かわず
井の中 水の際

にんげん
地の上 大気の中

せまきにおごる
生の限界

未知の世界へ
思いをはせる心をもとう

眠っている
脳の部分をはたらかせ

もてる ...
... ... 内股のピエロが鼓笛隊を従えて軍歌を奏でる九月の終わり
空腹を満たせ とデモをする している
電柱のてっぺんでカラスまでもが歌っている
反対側で 空腹をごまかせ と公務員とレスラーが徒党を組んで立 ...
  この砂浜で
  風が砕ける
  ばらばらと
  この砂浜で
  波も砕ける
  ばらばらと
  愛が終わる
  心が終わる
  未来が
  忘れられてゆく
  ばらばら ...
また空の底が抜けたから
3日間もバケツでぶちまけられるほどの
雨が続いて
大地に龍の輪郭を浮だたせてしまった

輪郭はうねり
橋や田や実りのはずだったところを
凝らされた丹精を
精力剤 ...
金色のドラえもんを夜の闇に葬り去る夏の日
もっと西の方では現実的な話が起きていた
太陽が
土やアスファルトなんかを
光でもって強引に温めていた
そして
うどん屋に立ち上る湯気
人々は ...
ほどいた
宝石のような言葉


苦笑いを含んだ
丸く
にじんだ
原点



私がなりたかったのは
あなたの一生



夜の電車が語る灯りが
微かな息遣いを照らし

...
猫のあしあと
声のあしおと
不便なみどりいろは
ゆびのあいだで
ねむるように
さわっている

君じゃないなら
もうだれでもいい
君じゃないんだ
だから
どうでもいいんだ

...
紐を結んだのは夜だったけれど
つい今朝方に結んだことにしてしまった。

一度、解いてから
もう一度、結び直してみてもよかったが
そうすると、やはり、わざとらしい。

結び目を記憶しておけ ...
寝れない夜は

眠たくない夜は

聴き飽きた音楽と

読み耽る文庫本

イメージのその先に

詩を書き留めた
一日が一瞬で

一年が遠い過去のこと

僕はいつになったら

君に届くのだろか

君を忘れるだろか
笑ってないと

君はらしくないと言う

笑っていると

僕は僕じゃないと言う

君の描くイメージで

思い出せなくなった
夜になると
くるくると私は
私の皮をむく

くるくる くるくる

はじまりまでゆくといきどまり
ちょうどいいところでとめたい
なのにとめどころがわからず

くるくる くるくる くる ...
何故なのだろう
私は一人で 今日も詩を書いている
詩はそこにあった
街角で、あの子に言うべき言葉もなく
私は書いている
きっと部屋で、笑顔を見ていた
今日も 渋谷で 私は服を買う
子 ...
  わたしの喜びが
  きりきりと痙攣する
  ただ一滴で
  あなたの
  搾りだしたさよならのせいで



  落下するさよなら、
  道をゆく眼差し、
  世界じゅう ...
誘われていた女と食事をした

面白くて金があってためになる

オレは女にとってその程度の男でしかない

女と話をしていても楽しくなかった

それが顔にでていないか心配したくらいだ

会わなければよかっ ...
きれいなあおいそらね


きみがそう漏らして
仰向けになったまま
ぼくにさよならした日から
どれくらいの凍えた昼と
背中合わせの温い夜を
ぼくはいったい通り抜けてきたのだろう
ベッド ...
インド料理のお座敷で

王様気分で料理を食べた

トマトのスープもほうれん草のスープも

オレンジ色したドレッシングのサラダ

マトンカレーにインドウィスキー

あれがあんなに
...
キューピー3分間クッキング

土曜日のお昼まえ

スイカとメロンのサンドウィッチ

植物みたいなあなたの食べ物

やさしい気持ちをまもりたかった

メルヘンひとつもまもれなかった
...
 おお、ポップコーンのカップの中で空振りする右手。食べつくしてしまった。食べた記憶もないのに。バターとキャラメルでぬめぬめと光って、指先が、母乳にべたついた乳首に見える。吸いつくわたしは、そういえばど ... 団体戦が教えてくれるのは
個々では難しい相手でも
チームワークによって
凌駕しうるということ

