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(まだ、私も含めて作品の構想がないと思いますので、いろいろ投げておく方がよいでしょう。何となくざっくりしたものを最初は出しておきますね。思いついたらまたレスします。) (本日夜、これしか出てないときは、これだけが確定します。ご注意) ★本日中は、この【舞台/人間関係】設定は、どんどん投げ込んで構いません。 ★★【創作ルール確認】 一、確定した語群32個のうち30個をすべて作品中に盛り込むこと。 一、確定した【舞台】の中から最低1個を作品中に盛り込むこと。 一、【舞台】は、【人間関係】でもよい。 一、必ず一本目は、幻想詩とする。二本目からジャンルフリー(複数投稿可) 一、本日(4月5日)夜12時に語群と設定は確定する。翌日より創作スタート。(13日締切) * by ハァモニィベル 参照先不明 >読解パーティー って何? >べるたん、感想と批評について >君の違いはどこにある? 簡単だよ。ごんぎつねを撃つのが感想で、ごんぎつねだと洞察するのが批評だよ。 この自分の洞察に自信がない輩が、批評という銃器を弄る真似事をすると、暴発まがいの暴言を吐くんだろーな。 どこかの「読解パーティー」なんて聞くと、 きっと、むかしの子どもが正月にやった、《福笑い》のようなものだろうと、 俺が予測批評したりするのはマズイかな? それにしても、 変だな メビのときより、俺はカイトの姿を見ないぞ。 by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 参照先不明 ● ベルさんへ 深層的人間ってなんでしょう? ベルさんの企画でテーマがエトワールで、題を掲示してから詩を書くというのがありましたが、 そのうちのひとつに、ハァモニィベルさんの『深層放射路』というのが有りました。 「深層」って言葉がお好きなのかなあ。情報には二通りあって デジタルと アナログが有ると思うんです。 ウィキでパソパソとパソコンでデジタルな情報を集めるのは簡単なことで 「1960年」「深層的人間」で下記のようなことがあがってきました。これらをアナログになおさないと知識には ならないので、深層的人間ってなんなのか 教えてほしいです。 フィリップ・アリエスの『〈子供〉の誕生』(1960年)、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%88%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%80%89%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F ミシェル・フーコーの『狂気の歴史』(1961年)、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%82%E6%B0%97%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2 by るるりら 参照先不明 「星とたんぽぽ」 ねぇエトワール 見て御覧 中芯は 中空に在るよ 精一杯 背伸びする風の最果て つかめぬものを つかもうする指先 いちめんに咲く たんぽほのロゼットが地面をつかむ すべてのこどもだちが 飛べる空は まっすぐだ 天空だよ 嗚呼エトワール いつだって見ているよ 君が示しているのは あの空だね 雨の日も 心の中で見ていたよ 放射状にまとわりついている こどもたちの行く末を どの子もいとし子だ どの子も 中空に居てくれた 背筋を伸ばして まっすぐに立つよ 空が晴れたら きっと 子らは 旅立つ 子どもたちよ どうぞ思い出しておくれ きみらはみんな 中空に居た 光の一切さしこまぬ場所に行こうとも 思い出すことが辛くとも 思い出しておくれ 選ばれた晴れの日の今、君は 空に舞い上がる psハァモニィベルさんへ お誕生日おめでとうございます。 ハァモニィベルさんの一年が幸と稔の多い一年でありますように祈ります。 尚、 書きこみ量制限オーバーのため 過去の書き込み欄を訂正した形で、こちらに詩を置きました by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 渚さん さっそくプチ企画ありがとう。 >これらからイメージするもの だから、むしろそれらの語を繰り込まない方がオシャレでしょうね。 いま、冷蔵庫が空なので餓死しない内に食料をGETしに行ってきます。 食事と買い物をしながらあれやこれやイメージしてみます。ではまた。 * by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 # 蛾兆さんの『1時間目、理科』について 読んだ感じでは、1時間目というより「五時間目」という感じなのは、 次の点が、構成上疑問だからです。 >説明する、とは何ですか とあり、結局 >では説明とは何か、宿題にします とあり、そして、 提出されたレポートが >〔○○」の説明 となっているのは、何なのだろう。という疑問です。 説明とは何か(という質問に)―→○○についての説明(で答える) という作りでしたが、 ここには、 私としては、(説明についての説明)と来るか、 あるいは、(ベンチの説明=ベンチが語る説明についての説明) というようになってないと、しっくりこないわけでした。 この点は、明らかに、ベンチ以下項目についての説明になっています。 この構成上の捩れを、説明する必要のある作品かも知れません。 * # 作中の趣向については、マグネシウムについて述べたように好印象なのはいうまでもありません。 by ハァモニィベル >>535 渚さん 私のコメントは私の考えや印象を表明してるだけのことに過ぎないから 気にしないでね。ピンと来なければ、無視してください。 例えば下のようなコメントね まあ、おっしゃるように 単純な羅列ではなく、思いや意味があるんだろーなと感じたので そこは詩があるわけだから、むしろ、そこを丁寧に詩にするか、 まったく隠した表現にするほうが、作品を壊さないかな、と私的には感じた。 といったことなど、コメントに凹むことはないし、凹む人は面倒だよね。 渚さんの「詩歴が浅」いって言葉に傷つく、詩歴が長いヘタな人もいるんじゃないかな。だから、そこまで気にしてたら、こっちがヘタになっちゃう気がするな、(私はね)。 こう言うのは、私が自分をウマイと自惚れてるわけじゃないよ。 凹んだり自惚れたりする人ってのは、 他者の言葉を、他者の意味で理解できない人だから。 ま、これも、私の言葉を私の意味で理解して欲しいけどね。 私の勝手な意見に 傷つく場合は、るるりらさんみたいに、コメントを拒絶してくれれば 問題起こらないよ。 * by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 >>540 蛾兆さんへ(追記です) 「より」で、レポートの一部から抜粋 というニュアンスを読み取ることができましたが、 散文詩であって、なおかつ、「説明とは」という主題を 作品の中で含んでしまったので、 その(一部より)だけだと、(曖昧な詩の場合と違って) 捻れ感を払拭するには弱い、というのが私の読んだ感触でした。 先生の設定如何で、スムーズな流れの作品になるかもしれません(賢治にするとか) 蛾兆さんのニュアンスを活かすなら、タイトルは、「一時間目、理科」 より、「理科、一時間目」のが雰囲気が増すように思いました。 * by ハァモニィベル # 黒髪さん、渚鳥さん 参加ありがとうございます。 黒髪さんの四行の印象: 一行目は、対象感覚が率直なときの表現で疑問もあるが良い 二行目は、そのまま分析的な表現のみなので紋切りな感じ 三行目が、黒髪節という感じの表現。もう少し詩にしたい所。 四行目。「不安」という言葉が安易に使われているのが残念。 *「不安」は黒髪さんのキーワードというべき詩情だが、いつも、 単にこの語で処理してしまっている印象があります。 渚鳥さんの四行: 「みんな」という語から、例示される「ひと」たちが 明るい人がいないので、嫌味と取られてしまうかもよ。(取り込もうとして疎外される) 《みんな》という語でくくられた世界観の中でどういうマッピングなのか この作品だと疑問を感じてしまうわけ。 ―→笑ってない皆んな、さあ笑おうよ (なら解るけどね)*ツマンナイけど。 むしろ、渚さんが書いた四行をコンセプトに、読者が自然とそうなるような 作品を書いてこそ詩人だと思うな(僕はね)。 ああ、二人に毒があるから、つられて僕までこんなの書いちゃうよ。 ダメだよ。もっと心のこもった作品を書かなきゃ。 * :べるの四行詩(2): 「迷宮入事件」 詩の、死亡推定時刻に、 あなたは、いったい何をしていましたか? 偶像崇拝?異端審問? えっ、罪の無い作文を書いてた? みんなやってるだって?笑わせちゃ困るよ。 * by ハァモニィベル # 黒髪さんへ >指定する必要 それは、ミステリの謎のようなもので、探偵だけに解るもの ということでも別にいいのです。ここで言っている死んだ詩に該当する ものを全人類が書いちゃいけないと言ってるわけでもないですしね。 どうやら改題というのを言い訳だと誤解する阿呆もいるようなんで ここでは、二重の含意ということには触れずに、 私の四行詩(2)では、黒髪さんが仰言るような「指定」は不要だと私の感覚では 思っている、とだけ伝えておきます。《死んだ詩》、《詩を殺すもの》というのは、文脈から推定可能だから、です。 偶像崇拝者が書くようなもの、異端審問する側が書くようなもの、ただの作文、といった文脈の限定の中で。 少なくとも、中島らもの作品は、生きてる詩、つまり詩でしょうね。 詩がいきるかしぬかは、個人のレベルでもあるし、 「文学の終焉」というのと同じ次元で国や時代レベルでの「詩の死」というものが あるのではありませんか。そこは読者の語感や認識にお任せします。 * by ハァモニィベル >>563ハァモニィベルさんへ そうか、生きている詩と死んでいる詩という批判精神をユーモラスに語った作品なんで しょうね。面白いなあと、思いました。初読で僕は、詩全体が死んでしまったよと書いて あるのかなあと思ったので、範囲を限定、規定して ほしいという気持ちになったので、「指定」をしてほしいと言いました。 