石粉と鉄屑で青い星を飾り立て
束の間の目撃者が自己存在証明を試みる
中でも稀有な人々は、歴史を彩るアクセサリー
人類という動物の思い出に花を添える
誰もが誰かと邂逅する為に生まれて来
誰 ...
あたらしいいきもの
試験管からこぼれ落ちて
僕は生まれた
均衡のとれてた世界が
僕という形のいきもので歪んだ
鏡を覗いてみる
ふーん、これが僕なんだって
欲しがってた
羽もひれ ...
砂浜になぜか
まるのまま打ち上げられたりんご
いつからあるのか
りんごはなかば透き通っている
食べたらひどくだめそうなのに
僕はそれを舌にのせる
のを逐一 想像する ...
そこは海
きっと海。
仮分数の真下で立ち尽くしている
わたしのしらない重力
砂地は生きもののように足を奪う
サークル、
サークル。
終わりと始まりの区別が消えて
星たち
しずかに ...
懐かしい向かい合わせの座席
小旅行ってことばの似つかわしい車内の雰囲気
(偶然だったのかな、向かいの席に座った男のひととの軽い会釈)
それでも嵌め込み式のガラス窓では吹き込む風に往生する ...
{画像=110425205426.jpg}
*
あの日
とおく過ぎ去ったあの日
想い出はいまもあるのかな
あなたの胸に
*
あの日
苦しくなるくらいまで ...
{引用=はみだし題名だけの詩のスレッド、2005年から2009年の四月の分。
「元ネタは無数にあります。」
主には本を、長短軽重ここ七、八年、年に二百冊余読んでましたから。
書き手は自分が今まで ...
わがままだったな
大切にするという意味を
取り違えてたな
もう一度はないけど
もう一度
わたしの歩き方
治してみる
深呼吸して
見知らぬ誰かの刃を使って
見知らぬ誰かを傷つける
それは強さではない
邪悪とも言ってやれない
阿呆というのだ
自分自身の刃というものは ...
嗚呼私がもっと馬鹿で
あなたの云うことをそのまま信じていたら
嗚呼もしも私がもっと無邪気に
あなたとの幸せをまっすぐに夢見ていられたら
そんなに子どもじゃないのよ
そんなに可愛くない ...
2008年4月、初めてこの店を訪れた
「嗚呼、もっと早く気付いてれば、自分の人生も変わってただろうなあ…」
朗読喫茶…まるで都会のオアシス…
学生の街・高田馬場で、1996年の9月から15年近く ...
役立つものとして
組み替えられていた
様々な意味たち
突然の暴力で
ズタズタ
瓦礫の山
当たり前の人生に
無理していて
少し疲れていた
そんな心にも
気付いていた
だけど ...
スクランブル交差点の真ん中でひとり
ちきゅうにやさしい
すき焼き・しゃぶしゃぶ食べ放題
四人様からお願いします
と店員さんには言われたけれど
自分の養わなければならない細胞の数を ...
ナナ、もうきみが
誰とも性交しなくていいように
全部塞いでおいたからね
安心して
そとをあるいておいで
チョコレート
は
みかた
蹂躙
は
てき
メンソールシガー
は
みかた
制限時間
は
てき
おとこのこ
は
みかた
おんなの人
は
てき
...
昼間に、いくつか電話をかけた。仕事のための電話と、連絡、それから遠くにいる友人と、誕生日を迎えた男の子に。
恋人からは、いちにちに何度か電話がかかってくる。きちんとご飯を食べている?とか、洗濯物 ...
うす青は群青の背に程遠く 終わらぬ恋の浅はかさを見る
はじめから終わっていたと知りながら引きずるように肌をぬらした
すべてなどあってないようなものだから千切れた胸に世界を仕舞う
...
朽ちた花さえ
髪に挿し
わたしは明日も
笑いたい
ゆっくり坂を下りて行くと通りにぶつかる。
そんな場所で君と出会えたら
僕は何を言って良いか分からないが
でも、とても気分の良い一日が過ごせると思う。
難しいことなんか考える必要はなくて
...
マラカスの軽快な
着地のあいだに、
浮かぶのは
欠けた月
たとえば、艶っぽい
陽はよばれ、
顔を出す
蜃気楼を描き
たとえば、まるい
裏庭に
さじを投げる、お昼時
満足げ ...
開け放たれた 窓を 飛び出せば
どれみふあ空のかなたどちらさまでしょうか
わすれがたみということの
わずかないたみを もつものです
聞きかじりのリアリティに
意義をとなえる あたしと
...
