探査星という名前の
もう戻ってこない人工矮星を
私たちは見送っている
稜線に海面が沈み
草原がブルーに染まっていく
追いかけるように
次々と浮かび上がる船団は
私たちの乗れなかった最後の ...
当たり障りのないものだけど
俺の部屋だって飛行機だと思えば
それは
ビジネスクラスなんかよりも
ずっと快適になるはずさ
酒も机もでっかいテレビだってあるし
毛足の長いカーペットを敷いてる
...
ちりんちりんと風鈴が揺れる
見上げる空は雲が多くて
うとうとと眠る肌に
風が静かに滑っていく

夢の入口で
君がさよならと言った気がした
強い陽射しの中で
弾むように雨は降り
君を追 ...
いつもほしがっていたものは
いつのまにか名ばかりになって
ありがとうが言えない大人に
あなたはなってしまった


捨てられないものたちをつめこんだ鞄は
私にはずしりと重く ...
放射能浴びて死のうかのう
農家と漁師が呟いている
農家も酪農家も
放射能で死ぬ前に
自ら命を絶った
あの地震生き抜いて
死んだ
あんなにも抱き合い
命をも
抱き合い
優しさ ...
仲 仲治さんに「さぜんちゃん」などと呼ばれていますが、俺のことはどうか「左膳」とでも、呼び捨てで呼んで下さい。
ギャップ。





今日は日曜で、いわゆるオフなのですが、俺は睡眠障害で ...
いくつもの世代交代を経て
現在がある
永い間お世話になりました
ありがとう

今までいくつもの風景を映し出し
数々のメッセージを伝えてくれた
その分厚い顔
忘れはしないよ

過去は ...
人は君を使い捨て
形だけの合掌で土に葬る
その時 君の骸は地中深くに埋葬されて
誰のものとも分からぬ物へと変貌する
その時 君は泣いているのか笑っているのか分からない
生きているのは「今」な ...
立方体をばらした図形のこと
何て言うっけ? 立体模型図?
違うなぁ… 平面図か?

とにかく、立体と平面は違う訳なんだけど
瞬時にして 形を理解できる人が 羨ましい

ある意味 「線が見 ...
波打ち際に
打ち上げられた

い木の

の部分が
別の情報
に置き
換えられ

はそれを
流木へと
昇華していった


い影が
太陽光に焼かれて
炭化してゆく ...
知っていますか? 
あなたのいのちの中心に 
たった一つの水晶が 
{ルビ永遠=とわ}に光っていることを 
{画像=080802125241.jpg}

水たまりに空が映って
雲が動いていた
雨は上がったようだ
太陽は力を蓄えようとして
朝はこれからのエネルギーを予感している
陽炎がすでに
...
気づかないことのそこに多く存在するとりとめも無い毎日をぼんやり生きていると、身の回りでおこった出来事についてや、そこで面白くなかったり、面白かったりする様々な風景を私は思いだしたりする。実に色々な風 ... 在りし日のコルベ神父という人が 
住んでいた、大浦天主堂坂下の 
記念館に入り 
賛美歌の聞こえてくる奥の部屋に 

教え子達と共に日々を歩み 
雑誌を印刷した思い出の日々の 
モノクロ ...
在りし日の遠藤先生が好きだった 
大浦天主堂の脇道を入り 
祈念坂の石段をのぼっていたら 
足元に、サンタマリアの姿のような 
ましろい石が落ちていた 

柔らかそうな石なので 
頭と足 ...
おかみさんぇ、お富さんぇ、
いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ。

そういうお前は。

貧乏神だ。

えぇっ。

東日本の災難から早や四月
今でも体育館で寝起きしている人がいるっ ...
きらりと日差しが
部屋に溶け込んだ瞬間にあなたは溶けていきました


さらさらと崩れおちたあなたを
美しいと思うだけの私です


あれから月日は過ぎたけれども
今も日差しの中で彷 ...
戦場

君の髪の毛を揺らす風は 何処から吹いてきたのだろう
僕らの涙はきっと 誰かが堪えた成分で出来ている
君が今吸い込む空気は 誰かが吐き出したため息で
少しだけ咳き込んだ君は 今日も元気 ...
ちのながれの中の
つぶつぶをかんじると
球をおもいうかべて
みずのながれへと変わる
ちの管

