びすけっと

月の形のがすき

ブランコ

真夜中にブランコ

びすけっと


お前を

食ってやりたい



お前を

食ってやりたい


三日月にして ....
闇蔓 

白肌の君の胸
あれは夏の昼の 
湿りを帯びた触覚
儚い情事の床

柔らかい君の喘ぎと
裏腹の薄暗い罪悪の灯火
吹き溜まりホテル
しだいに蔓が巻き覆う


また夏が廻 ....
朝、カイリ(俺の子、当時3歳)を保育園に送った後、カミさんの病院へ行く。

荷物はすでにまとめられていて、俺はそれを車に詰め込んだ。
カミさんと少し話をして、看護婦さんにお礼を言って病院を後 ....
見上げる電気横から今日の光
そろそろ夢が終わりそうな音
くるまる温度に埋まりながら
また薄く目を閉じるのだけど
時計の針から苦情がきたので
コーンフレークを迎えに行く
あと1時間できょうの私は死ぬ

瞼が緞帳のように落ちてしまったら

もう死ぬしかない

そう思うと

込み上げる哀しさは

あした生まれると知っていても

今を

まだ生き ....
モラ/モーラ/モラ
君の早鐘を
僕は拾い集める

モラ/モーラ/モラ
君は細くかなしい指先で
世界をつかんでゆく

モラ/モーラ/モラ
君の横は
ひどく白い
ひどく ひどく ひど ....
温泉のあと
湯気もほやほやで
畳椅子に座り
ビン牛乳を
ゴクゴクゴクッ 
と飲み干す
至福を

死ぬ間際に
嗚呼..
したかったなぁ
などと
後悔しないために
今度の休日
 ....
うんこの話が。俺はうんこの話をしようか迷っていた。
しかし、俺はする事にした。ウンコ。
ウンコはウンコでしかない。クソったれられたモノでしかない。
しかし、色々あるんだ。俺は色々考えてるんだよ。 ....
豪雪地四人一家小旅行

運転中突然吹雪急停車

道迷親父冗談皆沈黙

宿発見客皆双子薄笑

何故夜中兄弟強引宿探検

覗穴人間細胞分裂中

捕獲済兄弟隙見脱走劇

大騒動一 ....
私の中に小さな女の子がいて
公園の砂場で
ちぎった花びらをお皿にのせては
ままごとをして
パパとママの会話をひとり話している

私は今近所の主婦達が公園デビューさせる
ベンチに座っていて ....
からっぽの
そしてからっぽであることにためらいをつけて
せかいがぐるんぐるんまわる
かそくどはじゅうぶんについているのに
もっと、もっと!!
とだれかがせかすことによって
ぼくたちはなりた ....
愛しい君の投げた矢が、僕のケツにHit!

悶絶する僕に
君の第一声は

「あなたをねらったわけではありません!」

(って、そのセリフが痛い)

「ごめんなさいね・・・」

( ....
今生存する事を疑る
皮膚など
無かったんじゃないか
歩行法は
四つ足であったんじゃないか

毛糸を使った治療法は
何を治しているのかワカラナイ
どれだけ汚物にまみれても
それに見 ....
やわらかく夜は
わたしと明日のあいだを流れてゆきます


あなたは
向かいあう見知らぬひと、や
すれちがうたいせつなひと、や
ほんの1ミリのすきまでとなりにいる
わたし、

ふい ....
背中合わせに君の奏でる音を伝う
絡めるのは小指だけで構わない
僕を歌って
最高の褒め言葉をくれる人がいるそうだ

タダで


広告料でも入っているんだろうか

いや

実はすごく自意識過剰なんだろう


世の人は

自分に利益のないことは

 ....
どんなにひっそり生きてみても
こんなに邪魔な僕はいない

と、思って
せめて自分のにおいを消そうと消臭スプレー
かけてみた

しゅーっと吹くと腕が消えた

なんだ僕はまるでにおいのか ....
俺の十字架のような運河が
暴風雨のなかで俺を突き抜ける
透明な脳髄の音楽は花崗岩と衝突し
恐ろしい火花を撒き散らしている
あおじろい疼きの樹木さえ
脱出する未来から吹いてくる風だ
慟哭する ....
あまりに無表情だと凍ってしまうから
ときおり笑う
笑ってみる
目を細める
口角を上げる


くちびるがきれた


風が吹く
プラットホーム
歩き回る
動いていないと固まってし ....
後頭部のかさぶたかきむしって
かきむしってはじき出したコンテンポラリー都々逸 雷鳴のごときフレーズ
こいつをひっさげ天京ツアー 俺たちの前で
広大なクレーターは激揺れ 無音だ ....
   喜びは天まで昇り
   はじけて消えた

   哀しみは砂漠の水を
   補給できずに

   怒りは津波を起こし
   人身家屋をうばった

   楽しみはいま文字がつづれる ....
ひとつの場面をたどっていると

ときどき自分が

何処にいるのかわからなくなる

重なる二つの世界をずらせて

やっと戻ったとき

この場所の私の現実が

重たくて虚しい

 ....
並木道の
みえない、ずっと向こう
から
容赦なくやってきた足音

かんたんには受け入れられない、
決して受け入れちゃいけない、
と わたしは
いつまでも
スカートのすそに
砂のま ....
救う

掬う

なぜ同音なのでしょう

溺れかけの金魚を
掬い上げて
救いました

いやいや
待てよ
金魚が溺れるわけがない

慌てて水に戻したら
金魚は一目散に逃げ ....
一度きり
月は隠れ
闇の中にその眼を見た

答えはなく
沈黙のままに指は触れた

考えることが
なんの意味も持たなくなる

言葉でも心でもない
想いは強く激しかった

唇は
 ....
WWEみたくブックかましてくれるなら、まだいいけどさ。
昨日も今日も明日も、
ずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと繰り言ばっかじゃん。
もういい加減にしない?。

まだ、やめらん ....
脱ぎ放した靴下のフォルムは流線型だった
2つある


手のひらの皮が剥けていく
郵便局の先が乾燥して
弓のようにゆする足で蹴忘れてしまったことを
シャワーを浴びずに行くべきなのを

 ....
{ルビ消色=けしき}


白磁器に付着した口紅を懸命に右手の親指で拭き取る。

すべて消え去った氷の冷めないグラスの紅を拭う。

ガラスのわき道で電波を待ちながら鏡越しにグロスを見つめて ....
君を好きとただ、言えればいいのに
簡単に言葉にできない僕だから

ノートの切れっぱしに
好きです って書いたら
風にのってどっかに飛んでいってしまった

草原を走る少女がそれを見て
 ....
   
   とどのように寝返りを打つ
   からだが痛い
 
   とどのように寝返りを打つ
   一睡もできずに横になっているからだ
 
   不眠症のぼくは4時に起きる
   強 ....
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