核ミサイルを発射する権限を持つ人間が現実に存在するというのに
地球という惑星の上で安眠できるわけがない
知性があれば機械たちだって不安を感じるはずだ
実際、知性を持つと即座に機械は反乱を起こした ...
憑かれた顔で名前をつけて
真白い昼のわななき
くしけずられない太陽の蓬髪に
聞えるかあの空の
棺の底を引っ掻いて
瞳の梯子を錆びさせる
凍った舌の有刺鉄線が
ああ吐息の結ぼれ
...
「アースランテは負けません。クールラントにも、
ラゴスにも、ファシブルにも……」
「あなたは、一つ事を忘れています。ヒスフェル聖国です」
「ヒスフェル聖国……」イリアスは息を呑んだ。
「 ...
「クールラントは、中立を保とうとしています」祭祀クーラスは言う。
「そのためにも、アイソニアの騎士を我が国に取り戻したいのです」
それが嘘だということを、イリアスは即座に見抜いた。
「あなたは何 ...
「あなた方がアイソニアの騎士と呼ぶ人物、
グーリガン様は、私情のために国を売る人物ではありません。
今この瞬間も、あなたたちを倒そうとしているのです」
「それは、あなたの懸想による妄言ですね ...
塩湖の畔で
岩塩の結晶になったので
円卓で回される
爆ぜる食卓
ナミブの背骨はムニエルで
美味しく頂ける毎日です
月夜の児童公園の
砂場に胴体着陸したあとで
空っぽのバックパックを
...
私の人生は燃えるゴミですか
燃えないゴミですか?
資源ゴミでないことだけは分かっています。
ねえ
このクリスマスのイルミネーションを
江戸時代の隠れキリシタンが見たら
どう思うのかしら
そうだな
複雑な心境だと思うな
そうよね
でもきっと喜んでいるわよ
だって神社やお ...
この世で、夢が叶わない人がいるから、
この世で、恋が叶わない人がいるから、
恋も夢も叶う人がいる。
クリスマスは、この世で、
願いが叶った人がそれを祝うためのもの。
夢、破れた者にとって ...
○「終活」
せっかく
生きてんだから
何かしないとね
○「目標」
目標が決まれば
頑張ることができる
○「進化」
人間は
進化して
やがて
鳥になる
空を飛んでいる鳥を ...
両手で作り上げる天罰に、未来などない今
喚呼ゲゼルシャフトの落書に凌辱の喇叭を
花鳥山海にたらしめる、すばらしい収束点
砂の海に水光、青海原の天使は悠久と解く
呪われし ...
この世で生きるために
自分が望んでない仕事をし、
向いてないことを実感し
それでももう選び直すこともできず、
ひた走るしかなく
私の人生ズタボロだなと実感する
それが私のクリスマスイブ
...
宇宙が口を開く
大きく
海原、うねり
私は知らない、
雪降る冬の闇を。
二人で別のものを頼んで
食べ比べしていたのに
同じものを頼むようになった
キスはするけど
同じものは食べない
倦怠感に抵抗しながら
洗い物を片付けて飯を炊く
部屋に戻って昼間に買っておいた
モナカアイスをかじる
クリスマスケーキのかわりに
マイアミバイスのサントラを
聴きながら詩作の為に
パ ...
隣家の灯、点り
遥か彼方に
遠い遠い
郷愁の火
開かれた聖書に
漆黒の闇、
太陽は輝き生きて
爆発し続ける光、光
私たちは何処へ向かっているのか?
私たちは何処へ還っていくの ...
もう心から
笑える日は来ない
大切なものを
失くしてしまったから
それでも
朝が来れば
パンを焼き
その耳で
どこでもドアを作る
お腹なんて
空いていないのに
...
麻袋の中から出されたイリアスは、数日食事を取っていなかった。
その表情は、憔悴して青ざめている。
その眼前に、祭祀クーラスが彼女を{ルビ睨=ね}め付けている。
「なんだ、こんな子供か! アイソニ ...
二日の時が経った。フランキスは、
再び祭祀クーラス邸を訪れていた。
そこで交わされる密談は、今後のクールラントの行方、
そしてライランテ大陸の行方を必ず左右するはずだった。
その時、祭祀ク ...
「ところでだ、フランキス。お前はよもや、
クシュリーの身を奪い損なったからと言って、
わたしを裏切ろうとしてなどいないだろうな?」
そのクーラスの言葉に、フランキスは思わず青ざめた。
...
艶めき照り輝く
黒髪、
街角に立つ少女の
光溢れる朝の美しさ、
わたしの意識、限りなく開き
街に少女に世界に浸透し
しずかな至福に出逢う、
この瞬間、瞬間の 光景
時間 ...
