一枚の言葉たちが生んだ

大人だから言えないことって

表面ってどこにあるの

そんな甘えたり擦り寄ったりは

大人だから

大人だから


傷つけたくなかった

さよなら

もしもし

またね

じ ...
今日も
終職できなかった

思いがけず
終職できたという
幸せな人もいるという

わたしは
終職したいのだろうか

まだこの世の中に
未練があるのではないだろうか
...
1,

訳もなく 死にたくなる夜には
セシウムを含んだ
アルコールを 一杯
ひっかけていく


「これ、ほんとうに
 死ぬんすかね」
「わからない」


善いことの総量と悪い ...
あなたに会いたいと願うとき
わたしはわたしでなくなってしまう
心臓からするすると腕がのびていき
あなたの髪の毛をわしづかみにする
そうして
セメントがぱんぱんにつまった両手で
あなたの頬に ...
連鎖している。
思えば後悔だけが残ります。なんであんときしなかったのだろう。
就職だったり告白だったり旅だったりあなたに会いに行ったり。することはたくさんあったはずなのに、体は動かなくて利き手のは ...
カスミさん
会うたびに「はじめまして」と言いますね
記憶を保てないあなたは
世俗の煩わしさに悩むこともないのでしょう
私とは違う 栗色の瞳は
何を追っているのでしょうか

カ ...
そろそろ(忘れるコツ)を身につけたい僕は 
凹んでしまいそうな夜にこそ 
「Today is anotherday」と言ってみる 

自分の落度に指をさされて 
眉をしかめそうな時にこそ 
...
だから彼女は呪文になったんだ

いまじゃ音だけになっちまったけれど

傷つくたんびに口ずさんでいる


彼女はおおむね優しかった

おおむね面白い発見をしてくれていたし

おおむ ...
笑顔のままで
素顔のままで
楽しく
明るく

自由に
正しく
優しく
好かれ

ユーモアで
機転を利かして
怒らない。
泣かない。
もしきょうで
せかいがおわるとしても

きょうのひを
あしたへつなげよう

もしせかいが
あしたはないとしても

きょうのひを
わすれずにいきてゆこう
逃げた素足が語った

黒くなった素足が語った

全部の感情が入り混じって
しまった。と

赤い血を見て悦び
青い空を見て泣き
黄色い手を振って

埋もれ足掻いた色彩達

どれ ...
携帯番号教えてよ、
何気なく発したずっと言いたかった言葉。
帰りがけ、たまたま出会って、短い距離一緒に帰った時にとうとう言った。
君との繋がりが欲しかった。学校だけじゃ満足出来なくて、どこ ...
あの日、少年が追いかけて 
精一杯伸ばした、グローブの先に 
白いボールは、転がった――― 

夢中で土の上に飛びこむ少年の姿が 
大人になったこの胸を 
無性に揺さぶるのは、何故だろう? ...
つくづく
惜しい
つくづく

よしずも扇風機もスイカも
歯が立たなかった
暑いがらんどうのような
夏が逝く

つくづく
惜しい
つくづく

不安と疑念と我慢を
素肌に貼 ...
 
 
選手もいない
観客もいない
ただマウンドの上に
白く滑らかな豆腐だけがあって
時折吹く風に
ふるふるとしている
気がつくといつも
そんな球場を眺めている

 
 
  朝の月は
  言いたいことがあるのに
  黙っているような感じ



  薄明かりの部屋に
  てんでばらばら
  きのうの話
  おととしの髪の毛
  あさっての哲学 ...
あえる ね

お、 と、
あ ふれる ね


はるか な はる が ね
くる ね のにね の に ね

あ ふれる ね
ほほ ほほ うふふ



ひのな ひの なか ...
愛するひとが俺いがいに

楽しいって言ったり

安らかに甘えたり

メルヘン守ってもらったり

面白いこと発見してみせたり

世界でいちばん大切にされたり

そんなことくらいで ...
つまりは総括なのだ。

ありとあり余る残滓と
ありとあり余る余韻と
ありと有り余る余震と
ありとあり余る贅肉と
ありとあり余るバリと
ありとあり余るカニバリズム

雷鳴の中 交差点を ...
猫と人間
解り合うなんてまやかし
だけど確かにその目線の先にお互い存在して

真夜中に交差する心
海のステンドグラスが
ただ青いまま
砂の仲間と 戯れる

星のソーダやオレンジの太陽を食べて
波に守られおだやかになった

あなたの手が私を守るなら
わたしはもう散らかってしまいた ...
 公衆便所に居て男達は
 ずらりと肩を並べながら
 白磁の陶器に降り注がれる小便を眺め
 例えば自分の記憶や感情なんかが
 よくも一緒に流れ出て
 しまわないものだと思う
 溜め息は臭 ...
どんな時でも
どんな所でも
守ってあげたい
助けたい

