一寸法師アリス症候群の針
白雪姫小人が見ゆる針の穴
縫付けた継母の口×××
貴種流離餓鬼阿弥墓より生まれ
手押車癩の卑人が寺巡り
吸い込まれる大空の
透き通る空気のように
緑に輝く海の穏やかさのように
少女のような純粋な笑顔
この暖かい場所は
この愛しいと感じることができる場所
...
六感を 全て盲する君との恋
暗闇に浮かび香るクチナシの列
生活を全て書き出し提出する
日が差して暑い手足冷たい中身
旅の友 一本くださいその指を
...
掛ける言葉がない
空白をうめるための夕焼け
匂いもなく 沈黙する季節を
少しだけ足を止めて
言葉の代わりに写し取る
夜に飲み込まれる手前の時間
喉をふさいで通りすぎる
ティールーム 星をひとさじ入れ混ぜて ひとくち 甘い、苦い、甘い
切り口から こぼれ落ちるのはビーズです ぽろぽろころころ 赤赤赤赤
夏が来る 迫る暑さと怖い日々 日に照らして ...
車は嫌いだけど
走るのは好きだ
このひょろりとした二本の足で ぐずぐずと走るのが
周りの景色が 少しずつ風の中に溶けていく感覚
肺が 呻きながらも 喜ぶ
口を きっと結ぶ
僕には 目的地が ...
きおくも れんが色になれば
なくなるばかりの 公園のベンチは
にじんで消えて ● ●そぼ濡れ枯れる
潮のわかれに ● ●つめたさが湿 ...
{引用= 悲しみを一匹の鼠と錯覚していた正午に、
石から石へと移ってゆく影こそが私なので
あった。落葉が、古くなってしまった楽譜
のようにぺらぺらと捲れてゆくときに、ゾ
...
今君はどこで何をしているの?
私の声は聞こえますか?
あのとき私にくれた優しさを
あのとき私にくれた愛を
私は忘れない
いつまでも忘れない
あのとき確かに愛し合った事実だけがこ ...
腹黒いきみは夏がキライだろ?
もうなんだかわからなくなつて青汁飲む
落武者の同居人がキレて凄む
無国籍風な外観の遊園地。
尖塔から垂れ下がった鶯色のジェットコースターのレールがコロシアム型の建物からはみ出す様に大きくカーブを描いている。
入り口はエスカレーターになっていた。この地域は治 ...
路駐した車に戻りながらひとを探していた
心当たりは遠くで
そう
ほのぼのと淡くずっと一緒に
ずっと一緒にいたかった
秋であるのに春の夜のようだ
ほのぼのとした淡 ...
穏やかな秋の一日
その暮れ方 テレビ越しに眼を凝らして
日の丸に敬礼
しようとしたときに 虫が
灰色の繊毛の生えた虫が 少女のお下げの髪に虫が
這っている こんなこともあるものか
それを払 ...
いつものように、
秋葉原のケンタへ寄ってから、病院へ行った。
携帯ショップの前で、
いかにも秋葉原風の中太りの男性が、店のキャンギャルと、
スーツの店員に、なんか、クレームをつけていた。
...
窓に眠る
結晶、
その韻律
雪は記憶
線のない記憶
傷ついた草花は
物陰で葉を休め
官吏は雲に刻む
自らの
不完全な名を
無菌室のようなコンピュータールーム
病院のような真っ白な世界
0101101010
コンピューターが呟く
enterを押して
enterを押して
逆流する情報
enterを押して
...
いったい、「後悔」というものは、どのようにしたらできるのだろう、と考える私は、十分に若く、また、十二分に傲慢であるのでしょうけれど、それにしても、いったい「後悔」というものは、どのようにしたらでき ...
雨の日
少し肌寒い
MP3プレイヤーを聴きながら
古いレコードショップで
一枚CDを買う
ありがとう
と袋を受け取り店を出て
なぜ買ったのかを考える
音楽はすべてパソコンに入れ ...
闇と妄想は好相性
長い夜を
妄想が食いつくしていく
いく夜も
いく夜もかけて
食いつくして行く
そして
静寂が支配する夜に
妄想は確信へと変化する
白い小さな部屋では
よくある出来 ...
とある学校のとある教室に美少女転校生がやってくる。
ただ転校生がやってくるというだけでも一大事なのに、しかもその転校生が美少女とあって、クラスは転校生の話題で持ちきり。
とくに思春期の男子生徒 ...
冷たい雨粒が
傘をノックする
居留守をつかう僕を
執拗にノックし続ける
開けてはいけない
部屋を覗かせてはいけない
開けたら最後
あいつはズカズカと
上がり込んできて
胸 ...
