ハッキリさせられないで
あやふやなまんまで
何となく生きている
色々と考えて
何だか悪しき輪にはまっている

心が見透かされた気になって
蔑んだ目で見られた気になって
真っ暗な部屋の中 ....
 僕は季節の花を知らない
 風に乗って飛んでくる 
 その日その日の荒波の日常
 生きていくのに四苦八苦

 でも死に憧れるほどでもない
 それほど深刻でもない
 共有する時間だけが ....
 ごみ箱の部屋のなかでまどろむ時間の中
 明日を占う煙草のけむりの紫煙をぼんやり見つめる
 時を告げる鐘がなり僕は独りだとうっすら思い知る
 
 
 などろむ午後
 なまぬるい雨に打たれて
 心模様もしめりがち

 そう 
 僕はひとりじゃ
 生きていけない
 それを責められる

 弱さを隠しきれなくて
 身体から悲しみ ....
 
 睡眠薬を飲まずに
 今日は寝ます
 たとえ 眠れなくても
  
 夢のなかで
 バイクを盗まれた
 犯人は誰だ?

 いくつもの夜は
 誰にも等しく
 永遠に訪れるはず
 ....
羽虫の身震いが
きらきらしている、音
夜の
羽虫への
局地的な雨上がり、のあと
雨上がりの羽虫の
きらきらの
身震い


わたしが
裸の少女のようであるときは決まって ....
なんだか わたしに とってこの サイトハ おおきなかうんせらー の ようだ。ずっと ぼーいふれんどもこいびとも ともだちも いなかった わたしに とっておおきな 受け手 の かうんせらー 恋人 友だち .... いままで すなおに おやにあまえることが できなかった。それは はずかしいけど親離れできていなかったから。わたしは ちゅうがくのときにこちら 大阪にきて それまでの なにもかもと じんせいが かわって ....  つぶらな瞳が二つ
 ちょこんとお鼻
 おちょぼ口
 おひげがのびてて
 りっぱな耳がやはり二つ

 手足には鋭くとがった爪があり
 ドラえもんの手のようなまあるい手足
 お腹はぷよぷ ....
 身悶えて夜をすごした
 もう少ししたら太陽の光と共に
 清らかな朝が訪れる
 
 眠ることが死に近づくみたいで
 眠ることが怖い
 
 とても大きい怪獣が
 このまちを廃墟にして
 ....
 詩を書いて評価されないとなんだかむなしい気分になる。自信作は大抵評価されない。投稿してすぐにポイントが入っているととてもいい気分になる。逆に0ポイントままだと気落ちしてしまう。僕の実力はたいした .... 上りの通過列車が
雨上がりのプラットホームを過り
色褪せたベンチの水滴を
さらってゆく


少し欠けた白線と
凸凹黄色のタイルは
きっと黙って
それを見ている


プラットホー ....
スヌーピー
さようなら

コンビニエンスストアの
販促キャンペーン点数シールは
2点足りないまま
10月に入っていて
ため息で台紙を捨てた

気づけば6日
父は一つ年をとった
わ ....
つけっぱなしのテレビから
何の音もしなくなって

それでも
こうして眠らずにいる

何かが
始まるかもしれない



もっと
違うように

もっと
力強く
 ....
帰ってきた さらに うすく かるく
まずしくなって これが ほんとうの
わたしだ まだ少量の毒をもつが
いつでも風にふかれて とんでゆける
きみのもとへ そして きみの彼方へ
 ねじまげられた心の滑走路
 遠くまで飛べなくなってしまった
 黄色い太陽はタマゴのキミ
 一度食べようとしたらやけどした
 大きな荷物を背負って
 友人は異国に旅立った
 誠実で唯一 ....
海のそばの公園は芝生がまだ青くて、快晴、強い風
空の真ん中らへん、釣り針みたいな飛行機、光った

口をあけてみてた女の子、ぴょんと、跳びあがって

側転 側転 側転 側転 側転

芝生は ....
尖った粘土に
刺さった虫
のように
息だけ
している
息しか
できない

+

明方
キリンの群れが横断歩道を
渡っていく
あれは首長竜の一種だ
と弟に教える
弟は悲しそ ....
 人と人の間に生きる
 まじかに見える希望の星
 心無いものが歌う 髑髏のリズム

 気の短いおじさんは若者を食べようとしている
 長い髪のお姉さんはサングラスに弱い

 たてがみを風に ....
 バクッ バクッ バクッ

 耳をすませば 聞こえてくる
 僕の身体を流れる
 心臓の鼓動

 バクッ バクッ バクッ

 早くなることもあれば
 ゆっくりとなることもある
 リズ ....
上町の焦げ臭い定食屋の隅に
加藤が座っていた
何十年も前からここに憑いている

かつてはこの辺りにも産業があった
公僕たちがしなやかな課税に遊ばれ野原をかけめぐっていた
雨音を聞いた俺は外 ....
わたしの部屋にある目覚まし時計は
いつも笑っていて
元気で
わたしはそれを見ると
哀れな気持ちになる
持ち主が
こんなにしょぼくれた気持ちで
日々を過ごしているのに
けなげに目覚めの時 ....
 
