窓の外に水溜りがある
水溜りは晴れている
天気のことや外のことが好きだった
十二歳くらい
それくらいに
固定されているものがあった
お向かいのベランダには
シーツの類や
名前のわか ...
雪 踏んで歩く
雨 濡れて行く
陽 曝され進む
ひらの両手、かざしたら
どこでもない、此処へ行き着いた
ずいぶん努力したんだ泥にまみれながら
徹夜徹夜で、聴覚壊れ(突発 ...
人生が ぽつねん 立っている
カエルが キーキー鳴いて
そうして 朝の間際 僕も泣いていたのでした
運命が純白の手を 僕にふるから
僕は さむざむ と泣いているのでした
ふわふわ 青 ...
フローリングに寝転がり
燃え盛る太陽を浴びる
降って来る光の洪水は
世界のすべてを受け容れ
温め熱し燃やし尽くす
否、否、否
肯、肯、肯
越えて超えて!
気の揺れ動きに苦 ...
真四角の建物の谷間
冷たい雨が、
寄り所ないコンクリートの壁に爪を立てて
のぼり始める
赤く黒く
その身をやき尽くそうとして
一足一足いらだたしげに登り始める
どこ ...
何処行こうとしてたの?
返事もなしに行っちゃった
さっきまで泣いてたような目をしてさ
真っ直ぐ前を見て
気になって振り向いたけど
もう見えなくなっていた
きっと時代が連れ去った
...
数ある刃物の中でも一番の迫力をもつ
刃物界の大御所といえば
包丁氏である
おいしい料理で人を魅了するかと思えば
殺人事件までひきおこす
まことに波乱万丈な人生
そんな包丁氏が今熱を ...
○「脱落人生」
人生は
脱落なり
脱落なり
脱落して
ことにのぞめ!
○「リタイア」
退職しても
まだ
現役時代の価値観に縛られている
退職したら
義理を欠いて
無理をせず ...
新生姜も好きだけど
普通の生姜も食べたいの
ひとときの柔らかさ 夏の思い出
それにかまけて忘れないで
いつも笑っていたいけど
人生 楽しいことばかりじゃないから
沈みがちな顔 ...
あどけなかった悲しみを
いついつまでも癒せずに
あどけなかった悲しみに
こころを閉ざす夢をみる
あどけなかった悲しみに
幼いころなら気づけたが
あどけなかった悲しみを
い ...
あのひとに
やさしくしてほしいから
そんなやさしさなんて
ただの同情だと
わかりながら
じぶんの弱さが嫌だけど
かわいそうになりたい
深夜
ひとはどうしてこんなにか ...
- impromptu
汗をかいて、
おまえは
また あの夢を視たのか
暗い廊下の夢か
終わらない非常階段の夢か
トイレ ...
現代自称詩カンファレンスも
もう2周年になったんですね
おめでとうございます
私は61歳のときから自称詩を
投稿するようになって
今では心身ともに
超一流の自称詩人になりました
それもこ ...
空中にばら撒かれた葉脈のような物体が痙攣のように蠢いている、そんな幻を見つめているうちにいつの間にか数時間が経過していた…数時間が―右手の人差指の爪で目の脇を掻いたら細かい傷がついた、血すら滲んで ...
サフランライスを仕掛けて眠るの 明日がやさしくなるように
クミンをひとさじ願いを込めるの 昨日を許すように
きっと一晩寝かすから そっと涙を流すから
情けない私を ダメなやつだね ...
今日で高校の
卒業式から三十年
あれから
僕は詩を書き始めた
思春期に砕けた
{ルビ硝子=がらす}の日記は
時を経て夕陽色に染まった
あのひとは今、元気だろうか
...
いつのまにか日が暮れた帰り道
ダウン症をもつ周を乗せた
デイサービスの送迎車の到着に
間に合うよう、早足で歩く
前方には、小刻みに歩く青年が
重そうなビニール袋をぶら下げて
ゆっくり ...
- impromptu
風の{ルビ惑星=ほし}の午後
不意の凪
スケルトンコーストに{ルビ一滴=ひとつぶ}の ...
愛する女性に赤い薔薇を捧げたまえよ
龍を倒したばかりの騎士のように
勇敢なふりをするといいさ
忘れるな
その赤い薔薇は
倒した龍が滴らせた
真紅の血からできている
姫がその花弁に触れた瞬 ...
英語のリスニングをしています
聞こえるものだけがゆっくりと
あたりを漂っています
味方はいません
けれど敵もいないので
リスニングは続きます
リピートして、あなた、もっと丁寧に
...