チーム内に信頼関係がなければ
結果は出せない
ましてや仲間割れしていれば
試合前に自滅す ...
ジグソーパズルの
欠けた1ピースが
見つからない

左目をなくした
モナリザが恨めしそうに
見上げている

完全であることに
恋焦がれる病が
再発したらしい

散らかった机 ...
人形を捨てようとしている人に出会った
少し古めかしいフランス人形だけど
愛くるしい表情をしていた

 捨てるのなら 私にください 

と お願いしたら

 いえ 収集車に放り込まれるま ...
言葉尻を捉えて
揚げ足取るのは

嫌らしいなって
自分でも思うけど

漢字一つ
感じ方一つで
印象って 
随分変わると思うんだ

遠くからだから
見える部分

近いからこそ ...
まな板の上で
かつて
生命を有していた
魚が微笑う

深い海の記憶が
プチプチとした卵のかたちをして
銀色に膨らんでいる

今にもビッグバンを起こして
マリンブルーの
星の卵が
膨張しはじめる気配

...
       
夏になると私の心の中に生まれてくるものがある。何故なのだろうかと問いかけながらいつの間にか消えていく。ふるさとが貧しかった時代の頃から、夏になると飛び交う蛍を蚊帳の中に置いて眠ったも ...
  一組の対句が
  狛犬の像さながらに鎮座しているのを
  ベンチに掛けて眺めている
  だがその奥に控える本堂はどうだ
  冷え冷えとした静けさは
  推敲を重ねられてゆく
  ...
闇を彩る星たちは
静謐(しず)かな炎を纏い
熱き魂の唄を奏でる

遙かな月に手を伸ばす
掴めぬ あなた
信念(まこと)抱き 何処(いずこ)へ

涙は光の絲(いと)となり
切なさと恋し ...
雨乞いをする鈴虫の鳴き声は鉛筆の芯を削るようだ
次第〃に薄らいでゆく窓
ちいさな発動機の音が近づいて来る
予定はまったくないのに、朝刊のもぐり込む音にまたドキリとしてしまう
時計の針 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
開く世界シホ.N自由詩211/7/30 23:14
三日月は曇天で暗転の段取りだろ普通TAT自由詩1*11/7/30 22:57
ヘッドロココ短歌1*11/7/30 22:42
ピエロ・ing・ファンファーレ茶殻自由詩011/7/30 22:41
ばら草野春心自由詩1*11/7/30 22:23
2011年の夏に--- An Old Lady And th ...N.K.自由詩2*11/7/30 21:50
夏の記憶CAMILL...自由詩111/7/30 21:30
Not for memadyaw...自由詩111/7/30 21:06
じゃまなことば竜門勇気自由詩211/7/30 20:44
ひもの前座yuugao自由詩2*11/7/30 20:40
小さい世界秋助自由詩111/7/30 20:25
曖昧な日自由詩011/7/30 20:23
イメージ自由詩011/7/30 20:21
夕焼けくるくる朧月自由詩411/7/30 20:08
いつかの日曜日番田 自由詩011/7/30 18:32
一滴のさよなら草野春心自由詩3*11/7/30 18:15
放浪吉岡ペペロ携帯写真+...011/7/30 16:19
あおいそら寒雪自由詩111/7/30 14:19
暗黒宇宙のそのなかで吉岡ペペロ自由詩411/7/30 13:27
キューピー自由詩2*11/7/30 12:05
ぽっぷこおんリンネ自由詩211/7/30 11:41
解毒祈念眠り羊自由詩011/7/30 11:07
死に至らない病nonya自由詩23*11/7/30 10:05
人形blue自由詩5*11/7/30 9:24
言葉尻藤鈴呼自由詩1*11/7/30 8:54
魚が怖い訳梅昆布茶自由詩711/7/30 8:49
花キリン自由詩311/7/30 8:07
読むこと草野春心自由詩211/7/30 8:05
遙かな月に愛しさの衣を洞野いちる自由詩8*11/7/30 6:54
手を翳す不安アラガイs自由詩6*11/7/30 6:21

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