掘り起こされた土は
持ち上げようとする僕に抵抗するように
重く

何をすればいいのか
何を蒔けばいいのか
高鳴る鼓動と絶えだえの息を整えながら
僕は鍬に寄りかかる

産まれる前の記憶 ...
やがて
色彩の和声も荼毘(だび)に伏されよう
弔鐘すでに熔けおち
あるいは
ふるびた博物館で骨組みをさらす古代魚
の、夢にすぎぬかもしれない夜の訪れ
時の基底膜を無音が
うち鳴らす。
...
はじけるから雨なんだね

ぽたり

静かな夜に

ぽたり

私の心にも

おちてこい

どうして

瞳が濡れるの
                 110916




○○地方は120ミリ
新たな水害も予想されますから
雨の降り方にはご注意ください
天気図の指し示す先には
2つの台風が同心円を ...
前がグリーンからどくまで

アイアン一本たまに素振りなどしながら

青空の宇宙のところ眺めていた


(昨日まで)

気に食わない奴らがのほほんと

幸せなふりしているのが気に食わなかった

(昨日か ...
わたくし 妖怪 おもてなし と申します
わたくしの体のほとんどの部分は 水なのでございます
人間の水分量は六割だそうですね 人って よくそれで生きておれますわね

たわいのないことを地獄 ...
朝の浜辺を散歩する 
夏休みの終わりに 
金髪の青年が2人、遊び疲れて 
またを開いてぐっすり寝ていた 

ある意味遊ぶということは 
若人の仕事でもあり 

大人と言われる{ルビ年齢 ...
いきみつつ
尻をちょっと浮かしかげんで
腰をゆっくり回しながら
のの字を書いてみる
ゆっくり
うんと、ゆっくり
切れないように、慎重に
慎重に、慎重に
「こうして、こうして、こう書くの ...
宇宙のかなたの秘めごとに
聞き耳を立ててみたくなるような
わたしの夜は

透きとおるほどに汚れてしまう
汚れるほどにもろさを甘受する
もろくなるほどに
他を傷つける


  ...
9月
真夏日
ロックミシンと
直線ミシンに
電気を通わせる
いくつもの
ささくれだった傷を接ぐように
激しくも繊細に
針を打ち込む

壁に拳を壊す
いくつもの
波を立てる
...
  猫よ
  おまえは邪魔だから
  どこまでも流れていってしまえ
  そう言うと僕は
  ギャアギャアとあばれる君の飼い猫を
  便器に放りこんで
  「大」のレバーを回したのだ ...
目の前にいつも言葉にできないものが転がった
私が 一人で なにかを思う時に
きっと それは 寂しい出来事なのだろう…
この街の表現されることの無い疲れが
遠い未来の誰かに語りかけた幻…
...
幸福は夜の街の背骨を静かに転がっていた
肉の空に欲望が星座を刻むので
僕はガラスの羽をむしる
植物学的な憂鬱が赤い涙を流す
コインの裏で窒息する女をよそに
星たちが地上に唾を吐きかける
僕 ...
河童の鋏青い大学ノート横切る 時間があれば時間で誤摩化し、

お金があればお金で誤摩化し、

女がいれば女で誤摩化す。

けど気づいたんならもう誤摩化せず、

手ぶらで砂漠に散歩も出来ず。
...
涙をこらえた夜
本当ならあなたの胸に飛び込みたい
暗闇にのみこまれ さっきのメール眺めてる

可愛い子がいたなんて
妬くほどわたしは強くない
一文字が心に鍵をかけていって
弱さが暴れだし ...
稲穂をつつく鳥たちに近づいてゆく

私も仲間に入れてくれるか


「誰だ誰だ」
「何をしに来た」
「人間だ」
「おぞましい人間だ」
「逃げろ逃げろ」


ああそんなに高いところ ...
強い日差しを浴びながら
僕はメキシコシティにひとりぼっちだ
寂しいわけじゃないけれど
今日も一人で町を歩く
通り過ぎる人が皆
まるで僕を嘲笑っているように見えるのは
僕がひねくれ者だからだ ...
怪我をした時は
ヨードチンキをつけて
キャーキャー(≧▽≦)
騒いでたよね…

