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死んでしまえば
と頭によぎる
悲しみも苦しみも
喜びも傷みも
感じることなく過ごせるのに と
暑い夜の熱気が
頭の中に入り込んで
心は何も感じることなく
ベールの中に小さく収まって ....
重い身体を引きずって
けだるい空気を身に纏う
手の届かないものを愛して
非現実的な歌を歌う
僕の太陽
僕の慈しみ
何処を探しても見当たらないから
雨上がりの重苦しい雲が垂れ込めて
....
できることならば
このままずっと何も変わらずにいたいのです
できることならば
何もせずに漂っていたいのです
そう
雲のように
空を漂っていたいのです
罵ることもなく
いが ....
思い込みから想像妊娠をした女の 子どもは
一体 どんな顔をしているのだろうか
上目遣いの鋭い瞳をしているだろうか
それとも
夢見がちな丸い瞳をしているだろうか
いいや
きっと
焦点の ....
聞こえてくる
悲鳴のような心の叫びが
響きわたる
耳をつんざく 誰かの嘆きが
遥か彼方 天空の果てから
泣き喚く涙が降ってくる
この世のすべての悲しみと痛みがここに集結して
誰にも聞こえ ....