家には

寂しい犬がいる

肩をすぼめた子どもがいる

ため息をつく大人がいる

私はそれに気づいた


クリスマスに灯された火は

次の日には消えると知っている


 ....
雨の降る夜に
いくつかの ろうそくと
ダウンライトを 部屋に灯して
二人して 飲めないワインかなんか舐めちゃったりして
二人して たばこの煙でもくゆらせながら
ちょっとした ジャズでも流して ....
おいしい
おいしいと
たべつづけ
たべすぎて
すこしだけ
もどしてしまいました
くちから
はきだしたものが
あまりにも
きたなくて
きみわるくて
こんなにも
きもちのわるい
 ....
流れた

   ふ   う    け        い

目の端に
    ひ
     っ
      か
        か
         った


まま
きょう

誰にも笑顔を貰えなかった

それは

食べ物だったんだな

「糧」というべきか

いまは

とても虚ろである

まだ

生きていてもいいんだろうか
雲のよく見えるところまで

歩いて

写真を撮ります

残された言葉を

写真に撮ります

笑顔や うつむいた顔も

まぎれこみます


今 撮らないと

もう 2度 ....
ロゼッタ
ごめんよ、約束を破る

こんなに風が強い日は
恵まれた二人のセレモニー

出会う前から恋になる
噂に胸をときめかせていた

気の遠くなるよな
熱に煽られ

初めて出会 ....
遠くに咲く
    桜の写真
浮かべて 流れて
 さらに さらに 霞みゆく
Gが高めの空気
    追いかけていきそうになる沈黙へ

花びらが散る

クリスマス、雪に見立てた紙吹雪。 ....
マジか ネタかって なんだろ
本気か 遊びかって ことかな

それは でも

いったん 言葉にした時から
すでに 詩にした時から

言の葉 の 受け継ぎの中に 展開されて
ひとり ....
明日
また戦いに行かねばならない

今夜は
もう遅いというのに
食べ物を探す

暗い家の中で
冷蔵庫の庫内灯は明るすぎて
寂しい

空腹なのではない
証拠に
腹をえぐるような ....
おっぱいを触ったら
固かった

しかしそれは
おっぱいが固く張っているのではなくて
ブラジャーのパットが厚く丸いのだった

私が
私自身が騙されるのだから
つい
女の胸元を見てしま ....
さて、そろそろいいか?
やっと俺自身の時間だ、と彼(仮称)は言った

彼(仮称)の背後にはどうだ、と言うんばかりの極度に圧縮された高気圧と言うべき物が、言うべき物が!

にゅるん

 ....
今日は
情熱的で親密な恋の話を
させてください

私が彼に愛されたのは
彼の目が誰よりも先に
わたしを見つけた
高校1年の時
初めて使う
リップグロスの事も
少しだけ切った
 ....
どんな時でも

どんな時でもだ
どんな時でもだのことを想像してみろ
創造もしてみろ
例えばこうだ

ああ、あれは何だと皆が天を指差すとき、そこにはぎらぎらと燃え上がる太陽が、
急に目も ....
駆け引きしあう愛なんて
いらないよ

いつからそんなこと
覚えたの
みんな

もういいよ
別に
褒められなくたって
認められなくたって

いいところなんて
出せる余裕が無いん ....
疲れて

まぶたをこすったら

アイシャドウすべらせたように

ほんのり桃色になった

まぶた

まつげ

こげ茶の瞳

おお綺麗!

化粧もこれくらい上手にできたら
 ....
天窓からのながめが
この世のすべてだとしたら
世界はキャラメルだ。

でこもぼこもなく
のっぺらぼうにつづく地面には
ただただ
マス目だけがのっかっていて
人々は暇をもてあますとそこで ....
青森の温泉・・・いよいよ本題です。


青森県人の奥ゆかしさには用心すべきである。それは彼等の腹を勘ぐっているという
訳では無い。先に、「青森の人に対しては欲しい情報を整理してきちんと尋ね ....
胸にさやけし 
春の恋
波のこちらに
夏の色
せめて明日へのおみやげに
きれいに包んで下さいな

子供泣かせの
秋の空
誰もつれなき
冬の石
せめて明日へのおみやげに
小さく包 ....
拒まれたこと

もし
それが根源だとするなら

私は自ら
拒むことを繰り返し
霧の向うの記憶を
何度も確認して
一方では
また拒まれることを
恐れているのだろう

泣いただろ ....
目の前にある箱を片っ端から開ける
どれもこれもいらないことを
確かめたくて
赤身よりトロと思てた自分が恥ずかしいわ

毎晩赤身を喰いにくるおっさんがおる
「この赤!」
何がこの赤やねん
思い切ってどーんと脂ののったのいけっちゅーねん


「やわらかさ強さ唾液の ....
きょうは
夏の日のように川が緩やかに流れていた

わたしは
思い立って石飛ばしをした

水平に石を投げて
水面をトン・トン・トンと飛び越させる

向こう岸に石が届いたら
わたしの勝 ....
ずーっと


わたしを




   傷
リンダ お前は顔が小さいな
リンダ お前は顔が小さいな…

白いラバァソゥルでこの街を闊歩
成人して踏み出すその感動をもう一歩
思わず進む煙草 合法喫煙もう一本
ってな具合で進んでく変わら ....
あなたはたぶん
わたしがシアワセと感じる指先や
透明になれるほんのすこしの暗号を
ちゃんと知っていて
いつだって手をひいて
この思慮深い森の出口につづく
複雑な線をといて
近道へ、
近 ....
しー たー
しー たー

しー たー
しー たー

しー たー     ごそ。
しー たー          ごそ。
しー たー     ごそ。
しー たー          ご ....
砂場ではいつも
大きな壁が作られようとしてる
水をかければ崩れてしまうのに
ピンクの屏風
歩き出すのを見ていた
「そういうのって続くよね」の果てに暗がるのを
見ていた


出来事は起こっている!
ガラス球、目
ぼくらビー玉の先に
ほころんだり、なだれこんだり ....
あいつはダメだよ
馬鹿だから
何をやらせてもダメ
馬鹿だから
生きてる価値ないよ
馬鹿だから
どうせ無意味な人生を送るだけだって
馬鹿だから
言っても無駄だよ
馬鹿だから
関わんな ....
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