青いビニールシート
に血が垂れて
かぶと虫が寄ってくる
私たちはオレンジジュースを飲む
駅から
山の手に上る道
建物に入れば建物から出る
犬には
餌をやらない
熟れすぎた花がはじけるとろとろと下着をつけない肌のあいだに
砂浜は背につめたく体温は胸にあつくってどこへもゆけない
こんな日に果実が海に生るなんて 咲かせばすぐに摘み取る指に
這うように日々をゆく目の多きこと嘆きながら同じ目をして
あのとき
すでにはじまっていた
たぶん すべて
あまりにも静かで
気付くのが遅れた
あまりにも
当然のことのようで
そうして
後ろぐらい気持ちで
重ねあうからだを
自由 ...
骨のおくに
しまっておいたのを
一瞬でうばわれた
根こそぎ
そのとき
愛って
おもったな
警鐘を鳴らすのが
あなたの仕事
プライベートも
落ち着かない
アンテナ
ピンッと張り巡らせて
休んでなんか
居られない
いつもどこかで
争いが起きるのを
止めなければ
...
悲しいかな上司に
散々
「sex」だの
「化粧」だの
「男」だの
「血液型」だの言われ
腰を触られ
毎週時間外2時間拘束説教され
つづけて
アトピーが再発し
心臓の発作 ...
愛のかたちを燈していたよ
それはあなたのからだにではなくて
ふたりぼっちのたましいに
宇宙一こどくだった
ふたりぼっちのたましいに
愛のかたちを燈していたよ
この小山のように
愛らしい ...
大きいパナ○プを買ったら
ホワイトチョコがちりばめられてて
「ミルフィーユの様な食感」だとか何とか
{引用=
チョコを食べたら鼻血を出すので
最善の注意を払って
パキパキと音のする
...
中国から来た客人たちと会食をした
市長や副市長、市の商務局の役人総勢20名ほどの一行だった
彼らのプレゼンをぼくは羨ましく聞いていた
ところでしあさって
アメリカはどうするのだろう
8月2日 ...
またたくあいだに裏切るような
そいつがいちばん愛おしい真理だ
カット・イン、カット・アウト
見過ごしたものも
見咎めたものも
瞬間的ななにかをあさい傷のように残して ...
錦糸町で仕事をした
スカイツリーが漠然と建っている
整然としておおぶりな街路樹や街道
唐突にそびえている建造物
まるで中国の都市にいるようだ
街は開発というシステムに ...
ギュッとどこかに押し込んだ
ぬるい昔の恋を
こっそり取り出したみたら
まだ賞味期限前
少し苦いけれど
少し酸っぱいけれど
それでも
あの頃の二人が好き
暑さに揺れる街の上 ...
交差点で男が信号待ちをしていた
信号が変わるまでの間
男はピアノを弾いていた
肩に蝶が止まった
その衝撃で
男もピアノもバラバラに壊れた
信号が青になると周りの人たちは
慌てて ...
別にね
こわいとかじゃないの
でも、震えるのよ、この手
だからあなたたちのことを「ふるえちゃん」と呼ぶね
ふるえ、
あなたを尊敬してる。
言わな ...
無力さ それはもう何も持ってないくらいだよ
弱みを見せたのかい キリがないね
こらえてみたらもっと楽だっただろう
負けてしまったのだね
しょっぱい顔をしているけど止めないよ
わかるまで塩 ...
カルトンの上に画用紙を引いて、続きの仕上がらないデッサンをしながら、前半、身体が、というより頭と手が動かせなく、ますます遅れていくのを実感しつつ、そして後半エスタロンモカでなんとか動けるようになってか ...
備えに染み付いている「らしさ」が憎い。
いつから本体以上に
意味を肩代わりするようになったのだろうか。
(参加の位)
私はここに居ます。
根を張る意味も
いまひとつわからないまま
身 ...
空が青い。雲はまっしろ。
山に囲まれた中途半端な町。
良くもなけりゃ悪くもない。
古いお山がたくさんあって
いたって普通なんだけど
なんだか時折切 ...
全てをデディケイトする。
愛しているよ
毎日が楽しい。
メクラの毎日
両手を広げて
抱きしめる。
大切に大切に
抱きしめる。
空の家には
誰も住んでいない。
行かないでくれ ...