でも、死んだ詩にならないように、不断の前進と、批判から学ぶことなくしては、おまぬけさんになって しまうということを、わかったような気がします。面白い詩だと思いました。 詩を殺すことは、自分を殺すことなんでしょうか。そうすると、自分を 殺そうとする者は、必然的に詩も殺しますから、精神の死の緩慢な 停止において、死と詩が相即であることになった場合には、そのentanglement を解きほぐすなら、最強の力を手に入れられます。そのようにして、詩人は 自らに課せられた重荷を、おろしてほっとできる。 もちろんそのようなことが、あらゆるレベルにおいて成立しているのだ という分別はしなくてはなりませんが、本当に死に近い人を、 救いたいと思うならば、自らが生きていないと、そういう行動をとったり、 発言したりすることが、不可能です。そのことが、ますます 我々に必要だということが、近年、明らかになってきています。 なぜある詩は死んだようなのか、書いた人はなぜ死を作り続けるのか、 と言った視点は、広く当てはまる見方でしょうし、詩の中で生き生きと した生命を、与え続けるということは、すなわちそれで良い詩、意味ある 詩です。そしてそれこそは心の問題です。探偵のように、心と詩を解読 するとしたら、それは一人の生きている人間として、人が人らしく あるための、願い続けてきた祈りの果てにある、現在と言うものが 心なぶること、生命の慰撫であると思います。 へたりこんでいないで、自分で立ち上がらなければならないとは、僕自身 にとっての、鼓舞です。死んでいてはだめだ、感覚器の助けもある、 そうした決意がもたらされた、ということこそ、この詩から僕なりに 導き出した、人から人への美しさです。 by 黒髪 渚さん 最近楽しかったことは何ですか? by ハァモニィベル 537のリンクがあり、そこには 私の名前もあるので、ひとことだけ。 わたしには、ベルさんを 拒絶する気持ちは、ありません。あのときのゲームルールの改定をお願いしただけです。一文ごとに点数の査定するゲームルールを 改定していただきたかっただけです。 by るるりら 参照先不明 # @プチ企画@【自動筆記】 :条件: (以下の語句群から、スタートに使用する語句を選んで書き出して下さい。(変更可) そのあとの展開は自動筆記で勢いにまかせて自由連想で書きます。 本スレの扉が430文字なので、だいたいそのくらいの字数の目安で。 尚、 推敲はとくに禁止しません。誤字を修正するしないも任意です。) <語群> 川が流れている / 半魚人の鱗だった / 車窓から見えたのは 瞳に爪が突き刺さったまま目が覚めた / 傘がどうしても開かない /「パンorライス?」 / 扇風機が探してるのは ※以上は変型しても構いませんし、 ご自身作成の語句をここに追加していただいてもOKです。 ~自由参加です~ * by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 参照先不明 * カイトは、寺山修司のことばから、このスレの題を引いた とかつて言っていたようにおもいますが、 寺山に『さらばハイセイコー』という詩がありますね。 わたしは、キャッチボールを例に苦言を呈しましたが、 想像力の届く距離が短すぎるひとにはいまも唖然とするばかりです。 また、 スローボールのやりとりばかり見せられるのも、 飽き飽きするだろうな、と観衆の気持ちもつい「想像」してしまう。 ボードレールの言った「詩人の特権」ということを 考えたほうがいいでしょう。 >詩人は、思いのままに自分自身でもあり他者であることができるという、この比類なき特権を享受している・・・ わたしが出したキャッチボールが出来るできないという比喩は、そんなに軽いものではありませんよ。 * by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 沈黙する詩行参加 「沈黙の判断」 沈黙には嘘なものとそうでないものがある。沈黙の中では、人は自らのみの思考をするのであり、意見表明のためにと 一生懸命に、励む。分かるか、虎よ。人の畏れは、力強いものなのだぞ。 心の中の言葉を隠し通す沈黙は嘘の沈黙であり、心の中に言うべき言葉が見つからない場合のことを嘘でない沈黙と言うだろう。 いつだってなんにだって、嘘つきは力があり、正直者は騙される。 そしてその区別が大事であるのは、嘘と正直が、混乱しているからなのだ。ある場合は嘘は効力があり、正直は力がない。 襲い襲われる時、沈黙が大きくかかわる。行動に移すことは、電光石火であったりもする。居合いだ。 意味のある沈黙は全て嘘である。沈黙するときにだけ嘘つきは輝き出し、沈黙するときにだけ正直者は失敗する。 つまり沈黙とは世界の転換である。沈黙を尊び、他人に話さない。なぜ話さないのか?それは、嘘つきが内省の中で自己を改め、 正直者が自らの限界を知り越えようとするということなのだからだ。お互いを受け入れないときにそうなる。嘘つきと正直者が、 一つの物事に一緒に取り組もうとしたとき、嘘つきは全くきれいな正直者を見て、正直者は羽目を外すことが嘘のないことを知る。 つまり嘘つきにとっては沈黙ほど大きな修業はなく、正直者には、沈黙はただの当り前なことだ。 正直者にとっては、新しい世界を夢見て、それを知っている嘘つきに習うことが出来て、嘘つきはやすやすとつける嘘のことを知る。 ここで言う嘘つきの嘘は、人をだますための嘘ではない。むしろ自分を──。 沈黙は全ての人に問うている。嘘を話さず、正直な言葉を探ることを。 嘘や正直と言った心のあり方に、それら二つの心の働きに、敏感であることだ。贖罪も懺悔も、沈黙の中心部から、 周りを温めるようにして、穏やかさを泣かせていくだろう。 心と現象は、お互いを必要としている。嘘と正直はちょっとしたいきさつの故のものである。 代理人の責は重く、皆で分担せねばならない。そして、僕は僕の中の嘘を、どこかへ向けて、寧ろ自分に向けて、 輝きの中に放り込みたい。すると誰かを喜ばせられるだろうか。僕は偽善者として嘘ばかり抱えてきた。 嘘を言わざるを得ないことが、僕の正直であり、他人の癇に障る憎しみの否定が、知り合った多くの人が指摘したところから、 許されざる行動への誘惑を断ち切らねばならない、僕の懺悔である。 悲しいということは、嬉しいということが乗り越えなければならないことだ。 怒りということは、現実と心情の両方に関わり、多くの怒りは自分だけの気持ちでなく、希望への祈りを含んでいる。許せないとして。 許すと許せないがお互いに顔を合わせたとき、きっと沈黙の後に何かが輝き出して、本当の気持ちがわかるだろう。 ねえ、聞いていてよ、沈黙した正直者のあなた。僕はあなたの徳をうらやましく思うけど、あなたの心が広いから──とてつもなく ──荷物を背負ってみるよ。少しでも力がついたから、少しでも知ったから。批判は当たっているようだったんだ。 そう、せめて、あなたのことを忘れない。 僕の身体の細胞も、頭の働きも、みんなあつかましいものかもしれない。 詩が正直者のためにあり、しかもその詩が嘘でできているなら、僕は詩と相性がいい。 詩が嘘つきのためにあり、しかもその詩が正直でできているなら、あらゆる子供が詩の天才であるだろう。詩は僕と子供のためにある。 この通りに全ての詩が見つめている目は悲しそうだったり嬉しそうだったりする。透明な瞳。 あつかましさを持ってもう三十数年が過ぎた。 ふてぶてしく生きていくのだと思った子供のころのことを、今なぜか思い出す。一粒の米くらいの希望を、心の中に持っている。 きっといつか、きっと誰かが、この短い生の中で、否定ばかりしないだろう。僕にとっての全ての幻を、 完全な形で僕自身が理解できるだろう。 夕方、影が差している。僕はそれを見る。それは僕の一部だ、決してまやかしなどではない。結局のところ、倫理的であるという ことは、個人によって違う意味のものなのである。倒れて砂を噛んだら、また自分の沈黙の中で、耳鳴りの中で思考するのだ。 立ち上がれ汝、虎である汝。 by 黒髪 参照先不明 参照先不明 沈黙する詩行をどう書こうかなあと いろいろ考えて食べるときの沈黙という発想を 思いつきました。 «姫たちのお茶会»嚥下の巻 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=318979&filter=date&from=menu_d.php%3Fstart%3D0 by るるりら 参照先不明 >>700石村 利勝さんの「かへる」 つい草野心平を想いましたが、我が家のまわりの田んぼは 水を張ったばかりです。 もうすこしすると うるさいほどなくのですが、 耳をそばだてる 静かな やさしみのような心を頂きました。 by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 【蛾兆ボルカさんへ】 プチ企画 わたしにとって とても実りあるものでした。雷鳥みたいな鳥が 五芒星を描いて 人間を威嚇してくるだなんて 凄いですね。わたしは、自宅の玄関先で なにか猛禽類が鳩を捕獲するのをみて以来、鳥に心を奪われています。鳥瞰されているという実感って、モノの見方のひとつとして 人が持っていると良い物の見方ですよね。それで さまざまな詩に触れたいという原動力に私の場合は なっているのかも。 あと、私の質問のコメントに誤変換がありました。「立山」の詩は「立山」という場所の詩ですか?なのに「館山」にしてしまってました。ごめんなさい。 それはそうと、五月はプチ企画、私にとって実になりました。一日は すぎたけど、私の詩に いただいたコメントに対するお礼を ちゃんとは 言ってないので書かせてくださいね。 「姫たちのお茶会 下」についてなのですが。 石村さんが気にいってくださった。下記の箇所は、蛾兆さんの詩文の影響があります。 「影の縁には複数の色が滲んでいて」蛾兆さんの詩作品「五月下旬の葉色について」に書かれていることは ほんとそうだと思います。ついでにいうと この時期、森の中で咲く花は、白い花がおおいです。それにしても「緑」って みどりって読みますけど、「えん」とも読みますよね。 人間の関係をしめす語を 新緑の気持ち良い時期に 共有させていただきたかった、そんな気持ちで書きました。 蛾兆ボルカさんが、>>709で 「沈黙を纏うと、それらの意味が変わることが意識されてるのかもなあ、と、僕は思いました。 