目が赤くなったら
目薬を点しては
キャーキャー(≧▽≦)
騒いでたよね…

お揃いの靴を買っては
...
刹那感じた不安を
あなたに伝える事が出来なかった

今襲う静寂の中
感じた恐れを抱き合って紛らわす

私が正しいのかなんて
分かりっこないんだ

あなたが間違ってるのかも
分かりっ ...
失いながら朝がくる
おびえながら
いっぽいっぽいっぽ
支えるものなんかない
そんなことを考えるなと
君はいう
同じいっぽをだしながら
今日たいふうがくるから
はやくかえってきて
ふたりでたいふう
見るから

いたいいたい
たいふうみる
ふうふでみる
今日はやくかえってきて
たいふうがこなくても
駅を降りると夕日がとても綺麗だった。東京の端っこにある駅の、橋からみえる夕日だ。

いつか忘れたけど
ある日の、君を思い出した。

君は目を潤ませて
『とても綺麗だね。』って後ろから抱きし ...
雪が苦悩するように、乱れ飛びながら地に落ちてくる。その一角で男と女がとけ合っている。ときおり風が交じり合い、男と女は冷え切った五感を、互いにさすり合い、男は立ち姿を気にしながら、雪に交じり合う女を ... 同じ空の下

君が旅立ってから 心の何処か隅の方に
ぽっかりと穴が 空いてしまった気分になった
その穴を埋めるように 日々は流れ続ける
何事も無かったかのように 過ごしている

もっと気 ...
苦しんで

猫背が嫌で
日焼けが嫌で
我が儘言って

微笑んで

誰か泣いて
苛立って
ずっと独りで

なにかが割れて
破片が刺さって
傍に行って
二人で泣いて

隣 ...
よるの
うろこぐもみて
あるいてると
およいでる



生きたい

おもいながら
生きていける
ようになるのは
いつだろう
ぼくに見えてる"青"と、あの娘に見えてる"青"は、"同じ青"だろうか?
幼いころや思シュン期にそんなことをぼんやりと考えたことのある人は ...
我慢した涙は何処へゆく

消え去ったりはしていない

膝が疲れるのも きっとそう

涙で心が 重くなっている

泣けば軽くなれるのに

何故か僕は 泣きたくない

負けた気がし ...
国語ができません
正確には
国語のテストの点数の
かせぎ方を知りません
せんせいに媚びても
無駄でした
つまり
自分の考えを書きなさい
それでも
無駄でした
どれだけ書いても
無 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
もう外は秋雨within自由詩5*11/9/16 23:14
挽歌つむ自由詩3*11/9/16 23:10
朧月自由詩3+11/9/16 22:46
呪文あおば自由詩8*11/9/16 22:17
青空の宇宙のところ吉岡ペペロ携帯写真+...211/9/16 22:07
おもてなしぃ妖怪るるりら自由詩22*11/9/16 21:19
青春遠望 服部 剛自由詩711/9/16 21:12
とぐろを巻く花形新次自由詩1+*11/9/16 20:13
ガラス戦争千波 一也自由詩8*11/9/16 19:26
9月/真夏日 針仕事たちばなまこ...自由詩17*11/9/16 19:16
君の猫草野春心自由詩8*11/9/16 17:49
名もない詩番田 自由詩211/9/16 15:25
悲しい夜ぎよ自由詩111/9/16 15:07
スイミング・プールm.qyi俳句211/9/16 15:03
エピローグdi.di.自由詩111/9/16 14:56
ブランケットアヤメ自由詩111/9/16 14:17
しゃけまよ自由詩211/9/16 12:23
強い日差し山寺直樹自由詩011/9/16 11:39
空が笑う清風三日月自由詩111/9/16 10:38
抱擁やや自由詩2*11/9/16 10:13
あゆみ朧月自由詩111/9/16 9:06
たいふうはるな自由詩011/9/16 8:43
秋の夕日。そよ風自由詩411/9/16 8:16
花キリン自由詩1*11/9/16 7:07
同じ空の下itukam...自由詩111/9/16 6:50
死角Hiirag...自由詩011/9/16 5:11
うろこ雲はるな自由詩211/9/16 2:48
なあ、ところで信号機のどの色が青だっけ?(交差点に差しかかる ...散文(批評...4*11/9/16 0:50
犬のように甲斐シンイチ自由詩011/9/16 0:28
国語の方法中川達矢自由詩211/9/16 0:06

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