骨ばった指が刻むリズムに
新しい何かが湧き上がる
一つずつ組み立てられた細胞
その隅々に貴方が浸透していく
疲れた顔も
満足げな顔も
近くで見ていた
どんなことが起こった ...
懐かしい夢を見たよ。あの頃の夢さ。
そうさ、君が居て、僕が居て、皆が……、居た頃。
君は何時でも夢の中では可愛くて。
……夢から覚めると、疲労感と、僕を失う。
何時も夢から覚めると弱い自分が嫌 ...
呼吸することは繊細な作業だ
ばらばらに生きてきた生を時間のはざ間で束ねた
思いは複雑なのだが
軽くなって心が少しだけ浮いた
小刻みに変化するものを五感で捉え
臓器の境界 ...
ほっこり埼玉古墳群をあるいていた
歴女の可愛いのがいた
当然ナンパ
アクセサリーを買ってあげた
逆なんされる可能性のない不細工は
こうして愛にいそしむのだ
...
アソコという字はアンコという字に似てるわ
読み飛ばしたら区別がつかないくらいよ
だからしっかり見て頂戴ね
わたしが書くのは
きまってアソコよ
アンコと書いたことは
まだない
アソコ ...
遅かれ早かれ
僕らはきっとダメになる
それは突然やってくる
いつまでも目を背け
笑えるだけの図太さを
持ち合わせていないから
押し潰されそうになる
私的な会話
詩的な開花
視 ...
果てしない時を超えて
異次元の狭間を抜けて
白い夜にたどり着くまで
愛を照らす何かに飢えて
僕らはジプシー
繋ぎ止めて
まいあがって
憎しみあって
...
盗撮のsexビデオも並ぶ市場の中
ステルススーツを着た兵隊達が行き交う
人をすり抜け逃げる男の頭に
無数の赤い光の点が集まる
男の周り 我先にと人が逃げ交う
兵士はおもう
追いつめたは ...
あそびつかれて
うす青いそら
およぐ身体に
においがからむ
見てみな
死は
ほら
すぐにつかまえるよ
体や
においや
声や
温度を
すぐにつかまえるよ
こんなにうす甘い朝 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一寸法師
高濱
俳句
1
11/10/9 1:09
あなたを思う
山崎 風雅
自由詩
0
11/10/9 1:02
果物のかおりの君
やや
川柳
3*
11/10/9 0:15
夕焼け
メチターチェ...
携帯写真+...
3*
11/10/9 0:12
ビーズ
やや
短歌
2*
11/10/9 0:11
自転車
さすらいのま...
自由詩
3*
11/10/8 23:12
だれ
乾 加津也
自由詩
8*
11/10/8 22:50
私へのコラージュ
草野春心
自由詩
4*
11/10/8 22:35
聞こえる?
桜 歩美
自由詩
0
11/10/8 22:33
もうなんだかわからない
冬野 凪
俳句
0
11/10/8 22:10
リュウグウノツカイ
済谷川蛍
散文(批評...
0+
11/10/8 22:06
ほのぼのとずっと
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/10/8 20:40
日の丸に敬礼
オイタル
自由詩
5*
11/10/8 20:14
キチガイの楽園
はだいろ
自由詩
4
11/10/8 19:49
記録
たもつ
自由詩
4
11/10/8 19:02
enter
あやとり
自由詩
2
11/10/8 18:47
二月へ
はるな
散文(批評...
0
11/10/8 15:31
悲しみは泣かない
村上 和
自由詩
4
11/10/8 15:01
リンゴを買って
wako
自由詩
2
11/10/8 13:21
転校生
北大路京介
自由詩
16*
11/10/8 12:44
雨音
nonya
自由詩
20*
11/10/8 11:01
My master...
涼深
自由詩
6
11/10/8 9:59
イカルス
雅寛
自由詩
0
11/10/8 9:08
引き際
花キリン
自由詩
2
11/10/8 8:34
詩人になんかなれない
梅昆布茶
自由詩
3
11/10/8 8:28
可笑しさはゆっくりとやって来る・・・と思う 唄:アンマリコ ...
花形新次
自由詩
2*
11/10/8 7:56
内的
葛西曹達
自由詩
1
11/10/8 7:38
ジプシー
梅昆布茶
自由詩
2
11/10/8 7:23
「狩人」
あやとり
自由詩
2
11/10/8 6:52
泳ぐ
はるな
自由詩
1
11/10/8 5:35
3355
3356
3357
3358
3359
3360
3361
3362
3363
3364
3365
3366
3367
3368
3369
3370
3371
3372
3373
3374
3375
3376
3377
3378
3379
3380
3381
3382
3383
3384
3385
3386
3387
3388
3389
3390
3391
3392
3393
3394
3395
5.42sec.