今日ここにあるものは
きっと 何でもないのだろう… あるものは
楽しさだけ… どこにも そして
虚しさなどない… 流れていく 私は
いつも… そこで 孤独であるだけ
影。闘争。それでも言葉は俺にやってくる。俺は長いことわざと盲いてびっこを引いた。誰かを真似て。
その誰かとは「俺」だった。
俺はその事に気付くのに「半年」かかった。半年!なんと長い月日だ!俺 ...
たなかさんが
さいている
とおもったら
さくらがちった
さくらがさいたのか
たなかさんがちったのか
ひとにはもはや
わからない
立方は色移ろい四季のよう
蜜柑の青も
やがて洗練の澄に変わるだろう
懐にキラリ光る手鏡は
己を格段と飾り立てる
目指すは真っ直ぐな一本の道
不意に落とした鏡の欠片は
己を護る懐剣 ...
疲れている時には判断が鈍る。
冷静に考えれば分る事。
君子危うきに近寄らず。
また私の時間が潰れる。
今度友達とラーメン屋に行く。
ゆっくり時間をかけ付き合ってゆく
忙しい時ほど連絡す ...
庭を掃いて
車を洗って
皿を洗って
風呂に入る
今日は昔の
お客様に会うが
名前を間違える
面目丸潰れ
人と人が交わる
スクランブル交差点
わかっちゃいるけど
やめられな ...
くさをはむ
くろうしが
いきているよと
いまみてる
わたしもみてる
くろうしが
けさ
いっとうたりない
絶望からは少し違う此処で
頭を垂れてぽつりと咲いた
誰にも気付かれないような色で
僕にも気付かれないような色で
普通すぎる僕にはあまりにも
それは不気味で心地よい季節だった
夢を見なが ...
世事に疎い過去に学んだマ〈リ〉ーは、時事に関心を向けるよう努めて
いた
マ〈リ〉ー アントワネット(以下マア)
カントゥー地震の折は、火事だったのね?
ポリニャック伯爵夫人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
稀有な人々
salco
自由詩
7*
11/4/25 22:42
あたらしいいきもの
itukam...
自由詩
1
11/4/25 22:08
殺伐にいたる病
フユナ
自由詩
10*
11/4/25 21:56
引き潮
アオゾラ誤爆
自由詩
2
11/4/25 21:51
滑るひと
恋月 ぴの
自由詩
13*
11/4/25 20:54
あなたを映す世界 / 木漏れ日に揺れる想い出
beebee
自由詩
16
11/4/25 20:53
卯花月生まれの題名たち04
小池房枝
散文(批評...
1*
11/4/25 20:14
わがままだったな
はなもとあお
携帯写真+...
3*
11/4/25 19:49
刃
草野春心
自由詩
6*
11/4/25 19:35
青ざめていく心
れもん
自由詩
3
11/4/25 19:33
朗読喫茶
TASKE
携帯写真+...
2
11/4/25 19:33
瓦礫の山
和田カマリ
自由詩
1*
11/4/25 18:58
幹事、ひとり
たもつ
自由詩
5
11/4/25 18:49
ナナ
はるな
自由詩
2
11/4/25 17:53
てきみかた
〃
自由詩
4
11/4/25 17:40
電話のこと
〃
散文(批評...
3
11/4/25 17:28
群青
〃
短歌
1
11/4/25 15:16
ひと
フユナ
自由詩
3
11/4/25 12:30
ゆっくりと坂を下りて
……とある蛙
自由詩
6*
11/4/25 11:41
欠けた月
ふるみ
自由詩
1
11/4/25 11:33
あまがみ
るるりら
自由詩
21*
11/4/25 10:51
ミドリ
番田
自由詩
1
11/4/25 3:23
少年
yamada...
自由詩
0
11/4/25 3:14
田中さん
小川 葉
自由詩
4
11/4/25 2:13
半玉
subaru...
自由詩
0*
11/4/25 2:05
リレーション
ペポパンプ
自由詩
2*
11/4/25 1:59
信じた奴にダメージ
〃
自由詩
2*
11/4/25 1:58
黒牛
小川 葉
自由詩
1
11/4/25 1:47
幽霊
智鶴
自由詩
5
11/4/25 1:39
午後の紅茶
salco
散文(批評...
2*
11/4/24 22:52
3481
3482
3483
3484
3485
3486
3487
3488
3489
3490
3491
3492
3493
3494
3495
3496
3497
3498
3499
3500
3501
3502
3503
3504
3505
3506
3507
3508
3509
3510
3511
3512
3513
3514
3515
3516
3517
3518
3519
3520
3521
5.14sec.