転覆してしまった
砕氷船は
海のど真ん中
沈んでいくよ沈んでいくよ
孔雀と戯れている少女の言う
夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
ぞろぞろ歩む一方向に
あれは何?と少女に尋 ...
鍵をなくして
座礁した無人島の浜辺から少しせりだした夕日の淵で
釣りをするたびに地球を釣ってしまい
きれた糸の先に針をつけて
昨夜捕まえた痩せた月を餌に
じっと
新月を待っているような
...
冬至過ぎれば
米粒一粒ずつ
日が長くなるよ
と祖母が言っていたという
冬を越すぞ
・
冬になる分
一日一日
春は近づくのだ
どの道
あったまる
孤独、
寄る辺なき
魂の
力と化し、
進む
みちは
とおいとおい
ひらかれた
こころ
言祝ぎ
ぼくはいくよ、
とおくとおく。
「食卓」
サラダの皿の色どりに
執着しつつ
缶ビール グラス注げば
勤めの愚痴がついと出る
貴方との白いテーブル
「霧の朝」
冬が来て
裸木ば ...
三分咲の桜が好き
と云う私に
葉桜が一番好き
と 笑った彼女
「なんで?」
ほのぼの香る色にも
一閃の青をみる
硬質感ただよう清らかさ
結婚前の彼女は答える
...
目は寒がりな二匹の猫
一匹は窓辺に立って外を見る
一匹はこたつの中で夢を見る
景色に重さはなく
重さのないこころとつりあっては傾いて
朴訥に歩を乱す
冷たい針が刺さったままの雲の針山
隠 ...
退廃的な茶色い風景は一掃され、どこも白いベールに覆われている。嘘のような本当の話、のような風景がある。
雪にまつわること。たくさんあり過ぎて語れないほど。雪を心待ちした青年期、悩まされた中年 ...
とおく
らいめい
また
いのちにもどる
そうきめた
+
よりそう
じしょたち
きょうは
ことばの
おそうしきのひ
+
しずかな
かみのね
おわらない ...
鯖の切り身に湯をかけて
霜降り ぱちゃり 血合い取り
砂糖と酒と水と鯖 生姜もいれて くつくつと
落とし蓋 煮汁が飛ぶのをおさえつつ
甘い蒸気よ 換気扇
外に抜ければ 冬の街
...
雲のネックレスが引きちぎれて
空から雨の粒が落ちてくる
地面にぶち当たり
次から次へはじけていく
鼻を空へ伸ばすゾウが
必死で鼻息を吹き出すけれど
ラッパのような高音は出ない
なし崩 ...
昨夜の飯はおろしそばに納豆と生卵で腸内善玉菌が喜んでいます。可哀想な人達に生命エネルギーが注ぎ込まれてきたのは否応なくわかるんだけど、可哀想じゃない人達が痩せていって良いんじゃ、本末転倒だね。
...
引き裂き叩き付ける
〉ひたすら進行する時を〈
タタキツケヒキサク垂直瞬間、確かに在りて
光の帯を巻き舞い上がり舞い降りて
漆黒へ降り注ぐ 静やか光の動乱
闇が覆うのだ、
いずれ闇に ...
「うおっしゃぁぁっ!」われ親ガチャに恵まれり好きなだけ呑めるタフな肝臓
好きな酒 好きなだけ呑めるこの生は 輪廻においてまれなことかも
あめ色の
時が過ぎいく
この夕べ
意識は透明に澄み渡り
一閃する光の入射
瑪瑙の渦は時に呑まれ
西へ疾駆する黄金の馬
無上の浄福に魂の包まれ
静かさだけが降って来る
センソーはヨクもワルクもヤメルにカギル だってツギにはボクのクニかも
時蝿はむれたがるなり魚の「し」おいしさなのかなおいしさかな
犬姫と接点のないベルゼブブ「地獄で逢おう」高笑いして
時蝿は矢の如し刻を経て生まれ変わって逢えた令和に
誰か知る二人だけし ...
いらっしゃいませ
あのここのギャラリーは
諦め取引所だと聞いて来たんですが
そうですよ
出展料を頂ければ展示できますよ
わかりました
これなんですが
もう写真を辞めようと思っ ...
また
寒い朝が来た
外は霜で真っ白だ
この間まで
暑い!暑い!といっていたのに
また
寒い朝が来た
今年もあと一月
また新しい年が来る
めでたいのかめでたくないのか
わからない年が ...
今の気分は何色だろうか
暖かい気分をため込んで
廻りにも伝染させたい赤色
気取った素振りで
冷めた気配に模様替え青色
突然の狂気
走り出したら止ま ...
