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   白馬が一頭
   光ファイバーのように
   闇の
   中央高速を
   競馬場に向かって
   走っていった
   その記事は新聞に載らなかった
   テレ ....
  桃の節句だ
  いい名じゃないか
  家には仔犬のももちゃんと
  4歳児のリーちゃんがいる
  まだフェミニズムとか騒がない
  同じ人間だが
  やはり性差はあると思う
 ....
   小田原のちょうちん座敷に棲むという山椒魚をボーカルにして

   カップ風呂ふたり湯あたりするまでにい続けていたい体温

   神田から二松学舎へ君と行くテレビ会社の広告契り
 ....
  

    春一番が吹いている
    春一番が吹いている

    これで俺も床屋に行って
    ひげもきれいにそらなくちゃあ

    風祭り 花祭り
    ここらの梅も ....
   風呂上りの缶コーヒーはうまい
   自動販売機で買っておいたものだ
   風呂上りの匂いは希望の石鹸だ
   たっぷりと湯船に浸かって
   嫌なことをすべて忘れる
   ほんとはビー ....
   喜びは天まで昇り
   はじけて消えた

   哀しみは砂漠の水を
   補給できずに

   怒りは津波を起こし
   人身家屋をうばった

   楽しみはいま文字がつづれる ....
   
   とどのように寝返りを打つ
   からだが痛い
 
   とどのように寝返りを打つ
   一睡もできずに横になっているからだ
 
   不眠症のぼくは4時に起きる
   強 ....
  そうしていいこともあった
  悪いことがほとんどなのに
  
  大志をいだきすぎたために
  ついへこんでしまう暗渠が

  ぼくの大陸棚を転げ落ちて
  ゆく 

   ....
 

  生粋の江戸っ子ならぬ久我山弁

  あらとうと散らかった書類箱から10万円
  
  母ちゃんがいるわけでなし肩叩く

  ごねているぐずっているのは山の神

  焼酎を ....
石川和広さんの天野茂典さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白馬- 天野茂典未詩・独白205-3-9
この詩を読んでくれる人に- 天野茂典未詩・独白605-3-3
水俣の犠牲者- 天野茂典短歌105-2-23
風祭り- 天野茂典未詩・独白205-2-23
あそこの鴉を撃ち落せ- 天野茂典未詩・独白405-2-20
生きるということ- 天野茂典未詩・独白605-1-31
とどのようにじっとしていられない- 天野茂典未詩・独白205-1-27
ジャケットの間からつめたい風が訪れてきた- 天野茂典未詩・独白405-1-25
完全即興俗物廃刊- 天野茂典川柳204-11-27

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