脚の線を、
ことばの女の、
くちびるへ、並べる、
埋め尽くす、
カーテンを閉じて、
無限の、
飛行機が、金属の、
かみのけを、残す、
誘う、
窓へ、
吹きか ...
息を大きく吸って
深い青の底にもぐる
珊瑚も見えない暗闇を
なおざりなばた足で進んでいく
もう今度こそ
息が足りなくなるかもしれない
もう今にだって
冷たい水を飲み込んでしまいそ ...
僕は今から体内を洗練する
温度を感じぬ裸足で外に出る
海に向かい血の付いた右手で空を切る
許しを得るために
残虐の対価として僕は
上記のように清らかに生きなければならない
...
暇な休日の午後は静かだから
通りを走る車の音と
入ってくる風のゆらめきが
時折 妙な空白をつくってくれる
不思議な夢から目が覚めたら
何度も記憶をなぞるように
おぼろげな記憶を
...
アスファルトが隆起して
改竄された曖昧を破壊する
眠気と吐気に堪えながら僕は
ドグマチールを噛み潰した
張り巡らされた配線が内臓を嘗めている
コールタールを胃袋に流し込み ...
【今日に泣き、明日に笑う。】
今日に泣き、明日に笑う。
寂しそうに佇んでいたあなたの背中も、それは昨日見た景色。
今日に泣き、明日に笑う。
泣 ...
なんとなく突発的なことをいわれて
あの日も遠ざけられた
七年まえの夏だった
ぼくはあの頃よりつよくなった
それでも失言したり
気持ちが暴れないようにするには
時間が ...
見上げると
大きな夕月が青空に透けていた
東北の沿岸部が沈下したという報道のせいか
月面のいつもの痣がパンゲア大陸に見えた
再た大震災となりましたが、Sくん
どこかで元気にしていますか
君 ...
月と星、かれらは
ぼくがひとくくりにして
いま見つめていることを知らない
それをどうのこうの
ぼくは言いに行こうとしている
それでいいじゃないか
そのままでいいじゃないか
それでいいじゃ ...
{画像=080713215510.jpg}
*
街角に子供が一人
地に染みる影を従え
かくれんぼする
*
吾をまね
地 ...
俺の空は 曇り
明日も 明後日も 一週間後も 曇り
1ヵ月後も 1年後も 10年後も 曇り
雨も降らねば 日も差さず
予報士要らず
「いい加減に国民年金払ってくださいよ」
...
本格始動した蝉しぐれが
午睡の怠惰を誘う
あちらの世界の あのひとが
つきまとうのも 忘れさせて
「時」にこだましている
リグレットの呪文
「空」に映っている
...
夕やみ歩く猫
のし
のし
人ごみと並んで歩いては
立ち止まり
都会が鼻歌まじりに風を歌うのを じっ と聞いている
夏はまだ長い
今日もずいぶんと蒸していて
建物からこぼれる冷気とごちゃ ...
「きっぱり」
という名前を
つけたい朝
痛いほどの勇気が
背中を押す
老人施設とは
終着駅のようなものとおもっていたが
通過駅にすぎなかった
口をあけたままの老女も
うつろにみえる老人も
どこかへゆく途中だ
雄々しく背中をふるわせて
幼児にむける
...
...
道に転がる石
気づかれずけられる石
水中の石
それぞれみんなちがうけど
みんな自然
カキ氷
食うべし食うべし
頭にくるべし(いたっ)
この繰り返し
くべられた思い出の
立ち昇らす影
天を焼く記憶
遥か古代からの
捧げられる供物は
二つとなく二度とない―
胸を焦がす影を
作り出す光
背 ...
仮面の奥に秘めた
笑い声は
人を嘲るように
胸をえぐる
楽になりたいか?
苦しむのだ!
桃源郷は
地上のどこにもない
はく製の目玉のように
ギラギラ光り
隙を見つけている。 ...
意識の断片が浴槽に張り付いていて書き終わったら全てが水の中にあるといいなと思う。
どうすれば良いのか
分らない。
何が悪いのか
見当がつかない。
鈍感になったのか
悪い道に入ったのか
誰も教えてくれない
孤独である。
生きている意味ないじゃん
もう我慢でき ...
