111005
ちょっとだけ
お知恵を拝借
素直に
πを分け合う時は
いつ訪れるのでしょう
いつでも就職難の記憶だけが残り
さほど期待されることはな ...
千年の紀憂の後
青天の霹靂
四月--最も残酷な月を経て
「日常」のここかしこにぽっかりと穴が開く
...
崖のうえから
叫んだ言葉は
アンナ、
涙の粒が
藍の海へと落ちた
ごめんよ
愛してる
今日もまた
私は心に嘘をついた
自分を苛む気持を誤魔化し
もっともらしい言い訳をする
何も感じてない訳じゃない
本当は
孤独感で一杯なのに
おどけたフリを ...
陰口なら知らずに生きる。私は正直者として生きたいのだ。
涙は悲しみを反芻させる。やめよう、愛するものの死では無いから。
今朝も そうだった
この夏 初めての 保冷剤を 突っ込んだ
君への お弁当
去年は 半分サイズだった
重たいのを 君が 嫌がるから
こんなに 暑いのに
ペットボトルも 持たずに
...
風に靡く黄金色の原の影
命のバトンが渡されてゆく
円環が不満で逃げ出す者も確かにいるが
伸びた影が同化するまで私は此処に立っていたいと願い続ける
そして
引き継いで何かが ...
降りそそぐのを
右から整列させる
ぼくはもう
だんだん
目が暗くなっている
あかるいテレビから
もれる笑いごえが
喧騒が
壁をつくる
あしもとをぬらす
ぼくは
もう
だんだ ...
大きく翼を広げた烏は
雨を切り裂いて飛んでいった
困難や苦難の先に在る(オマケの)幸福を得るために違いないんだ
与えられた意欲への呼び水を無駄にはするな
そう言い残して
大き ...
田園は
青空の下で完結している
黄金の海の中
細い糸のように老いた
一人の農夫が稲を刈っているのを
私が妨げようとするとき
もう ...
ほんの少しよごされた
ガラスでできたコップに
最初の朝陽がまっすぐに注ぐのを
僕はじっと見つめている
...
合成音声の歌声が響く
ホログラムの彼女
一番身近で 一番遠い
自宅の端末で呼び出し
彼女とキスもする
一番身近で 一番遠い
現実に目を向けろと
親たちの怒鳴る声
一番身近で 一 ...
言葉の切り売り 100g 100円
なぜか夜に
側溝に転がり落ちる指輪の話を
たて続けに聞いた
どうやら別れ話と夜は
思ったより相性がいいらしい
こんなもの!
溝に捨てる価値もない!!
憎しみと ...
生きている意味を知るために
確かなものを探していた
信じたい言葉があった
『 愛 』 『 希望 』 『 約束 』
だけど解っているんだ
そんなものを信じるから
いつも傷つくんだっ ...
暖かい掌 冷たい掌 柔らかい掌 硬い掌
掌には いろんな感触がある
幼子のちっちゃな 紅葉の掌
老人の節くれた 皺だらけの掌
掌には いろんな人生がある
愛し合う恋人たちが 握り ...
そんな老朽化した家屋の
偲ぶ場所
なんて
もうこの世の
どこにもなくっていい
壊れてしまってもかまいはしない
ぼくの
わたしの
想い ...
おさないひと
その頬に
くちびるで 触れたなら
きっと、たちまち酸化して
朽ちてしまう
あなた、おさなさゆえに
子供が鈴なら 親の愛は それを揺らす風
世界が鈴の音で いっぱいになれば いいのに
かみが かわくまでは
はにかみで あいせそう
つきのうらがわの めつぼうのあらすじも
かわいた だいちの のろいのことばすら
そよぐ水草、駿馬のたてがみ かみが かわくまでは
...
信じられるかい?
人間が月に行った事を
信じられるかい?
君と月を眺めてビールを飲んだ
あのビルの屋上は閉鎖されたよ
信じられるかい?
夜中に忍び込んで水面に映った月に
誰もが息 ...
だりあダリア眼に突き刺さる冬の朝
炭酸の泡が逃げ出す冬の朝
粘土で
象をつくったら
「可愛いきりんね」って
誉められました
たこ風味の
おかしな生きものをつくったら
「足が多いよ」って
注意を受けました
気ままに
まるをみっつ並べ ...
