わたしの靴を捨てないでください
底が削れて ヒールが丸くなっても
それはわたしの足






わたしの毛布を捨てないでください
綿がはみ出していても
それはわたしの ....
消しゴムは 使えませんね

紙も 消しゴムも 

まっくろに なってしまいます


消してしまおう なんて

思わないで

描き続ける他 ないです

描けば描くほど

ま ....
公園のベンチで
よだれをたらしているひとが
木星に廃屋を建てていた
「はじめまして、地球民ナンバー3990237815です。あなたは何番ですか」

 教壇の上で老人は、心とは何処にある、と黒板に標した。少年は手を上げ、教師の呼ぶ声を待たず立ち上がり、コブシで自分の ....
交錯する光の網に掬われたわたしは

空へ逃れるために

翼を広げてみたけれど

光が見せるイリュージョンにさらされて

わたしのゴーストはそれをしない
晴れた空は、あまりに眩しくきれいだ

幼い頃、一番欲しいものはなあに?と問われて
そら とは答えられず
むきかごーぶつ と答えた
(空は大きすぎて僕のおもちゃ箱には入らないとわかっていたから ....
うちの近所の橋の下に
ホームレスのおっちゃんが一人住んでいて
橋下さんと呼ばれている

橋下さんは五十代半ばくらいで
よく釣りをしている
釣れた魚は焼いて食うらしい
釣りをしていないとき ....
君の周りに人が群がっているのは、

君のその、聞き癖のせいだ。

君はつまらない政治の話でも、

オタクの漫画の話でも、

それが世界一面白い話でもあるかの様に興奮して聞いている。
 ....
君の手を握ろうとしたのは

風の冷たさの所為ではなく

白い指先がただ心許なくて

僕の傍に繋ぎ止めなくては

消えてしまいそうだからだ

たぶんそれは愛ではなくて

同情 ....
泣いているこどもは
湯気が立っていて
かわいい匂いがする

抱き締めて
頭に鼻をくっつけて
くんくん嗅ぐよ

産まれたてのときは
わたしの内臓の匂いがした

今も少し
する
 ....
私はしばらく無口になります
しばらく何も話さないでみようと思います

私の口から出るものは
欲望のまま流れる
迷い者

方向をもたずに
あたりを漂っています

とめどなく
空間を ....
おふとんにくるまって
ただもふもふと
独りのよるもすてたもんじゃない

好きな曲好きな歌手など
特にないです
今はあいつに夢中なだけで
一個の完成した球体のような

そんな音楽だと思うと

モーツァルト だったりします

どこにも不足のない美しさが

かえって もの悲しかったりします
駅のホームに
オクラがひとつ
おはなしは
あなたが考えて

(夜勤前に愛野駅にて)
僕の腕には骨のない子ども
僕の隣には乳房の三つある少女
骨のない子がくねりくねりとうごめくので
僕の両手は自由にならず
電車が揺れるたびよろけて
少女の乳房をわざとではなく肘打ちしてしまう
 ....
ー いとしの ―


あいしてください
もっと
愛してください

それは
愛ではありません

愛しい
こそ 揺るがない
存在

もっと もっと 愛してください

そして ....
性交の時のあえぎは
どこまで聞こえるのでしょうね。



かなしみや
よろこびや
いとしさは
どこまで響くでしょうね



知って伝わって
心っていわれてるものの中で
精錬 ....
パソコンの電源を消してください 九歳の子供が背広を着て介護ホームで
おじいさんしてる

     そして

九十一歳の白装束を着た人が
火葬場の火の中で
おっぱいを吸っている
 
 たった一言交わして
 すれ違うだけの人にも
 私を憶えていてほしい
 それは贅沢なことだろうか


 食卓や墓地や廃屋にさえ
 いつも人の面影があった
 私の生まれは人だから
 ....
最近、「思い至らなさ」について考えている。

良く、分かり合う、とか、理解しあう、なんて言うけど、育った環境が違うもの同士がいったい何処から何処まで分かり合ったり、理解しあえるというのだろう。はな ....
矢野顕子を口ずさみながら
ヒールのコツコツの月を
連れて帰る

つらい分だけ吐き出した
あなたは楽になっただろうか
つらい分だけ黙り込んだ
私はどこへゆくのだろうか

もう二度と ....
この道、小道
ゆっくりと
滑り出す



よく晴れて
いない日を
休日に選んで
毎日の余韻で
痺れている右手を
左手でそっとさすりながら
寝転がっている、この場所

四角い ....
ここは人の家なのだ
息の音がするのは当たり前だ



二階の影は濃い
下にはあたしと
8歳のころ掬った
金魚のなれのはてだけ
(彼はどうしてこう長生きなのか)
(そろそろ死 ....
思います。
詩は ある意味 個人の世界だと

maiは 仕事からの解放と それでありながら 日常を振り返り現実逃避したい自分にならない 大好きな自分を見つけるためにネットの世界にいます^^;
 ....
トレーのすみっこにたまった水を
ひょい、とつまんでそれ
愛だ なんて

あたしはいくつ細胞を集めても
1にも満たないのに


キスはいつも
練習だ
別のところであたしたちが
同時 ....
あなたが悲しい

という 
想像をする

するとわたしは
無関心で 
いられなくなる

壁のスイッチを
押すようにはいかないけれど

心の闇に
明かりを灯すことは


 ....
琥珀色の部屋
細い指先が伸びれば、
全てが開放されて
あたりに充満する

あの日から
いくつもの罪を
学問と呼ぶことで
耐え忍ぶ人たちは
かろうじて名を残した

パンドーラ
あ ....
安心できる人に出会ったので、
すこし、うれしい。

あなたが今おもったような意味ではなくて。
私はその人を放っておける。
ほっといても心配しなくていい。
私がバカげたことをしても、きっと
 ....
身体と一緒に 消えてしまう心と

永遠を生きるたましいに

ひきさかれた 生きること

生きる  生きることは

それなりに 満ち足りた身体と

身体につながれた心

たましい ....
石川和広さんのおすすめリスト(1138)
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白い言葉- 窪ワタル自由詩22*04-10-6
橋下さん- 佐々宝砂自由詩7*04-10-6
君の秘密- 月山一天自由詩7*04-10-6
草の花- 有邑空玖自由詩5*04-10-4
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モーツァルト- こむ未詩・独白2*04-10-1
おはなし- 佐々宝砂携帯写真+ ...2104-9-30
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