苦しみを乗り越えて
成長をする。
苦しくて苦しくて
全てを放棄したい。
ノドが痛い
ムネが痛い
全てが水の泡
全てが忘却の彼方へ
信じる事を止めないで
夢を見るのを止めないで ...
捕まえていて欲しいと
そう、言えたならどんなにか楽だろう
私は口を噤んで、顎を引き
目を閉じ、息を詰めるだけだった
そして、空想の中の熱い抱擁を受け
粟立つ腕を擦って
...
スーパーで
すいかをたたいてる
おくさんがいた
ぽんぽんぽん
ぼっちゃんはいる?
ゆびさきでやさしそうに
ぼっちゃんは
こたえなかった
かわりにとてもよい
おとを ...
私の手をあなたは
きれいにしてくれた
そうしてきえる
螺旋のなか
たくさんの粒子と
唯一の記憶
夢うつつ膜になって
さよなら
振り返ってはいけない
紫陽花の咲く道
すいか
ひまわり
ふうりん
かとりせんこう
おばあちゃんち
はなび
ゆうだち
うみ
かきごおり
にゅうどうぐも
むぎわらぼうし
麦わら帽子は
ホントはあんまり見たことな ...
コーりャさんの詩がよいとあなたは褒めている。しかし私にはその説明がわかるけれども、何故そうなのかがわからない。もっと素人にわかるように、あなたが感じたことを表わしてくれませんか。
飾り部に出入りされている木の
皮をはがせば しらじらと
預けられていた夜中が
てっぺんから ひるがえり
白い髪を吐き まるまり落ちる
梳いていた指達
歩いていた足達
口づたいに行く ...
雑草の背比べ。
(躍起になって草むしりの人)
切が無いのですけど
むしらないとあっという間ですからね。
それに、慣れてくると
楽しいもんですよ。
(時には寄り添って)
寄り処が、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水遊び
リンネ
自由詩
0
11/7/25 1:43
酸欠
naru
自由詩
0
11/7/25 1:32
物忌
散布すべき薬...
自由詩
3
11/7/25 0:46
ミントティーと懺悔
s
自由詩
3
11/7/25 0:45
我が忘却
散布すべき薬...
自由詩
0
11/7/25 0:44
今日に泣き、明日に笑う。
綾瀬たかし
自由詩
0
11/7/25 0:22
目に見える世界
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/7/25 0:21
食人野
salco
自由詩
3*
11/7/25 0:18
月と星
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/7/25 0:10
かくれんぼ / 子供と影
beebee
短歌
8*
11/7/24 23:57
俺の空
yumeky...
自由詩
5*
11/7/24 23:15
骨の軋み(四)
信天翁
自由詩
2
11/7/24 23:10
ゆうぐれゆらら
凛々椿
自由詩
11
11/7/24 22:43
朝
blue
自由詩
4
11/7/24 22:35
郷に住む人
朧月
自由詩
5*
11/7/24 22:33
もっと面白い事でも言えよ
TAT
短歌
2*
11/7/24 22:33
石
メガネ
自由詩
0
11/7/24 21:50
カキ氷
〃
自由詩
0
11/7/24 21:45
千夜一夜
キヨカパパ
自由詩
1
11/7/24 21:39
ダルメシアン
ペポパンプ
自由詩
3*
11/7/24 21:36
死に気
はるな
自由詩
3
11/7/24 21:17
ホップステップジャンプ
ペポパンプ
自由詩
1*
11/7/24 21:09
シャボン玉のように
〃
自由詩
1*
11/7/24 21:09
鬼ごっこ
ala
自由詩
1*
11/7/24 20:59
夏の音
小川 葉
自由詩
3
11/7/24 20:30
朧白
杳
自由詩
1
11/7/24 20:24
麦わら帽子にあこがれて
ささやま ひ...
自由詩
5*
11/7/24 19:15
SRS16さんへ
ぎょうてんか...
散文(批評...
1
11/7/24 18:43
渡る部
砂木
自由詩
10*
11/7/24 11:29
何度目かの起点
yuugao
自由詩
1*
11/7/24 10:52
3383
3384
3385
3386
3387
3388
3389
3390
3391
3392
3393
3394
3395
3396
3397
3398
3399
3400
3401
3402
3403
3404
3405
3406
3407
3408
3409
3410
3411
3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
4.99sec.