かわの管
がにていて
ちきゅうのいちぶが
ひとなんだろう
それでも
ちのながれの中 ...
少しだけ長い旅に
あなたに声をつれていくことにしました


それはずっと思い続けていたことで


あの夜の端で聞いた音も
連れて行くことにしましょう





ここに旗を
...
川のように
網のように
体液が流れる

私はあなたという太陽の
光を浴びて
生きる力を得る
一枚の葉のようなもの

でも体液の流れは
あくまで内に秘めなければ
なりません
裸に ...
  なまえをつけようね
  あなたの
  たましいに届くように
  大声で伝えるね
  きっと
  忘れないでね



  なまえをつけようね
  しだいに
  それは漢 ...
穏やかな夜
時間が砂時計
澄んだ心
無我の境地

欲を捨て
時の流れに
身をまかせて
目をつぶる

息の音
吐いて吸って
時間が止まる
万物の愛を感じる
急いでって君の手をとって
駅の階段を駆け上る
発車のベルは鳴り止まない
このままこの階段で
いつか波音を聴きながら二人で眺めた丸い月まで
登って行くことは出来ないだろうか



お別 ...
抱かれてみたい

坂の上で、月を眺めながら

貴方の腕は温かいのだろうか

想像だけで濡れる瞳は

貴方にどう映る

溢れる滴りは、貴方の指を濡らすだろうか



ああ、感 ...
しょうがをすりおろす
わざわざ金のものを用意して
細く飛び出た繊維に
寄り添いたくなりながら

ぴりっと辛いわけじゃない
ぼやけているわけでもない
ちゃんと無言の私の
代わりに橋になっ ...
公園のブランコ脇で
  おさなごが泣いている
おとなとちがって
   大声で泣いている
わがままだろうと けんかだろうと
    そこに罪はない

公園は森影のベンチで
  若者同志が ...
宇宙に開かれた水の滴の
泥の堆積
火の木っ端に
夢が沈む 
雲の破片の沈殿物 また水の滴

屋敷の塀の高さに隠されていた
思い出のくす玉が
ロートルな部屋に輝く
ミラーボールの乱反射 ...
まいにちカレーがたべたいです

皆が笑って暮らせますように

マックシェイクがのめますように

雨のち晴れ

ゴーカイジャーになれますように

仕事ができますように

ゴーカイ ...
皿は 大理石
アスファルト色に咲いた
滑らかな アイスクリーム

とろり 
掬い上げる 瞬間に
ぽたり
エキスが 流れ出して

勿体ない…
小さく 呟く

ソースは どうしよう ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
月の波形mizuno...自由詩411/7/3 16:56
夜中の夜景自由詩211/7/3 16:55
悲しい夢ミツバチ自由詩5*11/7/3 16:31
会いに行くわつる自由詩011/7/3 16:09
座る長押 新自由詩4*11/7/3 15:20
赤紫蘇の方を選ぶ。榊 慧散文(批評...611/7/3 15:07
さらば、ブラウン管れもん自由詩5*11/7/3 12:49
yamada...自由詩211/7/3 11:59
展開図藤鈴呼自由詩2*11/7/3 11:48
流木のある浜辺塩崎みあき自由詩16*11/7/3 10:52
水晶 服部 剛自由詩111/7/3 10:14
水たまりに夏の空がbeebee自由詩16*11/7/3 9:52
冒険世界番田 携帯写真+...011/7/3 9:44
コルベの暖炉 服部 剛自由詩111/7/3 9:36
マリアの石 ー祈念坂にてー 自由詩011/7/3 9:23
御新造さんぇA-29自由詩1*11/7/3 1:31
花のない部屋ロリータ℃。自由詩3+11/7/3 0:47
戦場itukam...自由詩111/7/3 0:17
げんどうりょく中川達矢自由詩3*11/7/3 0:15
latemadyaw...自由詩1*11/7/3 0:01
葉脈三条麗菜自由詩3*11/7/2 23:57
たましいのなまえ草野春心自由詩5*11/7/2 23:39
ペポパンプ自由詩2*11/7/2 21:58
こいし村上 和自由詩311/7/2 21:25
坂の上で、ala自由詩1*11/7/2 21:05
素麺の友朧月自由詩111/7/2 20:58
涸れた羽根炭(十)信天翁自由詩111/7/2 20:03
帰郷……とある蛙自由詩5*11/7/2 19:40
願い2011トキハ スス...携帯写真+...4*11/7/2 19:08
ベジタブル・ソース藤鈴呼自由詩1*11/7/2 18:01

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加筆訂正:
一神教/三上あず[11/7/2 22:59]
「ばかもの」さまからのご指摘で変更させていただきました。(変えがたい→代えがたい)
6.68sec.