あるいは、意味の洋服を脱がされて、存在や行為そのものが裸で現れる、みたいな」 と 言ってくださってくるのですが、まさしく そんなことが書きたかったのです。だから、レスが零だと もう ほんと 恥ずかしかった。やらかした。と思って ちょっとだけ へこんでました。 ろうあ者の方が登場する映画のお話、興味深かったです。字幕も音楽もないだなんて、どういうことでしよう。なんという沈黙映画でしょうか?すごすぎます。 「シェークスピアの『ロミオとジュリエット』でも、相手が死んでると思うからこそ、あるいは不在だと思うからこそ、沈黙する恋人と語らう名台詞が飛び出します。 青春ってのは、いくぶんかは沈黙でできてるのかもね。」by蛾兆さん。 をお 金の言葉いただきました。【 青春ってのは、いくぶんかは沈黙でできてるのかもね。】 薔薇の瓶詰に入れて 持ち運ぼうと思います。宝にします。 今日から、私が沈黙するとき、私は 青春なんです。そういうことで、よろしく おねがいします。 【石村 利勝さんへ】 最後の連に対して 「すごいなあ、こりゃ。」と思ってくださって、嬉しいです。 自分でジャッジなんてできないので、詩人の勝ちだと言っていただいて、安心しました。 表の掲示板では どなたもなにもおっしゃらないものですから 読み手を 屈従の沈黙にしてしまったなー。と、思ってました。 アメリカからのご参加とても嬉しいです。どこかで方言を書いておられましたが、ご出身は西日本の方のような気がしています。わたしは 広島です。あらためまして こらからも よろしくお願いします。このたびは おかげでとても楽しい時間になりました。 by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 石村 利勝さんへ 立原道造のパスティーシュ作品を 拝読いたしました。 わたしの場合は、立原道造の良き読者といえるほどには 彼の作品群を 読み込んではいないので、投稿させた作品が もと立原道造の詩集の中に あの作品があったら どのように感じるかについては、わたしには判断のしようがありません。 ただ、実は わたしも 立原道造の影響を受けて書いた作品があります。わたしのは、 パスティーシュとは言えない 立原道造オリジナルにあるような喪失の陰影をひっそりと感じさせるような詩とは 全くの別物となっております。 類似させている点は、ソネット形式であることくらいですが、照会させていただきます。 *********** 【飛行模型】 露草の花は ひかりをうけて翼のようだから おだやかな 面もちで 飛び石を踏み外さないように歩く 縁側で 竹ひごが 飛行機雲のように しなやかにのびている そのなかでも 軽量に飛行荷重に耐えられる強度の竹ひごを 選ぶ 細い腕からは もっとも うつくしい雫のような円が現われ もっとも うつくしい直角から、シンメトリーの翼が生まれる 暗い雲をも押し広げるにはプロペラより むしろスクリューと呼ぶのが相応しい 死の島の上を 渾身のゴム動力の一機 白い模型飛行機が 旋回するのだ 漏斗状にへこんだ 彼の胸は 高鳴る 島には 廃墟となった建物が 屋根を失い 雨風を受け入れ 死者も そこにいる さびしい魂のその島へ 彼は、飛行機を飛ばす by るるりら 参照先不明 * パスティーシュに関して一言だけ。 石村さんの言う「パスティーシュ」は、 >私自身が「パスティーシュをかく」と言った時 >念頭に置いていたのは、水村美苗氏の『續明暗』や >シャーロック・ホームズ物のパスティーシュ作品でした。 とあり、 それはそれで(高度な試みとして)いいと思いますが、 (わたしが)念頭に置くパスティーシュは、 最近、創作入門で奥義公開されているような創作技法のことです。 一例を上げれば、 辻原登『東京大学で世界文学を学ぶ』で、 その、「第十講義」=「ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』を どう読み、どうパスティーシュするか」 に見えるような、手法です。 以上は、パスティーシュに関して参考までに注記しました。 突然失礼しました。でわ。 * by ハァモニィベル 参照先不明 蛾兆ボルカさん パスティーシュを、ジャンルとして分類してしまうと、二次創作的なものに なってしまい、書かれたものはどうしても、オリジナルの魅力に劣ることが多い(そこに 挑戦するのでしょうが)ような気がします。性質上、オリジナルの魅力を超えててもマズイわけですから。 私のように、パスティーシュを、作品ジャンルとしてではなく、 創作上の実践技法として実用的な立場で捉えた場合、 オリジナルはただのキッカケであるにすぎず、元の作品から飛躍したものが いかに書けるか、むしろ、独創性と発想力が問われることになります。 原型を全く感知させないほどならば、もうそれは純創作と言ってよいでしょうが、 敢えてオリジナルの手がかりを(わざと)残すとすれば、その場合は、 多少オマージュの気持ちが込められているか、あるいは、間テクスト性で原典の意味を含 ませたいが為の、教養ある読者へのヒントのつもり、といったことがあるかな、と思いま す。 また、別の意図として、 私がメビウスリングでスレ建てしている 「前の人の作品を、『自分の詩』に翻訳する」スレッド における私が書いた実践例はみな、創作技法としてのパスティーシュという立場で書か れていますが、 其処では、前の作品と後の作品を対照することで、後作品を書いた人の発想力や独創性 が明らかに示されるという狙いがあります。 * 私の立場(発想力と独創性を重視する)だと、 たとえば、 デュシャンの『泉』―→ これは泉である に対して、 マグリットの『これはパイプではない』 に至るほど捻ってこそパスティーシュと言えるわけです。 * by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 参照先不明 文学極道に限らず、すべてのネットサイトは、使用上の注意をよくお読みになってご利用くださいませ♪ 蛾兆さんへの酷評コメントを小学生に見せたいと思っておられる レスの書き手はいないと 思います。 それより、漢字ドリルが作品になるなら、ほかの活字媒体のなにかが 新聞記事も 作品に成りえると、私は おもったのでした。それで、おもいついたのはバーチャル達川君。https://tats.jp/vtatsu.html バーチャル達川君というのは、様々な文章を 広島弁に翻訳するという翻訳ソフト搭載サイトです。 そして、それを利用して書いたのが下記のものです。 ******* 尻を振って 腰をくねらせる。 中米ジャマイカじゃぁ レゲェに合わせて、踊るんが習わしらしぃんじゃ。 先ごろ訪れた安部信三首相も、誘いに乗ってダンスしたんじゃ。 ぎこちのぉても 笑顔を忘れず、波長を合わせる腰つきゃぁ「努力賞」もんじゃったんじゃ。 ******** 元ネタは、中国新聞2015.10.5の天風禄の記事を、バーチャル達川君という広島弁翻訳ソフトにかけました。この記事をセレクトしたのは、ジャマイカという国名が良いと 思っただけです。このスレッドで子供の話がでたので、よほど 児童憲章とかを翻訳させようかしらと おもったけど、 どうにも躍動感が なくて残念なので、こちらにしてみました。 by るるりら 渚鳥さん え?渚鳥さんの意見は、 一、「 小学生が見ていると思うと なぜだか罪悪感にかれらるけど、 その反面、小学生の意見を ちゃんと聞いてみたい気がする。」 何を、渚鳥さんが 小学生に 見せたいたいような 見せたくないような気持ちかは、ソレは 蛾兆さんの作品かもしれないし 文学極道かもしれない。 わたしの意見は、 「すべてのネットサイトは、使用上の注意をよくお読みになってご利用くださいませ♪」って いいました。 by るるりら 参照先不明 参照先不明 »766石村 利勝さんへ 贋作文太兄ぃの場合が最高です。文章を読んだあと声を出して笑ったのは、ひさしぶりです。 何年か前に 日本では「カバチタレ」というドラマが放映されたのですが、 個人的には、(カバチタレいうても意味は わかるんかいの)と、思っていたのですが だからといって 翻訳できずにいたのですが、そーそーそういうニュアンスだなあ。 と、おもいあたり なんだか 心が 軽くなりましした。 バーチャル達川君は、ずいぶん昔からあるようです。ですが、達川さんは どうしておられるんでしようね。最近は、テレビでは おみかけしませんよ。でも、カープは 大昔のカープ全盛期を上回る人気ですよ。試合がある日の広島駅には 他県から カープの赤い服をきた大群が降りてこられます。なぜだか 全国的にカープファンが増えているようです。その調子だと広島弁がこの国の公用語になると思いますので、達川君は 伝説のサイトになると思います。 by るるりら 参照先不明 参照先不明 ●石村 利勝さま そうでした。詩の研鑚のために集っているのでございました。 作品を投稿させていただきます。 初夏の刹那 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=319554&filter=date&from=menu_d.php%3Fstart%3D0 by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 ●>>786石村 利勝さんへ おはようございます。返信が遅れて 申し訳ありません。 「春と修羅」っていう龍みたいな詩魂に飛び乗って縦横無尽に飛び回っているさまだなんて、 それこそ 踊るくらいに嬉しい言葉をいただきました。関係あるかないか解りませんが、わたしは辰年うまれなのです。思い込みからか 蛇だの竜だのといった生き物は こどものころにずいぶん夢にでてきました。 この詩をアップしようとしていた頃に、渚鳥さんが 突然、 渚鳥さんも竜のようなものを感じておられる気がしないでもないのです。>>771 渚鳥さんは まだわたしの詩を御覧になってないのに わたしの詩が読めたのかと思いました。ケーリュケイオンの杖のデザインって、蛇のような竜のような生き物が くんずほぐれつ登っている図なのですが、わたしは 竜みたいなのに つきうごかされて書いただけだったのかもしれないです。 ああ びっくりしあぁ! どういったらよいかわかりませんが、なんだか すごいです。←わたしがというより、なにかが来てる気がします。 もっと書かねば! ●>>745 渚鳥さんへ 今は朝なんだけど こんばんわ(←作品に あわせたよ) 「夢一夜~第三夜」拝読しました。 