きみの洗ってくれた
白いシャツ
お茶をこぼしちゃったよ
二つの椅子が
笑っている
名前もしらない駅で
通過待ちをしているような午後
...
つつましい
緑に幹を染められていく桜の木から
舞い飛ばされた便箋は
アスファルトを焦がす日光で
降り続いた雨とともに入道雲になった
反射光の
ちかり、ちかりと眩しい海岸線が
潮の香り ...
……・・「垂直歩行」E難度
(前方三回転宙返り)B難度
(後方三回転一回半ひねり)D難度 …・
空気が薄くてことばが伝わらない 。
(…ヤー !タバコ吸ってもいいかなー… アレ ...
話をしてやろうと娘に言ったら
アンタの給料言ってくれたらいいわと
跳ね返された
数学が飛び抜けて出来る長女
俺は焼酎で喉を焼きながら
昔は柳に月に古い茶碗に
怖いモノ達が潜んでた
昼間は ...
魂を置き忘れたから
無為に待つ
僕は遠い昔に生まれ
すでに死んでいてしまいたかったな
神話は失なわれ
青空はなんにもない
空虚な哀しみに
剥げ落ちてしまった
今日の空を見上げると
夜の美しい闇も
ざわめきのライト ...
死人の眼には
海
それは彼が
最後に目にしたもの
命をかけて成し遂げたいことが僕にはあった
今は無い
茜
光が爆発した
扉を開けると
そこはまるで別世界だった
今まで聴こえていた
懐かしい歌も
無邪気な笑い声も無い
時間は壊れて
だけどまだ生きていて
ようやく
ひとりぼっちだっ ...
カラカラと音がする 心の中が渇いているんだ
カラカラと笑っている
干からびた気持ちで 愛嬌をふりまいてみるんだ
誰に?
自分自身に
自分の周りの酸素殿とか窒素氏とかに
カラカラと音がする
...
必要なものがあった
俺だけは きっと そうだった
黒い車の中で
自分の信念を信じて唇を噛みしめた
心のチューニングをし続けた
溺れる。
溺れている。
ペットボトルの海に溺れる。
水を喉に下す。束の間呼吸を犠牲にしながら。
口を離して喘ぐように息を吸う。
酸素を求めるはやい心臓。
それは君と同じだから ...
校庭には重機やトラックが持ち込まれていた
先週のうちに校庭の土5センチをさらったのだそうだ
それが泥いろになってうずたかく積まれている
プールみたいに掘ったスペースにどぶ色のシートが ...
昨日と今日の記憶があれば
社会人としては上等なのさ
二日酔いでも三日目だってさ
会社に行けば金はもらえる
何に使うんだ
どこに捨てるんだ
好きなことはあったけど
好きじゃなくなっ ...
せみがいないとおもったら
いないのは
せみだけではなかった
それではなにが
いないのかとおもったら
せみだけのようなきがした
せみだけをおぼえてる
ひぐらしの
かな ...
このよに
おばけがいるとしたら
それはにんげんだ
だから
ほうっておきなさい
ひとたび
たすけたならば
そのひとは
あそびほうけていた
だから
ほうっておきなさ ...
アイスコーヒーのグラスから
氷の揺れる音がする
そんなとき
わたしは必ず
向こうを見ていて
身近なものの立てる響きに
微笑んでみる
なるべく優しく
微笑んでみる
...
キリキアの巨人斃れて血色石死なずの心臓喫らふ兀鷹は
何も無いところに
雨が降り始めている
父はもう誰とも
目を合わさなくなった
僕は今日、やっと
台所の隅でテレビになれた
独り言のように
延々と番組を流し続けた
す ...
楽曲については分かりませんが、
訳については 歌詞であれ 本であれ
編者の主観が入ってしまうことは否めないのかな、
と思います。
同じ言葉でも感じ方は様々ですよね。
差別かどうかと悩む ...
ローション手コキって
どうしてこんなにも
気持ちがいいんだろう
ローション手コキって
どうしてこんなにも
気持ちがいいんだろう
僕には理解ができないから
また来週も出かけていって
謎を ...
じんせいは
まだまだつづく
まだ ...
その道化師
わたしだけのピエロ
だと思っていた
ピエロといると
幸せだった
しかめっ面のわたしを
いつも笑わせてくれた
まいにち
優しく
元気かい?と
顔をのぞ ...
