頭をわれば
中にはまだ
あの頃のものが
ある気がする


うわべ、ひょうめん
はりついてひふになったおだやかさで
しあわせをかみしめて今日も生きているけれど、
わたしの、なかでふ ...
私はこの惨状を予言していたが
それから逃れられないという予言も得た
だから公言しなかった

そんなの予言とは言いませんよ

いや、わかっていても言わない人は
この社会に五万といるじゃない ...
知らない街に居た
いやよく知ってる街だった

移ったばかりの部屋の
窓際に
くる日もくる日も座っていた
窓際に立つと眩暈が起こるので
窓際に座っていた

これは一つの逃走だった
...
甘い食べ物は冷やすと美味しい
塩辛い食べ物は暖めると美味しい

甘い出来事は冷たくされると愛しい
塩辛い出来事は暖められると愛しい
ぼくの精神は中二の秋

あのときのままだ

おどおど感も違和感も

ぼくはあのときのままなのだ


ああ、ぼくは、おまえと歩いてゆきたかった、

ああ、ぼくも、おまえと歩いてゆきたかった、


おまえ ...
ヒロシマ
といって
アメリカをにくんだ

フクシマ
といって
ニッポンをにくんだ

そうして
わたしたちは
にくむべきものを
みうしなった

いなほが
かぜにゆ ...
人間だから
人間を愛する
人間だから
人間を殺す
人間だから
人間に優しくする
人間だから
人間に冷たくする
人間だから
人間に傷付けられると胸が痛くなる
人間だから
人間を傷付 ...
効きすぎたクーラーを言い訳に
寄り添って体温を奪いにいった
右腕のあつさに少しだけたじろぐ
武骨な関節とまるい指先を包む
ねむりたかった
あたたかくたのもしくねむりたかった
でも武骨な指先 ...
ダボハゼの様な顔をして
獲物を狙っている。
ムツゴロウん〜んまさかね
そんなことないよ。

カウンセリングと相談の違いを
考える。
能動的尋問と受動的傾聴の
違いとわかる。

命が ...
 眼鏡を外して電車を降りた
 閉園のアナウンスが流れる頃に
 金属製のゲートをくぐった

 アスファルトの水滴が
 輪郭を失ったパレードのように
 商店の光を反射していた

 黄色 ...
そろそろ雨があがるはずなので
雨戸をあけました
そろそろ風が治まるはずなので
窓をあけました

いったん 風はやみ
雨もあがり
雲が遥か上空を
モクモクと移動しているのが見てとれました ...
ズーズクズーズ
ズーズクズーズ
ズーズクズーズと鳴く夜に

光る原っぱ飛ばずにおいで

ズーズクズーズ
ズーズクズーズ
ズーズクズーズと鳴く夜に

沈まぬ池から昇っておいで
...
 
 
ヒグラシが鳴き始めた
雨は降ったり、降らなかったり
時々、知らなかったり
 
フラスコ売りの兄は
すべてのキャベツを刻み終えると
沈まない潜水艦に乗って
埼玉に帰っていった
...
血の通った肉体で走る 幼い頃の私にならない為に 危機から走る。 仕方がないことに疲れてしまうなら

いっそ悪意になってしまおうではないか

それがいちばんいいような気がした


大雨が町の明かりを隠していた

ほかの男に幸せにされているのが

...
メゾピアノから入る旋律を
僕はとても気に入っていたんだけど
どうしてもイメージ通りに弾けなくて
いつも最後には
鍵盤をぶっきらぼうに掃除しあと
それでも静かに蓋を閉めた

あのころ優しく ...
目には目を歯には歯を
そんな世界はもうたくさんだ

争いの火を起こさぬように
俺は日常をファイルする

最高に楽しかったことも
最悪でつらかったことも
書き残して 後で読み返せば
や ...
「僕のレゾンデートルはオナニーです」
 一見正しそうだけど、「僕がこの世の中に存在しているのはオナニーです」って意味だから、これは間違いです。「僕はオナニーする
ために生きている」という意味ではな ...
テントウムシを 二匹並べると 星の模様に わずかな違いがある どうしてなのか 動き出さないように あたりを冷やしていると やがて眠ってしまった 八月三十×日 1から順に数字を 次の春までにはきっと 数 ... 同じ屋根の下で
暮らし始めてから
彼に作った
カレーライス

君が美味しいと
言ってくれてた
相変わらずな
【ちゃんこカレー】

私の味を
覚えてますか?

