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雪の花が咲いても
桜土手通りは
桜土手通りだ
なぜかって
それも
秘密さ
わたしの海を
二艘の舟が進んで行く
その行き先を知らず
遠く岸から眺むれば
白波の軌跡だけが
刻の経過を物語る
少し空に近い場所から
海と舟とを見下ろして
航路の果 ....
なーんも、やる気せんわー。
俺もー。
俺もー。
俺もー。
俺もー。
人工の空は薄暗く、
その空の向こうの人の顔も見えません
流れる雲を、
閉じ込めることはできませんでした
見上げる電気横から今日の光
そろそろ夢が終わりそうな音
くるまる温度に埋まりながら
また薄く目を閉じるのだけど
時計の針から苦情がきたので
コーンフレークを迎えに行く
空 に 見 つ け た
君 の 羽 根
という先にない、
に君が口付けしている
明日ばかりをぼくはいらない
落ちてくれたら考える、
よ
駅のホームに
オクラがひとつ
おはなしは
あなたが考えて
(夜勤前に愛野駅にて)
情けないよ
あんたが一日いなくなっただけで
狂ったように悲しんでいる
思い上がってたのさ
自分は強くなったって
でもホントは決めてたんだ
あんたなしで苦しんで生きるより
あんたと共に楽しく生きる ....
蜘蛛みでだべ、
あたしの白ぇむなもと、に、
まだ恋してらった。
蝶みでによ、
からまってらった。
もういねえのによ
そこに蜘蛛だば、
んだはんて、
こうやって
ひとりでねらんだ。