十七歳の遅い秋の夜が更け
虫の声消えた後あなたの命懸け
後に残した全集一巻胸に
少年は密かに誓うのです切に
どこまでもあなたの心を見つめますと
四十歳になるまでにきっときっと
....
心はとっても不思議。
以心伝心て言うけど思いが強ければ伝わることがある。
それは大人と子供でも同じ。
心がゆったりとしてくると体の中からエネルギーが湧いてくるよう。
そして何でもできるような気 ....
天使のようなのが理想だけど時には悪魔な自分。
意地悪な気持ちがちくっと心の片隅に浮かんでくる。
心が風のように揺れ動いて・・
そんな自分はいやな人間だけど
ふりはらってもふりはらっても
心の ....
ひらり、ひらり
ふたりで見た桜の並木
桜は静かに、
ひらり
ほらり
ひらり
そして、ざぁあ〜っと風が吹いてきて
思いっきり花びらを持ち去っていった
アラジンの魔法のランプ
望みは何?
きっと一番初めにお金とくるわね。
だけど、時々、それよりも、もっと家族の健康って気になる。
家族が病気にかかった時、このときほど健康を切に祈ることは ....
ヒタヒタ
ヒタヒタ ザワザワ
ヒタヒタ「オバンです。いい年でありますように」
ヒタヒタ
人々がお参りにいく足音が暗がりから聞こえる
懐中電灯をつけなければならないほど ....
語り合う仲間がいることによって
安心感が生まれ、心にゆとりも生まれる
ゆとりの中から
周りの空気の音やにおい、
そしていろんな情景、人の優しさ
ふぁわ〜っと舞い込んでくるよう
あ、 ....
どのくらい掘ったか
見当がつかない
半分くらいなものか
背後をみやる
暗く光る土のにおいが
鼻をうつ
ここでは時間がわからない
時間は崩れている
なぜか穴は崩れたことがない
光の記憶 ....
昼時の定食屋に
ひとりで坐るサラリーマン
タバコのけむりが
背中をはって
店のなかにひろがる
ほかに客はいない
けむりだけが漂っている
その男はタバコを
吸ってはいない
静かに食事を ....
リストラで大トラになり吠えまくる。
Eメール今送ったよと電話して。
無数のひび割れた青空の目のなかから
たえまなく降りてくる風の淀むところに
ふるぼけたダンボール箱が積まれている
いつしか鳩たちがすみはじめた
傘もささず
棒のような日日が
確かに過 ....
http://www.midnightpress.co.jp/
詩誌「ミッドナイトプレス」のホームページ。詩の投稿ができる掲示板もあり。現代詩フォーラムもリンクしていただいています。
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