きょうび 灰に花に 煙に霞に
忙しくて
あなたの影ができない
光さんざ降る 窓の外にも
薄暗いお家にも
心の 海原にも 大地にも
忘れないで 忘れて 忘れないで
あなたの声が
不快 ...
祖の{ルビ凹=ヘコ}み、{ルビ凸=ナカダカ}く突き上げては
星月夜をつむぎ、乱れ鳴らし、欠いた穴に
穏やかな腐葉土を外した碑が囃子
さかずきを褥にふるい、ふるまわされたり
など、つぶ ...
すっきりと夜空、
ぶるぅぶるぅ
コバルトブルー
ガラス戸開けば、
家々 ぽつぽつ明かり灯り
新たなステージ オゥと拓く
明日にも両足切断されるかも
それは一つの恐怖だ、 ...
○「無常」
人はだれでも老いる
一番だった人も
すぐに一番でなくなる
○「防止」
防止しているものは
表に出ない
犯罪にしても
災害にしても
事件事故にしても
病気にしても
...
暗い道を
歩いている時に
出会えた
光は
あたたかいやさしさ
・
日なたぼこ
ぽかぽか
お日さまありがとう
いのちが
よろこぶ
あまりにも静かだ
軽い欠伸をし
目蓋を開けると
まゆの中に横たわっている
それは刹那に消えた
暖かい
そよ風が柳を揺らし
水面には睡蓮が浮かんでいた
ウスバカゲロウが無数にふわふわ ...
表皮を焼くような冬の陽射しの下で蛇玉のようにうろついた焦燥は冷蔵庫の中で鎮魂歌を求める、その下の段で賞味期限を数日過ぎたグラタンが世界を呪いながら変色していく、何も食べたくないと思いながらボ・ディ ...
電車やバスの中 携帯で通話すること
ヘッドホンから聴いてる音楽の音漏れ
空いてるからといって 優先席に座ってしまうこと
全部マナー違反であることで
それをやったら 他の人から冷たい視線を浴びた ...
始まりあれば
終りもあるのは
自然なこと
私もどの道
終わるからいいね
・
私は
最低の
存在だろう
というように思えば
腹も立たないか
ラブコール
あの子にラブコール
いや
ほんと
ここどこって
そんな気分で
ちばーって叫んでた誰かに
すっげー親しみ感じて
...
さみしさを纏う外套があったなら
輪郭を縁取ることなく
あなたと私の消失点で像を解き
互いの記憶の曖昧さに溶け込んでゆける
夕暮れの色にぼんやり佇むひとたちが
遠く住んでいた場所を忘れ ...
闇夜の坂道に落ち行き
突然に遠く消える君、
僕の想い描いた
理想、吐き出せないママ
逃れいく逃れゆく、
三鷹台というホームに
たこ焼き買い夜な夜な
神田川沿いのベンチに座り
熱 ...
「金じゃ買えない物がある 26歳」を
「金は出すから美味い物を食わせろ 41歳」が惨殺し
「焼き過ぎないレア 年齢不詳」を新たなパートナーとして要望
腕が悪い奴は焼き過ぎてしまうが・・・
...
ほの暗い空に尖ってゆれ動く
銀杏の枝先 路端の枯葉
手袋はめる指先
冷たさ滲み
駅前
ためらうことなく夜を受け入れた街
バスターミナル
無人のベンチ
男物の ...
阿片が微かに香る七月二十五日の秘密の船着き場で一人の男が二人の男に殺され、身ぐるみを剥がれて海に投げ込まれた、雨の前の湿気がそこら中に立ち込めている寝苦しい夜だった、殺された男は異国育ちのいけ好か ...
その川の水底、
ゆらゆらゆらゆら
揺れ動いて
澄んだ水面の影落とし
そうして一層透明になり
底抜け底抜け
師走の大地を震わせて、
笑って居るよ 大口開け
岸に境に座る神 ...
春の道
脇道さまよう
レクレーション
夏の道
脱ぐに脱げない
熱地獄
秋の道
脇見運転
出逢いなし
冬の道
エンジンストーブ
交差点
「明日は黄砂が降るでしょう」
天気予報の声はAI
曇りマークのない混じりけなしの晴れマークなのに
洗車したばかりなのに
布団は干せないなあ
とか 少しばかり
黄砂のことを恨んでみる
...
十二月 早朝
いつものように高台通りを歩いて仕事に向かう
右手の歩道と山側の住宅地の間はなだらかに傾斜して
自然の植生を活かした広い公園になっている
この季節には通りに面した{ルビ落葉松=から ...
初めから、多分ではなくてそのあたりの違いの確信は良いのです。大正までは翻訳は知識ではなくて才能だったとハーバード出の方はおっしゃっていた。私たちのオリジンは内から溢れ出ているのだから。無理だよ
...
