水色の箱に雪が降る

白い箱から遠ざかり
気付くとそこにあった水色の箱

積もった雪の幻影が
白い箱を思い出させる

水色の箱に雪が降る

自ら発する温もりが
雪を溶かしてゆく水 ....
真っ白
頭の中

言葉になるだろうことが
あるはずだけど

たとえば
あなたを心から愛しているとか
あなたを心底、憎んでいるとか

でも
それは
「ヴィンテージカー専門ショップ ....
感情というものは
外に現れようとする衝動ですから
奥歯で
ギリギリと音を立てれば
痛そうに響くもの
すべて捨ててしまったと
言う人は
一つ何かが増えるたび
ただ恐ろしく感じます
何か ....
子供を抱いて病院を後にする。
今日は風が強く寒い一日だった。
子供の体が冷えないように
ぎゅっと抱っこしてあげて車まで小走りに行く。

車にて子供が「二人っきりの、きりってなあに? ....
ふと気が付いたら もう2日もシャワー浴びてねぇんだな
頭痒い痒い痒い がりがりがりがり

がりがり勉強なんてしてませんよ 全くもってしてません
ごめんなさい父さん母さん 最低ラインに俺は立って ....
アンドロメダの人よ


時折、
喧騒が吹き過ぎた
ほんのつかの間に
あなたの姿が
淡く とどきます

ともすれば
見落としてしまいそうな
線は
星星をつなぎながら
のびて、の ....
   小田原のちょうちん座敷に棲むという山椒魚をボーカルにして

   カップ風呂ふたり湯あたりするまでにい続けていたい体温

   神田から二松学舎へ君と行くテレビ会社の広告契り
 ....
この背中に
烏のような
黒い翼
つけて下さい…


気が狂いそうな
激しい歌が好きで さぁ!
でもお前には聞かせてやんない
俺の大好きな歌 だよ

生きている事が
楽しくて仕方 ....
ラブ&ピースは聞き飽きた。
愛や平和を、よりリアルにしても、逆説的に浮かび上がらせても、結局そこまでの距離は変わらないんだ。希望や夢も同じ、何かに近づこうとするとき、そのアプローチの仕方を考える。 ....
  

    春一番が吹いている
    春一番が吹いている

    これで俺も床屋に行って
    ひげもきれいにそらなくちゃあ

    風祭り 花祭り
    ここらの梅も ....
歩けもしねぇヤツが、走りたいとは言うもんだ。
飯も詰め込めないその胃袋で、精々胃液でも吐いてやがれ。

死にたくねぇなら格好つけんな。
人生も恋愛もセックスも、ただの間抜けな事でしかねぇよ。
 ....
ルルル

釣りは短気な方が向いてるそうな

じゃあ、俺は向いてない


俺はそんな事の為に生きてるんじゃあない

俺を背負えない奴は

俺も背負わない


どっちも ....
青く澄んだ空を見ても

恋を泳ぐことができない私たちは

ため息を見えない泡にして

空中に放ちますね

シャワーを浴びた後は

ベットで魚になった時を想います

肌はあなたと ....
初めて 制服を着た あの日から 早6年過ぎ 卒業す 呼吸するみたいに

溜めると吐くとの繰り返し

わたしは

常に誰かと居たくない

いつもひとりで居たくない



{引用=子宮の憂いが背筋を伝わり

脳に蔓延して指令がで ....
私は眠る
掛け蒲団の左右を身体の下に折りこみ
脚をやや開きぎみにし
両手を身体の脇にぴったりとつけた
直立不動の姿勢で
寝袋にくるまる旅人のように
防腐処理を施され
身体中を布で巻かれた ....
暗闇で健常者が輪になって煙草をふかしている

その真中にもうすぐ頭がおかしくなりそうな奴がいてうなだれている

ダウン症の子たちは輪の外で子鹿と走り回っている
何か、ひとつ書いたらテンション上がってしまった。
腹も減った。米を水にひたしてる間に、もうひとつ書こうと思う。
日本人シリーズ、行くぜ!