僕らは別れる運命にある。
僕らの人生は道が違う。
運命はうちらを引き裂き、
彼女は平気で傷つける。
ちょっと待って
そんなに怒らないで
悪い事してない
そんなに働かないで
こん ...
オレンジを
サンスマイルカットで
食べる。
果汁が口に弾ける
嵐の中
駆けてきた
帰趨本能で
戻って来た
雨はやみ
頭を乾かし
何事もなかったように
デットロイトに住んで ...
そういえば
姉の名前は
梨の華と書きます
はじめての孫に祖父が名づけました。
昨日の午後に
私はのこぎりを持って
全身を使って
梨の枝を切り落としていました
父と一緒に
...
うるさいお前らそんなに喋るな、喋るなっていうか喋ってもいいけどそんなにうるさくするな。なんでそんなにうるさいの?なんでそんなに無知なの?声が大きいし言葉が間違ってる。
昨日私のパソコンはRの文字 ...
歌ってはいけないことは
ひとつもなかった
嬉しければ笑えばいい
悲しければ机に突っ伏し
歌ってはいけないことは
どこにもなかった
愛しければ ...
お前がただ独りぼっちでいることを望むのなら
神はお前を「独りぼっち」にしてくれるだろう
群衆の中で・・・街路で歌を歌ってみたまえ
人々は君を避けて素通りするだろう
穏やかに目を ...
ダビングしようと
君はいった
それはとても
素敵な提案に思えたけど
僕たちは
ダビングすべきものを
なにも持ってはいなかった
だからふたりは
ちょっと高価な
ビデオカメラを買って
...
かつてはお日様の下を気ままに舞い
華やかさを振りまいたであろう羽
埃にまみれてすり切れて
ひっそりと落ちている
楽しかった夜が明けて
魔法のとけた朝を迎えた様に
信頼で結ばれた関係が
ひ ...
向日葵の陽に透ける風のゴッホかな
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
演劇
春日線香
自由詩
4
11/7/30 3:21
手紙を結ぶ
〃
自由詩
1
11/7/30 3:20
海辺の桃
はるな
短歌
1
11/7/30 2:58
這うように
〃
短歌
1
11/7/30 2:52
すでに
〃
自由詩
0
11/7/30 2:43
盗人
〃
自由詩
5
11/7/30 2:32
でしょ
結川菜青
自由詩
3
11/7/30 2:03
失声
三上あず
自由詩
3
11/7/30 1:33
愛のかたち
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
11/7/30 1:28
ミルフィーユ
三上あず
自由詩
2+*
11/7/30 1:18
青い街なみ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/7/30 0:52
ジェネレーター
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/7/30 0:00
開発
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/7/29 23:41
夏の意識
御笠川マコト
自由詩
1
11/7/29 23:21
信号待ち
たもつ
自由詩
4
11/7/29 22:44
ふるえのこと
hhhma
自由詩
0
11/7/29 21:48
しょうゆがお
なつか
自由詩
1
11/7/29 21:45
2011.7.23
榊 慧
散文(批評...
4
11/7/29 21:00
らしさを目の敵にして
yuugao
自由詩
0*
11/7/29 20:53
ぼくのまち
サワメ
自由詩
3
11/7/29 20:04
報告
ペポパンプ
自由詩
1*
11/7/29 20:00
誰も引き裂かない
〃
自由詩
1*
11/7/29 20:00
人々は異口同音に言う
〃
自由詩
3*
11/7/29 20:00
梨の花が散るとき
かんな
自由詩
6*
11/7/29 18:22
うるさい
はるな
散文(批評...
3
11/7/29 18:22
歌ってはいけないことは
草野春心
自由詩
7*
11/7/29 17:50
神さまへの歌
yamada...
自由詩
1
11/7/29 16:42
ダビング
Tsu-Yo
自由詩
5
11/7/29 16:17
蝶であった羽
wako
自由詩
8*
11/7/29 14:51
向日葵
こしごえ
俳句
4*
11/7/29 13:58
3377
3378
3379
3380
3381
3382
3383
3384
3385
3386
3387
3388
3389
3390
3391
3392
3393
3394
3395
3396
3397
3398
3399
3400
3401
3402
3403
3404
3405
3406
3407
3408
3409
3410
3411
3412
3413
3414
3415
3416
3417
4.73sec.