逢いたい 
けど
逢うのは 怖い

知りたい
でも
知るだけ つらい

ゆらゆら
遠い
てんびん座

あなたと
わたし

つりあえないの
  
  
  
 
空が白けて
窓にしがみつき
指先で書いた文字も
ただの水滴

さくっと
逆立った地面から
突き出た衝動のような
脆い僕だから

結晶を解いても
蒸発してしまうだけだってね
わか ....
ストローの紙袋を
できるだけ遠く
白く、吹いて
氷の空へ飛ばす

コツンとあたった
かすかな点から
ぱきぱき、と
空はひび割れて
肝油ドロップがふりそそぐ
雪乞いの
甘い甘い、 ....
闇のふたを開いて
いってしまったのだから
どこかで
光のふたも
開けられていて いい

さがしてみよう
せかいのきを 
みつめていると
ああ おおきいね

だれにも
かぞえられないほど
えだわかれして
たいへんだね

ひとつひとつのえだに
はっぱがついて
あったかいね

ねもと ....
真夜中の詩人が歩き出す
まだ眠らないのは
月も星も眩しいから
銀色の煙が美味しいから

愛だとか傷痕だとか
嘲笑を抱えて孤独を彩る
真夜中の詩人が歩き出す

聞こえているか?この詩が ....
ひがのぼり 

ひがしずみ 

またひがのぼり 



そんなまいにちを 

まいにちみているのに 



どうしてぼくはそのとき 

におびえてしまうんだろ 
 ....
逃避行toハーコー的基地外
yo!ってたかってpass the MICオレが異端
マスでコアな電気獣を撃つ麻酔銃が放つ
おのれ己の変な純情と相反するtragedy
虎で異字するモカ錠イ ....
東京が 自殺した

新宿南口JR改札前 高架
整列する雀
凹む電線
ガードレールにとまる女 白く。
瞬く横断歩道 

歩行者用信号機が青に変わり
かちり
盲人用信号がボタンを掛け合 ....
昔はやった多機能筆箱、○○戦隊シリーズ

押すと、えんぴつが飛び出す仕掛けがあったり
小さすぎる消しゴム収納があったり
あぁ 電卓の電池は切れている

いろいろいじくっていたら
まだ押し ....
柴田芳樹というマンガ家がいる。単行本二冊しか出していないマニアックなマンガ家なので、知らなくてもなんら恥ではない(どっちかというと知ってる方がおかしい)。アフタヌーン93年1〜7月号に『れっどまん』を .... 聞こえてくる スレチガイしている音が
そして重なる

あるとき、「あ」と「い」が重なって「あ・い」が芽生えた時のように

スレチガイしなければ、塵と私の区別など、つくだろうか? 

スレ ....
青森市内の鳥達

、と言っても、ゴミ収集場にカラスが居るには変わり無い。(雪の中、他に
エサがある訳も無く)

でもカラスの遥か上空を、近く(20キロくらい北東)の浅所海岸からと思
し ....
ドライブは 
良好なんだ
暗闇のハイウェイ
は ユニバース
土星の輪と見違える速度で
タコメータはみたこともない角度で
追いかけてくる遠い街灯だ
白線がトコロテンのように
バニッシング ....
  ト (まえならい!)

  下 (ふたをして)

  上 (ひっくりかえして)

  止 (とまって)

  正 (ふたをする)

  工 (はしょって)

  王 ....
あなたの名前を何度も呼んでいるうちに

気づいてしまいました

あなたと僕が結婚したら

同じイニシャルになるのだと
   冬のくじらは島になりたかった
   椰子の木を一本 背に飾って
   あの人のために家を建て
   そして浜辺を用意した


   一人きりの夜に 歌を歌う
   夜の海に ....
冬の反対は
夏かな

なんて単純な頭
わたし馬鹿なのよ

そんな言葉で言うこと
赦して

少し前は
人より鋭いかもしれない
なんて密かに思っていたけれど

いまは
無理して ....
どうでもいいわ

そんなこと

どうでもいいわ

あんなひと

どうでもいいひと

わたしのことも..



外が
やけに煩い
トラックのエンジン音いつまでも

窓 ....
昼の天井に殴られる事も無く
夜の底に蹴飛ばされる事も無い

choriのマルボロ臭い言葉に何人かがうなずいて
トモアキの詩を最初の頃みたいに読めなくなって
小学校の恩師から敬語で手紙が返って ....
もうそろそろ夢から醒める頃合でしょう。
あなたを包むその殻は
いつまでも守護し続けられるほど強固じゃない。
……判っているのでしょう?