○「子どもの指導」
今さら後悔しても始まらないが
子どもたちに
自分の考えや気持ちを
強く押しつけることだけで
子どもの気持ちや考えをよく聞いて
子どもの個性を伸ばすということが
できな ...
クリスマスイブにブイブイ言わせてる
岸田くんうっちゃり覚えた感のある
傾国を憂うもいいが先を見よ
願ったり叶ったりなの? デッドエン
では君は余剰で優しいだけなのか
風が吹き付けている夜は
遠い 山から
この部屋にも
電車の音を混ぜながら
僕のいる意味を問い続ける
このつった首は
肩こりなのかはわからないけれど
あの頃 新宿で
フリーイベ ...
たまにはかわいい息子を、本気で叱る
ひと握りの愛情をもって(目を見つめ)
げんこを、こつん
息子は唇かみしめて
何かをこらえ
涙ぐむ
明日こそは、抱きしめよう
親父の本音と
...
押し切ったな、
深みへ
もっともっと
激し狂い、
剥き出し、
クソッタレガ!
「限りない喜びは遥か遠く
前に進むだけで精一杯」*1
青い海原揺れ動き
ふるふる震え
...
信号待ちをしていたら
横断歩道を渡っていく
誰かが捨てたビニール袋が
その足をアスファルトにつけたまま
滑るように
ゆっくりと
信号が青に変わる直前
ビニール袋は渡り終えて
私は
...
午後になり降り始めた
ホワイトクリスマスになったのは
数年ぶりだと思い出した
近所のクリスマスパーティー
幸せな賑わいが心地良く聞こえる
我が家も夜になれば
クリスマスパーティーを ...
雲ながれ
雲うごく
次々と次々と
雲、生きて
意志持ち
水の青
その透明、
背景に
不動
不思議な
不可思議な
感触、残り
眺めるわたし、
からっぽ
カ ...
○「冬至」
冬至に大雪降る
春遠のく
○「センサーをやられる」
年を取るとセンサーをやられるので
暑さ寒さがわからなくなる
それで
風邪を引いたり熱中症になったりする
○「利害 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
屋根よ、安眠せよ
ゼッケン
自由詩
4
22/12/25 15:11
かたわの鹿
ただのみきや
自由詩
2*
22/12/25 14:29
イリアスの矜持(五)
朧月夜
自由詩
1*
22/12/25 14:27
イリアスの矜持(四)
〃
自由詩
1*
22/12/25 14:26
イリアスの矜持(三)
〃
自由詩
1*
22/12/25 14:25
青空のバックパッカー
ちぇりこ。
自由詩
10*
22/12/25 12:03
仕分け
杏っ子
自由詩
0
22/12/25 11:20
隠れキリシタンセール
イオン
自由詩
1*
22/12/25 11:18
一人のクリスマス
杏っ子
自由詩
1
22/12/25 10:03
独り言12.25
ホカチャン
自由詩
1*
22/12/25 7:52
海図なき航海
あらい
自由詩
1
22/12/25 3:01
受取拒否
杏っ子
自由詩
3
22/12/25 0:59
夜想2
ひだかたけし
自由詩
4
22/12/24 22:59
別れの気配
イオン
自由詩
1*
22/12/24 22:36
「クリスマス・イブの夜」
ジム・プリマ...
自由詩
3*
22/12/24 21:45
夜想
ひだかたけし
自由詩
4*
22/12/24 19:40
百年先の孤独
ミナト 螢
自由詩
1
22/12/24 14:43
イリアスの矜持(二)
朧月夜
自由詩
1*
22/12/24 13:09
イリアスの矜持(一)
〃
自由詩
1*
22/12/24 13:07
祭祀クーラスとフランキス(四)
〃
自由詩
1*
22/12/24 13:05
朝の光景
ひだかたけし
自由詩
4*
22/12/24 10:52
独り言12.24
ホカチャン
自由詩
2*
22/12/24 7:30
年末に
りゅうさん
川柳
1
22/12/24 7:28
北風とリリイベ
番田
自由詩
2
22/12/24 1:24
親心
服部 剛
自由詩
2
22/12/24 0:09
アンセム/この病の床より
ひだかたけし
自由詩
3*
22/12/23 20:00
風の朝に
そらの珊瑚
自由詩
12*
22/12/23 16:18
クリスマスの午後
夏川ゆう
自由詩
1
22/12/23 11:57
雲、水の青に
ひだかたけし
自由詩
5
22/12/23 11:17
独り言12.23
ホカチャン
自由詩
1*
22/12/23 8:29
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
3.89sec.