退屈なときだ
光る石がずっと雨に濡れている
こけおどしの証明
君のいない雨の日
しぶきを跳ね上げてもひとりぼっち
さみしいのにはもう飽きた
日干しの洗濯物の匂いが恋しい
だからここで踏ん ...
騒音の中にいた
僕の気に入っている子を目で追う
少しの間ふらふらと部屋を彷徨った後彼女は
裸電球が周りに幾つも並んでいる大きな鏡の前で
化粧を直し始めた
僕がもたれている ...
ネットオークションで
小さな駅を買った
小さな駅には
小さな電車しか停まらなかった
小さな電車には
家族がいっしょに乗ることができない
いつのまにか一人ずつ
だまって家を出ていった
...
宇多田ヒカルが歌うよ
悲しい恋の歌
今、確かに
心が動いている
心が柔らかくなってゆく
音が心に響いてゆく
音楽が僕を素直にしてゆく
考えるのは君のこと
...
宇多田ヒカルが歌うよ
悲しい恋の歌
今、確かに
心が動いている
心が柔らかくなってゆく
音が心に響いてゆく
音楽が僕を素直にしてゆく
今いる世界が揺らぎ始めて ...
息を止めろ
そしてそのまま動くな
息を止めろ
そしてそのまま動くな
息を止めろそしてそのまま動くな
息を止めろ
息を止めろ
息を息を
止めろ止めろ止めろ
お前 ...
いつも つかれてるから
私は いつも
きっと 思うことは 無い
眠ることはあっても
帰るだけ
私の 場所もなく
私は消されていたいと思った
時の 流れの 中で
でも ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Eを着こなす膝小僧
あおば
自由詩
3*
11/10/5 20:48
キャッチボール
N.K.
自由詩
3*
11/10/5 20:26
非力
雪路
自由詩
1
11/10/5 20:15
そして私は嘘をつく
菜穂
自由詩
1*
11/10/5 19:47
日常短歌
山岸美香
短歌
1
11/10/5 19:16
たられば弁当
藤鈴呼
自由詩
2*
11/10/5 19:10
新米を喰らう季節に
徘徊メガネ
自由詩
1
11/10/5 18:28
整列
はるな
自由詩
5
11/10/5 18:26
窘め
徘徊メガネ
自由詩
2+
11/10/5 18:19
田園
草野春心
自由詩
6
11/10/5 18:18
ひかりのかげ
〃
自由詩
4*
11/10/5 18:14
アイドル
あやとり
自由詩
0
11/10/5 17:39
計り売り
〃
自由詩
3*
11/10/5 16:01
側溝に
wako
自由詩
1
11/10/5 14:49
【 evolution 】
泡沫恋歌
自由詩
9*
11/10/5 14:45
【 掌 】
〃
自由詩
8*
11/10/5 14:36
きみの歌声を忘れない
石川敬大
自由詩
16
11/10/5 14:30
おさないひと
つみき
自由詩
3
11/10/5 12:55
鈴の音
さすらいのま...
自由詩
6*
11/10/5 11:13
かみが かわく
るるりら
自由詩
21*
11/10/5 10:43
【レム】
つむじまがり
自由詩
7+*
11/10/5 9:59
冬の朝
冬野 凪
俳句
1*
11/10/5 9:15
粘土
千波 一也
自由詩
8*
11/10/5 9:00
雨降り
杉原詠二(黒...
自由詩
4*
11/10/5 8:56
夜を静かに
空中分解
自由詩
1
11/10/5 7:52
コスモス
yo-yo
自由詩
10*
11/10/5 6:20
楽しみでもあり苦しみでもある
ジム・プリマ...
自由詩
1
11/10/5 5:15
想像する僕は
〃
自由詩
0
11/10/5 5:03
無呼吸
ぶらっくす ...
自由詩
2
11/10/5 0:59
カプセルホテルの天井に
番田
自由詩
0
11/10/5 0:57
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3392
3393
3394
3395
3396
3397
3398
3399
加筆訂正:
おかると
/
北大路京介
[11/10/5 11:03]
一首追加: 恒例の降霊会...
5.45sec.