開かない扉だ
慣れし故郷を放たれて夢に楽土求めたり
一度低く
故郷を放たれて楽土求めたり
一度低く
を、放たれ、土たり
いちど
を、土求めて
オクターブ
故郷求めたり
胸の奥底深く湧き水の波紋 ...
私が得る愛、
私が造る愛と等しい
と、ビートルズ最期に
努め営み続ける意識の過程、
それは真の愛に至る途だからと、私。
この肉の魂の精神(霊性)の
苦楽ジェットコースター、
なん ...
光と闇
有と無
生と死
男と女
出会いと別れ
プラスとマイナス
それらは刹那と那由多に螺旋を描き宙を舞う
遠い過去から遠い未来まで
縁は空の先まで永遠に続いて往く
今頃お ...
冬眠とは
季節の冬を飛び越える
タイムマシンである
クマはタイムマシンを獲得していた
食料を保存するワザよりも
眠り続けることで
命を保存するワザを獲得した
タイムマシンで春を待つのだ
...
山田太一が亡くなった。
もう新作が出ることはないと思っていたが、訃報に接して、改めて彼の作品を見ることができない現実を知る。
私にとっての山田太一脚本作品は、人生の道標としていたよ ...
呼吸にも心拍にも感謝しかない
まだまだ寝ていたい
誰に向けて書いているのかと問われた
・… 無いと答えた 自分でもない
詩作のいいところは金がかからないことだ
生きてさえいれば ...
ジャニス、ジャニス、と
私を呼ぶ声がする
呼んでいるのは年老いた私
誰にも抱擁されず
誰にでも抱擁されたかった
年老いた私
二階の足音が聞こえる
一度あったことは忘れないものさ
た ...
青空が大好きだ
遠い
色なのに
近しい
さびしみ
セブンイレブン、イートイン
初冬に飲むアイスコーヒー、
砕氷は溶けず身体冷えて冷えて
向かいに営業していた喫茶店、
半年で潰れ
ガラス戸越しの漆黒の闇
日々青い青い空ひろがる
東 ...
振り返るこころの余裕があるだろうか
前進あるのみ
前だけを見て歩いている君は
視界良好だろうか
目前に広がる景色の中に
霞のかかる点障はないだろうか
...
だれかがゆってたんだけど
かわのむこうには
いけないんだって
ああ
それはイケナイ
川の近くには
セイタカアワダチソウが茂っていて
いつものパルプの臭いがして
高架橋の下は ...
どんなに立派な人でも
どんなに美しい人でも
それはガン細胞かウイルスでしかない
仮面舞踏会のように
知って知らずか
浮かれて生きている
何処かで聞いたのは
人は皆 うんこ製造機だと… ...
静かな夜に独り酒をあおり
訳のわからぬ経を読み
華を散らし
伽羅を焚いた
想い人に手向ける夜だ
今となっては届かない俺の声は夜空に消えてゆく
あの時
こうあれば
ああすれば良かった ...
ある日、部屋の灯りをつけないことに決めた、中心部に近い住宅地にあるこのハイツでは、街路の灯りだけで充分過ごせることに気付いたのだ、この街には暗闇が無い、俺はずっと山の近くで育った、そのあたりじゃ陽 ...
わたしには、これが、生活なのか、感情なのか、問題なのか気の迷いなのかもうわからず、砦のように敷き詰めた綿の部屋で、あとからあとから湧いてくる埃を集めて捨てている。壊れた予測変換機能付きの思考、締ま ...
まったき明るい赤みがかった砂利道をゆく
砂利道はやがて深い深い森へ至る
感覚され艶めきの外界、確かに在り
直観され浮き立つ内界、確かに在り
この世界、これら二局面から成り在り ...
熱気籠るこの白い小部屋に
雨が降る、静かに 銀の雨が降る
世界を透明に染め私の意識を覚醒させ
五感の縛りを解き
浮き立つ様々な形象
この意識の最中に在り
私の内底から溢れ出る
精 ...
寒風、
常緑樹の生垣が吐く
銀白と やがて溶け
やさしげに揺れる
山茶花
気温が高い
紅葉しているけれど
ゆっくり紅葉している
そこまで厚着しなくても
快適に過ごせている
冬の入口が見える
もうすぐ気温が下がり
寒さがやってくる
紅葉の眩しいぐら ...