君の瞳は嘘をつかない
純粋で輝いていて
何でも見通せる
それでいて脆く儚い

歪がかかり
歪められ
苦しみの底に
安心 ...
今日も
ポンコツタイムマシーンに
乗っかって
ふらふら
ぶらぶら
行く宛も無く
カッ!っと
ブッ飛んで


開いた世界
ツンと鼻を突く
河辺の宿
宿主は眠り猫
ツンと鼻に付 ...
ため息を吐いた
昨日も一昨日もその前も
長い長い溜め息の橋を渡る様に
ずっとずっと前から



ため息を吐くと幸せが逃げて行く
なんて言われても
と思ったけど
今の今までため息を吐 ...
短歌共作


題「花」(大羽 左膳)

明日死ぬのに花を摘むのは不条理ですか君と出会った君の罪だよ(る)
咲くまいと疲れてしまった僕たちは悲しみの中の徒花だろう(る)

どくだみの花の ...
 わがままなあなたのReは愛しても
 まだ足りないと盗みいるひと


雨の夜は朝がこないとテレビのなかの猫たち
雨でも散歩はできるよね、と
傍らのちいさな犬はぽつり
おやすみが言えなくな ...
…確かに俺には言うほどにロックの知識が無かったのかもしれない
そんな思いが
今日も遠くに見えてきたヨットハーバーに浮かぶ
小型ボートが…
遠い国から出稼ぎにきたイスラム系の人を乗せて通りすぎて ...
傷ついてるあなたには
なにをいっても無駄で
私の言葉が刃物みたいに
あなたを切ってゆく

拒絶する風が吹き荒れて
それでもしがみついて
言いたくないのにとめられないの

わかって
...
目を覚まして こすり合わせる
貧弱なものたちの強い毎日
そんなあなたに ごほうびです 

満月が二つ出た
願ってもいないことだったが
ひとつは自分用に
大きなポイで掬った
知り合いの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
大人だから吉岡ペペロ携帯写真+...411/9/14 23:52
終活小川 葉自由詩311/9/14 23:34
生活/H野澤 尚也自由詩2*11/9/14 23:25
がらくた遠藤杏自由詩3*11/9/14 23:20
かなりかなしいとうゆうや自由詩111/9/14 23:13
カスミの空御笠川マコト自由詩411/9/14 22:57
はじまりの詩服部 剛自由詩311/9/14 22:42
彼女は呪文吉岡ペペロ自由詩111/9/14 22:21
笑顔のままでペポパンプ自由詩3*11/9/14 22:18
あした小川 葉自由詩0*11/9/14 21:59
宇宙姫自由詩211/9/14 21:59
着信ナシ田園自由詩111/9/14 21:38
野球少年 服部 剛自由詩311/9/14 21:17
つくつくぼうしnonya自由詩19*11/9/14 20:15
豆腐球場たもつ自由詩511/9/14 19:57
朝の月草野春心自由詩3*11/9/14 19:50
ほほえみ くすり千波 一也自由詩3*11/9/14 19:50
美しい吉岡ペペロ自由詩311/9/14 17:31
夏の総括……とある蛙自由詩911/9/14 16:58
真夜中に見つめ合う二つの生命体れもん自由詩211/9/14 15:31
浜辺の砂アヤメ自由詩011/9/14 15:07
公衆便所に居て田村大介自由詩411/9/14 14:30
どんな時でもペポパンプ自由詩4*11/9/14 12:27
ポンコツタイムマシーン三之森寛容自由詩111/9/14 12:21
ため息自由詩011/9/14 12:15
「花」「5(ファイブ)」2011.9.10・9.14榊 慧短歌3*11/9/14 11:42
夢猫たま自由詩27*11/9/14 10:15
いつもロックを番田 自由詩111/9/14 9:33
傷ついた鳥朧月自由詩311/9/14 8:26
正しい月唐草フウ自由詩14*11/9/14 7:12

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