以前拝見したパーションのもののは、たしか 一夜が三つではなく一夜、二夜、三夜という表記だったように記憶しています。 夏目漱石の『夢十夜』は この機会に再読してみました。 夏目漱石の『夢十夜』の場合は、全然違うお話の十個で作られていたと思うのですが、 渚鳥さんのこの作品は、別々のお話ではないような気がしました。同じ日におきたことが別の角度で描かれているととってもおかしくはないつくりになっていると 感じました。 たとえるなら以前お話しの出たケーリュケイオンの杖は 二匹の生き物がからまっているのですが、この三つの作品は 三つ編みのように 三様の詩魂(石村さんの言い方の真似ですぅ)が からまっていると読んでもおかしくないように おもいました。 へんな発言になるかもしれないのですが、物事を把握するのには三つの目が必要だと聴いたことがあるのを思い出しました。 それは、【鳥の目】【虫の目】【魚の目】の三つで、鳥というのは鳥のように広く全体を眺める。虫というのは足元の細部を見る。魚の目は、微妙な変化の流れを見るというものなのですが、渚鳥さんの本作品の構造と符合すると、個人的には思いました。 ●蛾兆ボルカさんへ 「作品『漢字の練習』」、について(贋作)」 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=319538&filter=date&from=menu_d.php%3Fstart%3D150 に、ついて。 わたしは、この作品について「おもしろいです」とだけ書いてます。あとで、ちゃんと書きたいとおもっていたので、超短文感想としました。 まず、自分の作品をパスティーシュする。もうこの時点を おもしろいです。 蛾兆さんが蛾兆さんという未知の詩人の作品をパスティーシュし、 未知の詩人蛾兆とかいう詩人の息子さんの漢字練習帳をパスティーシュ(とも言えると思います) している。 鶏が先か卵が先かじゃないですけど、 卵が詩を書いたのか! 卵の親が詩が書いたのか。卵の教師が詩を書いたのかもしれない。 卵が詩を書いた!のか 卵の親が詩が書いた!のか。 はたまた教師的ななにものかが詩を書いたのか! むむむ むむむ!これって 「啐啄同時」なのじゃあないかしらん。卵の中のヒナドリが内側から殻を破ろうとしていて、それを保護する親鳥も外側からつついている。 この詩には複数の愛が からみあっていて、ああ 人が成長するのは、ひとりじゃあないんだなあ。と思いました。 正直もうしまして 作品そのものより 自作の作品をパスティーシュする おわりなき詩作への情熱こそが、私としては とても勉強になりました。ありがとうございます。 by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 みなさん おはようございます。 夏目漱石の草枕で思い出したのですが、そういえば 私も 草枕を真似したことがあります。 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=283203&from=listbytitle.php%3Fenctt%3D%25E7%2582%25B9%25E5%25AD%2590 「点子が、行く。」という作品です。読んでいただくと どなたでも 「吾輩ハ猫デアル」だと お考えだとは思うのですが、詩の中にある明治男のセリフが 草枕の模倣です。わたしが真似させていただいたときに 草枕って、随所に読者の 目を開かせる箇所があるのだなあと ちらと感じたのですが、まさか まるでそのまま作品としておられる方がいたとは!おどろきです。 by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 遊びにきましたよ~ 「商店街にて」 http://po-m.com/forum/myframe.php?hid=11348&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26cat%3D1 室生犀星さん。 なにかで魚を赤と青と言っているのが印象的で 色彩はここから来た気がします。 楽しいねーっ by 田中修子 参照先不明 参照先不明 はっ。先生はどこー!! 先生ー!!(よく迷子になる) >>818蛾兆ボルカ さま 中島みゆき懐かしいー!! 愉快な方でしたね。テープにとっておけばよかった。 チョコ夫人と中島みゆきさんとマザーグースがかぶるとは~。 すごい発想だ!! >>823石村さん 詩は、犀星のから入りました!! 赤と青。だれだったかなぁ? デカダン的な誰だったかも。 技というものはあまり意識していないかなぁ、真似するだけ もう一回勉強しなおそう~ by 田中修子 参照先不明 参照先不明 ニューフェィスtanakaさん、ようこそ。 今月は、火ですか。あついですね。暑いので、この季節は 考えたくないこともあります。そこで距離がある火という意味で、星も良いのではないでしょうか? by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 >>るるりらさん 言葉に旬、ありますね~。美味しい火星ジュースの季節!! >>石村 利勝さん じゃ、ちょっくら牛を褒めてくるでよ。 >>843いいな~なんだかいいな~。 >>渚鳥さん はじめまして~ 数いる田中のうちのローマ字のやつと覚えていただければ...... 発音はタナーカーで。 by 田中修子 参照先不明 全くの余談です。カープの試合を見に行きます。天気予報は、よくなかったのに 今は、晴れてます。なにとぞともに雨乞い、お願いします。 by るるりら 参照先不明 おっはようございます。 あのカープの大声援のただなかに身を置いた私は 人生がかわってしまった! どうしよう。ちょっと前の 辛気臭い自作詩が 他人の詩のようだ。わっはは ベートーベンでいうなら第九の気分! 試合当日は雷も予想されていたというのに、オペラの『ある晴れた日に』の歌詞が描いている理想の天気!いやあ おめでとう! 石村さん ごめんなさい。あの日の私は 愛でできていたので、 お弁当もお友達が むさしのお弁当の券をくれてたので カープうどんは食べれなかった。 でも 席がブースに近くて あの匂いは 味は 絶対落ちてない感じでしたよお! ごめんねごめんねー。 by るるりら 皆さんに、もし年号の決定権があったら、どんな年号をつけますか?漢字二文字の題名で詩を書いてみませんか? by るるりら わたしったら、とても まずいことを、いいましたか? なにか、いい企画は、ないかしら? by るるりら 参照先不明 旧かなは、正直 使ったことがないので、 祖父の書いたものを、読んでいるきがしています。厳密には、発音にも違いあるはずのに、わたしは、これまで、しらずにきました。 二文字課題は、「百合」にしようとおもってて、そのときに、旧かなで書いて 添削してほしいなあなんて、おもってました。 by るるりら * >>880 は、「旧仮名遣い」というもの一般についての、 教養の有る人、無い人、各人の持っている印象ということをご質問ですか? それよりも、「文極」の評価の精度の不足についてでしょうか? また、あるいは、御作品への感想・批評でしょうか? (こちら>http://bungoku.jp/ebbs/log.cgi?file=471;uniqid=20160514_774_8825p#20160514_774_8825p) 以上について、1つにまとめてお答えすると、 もっと流麗に書けるはずだ ということです(「率直に」わたしから見ると、です)。 尚、〈歴史的仮名遣い〉については、契沖以後に一定ルール化されたもので、むしろ明治期の文章で厳格であったものの、平安時代からずっと、実際は仮名遣いはアバウトだった、という専門家の指摘をどこかで読んだような気がします。そうだとすれば、旧仮名遣いを几帳面に一定に適用する必要があるのか疑問である、という議論もできそうで、実際に厳格一律にしない方が、文章を味わい深いものにできるかも知れないなどと無邪気な私なんかは思います。 旧仮名遣いの味わいを活かして、より流麗に書くべきであった というのが私の感想で、そうでないと籠められた折角の優しいメッセージまでがぎこちなくなってしまうと思うからです。 * by ハァモニィベル 「旧仮名遣い」とは少し異なりますが、文語口語の混用の問題 もあります。詩はもちろん、短歌や俳句でも同じですが、例えば 俳句の切れ字の問題があります。「や」「かな」「けり」を使う と、口語 ではないと指摘され、これにかわるものを探すと 、ろくなものがなく困ってしまい、俳句の投稿をやめました。 現代の俳句でも、これらを使ってもよいという説もあり、文語 と口語の混用はありふれたものであり、歴史的に見て正当な 用語法であるという説もあります。---現代短歌の口語化はめ ざましく、老巧新鋭を問わず口語の歌、文語口語を混用した歌を 詠んでいる---という事なので、文語口語を混用してもよいような 気がします。従って、代わる表現がない場合「旧仮名遣い」も問題 ないと思います。 by st 参照先不明 >>885 ああ、そっちでしたか。例の所の評価力について率直に話していいのかなあ、とわくわくしてしまいました。(笑)。 私もかつて、彼処でどなたかから、私の〈けっこうな自由詩〉に対して、使われてる言葉に季語の意識が足りない的な、的外れな意見をもらったことがありますよ(一気に疲れましたね)。 * そっちの話ではなく、 一般にある印象、という話だと(保守が云々といった政治論議を除けば)割合、予想がつく話になりそうですね。 例えば、中学生とか高校生レベルの頭なら、歴史的仮名遣いで旧漢字とか使われてたら、読めないし、読みたくないし、読まないでしょうね。よしんば、表面の言語表現がたどれたとした場合でも、彼らの年齢では古典の内容を深く捉えられないので、退屈な古典と同じようなものという印象で括られてしまうでしょう。 古典風まで行かずに、読みやすい文章の中に、旧仮名だけ混じっているのを見たら、何のためにそれを散りばめているのか不可解な不快現象として映るのではないか、と思います。(これをCとしましょう) 一方で、古文が読めるような人、擬古文が面白いと思える人は、露伴だろうと、鏡花だろうと苦もなく読めるので、擬古文調ならかえって新鮮な感じで愉しめるということがありますね。