今自分が
ここに在る
奇跡を思えば
つまらんことなんて
気にすんな
大切な悲しみは
零れる光であり
いのちの傷です
静かさに「悲しい」
とつぶやくのです
私は笑っている
出会えなかったものに向かって
私が 出会えるはずだったあなたに
私が 産んであげられるはずだったあなたに
ねぇ 生きて 生きて
人生の秋に 碧空のコント ...
すってんころりん
こりゃこりゃこりゃ
こんがらがってからまって
待て、待て、待て!
ソレを不断に追いかける
ソレはコレ
コレはソレ
右に伸び行く直線は
ハッと左から還って来る
...
のり弁の米だろ 多分 Tシャツを七分丈へとかえているとき
婆さんがワン・ツー・スリーと犬に言う 逆光だけど信号は青
ディランかけ掃除をしてる いつの日か目覚めない日が来ると思った
...
小さな寺の鐘の音が
震うともなく
ゆれて
声を出せば
全て偽りになるに違いない
はかなさが
西山の山脈に暮れていくのを見ながら
一人歩いていると
酒場の騒音 ...
「心」
生命の底にあるのが
わたし
野を吹く風にさからって
歩いていると
影絵のようにみえてくる
「大衆食堂」
店の母さん 常 ...
このメニュウ
先生の部屋の座卓に置いてあった原稿用紙に
書いてあったこととそっくりだ
わたしにはぉろしあ人の血が混ざってるのよ
と言って出してくれるぼるしちは
いつもぬるい
...
仄かに明るいこの冬日
雪は遠くで降っていて
陶然と一陽に木霊する
数千数億の銀河の渦が
降ってくるよなこの今に、
艶めく若芽の燃え出づる
未知なる時を紡ぎ出し
感覚を越えて ...
良い豆を取り寄せ
ブレンドしたコーヒーが
売られている
他の仕事を辞めて
コーヒーショップを始めたとか
時々コーヒーを飲みに行く
若い人は少ない
熟年夫婦の話し声
忘れたい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
深紅のスカート
ひだかたけし
自由詩
6*
23/11/26 17:55
鍵
wc
自由詩
11*
23/11/26 16:11
※五行歌 二首「冬至過ぎれば米粒一粒ずつ日が長くなるよ」
こしごえ
自由詩
2*
23/11/26 15:58
言祝ぎ
ひだかたけし
自由詩
3*
23/11/26 15:36
五行歌 二首
リリー
自由詩
1*
23/11/26 11:41
さくら
〃
自由詩
6*
23/11/26 10:29
蜜柑ふたつ
ただのみきや
自由詩
2*
23/11/26 10:27
冬を旅するために
山人
自由詩
6*
23/11/26 8:09
あまやどり(手帳の断片より)
たもつ
自由詩
6
23/11/26 6:33
作りすぎたのよ
短角牛
自由詩
6*
23/11/26 1:49
白鍵
木屋 亞万
自由詩
2*
23/11/26 0:40
2023年11月26日のAIとの会話ログ
足立らどみ
散文(批評...
2
23/11/26 0:18
詩想38〇前提としての〈死〉に 五行歌、借り*(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/25 21:15
うわばみと親ガチャ
福岡朔
短歌
3*
23/11/25 17:22
夕べの鼓動(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2*
23/11/25 16:09
熊と自動車事故と降雪も気になるけれど
板谷みきょう
短歌
1*
23/11/25 11:36
犬姫 四首
足立らどみ
短歌
1
23/11/25 11:24
諦め取引所
イオン
自由詩
1*
23/11/25 11:01
寒い朝
zenyam...
自由詩
1*
23/11/25 7:30
感情の交差点
佐白光
自由詩
1*
23/11/25 0:52
※五行歌「気にすんな」
こしごえ
自由詩
4*
23/11/24 22:12
※五行歌「大切な悲しみは」
〃
自由詩
5*
23/11/24 22:11
今の私に
短角牛
自由詩
6*
23/11/24 20:43
詩想37、五行歌借り(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/24 20:36
Xやフラペチーノなど
田中教平/K...
短歌
4+
23/11/24 19:49
野分
リリー
自由詩
3*
23/11/24 18:56
五行歌 二首
〃
自由詩
7*
23/11/24 17:49
gastronome 11-20
AB(なかほ...
自由詩
2
23/11/24 16:42
未知
ひだかたけし
自由詩
2*
23/11/24 15:53
コーヒーショップ
夏川ゆう
自由詩
6
23/11/24 12:47
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
加筆訂正:
蜜柑ふたつ
/
ただのみきや
[23/11/26 14:08]
間違い修正
3.15sec.