約1年半ぶりの
同棲生活で

君に何を食べ ...
毎日せんそうやってたんだよな、と
黙祷のかたわらでぽつりと確かめる
ルービックキューブにたとえるならば
3つの面の色が揃ったあとで
あの黒い雨が降ったということだそうだ
おもちゃに喩えられる ...
青空に 一抹の雲が 光断ち わずかな未来を 奪って笑う

流れゆく 心の川を せきとめて 悲しみのダムが 溢れて落ちる

つながって いるとわかって メールして 見えない心と 何を欲すか
ものもらいができた
左眼のまぶたの裏側に

うつる病とは聞くものの
誰がよこしたものかも判りはせぬし
このところ痩せてしまった我が涙の袋には
毒素がぎっしりと詰まって視界を赤く腫れさせる
...
恋人よ 
ぼくはすぐ立つ
スケスケのパンティ見れば
ダークな街の
アダルトショップで
君への贈りもののパンティ
探す、探すつもりだ

いいえ
あなた
私は欲しいパンティはないのよ
...
拝啓、君へ

お久しぶりです
元気にしてますか?
今も全開で
笑っていますか?

最近よく…
10年後の君…
20年後の君を…
想像したりします
不思議な事に…
僕の頭に浮かぶ ...
あらゆる事象は、考えるきっかけなのだ。

あらゆる事象は、自身を嘆いたり、周りのせいにするためにあるのではない。

しかし、私たち凡人は、あらゆる事象を考えるきっかけとはせずに、自身を嘆いたり ...
つまびくように
ひとつひとつ言葉を追うの
奏でられたら
いいなあなたへの
文字を音符にかえて

うたはうたえない
音楽もうめない
明るいひかりも
つくることができないよ

あたし ...
いいわけが思い付かなくなった
こじつければ無限にあった
あの頃は確かに
言葉は弱い私たちの
味方だった



* * * * * * *


体育館の
高い窓を見ていた
仰げ ...
【ちょいペタ用語NO2】レゾンデートル[(フランス) raison d\'etre] ある物が存在することの理由。存在価値。
 ふーん。ある物が存在することの理由なんだ。人間だけにあてはまるのかと思 ...
あの灯りのなかに
いつかの僕たちがいる

迎えるでもなく
さよならでもなく
あの灯りのなかに
懐かしい日がある

見えないものに
この目を輝かせる僕は
いつかの日々の
星 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
みずのはるあぐり自由詩611/9/4 21:41
無言予言イオン自由詩1*11/9/4 21:16
窓際の眩暈シホ.N自由詩311/9/4 21:15
甘辛モードイオン自由詩0*11/9/4 21:15
中二の秋吉岡ペペロ携帯写真+...011/9/4 21:00
変わらなきゃ、でも、変わるべきではなかった小川 葉自由詩211/9/4 20:30
人間だからyamada...自由詩111/9/4 19:56
半年目の社会人が大学の仲間と集まって夜を惜しむ。ガリアーノ自由詩111/9/4 19:53
ダボハゼの睡眠ペポパンプ自由詩2*11/9/4 19:51
パレード古代 透自由詩6*11/9/4 19:31
台風はいつまでなぎね自由詩111/9/4 19:12
時間通りに夜長押 新自由詩3*11/9/4 19:09
ヒグラシたもつ自由詩311/9/4 18:55
走る山岸美香短歌111/9/4 18:47
町の明かり吉岡ペペロ自由詩111/9/4 18:18
音符のある風景ささやま ひ...自由詩10*11/9/4 18:00
FIGHT FIRE WITH FILE新守山ダダマ自由詩011/9/4 17:58
レゾンデートル梅昆布茶自由詩211/9/4 17:47
明暗砧 和日自由詩311/9/4 17:06
ちゃんこカレーちゃんこ携帯写真+...111/9/4 16:46
八月にうたう茶殻自由詩111/9/4 16:40
終わりが始まる時アヤメ短歌111/9/4 16:19
ものもらいつむ自由詩1*11/9/4 15:53
木綿のパンティ花形新次自由詩511/9/4 15:19
拝啓、君へ!清風三日月自由詩111/9/4 14:01
考えるきっかけ吉岡ペペロ自由詩111/9/4 13:33
ズットイッショ朧月自由詩111/9/4 13:15
淘汰自由詩511/9/4 11:59
猫のレゾンデートル梅昆布茶自由詩211/9/4 9:44
ゆく夏に千波 一也自由詩6*11/9/4 8:03

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