あの五年間で
私は深く深く根を張った
前人未踏の新記録に挑戦した
その結果がこんな物だとしても
悔いはない
生きる。
生き生きと生きる。
大切なのは今日一日を精一杯生きる事
人生の中の一日一日を
大切に愛おしんで生きる事
その繰り返しが
大いなる問いに答える鍵となる
私は情熱の日々を送る
見るも良し
見られるも良し
我は ...
母ちゃんに
話せなかった
思い出が
キイインキイインと
カアテン揺らす
愛してるの響きだけで強くなれたらいいなぁ
そんなふうに思っていたら
「から元気でも良いじゃん」と聞こえてきた
そんな君が私を愛してくれたらだなんて
言えますか?言えません 桜吹 ...
風の吹いて
涼やかに歌い
葉のゆらぎ、
緑はながれ
葉のささやき、
緑はそよぎ
風の吹いて
涼やかに語り
「幼年、成年、老年
過ごし過ぎて過ぎ越し
今日、生きて 風 ...
風の中で
花びらになるもの
一枚のレンズ越しに見える
様々なかたちに折れる
吹きながしになって
君と痩せた蜂の両足が
季節を運んでいる
胸が渇き
私は何故かシャ ...
○「テレビニュース」
テレビニュースを見ると
よくまあ!こんなに事件や事故が多いものかと思う
僕の田舎では殺人事件なんて一件もないのに
○「ああ!結婚」
「できちゃた婚」
昭和の懐かし ...
ベランダ打ちつける雨音
レースのカーテン越し鳴り響くものが
西の空も
東の空も
緋色 噴き上げ
花火の様に開いていた
湖に ぴかっと光った一線が在るだろう
そこに連なる峰 ...
冷酷な奴だよと傍、聞こえてき
彼の何を知っているというのだか
いないとき悪口言う人信じるなと
いないから言うんじゃないか悪口は
対面で言えますか君、悪口を
言ったらばもう ...
ろくでなしブルース月と歌う
あわよくば金塊を狙う
小道に咲く雑草にも愛を
記念日にドンペリが現れた
食いつくのもそろそろ見納め
何がなんでもアナタにかしずく
伸 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水溜り
たもつ
自由詩
2*
23/4/18 21:29
夜想47〇ジブン
ひだかたけし
自由詩
3*
23/4/18 20:50
夜です
家畜人
自由詩
5
23/4/18 20:35
日光浴(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
23/4/18 16:03
五月雨
リリー
自由詩
3*
23/4/18 15:48
傘
妻咲邦香
自由詩
2
23/4/18 10:27
刃物物語
昼寝ヒルズ
自由詩
1
23/4/18 10:24
独り言4.18
zenyam...
自由詩
1*
23/4/18 6:52
薬味に頼る夜
短角牛
自由詩
4*
23/4/18 6:49
あどけなかった悲しみに
秋葉竹
自由詩
1
23/4/18 6:10
かわいそうになりたい
〃
自由詩
1
23/4/18 6:06
夢魔
墨晶
自由詩
2*
23/4/18 4:23
現代自称詩カンファレンス2周年記念祭2
花形新次
自由詩
1
23/4/17 23:22
ダウンフォース
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
23/4/17 21:44
カレーな気持ち
短角牛
自由詩
2*
23/4/17 20:54
金色の時計を投げた日
服部 剛
自由詩
0
23/4/17 20:04
雨唄の夜
〃
自由詩
2
23/4/17 20:00
EMAK-BAKIA
墨晶
自由詩
3*
23/4/17 19:42
聖ジョルディからの忠告
坂本瞳子
自由詩
1*
23/4/17 19:35
リスニング
たもつ
自由詩
1
23/4/17 17:16
根
渡辺亘
自由詩
1
23/4/17 17:02
無題
〃
自由詩
1
23/4/17 16:48
暇だから還つてよし
民二郎
短歌
1*
23/4/17 16:29
モノクロ
短角牛
自由詩
3*
23/4/17 16:17
今日、生きて
ひだかたけし
自由詩
4*
23/4/17 14:41
風の中で
soft_m...
自由詩
1
23/4/17 14:29
独り言4.17
zenyam...
自由詩
1*
23/4/17 9:26
湖の即興曲
リリー
自由詩
5*
23/4/17 5:27
王様の耳は
りゅうさん
川柳
3*
23/4/17 4:13
ろくでなしブルース
ルルカ
俳句
0*
23/4/17 3:26
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
加筆訂正:
デスマスク
/
ただのみきや
[23/4/17 8:47]
誤字修正
3.3sec.