鏡花の古典風モダンな感じや、北村透谷の魅力が愉しめる人、そういう人は、そういうものが書かれていたら単に仮名遣いがどうの、という反応はしないでしょう。 * いずれにしても、旧仮名じゃなければ評価しているというのであれば、それが旧仮名だからダメ、というのは、上記の中学生・高校生レベルでの(C)から来る印象評価と同じだ、と私などは感じます。 * ちょうちょ と てふてふ は同じでしょ? っていうのと、違うでしょ?っていう感覚論争になるんでしょうが、 そんな所では、私だと ちょうちょ と てふてふ が飛んでいる って書いちゃいますね。 まあ、そんな感じです。 * by ハァモニィベル 参照先不明 ゆうか、渚鳥さんの詩に、すくわれました。 ありがとう。 by るるりら 【じぬんを ぐろぐろ】 突然、ブリッジぃと 言ふとき 身体を まげたり 「見ててぇ」と 言ひますと 一拍おいて 側転したり 【じぬんを ぐろぐろ】と 画用紙に文字を据ゑながら 「じめんを ぐるぐる」と云ふ 発音どほりには、書いてなひ なんと おどけて ゴム毬のよふ その横で 長い海外生活から帰国直後の友人が 「し」って どちらに曲がるかを おもゐだせんでね と言ふときの聡明な美人顔の、なんと すっきりしてゐること 「し」の形を 真剣に考えへる人が、わたしは好き こどもの真剣さと すこしもひけをとらない人が、わたしは好き ゆびさきで じぬんをぐろぐろしながらも 好きが あふれてゐます きようも たくさん 私は まちがへた あの人も すこしは なにかを まちがへた まちがへる人と まちがへない人 あなたは どちらが好き? わたしは まちがへる人が好き 真剣さが なんだか おかしくて 好き ************** ※おまちくだっているなんて 幸せです。 でも 百合は ちょいと おまちを、構想あるのに なぜか描けない by るるりら 旧仮名はポリシーのある人にこそ似合うという面もなくはないので 「真剣」な人にこそ好かれるべきかも知れませんね。 私は言語表現の幅として捉えていますが。 るるさんへ >>902 >※おまちくだっているなんて 幸せです。 待っているというより、自分で言ったことを忘れているんだろうなと 思っていると受け止めて頂ければ幸いです。 >ちょいと おまちを 確かに、「真剣さ がなんだか おかしく」思えますね。 * 漢字二字の題 ということでは〈タイトルの選択がいい〉と思う例はこれです。 http://uonomekikaku.sakura.ne.jp/foryou/poembbs/poembbs.cgi?mode=res&no=91344 by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 「静笑」せいしょう 「穏淡」おんたん 「譲命」じょうめい 「聴声」ちょうせい 「座待」ざ、ざたい? のほほんといこうよのほほんと 怒っても泣いてもはじまらないよー みたいな年になったらいいなぁと思うます。 by 田中修子 参照先不明 参照先不明 カイトの表題と表紙を読めば、 ここは、空気を一色にする処じゃないでしょ。 一方で、軽妙・ほのぼの 。他方で、堅く、険しい。 又、 一方で、知的。他方で、愚劣。 それでいいわけだけど、日記を見せ合うだけの場所にしたいならともかく、 他人に書いたものを読んでもらおうとする場所なんだったら、 説得力のある言葉を使いたいかな、と僕は思う。 まあ、それだけです。(だから、変だな、と思ったら変じゃない?、って言うだけ) 此処の人たちが、みな、僕の方を変だと思うなら、僕が消えます。 ま、僕はこう書きながら、常に心穏やかですよ。 此処に書きに来てくれる人が皆、親切なのがわかってるから。 * by ハァモニィベル * 燃えて消えていく 遠ざかる川の 遠い後姿の原景に 1羽の鴨が泳いでゐる 昨日にそつと おいて行かれて ただ1羽の 何を犠牲にしたら 追ひつけるだらう 散亂した 觸れられるはずのない 意味のない貨幣のやうな 狂つた正常の手が伸びてくる * by ハァモニィベル こんばんわ石村さん、 わたしは、石村さんの詩に たすけられました。 「地球の上でうたふ歌」を、ある詩の掲示板で、最悪の気分になっていたに、嘘のように気分が晴れました。ありがたかったです。暗唱したいです。 ベルさん、こんばんわ。すごく、いい詩だなあ。って思いました。関係ないことを、いうようだけど まえに教えていただいたケストナーの人生処方詩集を買いました。照会していただいた「絶望第一号」を思いだし、今 買いたての本を開いています。うまく言えないけど、ベルさん、ありがとう。 うわあ、参加者増えてきましたね。 元号も、増えてる。いい作品が、いつぱい!。 テンションあがる。たかっぱしから、いいたいけど、寝たほうがよさそう。嬉しいな。ではおやすみなさい。 by るるりら 参照先不明 参照先不明 参照先不明 参照先不明 * 『MAIN STONE 』 ストラスブルグ美術学校で出会った彼女は、変わったものを描いていた。A3の画用紙49枚を使った大きなブリティッシュ・プディングの絵で、そこに描かれた何かに、いや、そこに彼女が描こうとしている何かに、きっと、誰にも解らない何らかの何かに、こそ、彼女が強いコダワリをもって伝えたい何かがあるんだと僕は思った。彼女がその絵を描いている間中ずっと番犬のビリーは爆睡中で、僕もやることがないから、彼女のアパルトマンをチェックアウトし、その頃暮らしていた屋根裏部屋にもどって数日寝転んで過ごしていた。ブリティッシュ・プディングのどの辺りにまで差し掛かった頃だったのだろう、突然、彼女から電話がかかって来た。 * by ハァモニィベル 参照先不明 * つまりね、 >>960 に私が書いた作中の彼女のように、 MAIN STONEを描き伝えようとするところに 作品の価値が生まれるのに、 ありもしないMAIN STONEを、いかにもあるように書いた 詩が多いんだよね。 (難解を解きほぐすとタワイモナイものも含めて) そういう贋せ物を書いてる人というのは、 詩を読む側にまわっても読めないんだよね。 ただ、そういうことだと、私は思っています。 * by ハァモニィベル 参照先不明 参照先不明 >>969 うーん、「嘘」って、どう捉えてるんです?(そこが不明) ニュアンスを区別してほしいな。 >作品になっていれば、嘘だろうと本当だろうと、いいのか これは、かなり粗雑な思考じゃないの? まず、「作品になっている」という点が、すでに高度に曖昧だしね そして「嘘」「本当」ね。 ---------------------------- 虚構でも、その方が真実が描かれていれば、―→本当の意味で「本当」では。 事実を扱っていても偏見で切り取ったものは、捏造にもなるのでは。 とかとか、色々疑問が出てくるんですけど、大丈夫?? 昔の「私小説」の「精神」を肯定してるからそもそも、「嘘」って評言を使うのか、 わたしにはよく解らない話ですね、その感想は。 * 昔、「一杯のかけそば」なるお話があったけど知ってるかな。 当初、実話ということで話題になった。ところが、作り話だと露顕して叩かれた。 あれなんかは、感動実話として騒がれたときに、一読して作り話だと私は感じたけど、 世間では話(作品)を鑑賞しただけでは見抜けなかったわけでしょ。 私から見たら、作品になってないレベルだけど、 世間には、(実話なら感動的だ)と、(恰も新仮名ならよいみたいな感覚でもって)通用してたわけだけれど、一体全体 そういうのはどうなの? 鑑識力、鑑定眼 という話になっちゃうんだけど、 渚鳥さんの話だと、その辺りが抜け落ちてるんじゃない??? ---------------------------- ともかく、最も重要だと思う点を最後に補足しておきます。 詩情の「嘘」はダメ ってことです。作品世界は虚構でも事実でもいいと思いますが、 〈詩情〉は、その作者の本物でないとダメだと思います。 (まあ、詩情不要論者という人達もいるんでしょうから、その立場だと コトバを捏ねてそれらしき詩情を誂えるわけだろうから、もしそうなら 私のように、自分の詩情を伝えるために言葉を紡ぎ出すのとは正反対ですね) 渚さんの感想だと、 詩情の「嘘」(パクったり誂えた詩情ね)も作品になってりゃいいってことに聞こえちゃいますが、まさか、どう考えてるのか、心配になりました。 まあ、そんなところです。(これ以上論じません) * by ハァモニィベル 参照先不明 まっくろで苦くてこんがりなコーヒー 喉をひんやりすべって 詩も男もできないときはできないさ それってダメなんかなぁ by 田中修子 参照先不明 参照先不明 >>978 (Syuukoさん) >>980(渚さん) >>981(石村さん) みなさん、Thanks ! 、「翻訳」という言葉に引きずられたのか、なんとなく原詩にひきづられている感が。まあ、丁寧に訳そうとした感なのかな。 わりと翻訳の文章が読みにくいというあの現象の秘密に通じる何かがあるような・・・。 ただ、普通に作品を展示されるときには見えない表情が垣間見えてナイスです。 (取組んで頂いたので) *** *私も書いてみました* * そんな瞳(め)で見ないでくれ。 男の背中を。 黙って ブラックを飲み干してる 俺の背中があるだけ だから。 見える? 何が? 何も無いさ。 やさしい詩なんてないんだ。 「幸福」にも汗ばむこの背中には。 * by ハァモニィベル 参照先不明 * 「冠は濡れて」 ユアーン及びユヨーンが、それこそ ユヤユヨン、ユヨユヤンと、往復し交錯していた。 ぼくの心だ Ho!Ho!Ho! 胃袋をはく 吐いたものは 幾時代かをへて また一つのメルヘンとなる 銀の雨のなか さらさらと 砂のように命が 流れ落ち 僕のボーヤは (硬い粘土の小さな溝を) (きららめきつつ) さらさらと 流れていく 悪魔のおじさんの 靴の先が かすかに濡れる所まで * by ハァモニィベル