早朝の待合室で手袋をとってひと息入れる遠い国から
たくさんの秘密を分け合おうよ。ときには魔女のように下卑た笑みをいっぱいに浮かべながら、沸きたつ好奇心に駆られて、たくさんの楽しいことを。
たとえば小学校の男子用トイレ。その鍵がかけられた個室のドアー ...
雨の子になってみたいな 魂が渇くことなく笑えるでしょう
レインツリー 逃げ込んだなら枝の下 母に似た君に会える気がする
さぼてんが奏でる音色レインスティック 何かと問う声ふるえは止まず
...
どうしてひとりの人しかいないんだろう
微分したキャンディーは溶けて
積分した気持ちは夕焼けに
またひとりの友が溶けてなくなった夜に
泣き屋はパンを返してくれた
そのパンは固くなってしまって
食べるには自分の ...
清らかな
水流、蒼天を流れゆく
鳥の啼き声、辺りから鋭く響き
きらり、きらり
太陽の光滴 蒼天の水流を飛び跳ね
ふと躍り入る巨大 宇宙の心音在り。
自分のこころが
話し相手の私
悪も私
善も私
いろんな私
草紅葉の
風色を
みつめる
ほほ笑みのかげりは
遠いこの横顔
一日がこぼれゆこうとしている
どこへ
だれの手によって
疑問符は
フェイクファーのふかふかの中で
あくびを噛み殺して
目を閉じる
ここはやがて誰の手も届かない場所になる
別府湾を切 ...
今一番見失われているものは
信じる心ではないか
詐欺の多い時代ではあるが
人を信じないでは生きていけない
たとえ生きていけたとしても楽しくはない
人間の喜びは
人を信じることとともにあ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
扉
かち
自由詩
1
23/12/3 0:17
鏡川
wc
自由詩
8+*
23/12/3 0:13
詩想43〇愛について、五行歌借り(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6*
23/12/2 21:11
妹へ
レタス
自由詩
3
23/12/2 19:29
無職冬眠
イオン
自由詩
1*
23/12/2 19:26
道標にしていた
ワタナbシン...
散文(批評...
2
23/12/2 18:52
近況
空丸
自由詩
5
23/12/2 18:44
草上の昼食 ~Janis Joplinに
カワグチタケ...
自由詩
2
23/12/2 16:55
※五行歌「青空が大好きだ」
こしごえ
自由詩
5*
23/12/2 16:27
朝の天使たち
ひだかたけし
自由詩
6*
23/12/2 15:32
明日君は
佐白光
自由詩
1*
23/12/2 11:00
夕
ねなぎ
自由詩
1
23/12/2 9:24
盗人
レタス
自由詩
2*
23/12/2 4:10
夜の旅路
〃
自由詩
8
23/12/2 1:52
夜が騙している
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
23/12/1 21:28
綿の部屋
はるな
散文(批評...
1
23/12/1 18:46
詩想42
ひだかたけし
自由詩
5*
23/12/1 18:19
貴女(改訂)
〃
自由詩
3*
23/12/1 15:16
五行歌 一首「雪もよい」
リリー
自由詩
4*
23/12/1 13:14
冬の入口
夏川ゆう
自由詩
2
23/12/1 12:16
2023年12月1日、遠い国からおはようございます。
足立らどみ
短歌
5
23/12/1 6:01
卵
本田憲嵩
自由詩
6
23/12/1 0:30
雨のうた
福岡朔
短歌
7*
23/11/30 22:27
初冬
かち
自由詩
1
23/11/30 20:59
gastronome 41-50
AB(なかほ...
自由詩
4*
23/11/30 19:20
意識の光景10(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
23/11/30 15:53
※五行歌「自分のこころが 話し相手の私」
こしごえ
自由詩
7*
23/11/30 13:10
※五行歌「遠いこの横顔」
〃
自由詩
3*
23/11/30 13:09
まがいもの やがて夜にのまれる
そらの珊瑚
自由詩
11*
23/11/30 10:52
信じる心
zenyam...
自由詩
3*
23/11/30 8:07
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
加筆訂正:
まがいもの やがて夜にのまれる
/
そらの珊瑚
[23/12/1 12:06]
最終連加筆しました。
3.71sec.