怖い

夕闇が迫ってくる気がして
オレンジとグレーの空の下
時々振り向く

何かが追いかけてくる

私には時間は止められない
振り向いても
何も止められない

私の背中を ....
ひらがなで笑って
カタカナで怒る
漢字で宥めた
雨の中
それでは歌謡曲ではありませんかと
ミズスマシ

北から来たのが
季節風
南風ではありません
いつまでも
バカ言ってじゃない ....
電池が切れた。
電池は切れていた。

もうずっと前から、
電池は切れていたんだ。

嘘を付いていた、
まだ動くから。
切れてない、
演技していた。

怒る ....
お母さん、おなかすいたけどなんかあるかな?
お母さん、あいつ殴ってもいいかな?
お母さん、明日休んでもいいかな?
お母さん、子守唄歌ってくれるかな?
お母さん、僕、詩を書いてもいいかな?
 ....
 暗中模索

 疑心暗鬼

 秋晴れ

 取り残されし者

 アメリカに行ったら 指を立てられた

 井の中の蛙

 すがりつきたくなる衝動

 見たくも無い光景

 ....
 




    子供たちが
    暗い建物のなかを
    走りまわっていた


    氷の根  淡い目の宝石


    つながらないふたつのものをつなげようと
 ....
いつもより早く目が覚めたので
まだ薄暗い庭へ出ました
体に沁みこんでくる空気が
私をここから救ってくれるのだと
そんな気がしました

空中を飛ぶ小鳥を眺めながら
なぜ人間は飛べなくなった ....
家の金を盗んでいた
支払い用の金の入れてある袋
盗んだ千円札で買い物
買ってもらえない
買ってと言えない
憧れ
食べてみたかったものが
手に入る悦び

気づかないうちに
かわらない ....
児童画
っていうジャンルがあるのだが
児童が描いていれば
それはそうなんだけど

最近の入選作をみていると
圧倒的にはみだしていることに
今日気付いた

浮き輪にのった女の子も
畑 ....
変動を予見する者微熱持ちひとはひそかに囁き交わす 

自爆テロ現場に残る指先の紅あざやかに風を掴みぬ

メッセージカードいちまい落ちている楽屋にランプシェードの黄色

柔弱でありつづけるこ ....
今日は昨日の続き。

選挙は終わった。
自民党の圧勝だ。
ここ何年かで、一番の圧勝ではないか?
信じられないくらい、塗りつぶされた。

今日一日を過ごした。
いろんな人の声を聴けた ....
聖母像は
赤子の原型が入った子宮を
手の平に抱え
機械作りの天井に
吊るされている

羊水をなみなみ注いだ
器の中で
手 足 頭 胴体 目玉 歯
人間のパーツが
浮沈する

指 ....
あやしげに夜は僕をつつむ
 騒がしい昼間とつつましやかな夜

 表通の人影がない深夜には
 僕は王様になる

 涼しげに体温を冷やす夜風
 一番心が休まる


 過失は ....
煮えきらない今日の
帰り道
どうして

ひとりと
ひとり
すれちがい

知っているよ

気にしてること

夢で
恋した人とは
旨くゆかないのがジンクス
気まずい空気乗り越 ....
君が世界の
飢餓問題を考える時間など
わずか数秒なんだろう
本一冊読むこともなく
問題意識を三百円で人様に預け
君は白いバンドを腕に巻き
得意顔で街を行く

くそチャリティには救いがね ....
今日はついに選挙の日。

いまテレビは、選挙速報と当選者インタビューにいそがしい。

出始めている結果。

これが、民意。

いまわかった。

私はあのおじさんが嫌いなんだ。
 ....
わが友 きみも 
魚が水のなかで
生き死にするようには
空で暮らせない鳥です
しっかり地に足をつけていますか
「嗚呼、わたしがこんなにぼんやりしていても
世界はちゃんと走り続けている」







こうもり傘下の首都で

何人の徹夜組が
胸を撫で下ろしていることだろう

 ....
 人並みのレールには乗れなかった

 もう最終電車も出たかなァ?