大きな池があってひとつの川、たくさんの大きな木。 滑り台、砂場、ぶらんこもご用意しました。 みんなで鬼ごっこやかくれんぼができます。 野球やスケボーもできる大きな公園。 朗読している少女がみえます。 夏にはカラオケ大会だって演説や選挙もあるかもしれません。 ひとり川をながめてため息つくのも公園 もし詩や詞を構成する成分表があるとしたら人ひとり、もしくは大勢の人が絡んでいる無限の成分表なのかもしれません。 詩の多様性は人の生き方やり方の多様性を映しているのでしょう。 君が書きたいと思ったことはなに? Twitterみたいにぼやくこと? 昨日見た映画のブログみたいに感動を分かち合いたい? 詩のことで別の人間の視点がほしかったのかい もしかして、それは行き場のない言葉かしら 答えはなくたっていい。 ただ、聞いてほしかったのならそういってね。 もう少しそばにいるからね。 書きたいことを書いてみて 描けないことを描いてもいいんだよ。 ルールは公園らしく後からみんなで増やしていこう。 勉強会の開始直後は、皆関心がまちまちなことや、それこそテーマに関して「ぽややん」としていることもあって、 なかなか話の焦点が咬み合わないのがフツーなので、なるべく話題をランダムに沢山出していき、その中で、息が合ってきたり、関心が絞られていくといいなと思います。 課題作品の発表場所が特定されている方が、参加しやすいですね(カイトよろしく)。 ** さて、私は歴史的に追ってみましょう。 童謡と絡んで、創作童話の話になりますが、 1958 年の「少年文学宣言」というのがありましたね。 * 『泣いた赤鬼』の浜田広介は、自分の作品が短編ばかりなのは、編集者がそれしか注文しないからだ、と述べていたようですが、その頃の背景として、児童心理学での定説として「幼児は読物の持続力がないので短編でなくてはならない。せいぜい,その長さは原黐用紙3 枚から5 枚程度がふさわしい」という学説があったからだと言います。 * その定説に挑戦しみごと覆したのが、原稿用紙10枚の『ちびくろさんぽ』(岩波子どもの本) だったようです。いぬいとみこ氏はその後,,原稿用紙90枚の『ながいながいペンギンのはなし』(理論社) を出しています。 * *** 絵本と児童文学の丁度、端境期にあたる、5歳から8歳位を対象にした作品を「幼年童話」という語でくくれるらしいのですが、『ながいながいペンギンのはなし』(1957)や『いやいやえん』(1962)等、60年代に高揚し、『大きい1年生と小さな2年生』(1970)等、70年代に安定したものの、その後80年代には混迷・沈滞し(理由は諸々なれど、ひとつには、「子どもが見えなくなってきた」ことがあるとか)。1980年代以降には、「発行点数が多いにもかかわらず危機的状況にあるのではないか」などとも言われたりしていたようです。現在どうなのか不明ですが、私が本屋で立ち読みする限りでは、外国のものの方が芸術性を感じます。 * ニュージーランドの児童文学者ドロシー・バトラーは、「5歳から8歳向けの本は――書くのがむずかしく、書評がむずかしく、売るのもむずかしい――文学の空白地帯といってもいいような状況ではないでしょうか」と言っているので、我々がここで、小学一年生をを対象に作品を書くのを難しいと感じるのは、必然であり当然なのかも知れません。 * ただ、その難しさが、「こどもが見えない」ことにあるとするなら、疑問でしょうね。 ケストナーは、「あなたの作品が世界中の子どもに愛されるのは何故か」と訊かれた時、「それは私が特別の才能をもっているからだ」と答えたそうです。ケストナーが語るその才能とは、自分の子ども時代のことをそのときそのままのように思い出せることだ、と述べています。現代の子ども達はかつてとは随分違う環境で生きてますが、心は共通でしょう。でなければ、外国作品中のこどもも日本人には「見えない」筈でしょうから。 * 私が勉強会の冒頭で、雨情の「童心主義」から見直してみたらどうだろう、と提案したのは、その辺を考えてのことだったわけです。 * さて、長く書いてしまったけれど、皆さんは子どもじゃないから集中力は途切れないと信じてますが、最後に、その嘗ての定説とからめた、大切な事実を記して、わたしの言を締めましょう。 読み(語り)方の上手,下手という問題です。 かつてアメリカで、ストーリーテリングの大会というのが開催され、それで優勝した人は、なんと電話帳を読んで、聴衆(こどもたち)を45 分間も引きつけたのでした。 (おわり)。 小学生でも わかるかもしれない。すこしわかららないところもあるのも ご愛嬌の詩を書いてみました。 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=317045&filter=date&from=menu_d.php%3Fstart%3D0 渚鳥さん ご感想ありがとうございました。あそこで感想もらえる場所があったんですね(るるりらさんもありがとう)。 悉平太郎という神犬が犠牲になって闘わねばならなかった真の妖怪は何だったかを思い、なぜそこまでして闘ったのかを想います。早太郎のクラージュに感動できる、心ある人の存在を信じたからでしょう、きっと。 ごんぎつねを撃つ人のなかで、ごんぎつねに泣ける人が生きているかぎり、悉平太郎はその「透明な距離」に向かって闘うでしょうね、身を削って。 るるりらさん、ご感想ありがとう。 【うた部門】は、ご感想を聞いてまた追加してみたいと思います。 【笑い部門】は一本デッサン程度のものができましたが、 決定版はまだ書けません。ユーモア・滑稽についてヒントが欲しいなあ。 どなたかお願いします。 https://www.youtube.com/watch?v=2YJpqgJUSfU ↑「歌え バンバンバン」です。 おはようございます。 こどもと おとなは どちらが 優れているかというと 人間社会で生きていく上での情報を 大人のほうが多くもっているかもしれないですけど、個人的には 大人はこどもより人間社会で生きてゆく上での情報が多いだけだと思っています。 人間と 他の獣とが どちらか 優れているかというと、馬鹿という語が 馬と鹿であるように 馬や鹿のほうが人間よりバカなのかというと 私は違うという視点を持ちたい。 そりぁ人間社会で生きていく上では、馬や鹿のほうが人間より劣っているのは疑いようがないのですが、馬や鹿の持っている人間には無い能力(跳躍力などや その他の五感)を人間は 持ってない。 人間は 或る意味では 馬鹿に劣っています。うちの裏山では、いま ホーホケキョと鳥がさえずっているのですが、鳥たちには 絶対音感があるという話を聞いたことがあります。 人間の場合は 一部の人しか、絶対音感を持っていません。人間って劣っているなーと思うんです。 先日、わたしは 子どもの頃は、詩は音楽と無関係ではなかったという話をしました。 それは身体の中に流れるリズムを 子供の頃はもっていたのに 大人は リズムとはかけはなれて思考することばかり増えて 身体と言葉が 離れてしまい 血肉と無関係になってしまったことを意味するのではないだろうか。 それが証拠に、某所で カイトさんがラップの詩を書いてみよ~!と提案されたとき わたしは 童心に似た感覚が刺激されました。身体という実際を離れることを詩人は 楽しむのですが、それが逸脱し妄想が妄想を呼び どれだけの詩人たちの心を蝕んできたかと思うと、リズム(音楽感覚)って大事だよなーと思います。大人はリズムを失いがち。残念なことに いまどきの子供も うっかりするとリズムを失いがち。 大人は子供より人間社会で生きてゆく上での情報が多いだけだと言いましたが、人は或る程度情報を得ると 自身の器に似合った情報量を超えると、情報をこんどは自身の中に取り込むことを止めてしまいます。情報が飽和状態になったら 受け入れることができなくなる。現代は 情報革命が起きて 情報には際限がないのですから、誰でも簡単に すぐに飽和状態になりがち。 これは ゆゆしき問題なんじゃあないかしら? またも まどみちおさんの「一年生になったら」に 話を戻しますが、 あの歌は 最高だと思います。「わっは わっは わっはは」が すごく いい。 そうだ。。「わっは わっは わっはは」で 締めるという詩を書いてみようかな。 笑いのリズムで書こうとするのも、 「こども詩」 なのかもしれない。以 ************************ ◆ハァモニィベルさんの 『力もちの犬』 http://p.booklog.jp/book/105681/readは。わっはは。という感じの詩でした。 どなたかも、「わっは わっは わっはは」でおわる詩も 提出してみてほしいな。 わたしも 書いてみるけど 少々 おまちを まあ、「愛」も新しい概念だからね。ただ、こども=小さな大人って見るのは、問題もあるよ。 発達心理学でみれば、こどもは、大人より不器用なんだ。大人で転ぶひとはそういないけど、こどもは頭が大きいから転びやすい。/老人にならないと、その肉体的不自由さがわからないのと同じで、こどもの事情も、けっこう大人になってしまった側からはわからないところがある。 逆に、大人にみえるけれども、こどものまま、なんじゃないか、という視点もあり得るしね。 ただ、今回のテーマをやるために、子どもの作文を資料としていろいろ読んでみたら、かなり面白い、こどもの内面世界ってのが感じられたんだ。 論理と倫理がじつは、字や音以上に、よく似てるんだなってことが、こども、という宇宙を通すと見えてくるんだ。それはちょっと発見だった。 もっとも、わたしは、子どもに妙に好かれるこども嫌いなんだけど。 独身だからね、基本的に嫌いなんだな、こどもは。 * ◆ハァモニィベルの投稿作品 【ものがたり部門】: 『力もちの犬』 http://p.booklog.jp/book/105681/read 【うた部門】: (A面) 「みんな咲いている」 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=316990 (B面) 「アイスキュロスが笑ってる」 #1 「赤い」といったら何だろう? 赤いおハナを思い出す そうだね真っ赤な真っ赤なお鼻のトナカイさん。 クリマスといったら何でしょう? 七面鳥を思い出す クリスマスに生まれたかわいい七面鳥もいるけれど サンタさんは大笑い #2 時計といったらおじいさん チクタクチクタク唄ってる ボーンボーンって怒ってる ボロロンボロロン ギターのおじさん 夕焼けなみだを流してる ボロロンボロロン泣きながら クラリネットが大笑い #3 星がたくさんなっている ひとつもいでもいいかしら 口笛吹きつ ラララ 鏡に何がうつってる? そこにいるのはぼくの幽霊 さっちゃんもね、さちこじゃなくてさくらだよ アイスキュロスが大笑い * * まあ、大正期とかの子どもの投稿をみると、いまの「ぽえむ」に通じるものがあります。あと、大正期、地方の小詩人が書いたこどもの詩は、一定のパターンがあって、あざとく作られてましたね。その辺が、雨情とかまどみちおと比べると大差があるなぁ、というのが私の感想です。 