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　今まで書こう書こうと思いつつ、一向に書けない「日記（エッセイ？）」のひとつに、「 不良少年、例えばおれが右翼だった頃。 」という身も蓋もない題名のものがある。

　.... 一。


　この街ではつめたくて、誰もが当然のような顔をして、歩いて、いる。ぼくらは他人のふりをするのが得意だから、みんなすぐに誰かに成り切って、誰にも知られない　.... 　わたしは、あなたが思うよりも深く、沈んで、いる。
　それは深海のようであり、深遠のようでもある。
　あなたはあなたが嫌いで、いつも誰かを、装って、いる。
　あな　.... 月の滴り糧にして、
傾くが儘に流れ征く。

果ての浄夜は音も亡く、
地を這う我影、
唯ひとつ。 底のない鏡に向かい、
自戒を込めて。




近しい人に、
わかる言葉だけで、
書きはじめると。

あなたは途端に、
「うた」を喪います。

声　.... 電池が切れた。
電池は切れていた。

もうずっと前から、
電池は切れていたんだ。

嘘を付いていた、
まだ動くから。
切れてない、
演技していた。

怒る　.... 三発目のライダーキックが、
不発に終わった時。
ジューの命運は尽きていた。

だが、
ここで敗北を、
認める事は出来ない。

来る金目鯛星人の襲撃を、
眼前に　.... そいつがとっても残酷っぽい。 左腕に刺青がある。
16の冬に自分で入れた。
自傷って奴に夢中になっていた。
自分を傷つけて、
汚れた血を流したら、
綺麗になれる気がしていた。
穢れ腐ってゆく日々　.... わかってる。
いつかすべてが無駄だったと、
そう思える日が来る事を。わかっている。

これは裏切りの手。

わかってる。
いつもすべてが無駄だったと、
そう思え　.... そんなに強くしないでと、
君はいう。

構わず痕を付ける。強く。
あいつの知らない場所に、おれの痕を付ける。

おれを愛した唇で、
あいつを愛撫して、
おれが愛　.... 想い髪を切りにゆく。
君が嫌いだったこの長い髪。
君に逢うために切りにゆく。

あれから一度も切っていない。
そんな泣かせることは言わない。
何度だって切っているし　.... アルマジロな午後。
僕は転がる。


あるまじき僕は正午。
ごろごろとアルマジロと転がり、
ヒジキを食べている。

ヒジキはあるまじき美味しさで、
もぐもぐとアル　.... 脚で折れるものは、なんでも折った。
脚で砕けるものは、なんでも砕いた。

この脚は、おれの凶器で狂気。

おれは天才だと、
思っていたあの頃。
この脚さえあれば、
どん　.... うん。
そうだ例えばね。

歳の離れた少女に、尊敬の念を感じたり。
歳の離れた、おっさんの人生を心配したり。

また。
そうかと思えば。

歳の離れた青年のケツを、思いっ　.... やって来ました！。
みんみんどうどう。
はるばる来たのは、さけ茶づけ。

赤いお旗を翻し、
北の国からおいでませ。

さあさあ、
北のお方たち。
どこへなっとお逃げなさい　.... WWEみたくブックかましてくれるなら、まだいいけどさ。
昨日も今日も明日も、
ずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと繰り言ばっかじゃん。
もういい加減にしない？。

まだ、やめらん　.... かどをまがると。
うんこがあった。
ふんでみた。

うんこぷぎゃぁ。

哀れ路傍のうんこ、
「ぷぎゃぁ」と踏まれて、ただの糞。

きぶんはるんるん。
うんこはうんうん。　....
石川和広さんのPULL.さんおすすめリスト（18）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_不良少年、例えばおれが右翼だった頃。_」- PULL.散文(批評 ...5*09-3-28
「_ぼくらのつめたい亡命都市。_」- PULL.自由詩8*08-3-22
「_あなたの中の、わたし。_」- PULL.自由詩20*07-11-1
「_夜旅。_」- PULL.自由詩12*06-1-16
「_底のない鏡。_」- PULL.自由詩6*05-12-14
「_電池が切れたら、さようなら。_」- PULL.自由詩20*05-9-15
「_君よ、チ玉を守れ！。_」- PULL.自由詩12*05-9-2
「_推定無関心。_」- PULL.自由詩6*05-7-14
「_流砂の朝。_」- PULL.自由詩5*05-7-14
SATP.Vol.5「_わかってる。_」- PULL.散文(批評 ...3*05-7-13
「_残酷に。_」- PULL.自由詩6*05-7-10
「_想い髪。_」- PULL.自由詩8*05-6-22
「_アルマジロな午後。_」- PULL.自由詩14*05-5-30
「_蹴撃。_」- PULL.自由詩2*05-5-27
「_うん。_」- PULL.自由詩7*05-5-16
「_ぼくらのみんみんどうどう。_」- PULL.自由詩2*05-2-7
「_罵声より歌を下さい。_」- PULL.自由詩1*05-1-28
「_うんこふんだ。_」- PULL.自由詩5*05-1-26
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