 余裕の晩酌はもう出来ない

 さまよえる 街から街へ

 振り返ると情熱色のかぼそい自分がふてくされてる
 ....
なにも いらなくなるよ 。あなたのことも わすれちゃった 。 にこ 。       或ル はれた ひに 。        みきすけとまきすけは似ていて、区別がつきにくいと感じてる人もいるかもしれないので、ここでその真相を書き表そうと思います。
 実はみきすけこと私は統合失調症と言う病気にかかっていて、療養していました ....
わたし、という曲線を
無謀な指が
掌が
少しの優しさも無くなぞる


書院窓の向うでは
秋の長夜の鈴虫が
交尾の羽音で月の影絵を滲ませて


こっちにきて
こっちにきて、と ....
 仕事 してない
 病気 してる
 体力 ない
 
 生きる力 ない
 死ぬ勇気 ない

 楽しいこと 好き  当たり前
 苦しいこと 大嫌い 当たり前

 友達 そこそこいる ....
石川さんと古島さんのぶんしょうをよませていただいて、いったい いじめとは 日本的なものなのか かんがえた。 わたしが ひとつ おもったのは、苛めとは、集団と 個で、なされるなされているものだということ ....  心臓を 下さい
 何処かに置き忘れたのです
シナプスを飛ばして 過去の駅
遺失物預かりの四角い顔は
どうして揺れることがないのでしょう
同情して下さい なんて 
云えないのだけれど

 ....
 人間の体のつくりを真似て話しながら
 どこにもいない人間になれたらいいのに
 ぼくらは作られたもの
 あと一秒で生まれ変われると日常的に信じて
 浮遊するゼリー
 いつでも ....
買い物は近くで
済ませたいのだが
近くの店はどこも
知り合いが働いていて
気がゆるんで
挨拶せねば
別人の顔を
見られてしまう
どう見ても
暇だから働いているようにしか見えない
暇 ....
ずしん

頭の上に何かが落っこちてきたみたい
どうすればいいか
わからなくて
押しつぶされそう
地面にめり込んでしまいそう
でも
どんなに
形を変えても
絶対に
潰れたり
壊 ....
4年前の夏のこと
きみとぼくは
上野水上音楽堂のイベントスタッフで知り合い
深夜の上野公園の不忍池のほとりに
しゃがんで向き合うふたりの間には
垂らした線香花火がちりちりと光っていた

 ....
はたらくりっぽうたいにであったあるあさ、ぼくはあさごはんがわりのえきたいをのどにながしこみ、はたらきにでるひとびとをしりめに、あるいた。
ひみつをもったばかりのぼくはとてもおちつかなく、りっぽうたい ....
石川和広さんのおすすめリスト(1138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
知らない・・・- 初代ドリ ...未詩・独白9*05-9-16
隙間風- あおば未詩・独白3*05-9-16
「_電池が切れたら、さようなら。_」- PULL.自由詩20*05-9-15
寓話_不可解な死_40- クリ未詩・独白405-9-14
シュート- 炭本 樹 ...自由詩105-9-14
ノート(37Y・3.6)- 木立 悟未詩・独白505-9-14
早朝の庭- AKiHiCo自由詩905-9-14
盗っ人- 蒼木りん未詩・独白605-9-13
児童画の正体- umineko未詩・独白6*05-9-13
塑像- 白糸雅樹短歌9*05-9-12
この国で生きているのに- 逢坂桜散文(批評 ...4*05-9-12
子宮公開- kw自由詩3*05-9-12
夜が好き_だって静かだもん- 炭本 樹 ...自由詩4+*05-9-12
ふかく- 蒼木りん未詩・独白105-9-12
くそチャリティ- 紀ノ川つ ...未詩・独白405-9-11
続・この国で生きていくということ- 逢坂桜散文(批評 ...8+*05-9-11
そろもん(友の話)- みつべえ自由詩705-9-11
徹夜明け- −波眠−自由詩105-9-11
地図なき人生行路- 炭本 樹 ...自由詩205-9-11
こんな日は- すぬかん ...未詩・独白205-9-10
みきすけとまきすけ- 炭本 樹 ...未詩・独白6*05-9-9
蕾ひらく- 銀猫自由詩17*05-9-9
天秤- 炭本 樹 ...自由詩305-9-9
散文_①_いじめ。_日本的なもの_- すぬかん ...散文(批評 ...305-9-8
それでも_生きているのだ- 窪ワタル自由詩13+*05-9-8
楽園- カンチェ ...自由詩11*05-9-7
いい- 蒼木りん未詩・独白205-9-6
しぶとく生きる- チアーヌ自由詩9+05-9-6
再会の日_〜’05_9月4日_上野水上音楽堂にて〜- 服部 剛自由詩9*05-9-5
フローティング_キューブ- まれ自由詩4*05-9-5

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