まどみちお では、「消しゴム」「おしっこ」 ですね。 (^_^ゞ了解です。 ただいまより、第一回。お勉強会を開催します。 子どもたちの詩の歴史からは 国語の派生をうかがいしることができるでしょうし こどものための詩を書こうとするなら、その眼差しをとおして、わたしたち自身の精神の新陳代謝もおこなえるような予感がしてます。 たとえば、人生において 勇気がためされるとき、幼い日に聞いた詩や歌が、たすけになった経験をお持ちのかたもすくなくないことでしょう。 こどものうたは、絶望ではない 心をしめしてもやったことは、誰にもあるはず。 こころのベクトルを 良い方向にできる のは、子供にも解る表現かもしれません。 こどものころに すきだったアニメソングとかも、うかがいたいなー。 じゃ、カイト、勉強会はじめよう。 童謡の歴史は、多分、ざっっくりと わらべ唄―→明治の唱歌導入―→大正期の創作童謡運動(白秋、「赤い鳥」)―→戦後のラジオ童謡(まどみちお等) という感じでしょうか。 大正期の名作群が凄いですが、 その頃、野口雨情の「童心主義」がありますね。 といったわけで、 まずは、るるりらさんから「何か」お願いします。 作品が出揃ったようです。 皆さんご苦労さまでした。 今回は、アクロバティックな設定でしたが、みなさん、さすがで ちゃんとこなされましたね。 3つお題を出して、そこから、一つのテーマをとり出すという逆企画もあるので、懲りてない方は、またご参加お願いします。 何か発言がなければ、勉強会へ進みましょう。何かありますか? るるりらさん お題は見事に消化されてましたね。海じゃなく山にすれば、最高峰も取り込めたかも。クリノリンは膨らむワクワク感だったんですね。 「法華経」j序品的な面白さでした。 渚鳥さん 『聖謐のマニフェ』来てくれてありがとう。 ~~~~~~~~ さて、 勉強会をすすめながらカイトを待ちましょう。 一年生勉強会もしたいですー。 けれど、今回の参加者の皆さん文学極道経験者みたいだし、ベルさんも 投稿場所に 文学極道を選んだようだし、まずは ひさしぶりに あちらの方々にもレスを入れました。 これで、今回の舞台は 整ったぞ。 まず、みなさんの作品を読みますからねー。 指折り数えるクリノリン /るるりら http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=316957&filter=date&from=menu_d.php%3Fstart%3D0 あ、 >とりあえず、お題バトルを(カイト) ベルの作品は、ここへ出しました。 http://bungoku.jp/ebbs/bbs.cgi?pick=8718#20160328_526_8718p タイトルは: 『空の深層度計または,光影のタブローもしくは, 透明な距離へのクラージュ』 です。 感想と批評の違いについては、簡単に説明できるけど、 ここで私がしちゃうと、早すぎて、皆の発言が聞けなくなるから、 取敢えず、待ってみよう。 チャン・ツイィーが通りかかるかもしれないし。 * * 私は、つい最近までむしろ詩嫌いでしたからね。 吉野弘の「夕焼け」の存在を知って読んだのは、数年前くらい。 田村隆一はミステリの翻訳家だと思ってました。 中学1年のとき、授業で詩を書かされたんですが、その時の詩が、校内誌に掲載されて、国語の先生が、学者崩れの人で詩が専門だったらしく、お前には詩の才能がある。俺は詩が専門なんだぞ、詩の才能ってのはな特別なんだよ。と妙に熱っぽく、自分自信は残念そうに語られて、「はあ、そうですか」と、私はピンとこない返事を返してむしろ「詩」に引いた記憶があります。 今、その時中学生の私が、詩ときいて、引いてしまったこと、そういう状況があることじたいを嘆く気持ちが、私の奥にありますね。詩というのは、本来、文学の核にあるべきものだと今は思っていますからね。 確かに、人生で最初に出会う詩は、詞ですね。「ぞうさん」でしょうね。 野口雨情とか、露風の「赤とんぼ」。 私が幼児のときいいな、と思ってたのは、ルパン三世のエンディング曲ですね。「あし~もとに~からみ~つく・・・」ってやつ。 /で、みんな勉強会はやらないの? わたしだけ小学生向けを書かされたわけじゃないんでしょ?? (あ、カイト、娘さんと試読してくれてありがとー) 渚鳥さん こんばんわ。 私の中学のときの国語の先生も、美声でしたよ。NHKのアナウンサーになりそこねた人でして、放送部顧問。そして、わたしは 当時は放送部員でした。 当然 色々、暗唱させられました。 ゆくかわのながれはたえずして(とか) 春眠暁を覚えず(これも、朗々と声だしすると、最高に 気分が良いです。 みんなの歌という番組は、谷山浩子さんという私にとって神様みたいな方も歌っておられるので、神様だらけの場所だと わたしは思ってます。 考えてみると子どもの頃は、詩が詩作品として響いてなかった気がします。 童謡が、最初の詩だと思います。音楽と同時に 詩が私の中に定着したんだと思います。 あと、余談になりますが文極で 渚鳥さんのハンドルの変化を読みました。実は、小学校のときの私のあだ名は『オバチャン』だったんですよー。笑。。それに、るるりらという名前を付けた日に、私はカワセミを見てるんですよー。だから あの瑠璃色の鳥と、渚鳥さんのハンドルが関係してたの、わたしは なんだかとても 嬉しく感じたんですよー。 * 【勉強会/】 ■(ものがたり部門エントリー) ハァモニィベル 「力もちの犬」 http://p.booklog.jp/book/105681 小学1年生で習う漢字80字を網羅しているので、 これを読めば、アタナも小学一年の漢字はバッチリ。 (ルビの関係でパブーにしました。) * カイトは、お題がバラけてるからな。 カイトの3題は、確か、 『 「空に降ってゆく少女」 「偶発的奇術のためのオセロ」 【絶対領域のファシズム】 』 だったな。はははは。むずいといえばムズいな。 この3連題で、ふつーに詩をつけてもダメだな。 あいまいな題3つなら、渚鳥さんみたいに作品を一本おいても何とかなるが、カイトのは言ってみれば、 『巨人の星=サりーちゃん=エヴェ』 みたいな題だろ。 題がはっきりしすぎて身動きとれない。 題を変形するか、作品の置き方に工夫が要るな。 クリエイティブだなぁ。さすがカイトだなぁ。 フフフフフ。 今日はずっと、空室だね。 * 初めて読まされた詩じゃなくてね 「出会った」といえる詩は、 吉野弘「夕焼け」 これを読まなければ、詩に近づかなかったかも知れない。 * カイトへ。 おっけーです。 文極の方、スタイルの違いを判ってくれたようで、気分回復しました。 私は、もう出来てるんだけど、あまり早く出すと機械で作ったと思われるんで、カイト、るるりらさんと、同じくらいに出します。 勉強会の方、【ものがたり部門】は出来てますが、まだモニターの意見をきてから、もうひと推敲する予定です。 【うた部門】【笑い部門】が全然浮かばないので、 なにか資料が欲しくなり、 それで、 小学生の作文を読んでいます。 フォルマリズムの人達が気の毒になるほど、ぶっ飛んでるんで、とてもこどもの作文を超えたものを書くのは難しい。 大人がこどもを装って、こども向けに書かいたものが いかに作ったものかが判る。 こともたちを幸せにするような作品を今回は、 書きたいな。目標としては。 どこかで春が 百田宗治/草川信 https://www.youtube.com/watch?v=L2qI1dBmmxI または https://www.youtube.com/watch?v=FC32MjiQ3hU 渚鳥さん、リンクありがとう。甘いものだけ、はもたれるので、コメント中辛でお出ししておきました。 るるりらさん。「指折り数えるクリノリン」。点数は伏せ字で●点。久里野凛っていう女子の話だったら30点。 私なら【くっしのりん】かな。/楽しみです。 ~~~~~~~~~~~~~ 勉強会、【うた部門】のヒントをください。 残すはあと、【うた部門】と【笑い部門】だけ。 【ものがたり部門】、カイトよ俺の原稿結局、開けんのか? 渚鳥さん、凄く良いと思いました。しかも、全題名も網羅しておられるし わたしは、ちょっと時間がかかりそうなのでお題だけ提出させて頂こうとおもいます。 「指おり数えるクリノリン」に、しようと思いまぁす。 * カイト、一個目のお題を、差し替えてね。 題を変形してもいいからね。 絶対的縛りではないので、既に書いていた場合は、そのままどうぞ。 困難に挑戦するクリエイティブな方は、 3タイトル一篇になる詩を試みてください。 ある作品Pがあって、 ABCという題があるとき、 P=Aでもおかしくなく =Bでも成り立ち =Cでもある ということですね。 るるりら作「指おり数えて」 という詩が、「クリノリンセレナーデ」でもあり、 「つまり最高峰」でもある。ということです。 例に出した私の作品は、 「深層放射」という題で読んでも 「空喰い女」という題で読んでも 違和感なく読める、というところが面白さであり腕前なわけです。 3タイトルの重奏作品は、4月でもOKです。 私は既に書けましたが、出来がいいので、あとでお披露目します。 なので作品は各自のペースということで、 勉強会も進めましょう。(という感じですがいかが) カイトよろしくね。 私は憤慨中だから。 ハァモニィベルさんへ 私は、子どもと遊ぶのは 得意なのですが 子どもの文学については ほぼ知識がないに等しいです。 けれど、私が まどみちおさんの「ぞうさん」が詩であると認識した時に 詩を趣味とすることに 誇りを感じました。 こどものころ、あの詩を詩というカテゴリのものだとは思っていませんでした。 詩によって わたしたちは はぐくまれてきたのだと明確に感じたときに わたしは 詩から離れることができなくなりました。 詩なくして 人間は人間になりない。と感じたんです。 正確にいうと言葉なくして 人間は人間になれないという あたりまえのもっとも最初のステップが 子どもの文学にはあるはずです。 子どもには自由がない。でも 大人にも自由がない気もします。 言葉が両者を解放してくれるような気がします。 ご照会の詩も素敵だなあ。味わい深い作品だと思いました。 三つの題名の全部 それぞれまったく違う詩を想定していたので、最初に考えたことを零にしてとりくまなきゃあいけないなー。脳内が混乱してます。 