描かなくなった人の家
しあわせな闇
そこで良い人は
良くなってゆく


記憶に刺され
死にながら歩く
美しいとは
死んでも言わない


近づくと冬
離れると冬 ...
僕に詩(うた)を下さい
書き損じの紙切れ
池に舞い落ちた木の葉
真夜中の月の海

僕は何処かに置き忘れているのかも
駅の遺失物の棚
旅先のホテルの一室
ツンドラの森に

いつも
...
アルコール漬けの脳髄が
ひとつ
秋の夕空に浮かんでいる
  からすのかってでしょ
  からすのかってでしょ
  と、
  きみは、
  無愛想に歌いながら
  目に見えぬいっぽんの釘を
  目に見えぬ大きなクヌギの樹に
  ロボットよ ...
宇宙はこわれて
とろとろの熊になった
やわらかで許された
ひとりぼっちの熊
わたしが出会うのは
その熊の孫の孫の孫の孫
なのだけど
まだだれも知らない
とろとろの熊しかいない

...
光と闇の狭間に見える
人物の陰影
突然漆黒となる闇の陰に
ペテン師の陰惨な微笑と
神の不条理な愉悦が
垣間見える

その反対側の光は
捕縛側の甲冑の黒の光沢を際だたせ
キリストは捕縛 ...
いつもぼんやりと瞼の裏に見ているものがある…
道端で何かをしている私
想像の世界のような時を
流れる夢の時間を
今日も一人 どこへ行くのだろう…
いつも感じている…
なにもわからなかった
...
睡眠もそう

食事もそう

人間関係も

得意も失意も

喜びや悲しみも

利他やエゴも

愛も嫉妬も

なにものかへと向かってゆくには揚力がいる

この揚力をコントロールすることが必要不可欠


た ...
なめくじの聞こえない歌声が家の下から聞こえる
なめくじの湿った心がぬるぬるの木屑から立ちのぼる
なめくじがゆっくりと顔をめぐらして食い物を探している
大食いなのだ この楽観論者は

金属質の ...
遠野の山道/峠の途中 一本の巨大な枝垂れ桜/
 とおののやまみち とうげのとちゅう しだれやなぎにかっぱがぽつり 

春先にその桜の根元/その下で春先に相撲を取る河童一匹/
 はるさきいつも ...
キスをせがんだ乾いた唇に

熱は伝う 憚る暇もなく

堪えていた(つもりのない)モノが零れ溢れ

堪えられないくらい“私”に気が付く
 
君の入力した行を
 タイトルに
  変更しますか
変更されたのは
 中身ではなく
  タイトルだけですか
タイトルは変更
 されました 貴方ではない
  誰かの
 手を失った 足によ ...
五十音を並べ替え
キモチはあらわになりますか
だれのものでもない文字は
私のものでもないけれど

心の模様を
伝える手段をもたない鳥は
とぶだけ
とんで
ひっそりと鳴く
あふれる涙に
区切りをつけて
流星たちは夜を曳く

きらきらと
こぼれ落ちずに
音も立てずに
空は、昔


夜風をながれる
木の葉のさわぎが
飛べない鳥を震わせる

重 ...
ふたり 夜空を見上げて
満天の星のした
夢 語り合ったね

不安な僕の心を
君の笑顔が支えてくれた
自信のない未来を
君が拓かせてくれた

ずっと君の隣を歩いてゆくと
思っていたけ ...
人の死が一層悲しくなる季節がやってきた
他人には聴こえない声が生まれてくる
とすれば 私は私の記憶に疑心を残したまま
季節を飛び越えなくてはならない

夏が終わって秋が始まるという一小節は
...
わすれもの
わすれたままに
しておくことば

ときどき きれて
おもいだす


{引用=即興ゴルコンダより(改題)}
言葉は言葉に立ち向かい、獅子は獅子に向かい咆哮する

自らの命運を知る者は皆躓き、

羊は唯の一匹も残すことなく散り失せてしまった

イスカリオテの聖霊は悉く打たれ

古代神殿の真 ...
布団にもぐりこみ女の胸にしがみつきながら

それでイク二十も歳の離れた肉で

傷ついたこころや精神は洗い流せるだろうか


二十も歳の離れた女に

ネットでバイブを買わせた

み ...
例えば黒い部屋で
白い朝を夢見るような日々なら

赤い腕も
青い顔も
緑のカーディガンも

無かったことになるはずだ

例えば黒い部屋で
白い朝を夢見るような日々なら

グレーの繁華街も
ピンクの下 ...
Ma Jeunesse Fout L'camp     まぁ森へなんか行かない


Ma jeunesse fout l'camp     マジねぇす降る感
Tout au long d'un ...
早送りみたいに雲が流れていて
そうこうしているうちに青空だ
そして何故か雨のシャワー
晴れなのに降るのは島くらいだろうが
風ってやつぁやっぱすごい
きっと遥かに見える
あの雲の雨粒なんだろ ...
「もう起きていたくないの」と

