりである。
死人となる

詩人は
書き続ける
運命にある。

短いから長いのである。
詩は感情の爆発だ!
思 ...
終電間際の改札口は 大勢の人々で溢れていた

貴方を待つ私は 渦の中で戸惑いながらも 眼をこらしていた

そこに在ったものは 内に秘めた願いと 様々な色や香り

「お疲れ様」 貴 ...
人は一生に一度だけ
青春を生きる
まさに青春は人生の賜物
これ以上の輝きはない

十代で青春を生きる人
二十代以降で青春を生きる人
人それぞれに輝き方も違うし
色も違う
けれど同じな ...
昔に植えた
自慢の椰子を倒してくれという
七メートルほどあるトックリヤシモドキが四本
これから台風がくれば
隣の駐車場の人様の車の上にいつ倒れるかも知れないのが心配で
風の日はよく眠れないの ...
己の主従 己に主従 満喫で万遍に
誰も気づかない空間で誰に尽くし誰に生きれば良い
有能で有望な支配過程 誰に抱かれようか

思考で書いた空 風が踊っている
配慮で書いた空 風が舞っている
...
何をそんなに恐れているの?
死ぬ可能性なんて今この瞬間だって
決して0じゃないのに
神様、私はあいつを訴えます

私の肉は削ぎ落とされ
あいつの犬の餌になりました

私の骨は磨り潰され
あいつの畑に蒔かれました


神様、私はあいつを訴えます

夜になるとあいつ ...
すすむことは
そんなにだいじか
たちどまって
ふりかえるのも
ときにはゆるされるとして


またまえをみて
あるいていくのが
そんなにえらいか
いろんなかこを
かてにして
ちょ ...
押勝の横顔は
琵琶湖に沈もうとする夕日
の照返しを受け
朱く染まっていた

湖畔勝野の鬼江から
船を出し、助かる見込みの無い闘争
せめて家族はという家長の気持ち
そんな気持ちも家族は一 ...
リスク何時気付く蜜燃べる詩綴る日出る君何処歪むkissと歌う何時もlisten moreしつこい人地図も見ずに行く吉祥寺に大通りもう一度だけ問う日々の通り道押韻のヒントも君と居ないとピンと来ないぜ店仕 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
身体を澄ませてジム・プリマ...自由詩6*11/5/14 11:27
白い腿はるな自由詩311/5/14 10:53
童話(着席)たもつ自由詩611/5/14 7:13
黄金色のロケットが飛び立った島からブルース瀬戸...自由詩2*11/5/14 4:47
雑草アラガイs自由詩2*11/5/14 3:45
たからのやま小川 葉自由詩311/5/14 1:46
たんぽぽこころゆくま...自由詩311/5/14 1:46
ひかりの記憶青色銀河団短歌111/5/14 1:25
雑草のようにsubaru...自由詩4*11/5/14 1:17
休止と区切りのモノローグ ☆atsuch...自由詩11*11/5/14 0:12
海に向かうズー自由詩4*11/5/14 0:09
たゆたうマフラーマン自由詩4*11/5/13 23:33
静かな心でみる星は朧月自由詩311/5/13 23:17
宇宙行きのソネットシホ.N自由詩111/5/13 23:16
ひとつ うつろい Ⅱ木立 悟自由詩311/5/13 23:08
おさいせん月音自由詩7*11/5/13 22:53
_市村自由詩011/5/13 22:11
薄暮(序)within自由詩5+*11/5/13 21:41
汝、彷徨える子羊よ!ペポパンプ自由詩2*11/5/13 21:39
彼はオオムと呼ばれた自由詩3*11/5/13 21:38
詩人自由詩3*11/5/13 21:38
ポー自由詩4*11/5/13 16:45
断片渡辺亘自由詩211/5/13 16:16
椰子乾 加津也自由詩11*11/5/13 15:50
Lord大祐自由詩0*11/5/13 14:27
死はある日突然訪れるれもん自由詩311/5/13 14:24
訴える一 二自由詩111/5/13 13:22
きみのいないみらいシャドウ ウ...自由詩111/5/13 12:34
仲麻呂……とある蛙自由詩911/5/13 11:55
喫煙所.5窓月自由詩011/5/13 4:17

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加筆訂正:
葉月葉/氷水蒸流[11/5/13 23:37]
2011.5.13
一枚の画用紙/くろねこ[11/5/13 22:30]
4段落目の改行を修正しました。
5.37sec.