題名を合体させて、結果的にできた詩が、元々の三つの題名でも通用する題名ということは たとえば、私のだったら [指おり数えて クリノリンセレナーデ」で、詩の内容が 「つまり最高峰」になっていると良いということでしょうか? あと、木金曜日に私事で ネットに接続できないしおまけに土日はいつもネット接続時間が少なくなる私なので ちょっと 投稿が遅れると思います。それまでにハァモニーさんの文極の心の傷が癒されることを祈ってますよー。(こわくて私は読みませんけれど、ファイトだあ!えいえいをー) 文極にふざけたコメントが来ていたのを見て 一気にやる気を失くしてしまった。 るるりらさんへ ケストナーの詩は、それです。(岩波文庫訳は滑らかさに欠けますね) はじめてのお使いならぬ、初めての絶望でしょうか。 * こどもというのは自由がありませんから、本来はもっとも文学が感じ取れる存在なのに、日本は、児童「文学」の豊かな香りより、児童教育的な臭いのものや、こどもを子供扱いした作品が多いですね(狹い私見ですが)。 どうせなら、この機会に、一気に、児童文学をひろく見つつ、こどもが生涯にわって記憶するような詩を追求してみたいですね。 ■皆さんから3つのお題が出揃いました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ハァモニィベル 『深層放射路』 『風のタブロー』 『透明な距離へのクラージュ』 ◇鈴木 海飛 「空に降ってゆく少女」「偶発的奇術のためのオセロ」【絶対領域のファシズム】 ◇渚鳥 「空へたたずむ時計」「硝子海星たちの信号」「雲は鏡となり」 ◇るるりら [指おり数えて」「クリノリン セレナーデ」『つまり最高峰』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■では、詩を書くわけですが、どのお題にするか? これまで、《相手の出したお題に》、あるいは《相手が最高得点を付けたお題に》とか、《集計して最高得点のものを共通お題に》したり、とやったのですが、今回の企画では、 《自分が出した3つのお題すべてを1タイトルにした詩》を書いてみます。 つまり、3つの題のどれを付けても成立している詩を書いて下さい。 (例を出しますね) 実は、私がカイトと既にTwitterで次のような詩を書いています。 これは、互いに出したお題を付けても、成り立っている詩を書いたものです。 出しあった題を=で結んで1タイトルにしたのが下記の詩です。Twitterなので140字以内縛りでした。 ●――――――――――――〔引用開始〕 『「深層放射」=「空喰い女」』(Byハァモニィベル) 破裂弾の様な狂気の寝起き姿で歯を磨く君の覚醒を感じた私は私ではないまま無防備な姿で小さく寝息を立ててる真実の狂姫だ。二本の脚が限りなく連鎖して朝陽に濡れ乍らまだ拭い切れてないアダムの筋肉をぴくつかせてる思い出を囓る。と更なる苦しみを吸って飢えを満たす以上の生への感謝の念が暴れ出す ――――――――――――●〔引用終了〕 というわけで、今回は、『①=②=③』で詩を書いてみましょう。 もともと「エトワール」つながりなので書ける筈ですが、テーマを無視した人は辛いかも。 因みに、私とカイトは、①の題はもうやってるので、もう一個、①のお題を差し替えることにします。 私は、「深層放射路」を、―→「空の深層図計」に差し替えます。(カイトもよろしく) よって、ベルの場合は、今回タイトルが、 『「透明な距離へのクラージュ」=「空の深層図計」=「風影のタブロー」』 となります。(皆さんも題の変形は可です) 作品の発表場所は自由です。 こちらにリンクして下さい。 ではご質問がなければ、スタートで。(だいたい週末まで) 作品を投稿した人は、ぼちぼちと勉強会に入って行きましょう。 では宜しくお願いします。(質問等受け付けます) 一年生になったら ************** この詩を取り上げたいのは、この詩は おそらく新入学のこの季節に だれもが想起する詩だと思います。だから、なんとなく今年から詩をはじめようかなという人が御覧になっていても入りやすい題材だと思うし、この詩の視座って 大人も立ち返ってみるべきじゃあないのいう提案からです。 この春に新一年生なのは小学生とは限らない 中高大学の学校はもちろんのこと社会人一年生、はじめて後輩と呼べる人ができた人、はたまた重役一年生 敬老会一年生とかの人もいると思います。そけぞれのポジションで共通していえる悩みの大半は、人間関係じゃあないかしら。それも縦の関係が 人を苦しめる。 けれど、この詩は違います。この詩は高みを夢見ながら 人間関係は縦ではないですよね。 冨士山の上で みんなで おむすびを食べるという視座なのだから とっても おおらかな横の関係。そういう詩座がもてないかなあと思うのですよ。それって、この公園の目指しているところとも 同じような気がするのです。高みに自分の心意気を置いて、しかも人を蹴落とさないそういう詩座を どなたか複数の人々と共有したいなあ、なにかできないかなあ。という思いから みなさんに提案してみました。 カイトさんが言っておられるように、数字をあまり理解してなかった頃には 百ってすごい数字だったですよね。大人になると %という言葉に スライドした気がする。 百という言葉に おびやかされたりすることも多々あるのは縦の関係のせい。そうではなく 他者と並んで物をみたり感じたりする時間の ゆたかさ。 必要だと思うのですよ。 ****** ●ハァモニィベルさんへ 「エーリヒ・ケストナー」について不勉強なので、読んでみますね。 検索では下記のがでてきしまた。これかしら? 【詩歌】E・ケストナー「絶望第一号」 ~人生処方詩集~ ちいさな男の子がひとり 往来を走っていた そして ほてった手に 一マルク握っていた もう 遅かった そして 店員たちは横目で 壁の時計を見まもっていた 彼はいそいでいた 彼は跳び上がった そして口の中で言った 「パン半分 ベーコン四分の一ポンド」 聞いていると歌のよう 急にそれがやんだ 手をあけた お金がなかった 彼は そこに立ちどまった そして 暗やみに立っていた ショーウィンドウの中で あかりが消えた きらめく星は なるほど きれいだが お金を探すには 光がたりぬ いつまでもうごくまいとするように 彼は立っていた そして こんなにひとりぼっちになったことはなかった ガラスのそとで 鎧戸(よろいど)が鳴った そして 街灯が居睡(いねむ)りをした なんども 彼は両手をあけた そして なんども ゆっくり裏がえした つぎに いよいよ望みが絶えた それっきり 拳固をあけなかった・・・・ 父親は お腹をへらしていた 母親は ぐったりした顔つき ふたりは こしかけて 少年を待っていた 少年は内庭に立っていた ふたりはそれを知らなかった 母親は そろそろ 心配になった 彼女は 少年をさがしに行った ついに見つけた 彼は 絨毯掛けの鉄棒に 黙って寄りかかり ちいさな顔を 壁にむけていた 彼女は ハッとして 訊いた どこに行ってたの? すると 彼は大声で泣きだした 彼の悲しさは 彼女の愛よりも 大きかった そして ふたりは しょんぼり 家へはいった * □エーリッヒ・ケストナー(小松太郎・訳)「絶望第一号」(『人生処方詩集』、岩波文庫、2014 すみません。ふたつめの点数つけてなかったかも。 [156]ハァモニィベルさん『風のタブロー』 るるりらより86点 [157]鈴木 海飛さん「偶発的奇術のためのオセロ」 オセロって魅力的85点 [162]渚鳥さん「硝子海星たちの信号」 わたしだったら硝子海 星たちの信号で 区切るなあ。90点 御題の三問め点数です。 ●『透明な距離へのクラージュ』ハァモニィベルさん97点 クラージュって 勇気とか元気とかという意味ですってね。 そう思うと すくなくとも一行は浮かんだので高得点をつけました。 三つの中で わたしには一番 書きやすいです。 ● 『絶対領域のファシズム』鈴木 海飛さん 69点 セクシーな点数にしたよ。たぷんエロティズムですよねぇ。絶対領域もファシズムも その割には堅い語感で、男気感じました。 ただ エロなので わたしなら緩急をつけたいところ 『絶対領域のファシー』とか『絶対領域フェチ』とかだったら96点という。クレージュのマークみたいな数字にするところでした。 もうすこし やわらかい攻めにしたいなあと思いました。ファシズムって言葉に対して へこたれる体質が私にはあるせいだと思う。 ●『雲は鏡となり』渚鳥さん98点 鏡は光を反射させるのだから雲が光を反射させているポジションは崇高な境涯だろうなあと感動してしまいましたので、自分に書ける書けないのは 置いておいて高得点にしました。 いいわあ。素敵です。 *************************************************************************** これまでの◎みなさんの加点をまとめてみました。◎ ★ひとつめの提案 108]ハァモニィベルさん『深層放射路』採点渚鳥さんより86点 るるりらより75点 109]鈴木 海飛さん「空に降ってゆく少女」渚鳥さんより75点 ハァモニィベルさんより77点。るるりらより70点 146]渚鳥さん「空へたたずむ時計」ハァモニィベルさんより76点。るるりらより90点 155]るるりら[指おり数えて」ハァモニィベルさんより65点渚鳥さんより85点 ★ふたつめの提案 156]ハァモニィベルさん『風のタブロー』 るるりらより86点渚鳥さんより75点 157]鈴木 海飛さん「偶発的奇術のためのオセロ」渚鳥さんより78点鈴木 海飛さん90点るるりらより85点 160]るるりら[ 「クリノリン セレナーデ」渚鳥さんより80点 162]渚鳥さん「硝子海星たちの信号」鈴木 海飛さん85点るるりらより90点 ★みっつめの提案 167]ハァモニィベルさん『透明な距離へのクラージュ』渚鳥さん80点鈴木 海飛89点るるりら97点 168]渚鳥さん「雲は鏡となり」海飛さんより83点るるりらより98点 175]鈴木 海飛さん【絶対領域のファシズム】渚鳥さんより75点るるりらより69点 176]るるりら『つまり最高峰』渚鳥さんより78点鈴木 海飛さんより85点 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 スレッドを新規に作成したり、コメントを書き込むにはログインが必要です。
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