母が癌で去って六日目に父が倒れた。
病名は白血病だった。

父は門限や勉強に、容赦しなかったので一時確執のような物も
生まれた事も有り頑固で頭の固い父だと思っていた。

その父が入院したの ....
昨日 男が欲しかった

非常に発情しているのがわかるの、”らん”は左側から排出されていてよ。

けれども赤く、流れてしまった

あなたが早く来ないから、流れてしまった

お会いできるの ....
血の雨か破れこうもり叩くのは(違うわ)(違うの)こぼれる椿よ


万華鏡きれぎれになる私たちあなたはわたしわたしはあなた


万華鏡きれぎれになる私たちキッスを五回で魔法は解けるわ

 ....
 風が通って行きます
 窓を全開にして
 玄関のドアを全開にして
 冬の朝のすがすがしい風が
 火照った頭を冷やしてくれます
 ただそれだけのことなんですが
 ただそれだけがうれしいん ....
ぼくが
みぎひざをいためたら
すかさず
ひだりひざをいためてみせる

ぼくが
あたまに
未破裂の動脈瘤をつくったら
すぐに
6センチの脳髄膜腫を
つくってみせる

きみの負けん ....
 
 幼き頃
 大事なおもちゃは全部弟に取り上げられた
 母に話してもお兄ちゃんだからがまんしなさいと言われた
 よく妹をいじめて遊んだ
 そのころの楽しい思い出が僕には全然ない
 家庭の ....
ほうむりさられた ことば
いしのへやのなかから
とつとつと とりあげて
いま ここで
ただ ならべる

ときと ひとと よる
みずは ながれる

あさは まだ
こない
ゆうべ見た
夢の話を

最後まで聞いてくれること
あいは憎しみ
あいは憎しみ
やすらぎ
なんて誰が言った

とり憑いて
焼き払って
せかいが
すべて灰になるまで

もう
愛したりしないんだ
 
 
 
 ....
僕はいままでいくつかの詩を書いてきた。たぶん最初から数えると200編は超えている。
でもいまだにちゃんとした詩の書き方を僕は知らないと思う。

僕の場合詩らしきものを書き始めたのはネットに投稿す ....
何事にも関わらず
こだわっていない、と言うのは嘘だ
それは自分を偽っている

それが真ならば、怒りと言う感情はありえないし
その怒りもその実歪曲された性欲だ
私はさすらい人

吹き荒ぶ冷たさの為に
突き刺さる北風の中を

冷たい鋼の様に凍えきった
土や砂利を踏みしめ歩く

余りの冷たさの為に雪も逃げ
歩みを進め
踏みしめる度に
 ....
もう少しでキミに手が届く



・・・・・・・はずなのに。



つかんだと思ったら木の枝だった。
 おはよう。昨夜はよく眠れたかい? 夢の中で、変なものに追いかけられて、脅えて目を覚まして、朝食を食べながら、その夢がもしかしたら詩に使えるかもなんて、君は思っているかもしれない。
 それとも、こん ....
「孤独」

僕は孤独に気付いていない様で、
他人の言う孤独とは違う所について孤独に気付いており、
しかし僕が気付いていない所でやはり僕はしみったれた孤独なのだろう

枯葉の様な孤独 ....
 僕の償いは 食器を洗うこと

 僕の償いは お米を研ぐこと

 僕の償いは 掃除機をかけること

 僕の償いは 洗濯すること

 僕の償いは 買い物に行くこと

 僕の償いは ....
窓には柵が無いので 宵月の真ん中
を見ようとすると バランスが取れなくて
危うい

落ちるまで手を伸ばそうが 届かないから安心
幾夜に渡って一途に見つめても
月は降りてくれないから 代わり ....
雪に閉ざされて一人
燃える暖炉の前で
お人形を作るの
一つ
二つ
作り過ぎたら暖炉にくべて燃やすわ
ねっ いいでしょ
神様
淋しさの屋上に幽かな
夕焼けが照らし続ける赤い星

病んでしまった日記帳や
駅前の木々までも染め抜く
まだ朝早い空を見る
しんと冷えた空気をうけて
手先から足先まで肌に朝を行き渡らせる
ペダルを蹴って
まだ朝早い空の
紫の雲に朱が広がり染まるのを
日々異なる角度から瞳の奥に閉じ込めていく
 ....
 僕はくもの巣に引っかかってしまったようだ
 寝る前の静かなる時間
 おそろしい携帯の呼び出し音
 夜に繰り広げられる
 悪魔の尋問

 あの手この手で僕の脳内伝達物質に
 ダメージを与 ....
ずつうやくを飲んだ
はんぶんだけ
やさしさでないほうを


恋は終わったのではなく
けっきょく始まらなかった
もう春だった


つながれたこいぬが
ねむたそうにあくびしてる
み ....
我も又 ホシ屑ならば うみのよに 砕けて チッタ いぬのこと おもう 。   私は路地裏へ迷いこんでしまった。
 細い道が碁盤の目ように走っていて、古い民家が立ち並んでいる。交差点を渡ろうとしたそのとき、大きな魚が視界の右から現れた。私は電柱の陰に隠れ、魚は私に気づくことな ....
かんぺきに つくりあげた
うつわのはずなのに
もうみずもれがしていて
みずがながれでて
とまらない

また
うつわの うつわの うつわの…
といったような
へんてこなものを
つくら ....
                      あ  あ
   あ    あ
あ         あ
     あ              あ       あ
                  ....
ぼくは詩を書く

第一行目を書く

太陰文月七日

闇に棲む女の肌を鞭打つたましい

こんにちわ   

こんにちわ
   
炎の船の喜劇的な電源

血だまりへの落雷だ ....
誰も知らないところへ行って
私は黙って砂を掘る

気に入らないの と言えなかったから
砂にうずめてどこかに流す

浜辺はそんなものばかりで
私が知っているだけだけれど
あの子が立ってい ....
あなたとならば
すれ違うことさえも
気持ちいい
 
 放たれる矢のように
 朝露がこぼれ落ちたら
 その瞬間をみんなに見てもらいたくなった

 よく眠れた朝は澄んだ空気に包まれて
 まっさらの僕は時計を投げ出して
 酒も飲まずに朝に酔 ....
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