皆様ばんわんち。批評祭の折に投下した初出が何故か散文のライフワークになっちゃったTATだよ。
『ダウンタウンの〜』とか『ウッチャンナンチャンの〜』とかいわゆるカンムリ番組を一足飛びで持てる訳はな ...
朝から誰かに包まれていた
つながっていた
無常ばかりを言いふらかすけど
無常ではないものを信じている
つながっていた
朝から誰かに包まれていた
図鑑で見たことのない名前が
見覚えのない恐竜についている
たかだが十数年で何が起きたのか
サウルスは何ら変わっていないはずだが
人類は何を発見したのだろう
化石になりたい
化石のように ...
じぶんの人生
じぶんが主役なのだから
ひとのせいにはしたくないから
じぶんごとにしておきたいから
いまオレはここにいる
もしきょうなにかあったとしても
命まるごと
いまオレはここにいる
...
月は日のふりをして
夜道を照らしている
日のふりをする月を
ひとは明るいと呼ぶ
明るいひととは日を
受け止めているひと
月は日のふりをして
夜道を照らしている
日のふりをする月を
...
真っ暗闇にひとりぼっち
真っ白けの霧にひとりぼっち
真っ赤な傷口にひとりぼっち
真っ青な空のしたにひとりぼっち
いちばん辛いのは
真っ暗闇にひとりぼっち
真 ...
やがて夜になる
夜とはなんだろう
日のひかりは
月にバトンを渡すだろう
やがて朝がくる
朝とはなんだろう
月と日が
ひかりのリレーをするだろう
夕焼けの坂
なだらかな線路沿い
少女 ...
部分を分けているのに
使いすぎた輪郭が火照りました。
(森は緑と言う人)
そうです
私は眺めていました。
緑の部分は、私にとっては森なのに
誰かが入ってきて
たまに緑が赤らむのです。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
午後
草野春心
自由詩
3*
11/7/20 17:23
日記
ガマパックン
自由詩
2
11/7/20 17:16
連想ゲーム
アラガイs
自由詩
2*
11/7/20 16:36
肝試し
田園
自由詩
2
11/7/20 15:50
瞑想
れもん
俳句
2
11/7/20 12:18
遠い昔に死んでいてしまいたかった。
折口也
自由詩
5
11/7/20 11:53
海
草野春心
自由詩
2
11/7/20 9:11
茜
itukam...
自由詩
3
11/7/20 7:55
椅子の上にも3年
小藤
自由詩
2
11/7/20 4:38
いつも、好きでやっていることだから
番田
自由詩
1
11/7/20 2:25
『ペットボトルの海に溺れる』
東雲 李葉
自由詩
2*
11/7/20 1:33
ヒマワリ
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/7/20 1:09
鳥になって
竜門勇気
自由詩
3
11/7/19 23:28
蝉のいない夏
小川 葉
自由詩
7
11/7/19 23:21
生きたおばけ
〃
自由詩
4
11/7/19 23:16
とらわれごっこ
千波 一也
自由詩
3*
11/7/19 23:08
無題
高濱
短歌
0
11/7/19 22:48
テレビの時間
たもつ
自由詩
6
11/7/19 21:43
相乗効果ウェルカム
藤鈴呼
自由詩
2*
11/7/19 21:31
Bコース
セガール、ご...
自由詩
1
11/7/19 21:27
West Verginia
TAT
短歌
1*
11/7/19 21:25
よくある風景
結川菜青
自由詩
3
11/7/19 20:53
近代漫才の変遷外伝・〜TVを観る時は〜
TAT
散文(批評...
1*
11/7/19 20:41
無常ではないもの
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/7/19 20:38
あーうー
佐々木妖精
自由詩
10*
11/7/19 20:30
ここにいる
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/7/19 20:30
日と月
〃
携帯写真+...
2
11/7/19 20:29
真っ青な空のした
〃
自由詩
0
11/7/19 20:28
夕焼けの坂
〃
携帯写真+...
1
11/7/19 20:28
赤らんで
yuugao
自由詩
2*
11/7/19 18:00
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3414
3415
3416
3417
3418
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3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
加筆訂正:
じゅもん
/
結川菜青
[11/7/19 18:20]
一行加えました
5.34sec.