誰もが自分の足で立って
そうして歩いていかなけ ....
第一話
不得手

何事もボクは苦手で不得手で
そんなボクには友達もおらず
ただただ毎日エロスなサイトを
巡回していた

第二話
忘却

高校卒業後
特に何もせずに生きていた
 ....
眩しいわけでもないのに目をあけていられない
そこかしこに散らかった僕が目障りなんだ

未来はまったく見えないのに過去はあたりまえに僕を睨んで
今にぶらさがっている僕は次につかむ手がかりを探して ....
続・川元緋呂子の段階で何ができる
続・川元緋呂子の段階でどこまで行ける
続・川元緋呂子の段階で誰に会える
続・川元緋呂子の段階でどれだけ伸びる
続・川元緋呂子の段階でどんな香りがする
続・川 ....
 C型肝炎の投薬治療を初めてから2ヶ月。ここ数週間で5キロもお肉が無くなった。鏡の前に立つと、フライドチキンな僕が死んだ目をしている。でもおいしくなさそうだって思う。副作用はだんだんに出てくるってお医 .... 明け方なのに
わざわざ窓に背を向けて
本を読み続けているのは
なぜかしら

答えてくれなくても
それでも
私はかまわない

愛についてならきっと
あなたでなく
その本でなく
朝 ....
燃えカスの灰にぬれ濡れて告げるおわりよ恋は燃え尽きて身を焼き尽くし燃えカスの灰にぬれ濡れて告げるおわりよ恋に破れた身を粉砕し燃えカスの灰に塗り込めて告げるおわりよ恋は燃え尽き灰に埋もれて左腕を .... 変わった人ばかりだと思う

おしゃべりが多い人は

自分は標準だと思っているようだった

私はちょっと

無責任なおしゃべりに躊躇する癖がある

専門家の偉い先生が

そのこと ....
職場の同僚と{ルビ口喧嘩=くちげんか}して
{ルビ凹=へこ}んでいたハートに{ルビ靄=もや}がかかっていた夜
やり場のない気持を抱えたまま、散歩に出かけた

家を出て、ひとつ目の角を曲がると ....
生老病死

生まれることは 何故に 苦なのだろうか

生きることが苦と 言うならば わかる気がする

誰一人として 免れぬその現実は 

ある病院の中にも見ることができて

その光 ....
石川和広さんのおすすめリスト(1138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
てんびん座- umineko自由詩705-1-8
銀世界- ベンジャ ...自由詩8*05-1-8
肝油ドロップ- 望月 ゆ ...自由詩16*05-1-8
ふた- こむ未詩・独白205-1-8
世界樹- こむ自由詩8*05-1-8
Boston_Calling- 虹村 凌自由詩8*05-1-7
そのとき- 松本 涼自由詩5*05-1-7
逃避行- マスイジ ...自由詩5*05-1-7
上空自殺(東京Ⅲ)- 英水自由詩9*05-1-7
多機能筆箱- ベンジャ ...自由詩6*05-1-7
はてさて_どうでもいい話- 佐々宝砂散文(批評 ...405-1-7
プロローグ__スレチガイ/言葉(東京Ⅰ)- 英水自由詩105-1-7
転勤族のふるさと自慢その3- Dr.J ...散文(批評 ...205-1-7
暗闇のハイウェイ- バンブー ...自由詩305-1-6
【お父さん】の書き順- バンブー ...自由詩505-1-6
イニシャル- ベンジャ ...自由詩7*05-1-6
冬のくじら- 嘉野千尋自由詩9*05-1-6
冬空- 蒼木りん未詩・独白2*05-1-6
どうでもいい_あんなひと- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-6
青いマルボロ- 虹村 凌自由詩2*05-1-5
真珠- 有邑空玖自由詩3*05-1-4
ガラスを割ったボク- マスイジ ...自由詩6*05-1-4
乱反射- ベンジャ ...自由詩5*05-1-4
続・川元緋呂子- 不老産兄 ...自由詩3*05-1-4
闘病- Tシャツ散文(批評 ...6*05-1-4
愛についてならきっと- 佐々宝砂自由詩205-1-4
終わり。- 自由詩5*05-1-4
ことだまのさきわうくに- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-3
「腰越_Z_」の野球帽- 服部 剛自由詩6*05-1-3
あまりにも現実にて- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-3

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38