知っている人は知っているが、現在俺は英語圏に住んでい ....
先日、女の子と喋っていたところ、意外な事を言われたのだ。
「男の子って、みんな外人好きなんだと思ってた」

この発言を受けて、本日も逝ってみませう。
リョウちゃんのー!独り言コーナー!!パフパ ....
 田村隆一は太平洋戦争後の荒廃した社会を的確な詩語で捉え、戦後詩壇を代表する存在になった。と、日本の詩の歴史ではそういうことになっているらしい。僕は言うまでもなく戦後生まれ、それも高度経済成長の真っ只 ....    風呂上りの缶コーヒーはうまい
   自動販売機で買っておいたものだ
   風呂上りの匂いは希望の石鹸だ
   たっぷりと湯船に浸かって
   嫌なことをすべて忘れる
   ほんとはビー ....
逃避、か?

それもいいだろう。

人間、逃避したくなる時もあるわな。


自意識過剰か?

それもいいだろう。

人間、自意識過剰になる時もあるわな。


過 ....
あなたは私の姿を追い求めて
時を計るものの上をさまよい続けてね

私もあなたもお互いを知らないし
知らないのだけれど・・・

私たちの横はひどく                    だ
 ....
石川和広さんの作文中にあった言葉を見て、何かを思いついた。
それを、したためてみようと思う。
少し、真面目に。

「愛と平等を否定する」と言う言葉。
俺も否定している。愛も平等も、基本的にあ ....
染み一つ無い真白な紙を埋め尽くす
白い詩の燃え尽きた詩人よ
家中のペン先が折れ曲がる筆圧で
描く 角張った情景
放り出した原稿のマス目から
飛び出す遊び文字を拾い集めて
茹で上げる アルフ ....
外は雨
灰色の壁にカーテンがもたれる
裏に隠した影に「わたし」を探す
探す
見つける
爪痕のようなキズ
記憶を見つめる
何年か前に患った病
真夜中の病室は6人の病人よりも暗い
けれど ....
天に輝く月をみあげて
あれが欲しいとおまえは泣いた
水を両手にすくいためれば
掌に小さな光の幻
それは本当の月じゃないと
おまえは唇をとがらせる
おまえの見ているその月と
今手の中にある ....
終電に嫌われて千鳥足
出会いと別れにくたびれてしまった

気がつけばタクシーの中
行く先を告げた記憶もない、運転手は
灰色の髪を暗がりに染めている

「20世紀横丁です」

見慣れな ....
今日もまた水平に生きてしまった
床に零れた水のように
だらりと二次元に広がる憂鬱
その中で私は
音楽のような殺意を胸に秘めて日常に微笑む
空に観察されている
私は何者でもない

冬の山 ....
青森の雪はデタラメだ。
寒さは別にいい。もう慣れてるから。
寒さはそれほどでもないのだ。というか、
家の中では暖房機をガンガンに使っているし、
外でもセンスのない(あってもいいけど)
 ....
石川和広さんのおすすめリスト(1138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水色の箱- mayaco未詩・独白305-2-25
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水俣の犠牲者- 天野茂典短歌105-2-23
背中(せな)の翼- 虹村 凌自由詩7*05-2-23
詩にこもる詩- ベンジャ ...未詩・独白405-2-23
風祭り- 天野茂典未詩・独白205-2-23
無題- 虹村 凌自由詩4*05-2-23
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青空に分度器- 蒼木りん未詩・独白1*05-2-22
卒業- 春日野佐 ...短歌305-2-22
サンドイッチ- 蒼木りん未詩・独白2*05-2-22
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円卓会議- 馬野ミキ自由詩105-2-22
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田村隆一(その詩行のかっこよさから語る)- 岡部淳太 ...散文(批評 ...30*05-2-20
あそこの鴉を撃ち落せ- 天野茂典未詩・独白405-2-20
世界とのつながり3- 汰介未詩・独白305-2-20
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20世紀横丁- ベンジャ ...自由詩6*05-2-19
私たちの空- 岡部淳太 ...自由詩9*05-2-19
80年代中学生日記_斉藤アキラ君- 瓜田タカ ...散文(批評 ...9*05-2-19

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