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君の言葉とか 目つきとか 手とか
みんな
ぽえっとしてる
と思うんだよな。
誰も賛成してくれないんだけどさ。
僕が知っているなかで
いちばん ぽえっ ぽえっ
としているから、
つい 見 ....
砂漠の上空を泳ぎ回る真夜中のたまごっちのように
という言葉がある。
(ないとは言わせない。)
それはまさしく君に相応しかった。
僕も
砂漠の上空を泳ぎ回る真夜中のたまごっちのように
歌 ....
私が何を欲するかと言えば、
馬鹿を見ない正直さ、なのだ。
うつくしい かみのこ は わたしの 部屋で 眠っている。うつくしい 王冠を その 頭上に かざって 。
瓶 瓶
を を
覗 覗
く 鏡 く
と は と
中 刃 中
....
小 に
瓶 う
は よ
た の
....
悲しみすぎたからからっぽになる
さらさらの雨が降っている
需要と供給はいつも等しくはなれない
にんげんは ことばの かべを 飛べない 。
頭が悪いので
ワルツのリズムもとれません
あなたは
ワルツなんて
踊る気にもならないでしょう
だから
ワルツを踊る男と
踊るのよ
いち に さん いち に さん い ....
落っことされて
さまよっていた
居場所を失って
おろおろした
空間に浮ぶデスク
背景の紺青は
まるで夜空
他の人たちはどうしたのだろう
みんな
弾き出されたのだろうか
....
青い檸檬は
いつかは
黄色くなるんだろうか
低い鼻なのに
鼻先が冷たくなるのは
何でなんだろう
金の亡者になった頃
何不自由しなくなるのかもしれない
教訓は
身に凍み込む ....
女に刺されて死にたい
刺した女を愛したい
俺はおまえのものだと
女の耳に囁きたい
刺されながら女に詫びたい
すまなかったと
抱きしめたい
体温の凍てつくまで
女の肌に触れていたい
....
幼き頃
大事なおもちゃは全部弟に取り上げられた
母に話してもお兄ちゃんだからがまんしなさいと言われた
よく妹をいじめて遊んだ
そのころの楽しい思い出が僕には全然ない
家庭の ....
ゆうべ見た
夢の話を
最後まで聞いてくれること
私はさすらい人
吹き荒ぶ冷たさの為に
突き刺さる北風の中を
冷たい鋼の様に凍えきった
土や砂利を踏みしめ歩く
余りの冷たさの為に雪も逃げ
歩みを進め
踏みしめる度に
....
我も又 ホシ屑ならば うみのよに 砕けて チッタ いぬのこと おもう 。
かんぺきに つくりあげた
うつわのはずなのに
もうみずもれがしていて
みずがながれでて
とまらない
また
うつわの うつわの うつわの…
といったような
へんてこなものを
つくら ....
僕はもともと詩なんてだいきらいだった。書くことはもちろん、読むことさえ無駄なことだと思っていた。
そんな僕が何故、詩心に目覚めたか、その経緯を聞いてもらいたくて書く事にした。
20代の ....
お日様を
ペンキ屋さんとおもってる
娘には
まだ早すぎる
淀川のほとり
息子に川の名を聞かれた
ミシシッピと答えた
数十枚もの翼を持った
金色の生きもののことを考えるたびに
自分の内から眠りが消えてゆく
そしてそのあとに必ず
奇妙な痛みがやって ....
君が
一本一本はねてくれる
ラスイチの
ブレーカー
ONにして
君が
消えてしまう
左目の下に
はばたきがある
つねに つねに
はばたいている
つーか絶対なにかおかしいって
わたしのなかに うちゅうがあって
あの 青い空より遠くへ 遠くへと広がってゆく気持ちと
つま先で くるん くるん くすぼっている気持ちが お話ししている
そんな時間が いちばん 好き
....
「権力」は相対的に弱い者しか気付かない。
それがそっけなく、冷たく非情に聞こえる程、あなたにとって痛いのであり、価値があり、
その価値が、あなたにとって痛いほど、その無価値性について、相手は本気で純粋で切実だ。
その当り前な事を受け入れら ....
おかしいな?と思ったら、その逆をすればいい。
せんれつなる いまぎわの
そこ ここに ほおりだしたる て あし
ぞうもつ
じゆうなる がんきゅう
ふれる かんしょく
ひっそりとおわらせることもできない
....
なにとはなしに 夕方おきて
産婦人科にいったらしまっていて
ちょっと不安なきもち抱えながらで
なにとはなしに
電車にのって
ぼやんとしたくて 各駅停車
下北沢まで ひとあそび
....
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