中華料理を食べそこねた兄が
急行列車で帰ってくる
僕はまだプールの水底で
習字の練習をしている
兄は僕より背が高く
顔も様子も似てはいないけれど
よく双子と間違われた
習字のはら ...
○「伝え方」
怒ったり責めたりしながら言うことは
いくら言っても
相手の心へ入っていくものではない
骨折り損のくたびれもうけということになる
○「世渡り」
真面目で優秀でおとなしい人が ...
3時間寝ればよい
72時間起きていられる
結婚相手は自然体でいられる人
自分で考えろ
自分で調べろ
人を活かせ
とにかく頑張れ
繰り返せ
人ができないこ ...
身体に電流を流すかわりに
しびれるような音楽を流して
腕を流れる血液のかわりに
どばどばと音楽を流して
胸が張り裂けそうな孤独
その心臓の鼓動に重なるドラム
身体の中に抑えきれ ...
私はサンチュという名の自称詩人で
妻がカボスというこれまた自称詩人です
ついでに息子もチーズトンカツという自称詩人です
家族三人揃って自称詩人をやっています
私とチーズトンカツとは
親子のせ ...
自称詩人256人殺し
256という数字は4の4乗
つまり死の死乗を意味する
俺の一番好きな数字だ
死の上に死を重ねる
折り重なって朽ち果てていく
自称詩人の屍を見ながら飲む
ウイスキーコ ...
ごちゃ混ぜゴォン
千の鈴鳴り紅赤緑
街路樹色づき貴やか
ひと吹き風に揺れ動き
色々重ね鈴鳴り千の
奥深く億の
森掻き分け
拍を踏み
ふと内懐
入り込む
入り込み
...
哀しみに憧れ眠り
憧れに哀しみ眠り
表層を滑走すること、
突然に深みに嵌まり
聳え立つ巨大な相貌、
内面に湧く泉呼応し
郷愁に憧憬伴い
憧憬に郷愁伴い
眼差す 純白の瞬間、 ...
おかしな箱だなと思ったところで目が覚める
わたしは眠っていたわけではなかったのだ
かわいいあの子がスカートにスープをかけられてるときや
足が遅くて詰られた子が来なくなったとき
集合時間 ...
季節は関係なく
よくいつもの丘に来る
私を待っているかのよう
冷たい風さえも
心地良い風に感じる
あまり都会ではない
自然が多くて
眺めていると楽しい
雪は降らない
今年 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
念う
印あかり
自由詩
5
23/12/10 21:24
腰掛けて、苔の上
あらい
自由詩
1
23/12/10 20:32
夜想
ひだかたけし
自由詩
2*
23/12/10 18:50
独り言12.10
zenyam...
自由詩
1*
23/12/10 16:57
※五行歌 二首「いのちが よろこぶ」
こしごえ
自由詩
1*
23/12/10 16:34
午睡
レタス
自由詩
3+*
23/12/10 15:58
腹じゃないものが飢えてる
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
23/12/10 14:48
公共のマナーは守りましょう?
涙(ルイ)
自由詩
1*
23/12/10 14:48
※五行歌 二首「私は 最低の 存在だろう」
こしごえ
自由詩
1*
23/12/10 10:15
めも
うし
自由詩
0
23/12/9 23:47
ある追憶に
ワタナbシン...
自由詩
2
23/12/9 23:31
夜想
ひだかたけし
自由詩
6*
23/12/9 22:00
コードネーム
狩心
自由詩
5*
23/12/9 21:38
唇に歌を[まち角28]
リリー
自由詩
4*
23/12/9 19:03
永らえる夜の中で
ホロウ・シカ...
自由詩
0
23/12/9 18:00
底抜けの神様
ひだかたけし
自由詩
3
23/12/9 15:37
バイク季語
イオン
自由詩
0
23/12/9 15:24
黄色い砂たち
そらの珊瑚
自由詩
8*
23/12/9 11:58
黄金
ただのみきや
自由詩
3*
23/12/9 11:05
時間の無駄ではないから、辞書詩人の先を目指して
足立らどみ
自由詩
4
23/12/9 10:13
気泡
たもつ
自由詩
7*
23/12/9 7:23
独り言12.9
zenyam...
自由詩
1*
23/12/9 6:51
思い出(2の感じ)
Hose E...
自由詩
0
23/12/9 1:19
音楽を流して
木屋 亞万
自由詩
1*
23/12/8 23:10
家族揃って自称詩人
花形新次
自由詩
2
23/12/8 19:44
256人殺し
〃
自由詩
2
23/12/8 19:26
五行歌、此処滞在地にて
ひだかたけし
自由詩
2*
23/12/8 18:08
帰郷
〃
自由詩
5*
23/12/8 15:48
箱
はるな
自由詩
2
23/12/8 12:32
冬の丘
夏川ゆう
自由詩
2
23/12/8 12:21
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
4.31sec.