固く目を瞑ったキミは

セカイに閉じ込められたスリーピング・ビューティー

過ぎ去る日々 陽は昇り 月が朧げに輝く

淡い光を放つ星を眺め キミが目 ...
どうしてこんなに脆い肌なんだろう。
無意識に引っ掻いた手の甲は象の皮膚の様で、ざらざらして厚みがあった。

首と唇と鼻は自然に乾燥して、薄く白い皮膚がめくれかかった。
腕と足の関節部分は、太陽 ...
彼女の名前は作り物

私が名付け親であります。




私は管理を怠りました

彼女は消えることもまた

話すこともできなくなりました。





ごめんねだ ...
開け放し砂漠のようなせまい部屋 砂糖の雰囲気を探してる

二人して抱き合うふりして寄り添って あつめたものはばらばらの穴
阪神芦屋から山側を眺めるのが好きだ

芦屋川から山にかけて

円満な景色がほっこりと浮かんでいる


ノイズだらけのイントロにぐちゃぐちゃにされた等身大のぶざま

意味みたいなからだ ...
音楽にジャンルがほんとうに必要なのかということについては、個人的に割と前から疑問を持っている。音楽のジャンルを考える機会というと、CDから取り込んだ音楽ファイルのジャンル分けをなんにしようか考える時く ... Tirelessly
We walk forward.
疲れることなく
前へ進む

苦しい
辛い
ヘトヘトだ
助けて

もっと楽に
生きてみないか?
もっと細く
生きてみない ...
私の赤い糸は
どこに繋がっているの
早く教えて欲しい。
引き寄せると皆切れてしまう。

赤い糸がないのなら
教えて欲しい。
覚悟するから
その分他の事をするから

無駄が嫌い
時 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ノート(48Y.9・17)木立 悟自由詩211/9/19 17:30
星の砂が零れるみたいに乱太郎自由詩16*11/9/19 17:20
孤独ぎよ自由詩711/9/19 17:18
からすのかって草野春心自由詩211/9/19 16:38
とろとろの熊はるな自由詩1011/9/19 15:01
キリストの捕縛……とある蛙自由詩911/9/19 14:54
ロックのフリーダム番田 自由詩111/9/19 14:53
揚力吉岡ペペロ携帯写真+...411/9/19 14:28
なめくじ非在の虹自由詩3*11/9/19 13:43
河童……とある蛙自由詩811/9/19 13:30
乾いた唇徘徊メガネ自由詩111/9/19 13:05
入力した行、タイトル、狩心自由詩311/9/19 11:57
鳥が鳴く朧月自由詩411/9/19 11:41
流星たちの夜千波 一也自由詩2*11/9/19 11:19
星空洞野いちる自由詩911/9/19 9:51
秋の心花キリン自由詩4*11/9/19 8:12
呪文AB(なかほ...自由詩111/9/19 7:02
偽典・ヨハネによるユダへの手紙高濱自由詩111/9/19 2:11
青いバイブ吉岡ペペロ自由詩111/9/19 1:57
_3310携帯写真+...111/9/19 1:40
フレンチ・ポップスの誘いsalco自由詩4+*11/9/19 0:45
雨宿り甲斐シンイチ自由詩111/9/19 0:24
愛おしきキミ平沢ちはる自由詩011/9/19 0:05
うだる日山岸美香自由詩111/9/18 23:48
サワメハリマ自由詩111/9/18 22:50
ばらばらの穴はるな短歌311/9/18 22:29
意味みたいなからだ吉岡ペペロ自由詩111/9/18 22:08
音楽のジャンル分けは正直良くわからないKETIPA散文(批評...1*11/9/18 22:05
疲れることなくペポパンプ自由詩2+*11/9/18 19:47
赤い糸自由詩3*11/9/18 19:47

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加筆訂正:
河童/……とある蛙[11/9/19 14:13]
う〜ん と 何となくこんな形にしてみましたうざいように(笑)
愛おしきキミ/平沢ちはる[11/9/19 0:07]
タイトル変更
5.82sec.