 友達も恋人も帰ってしまった
 雨はしらないうちに止んでいる

 ついさっきまでの
 喧騒が嘘のように
 部屋の中は
 パソコンのビィーンという音以外
 何も聞こえない

 突 ....
終わりだ
と思っても
まだまんなかだったりする
ずるいよ、世界は
球形なんだ
トップもない
ビリもない
ただ人々は
人々のまんなかに
いるだけ


嗚呼、
世界のつぎ ....
{引用=
落ちてくる夕闇に受け止められて
あたしの心は懐中電とう
ノックする
足どりの扉の向こうに ともるでしょうか?
ゆらゆら ゆれて
蝋燭の あかりくらいにも

わたしは5万円です
と、うそをついた
ふさがったままのきずだから
ごまんえんごまんえんごまんえん
20歳処女

会うと言った30の男
なんか頭いいやさしさで近づくもんだから  ....
 文字と言う道具を使って
 見も知らない 人に
 メッセージが送られる

 人それぞれの ステージで
 それは いろんな色に変わっていく

 変わらないもの
 永遠に続くもの

  ....
あの日も汗を見ていたのは

水色のユニフォームと白い靴
時の詰まったタイムカードに
行儀よく刻まれた青紫色の印字


晴れた夏にタオルを投げ捨て
雪の日も半袖は変わらず
(腰に装備し ....
 薄れていくのは僕の心
 意地悪な故障をおこす身体
 
 自由に飛び交う鳥たちのような
 あの頃の記憶が残っているよ
 
 こんな世の中だから仕方ないよってセリフが
 ついつい唇からこぼ ....
点数は気にするな
評価は気にするな
順位は気にするな
周りと比べるな

大事なのは自分自身
向上心だけを失うな


言ってくるひとがたまにいる
いやけっこういる

でも
そ ....
石川和広さんのおすすめリスト(1138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
炎のように赤い夕焼け空- 虹村 凌自由詩1*05-10-11
この星の片隅で- 炭本 樹 ...自由詩10*05-10-11
鐘が告げる- 炭本 樹 ...自由詩205-10-10
ずぶ濡れ- 炭本 樹 ...自由詩305-10-10
小さなレジスタンス- 炭本 樹 ...自由詩405-10-8
身震い、きらきら- A道化自由詩805-10-8
なんだか_- すぬかん ...散文(批評 ...405-10-8
今まで_。___- すぬかん ...未詩・独白205-10-8
にん- 炭本 樹 ...自由詩205-10-8
冬支度- 炭本 樹 ...自由詩305-10-7
パソコン中毒- 炭本 樹 ...散文(批評 ...1405-10-7
路線区- 銀猫自由詩11*05-10-6
点数シール- 蒼木りん未詩・独白4*05-10-6
ここじゃなくてあなたのところ- 初代ドリ ...自由詩5*05-10-6
そろもん(新章スタートの話)- みつべえ自由詩605-10-6
夜への用意- 炭本 樹 ...自由詩9*05-10-5
日曜日- エズミ自由詩505-10-4
小詩集「書置き」(二十一〜三十)- たもつ自由詩1805-10-4
繁華街- 炭本 樹 ...自由詩305-10-4
言葉の鼓動- 炭本 樹 ...自由詩3*05-10-3
ある定食屋で- 不老産兄 ...自由詩1005-10-3
目覚まし時計- 蒼木りん未詩・独白5*05-10-3
- 炭本 樹 ...自由詩4+*05-10-2
まんなか- ピッピ自由詩1305-10-2
あかり- ひより未詩・独白3*05-10-2
初恋- ともちゃ ...自由詩11+*05-10-2
心だけは羽ばたけ- 炭本 樹 ...自由詩5*05-10-1
そうして明日を選んだ- 銀猫自由詩12*05-9-30
試してみなくちゃ- 炭本 樹 ...自由詩205-9-30
相対評価- 自由詩7*05-9-30

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