すべてのおすすめ
僕は君のためならなんだってできる
って
サンダルにジャムをつけて食べようとするの
ごく普通の人なんだけど
イチゴジャムにアップルジャムに
ピーチジャムにアボガドジャムに
ときにはマ ....
ころんで 
散らばった
くれよんが
ソラにひらいた
モーニングコール鳴響
寒気頭痛吐気
クーラー室温21℃
胃底重ビジネスホテル
無味乾燥シーツ
記憶リフレイン

 * * * *

昨夜23時
三ノ宮駅改札
摂氏31℃
汗アロ ....
あの日を境に
世界は明らかに下り坂に入ったんだ
たとえばさ

えらい人が逮捕される時ってあるでしょう?
あれね
時代劇の捕り物みたいに、突然いっせいに取り囲むってことは
実は ....
いつか彼の匂いを忘れることを
否定は出来ずに
私はただ台所に立って皿を洗っている
泡を水に流しては
交わした言葉の残影を何処へ置いてきてしまったのか
思い出せずに
いる

まるで
  ....
蒼空と云う檻に閉じこめられて居る
手に触れるのは薔薇の棘や蔓草の葉
足下の土はひやりと冷たく
……いつから此処にこうして居るのだろう?



一切の物音がしない透明な檻の中で
 ....
わたしのこと
愛してなんかないんでしょう?

帰途につく助手席に
憎しみは騒ぎたつ
さざなみのように

答えのないまま
FMはゆく

たとえばくちびるで
確かめあえたら
あなた ....
目を閉じてひゃく数えるあいだの
静けさがこわかった

(いーち にーい さーん)

ぼくはずるだと言われるのがいやだったから
はんぶん泣きそうになりながらゆっくりと

(しーい ごーお ....
いつもどうりのことが
ふわりとしてるので
ところどころ鋏で切って
整えてみるけれど
散らかるばかりで
ああ もうめんどうだ
自分自身もパシャパシャ切っちゃう
誕生日でも何でもないところで ....
わたし、という曲線を
無謀な指が
掌が
少しの優しさも無くなぞる


書院窓の向うでは
秋の長夜の鈴虫が
交尾の羽音で月の影絵を滲ませて


こっちにきて
こっちにきて、と ....
クリープ現象で
夜をすべる
アクセルを踏みそこなった右足で
有明ランプをまたぐと
すこし遅れて
あした が きょう になる


うしろへと流れる景色を手がかりに
恋人だったはずの
 ....
スキップなんて 最低だ
オルガンにあわせて 旋廻する幼稚園児の渦の中で
5歳のぼくは つまらなそうに歩いていた

ハイげんきよくー アキラくんもホラ スキップ スキップー

美意識 と呼ぶ ....
8月32日
ぼくはたしかに
そこにいたんだ
突っ走って
踏んづけちゃった
ミドリの影
滑って
身体ぜんぶ
足の先から
頭のてっぺんまで
ミドリになっちゃって
それでも
突っ走りつづける
ミドリの身体
薄暗がりの木陰から
 ....
好きですって
ことばは 魔法

少し
わたしの温度が上がる

平熱37度2分
わたしの日常は

ゆっくり
熱を帯びている

あなたは
たぶん知らないけどね  ....
人生をリプレイ出来たらって。考えたこともないな。
おそらくそこには、新しい出会いとか、無限の可能性とか、
リゾート地の広告みたいな、美辞麗句がならぶんだろうけどさ。

もちろん、その新し ....
絶望しないための処方箋を
わたしは知っている

だけど
あなたには教えない


愛は
温度の一種で
わたしは少し
やわらかくなる

あるいは
きつく結んだ靴 ....
写真の中には
シマウマがいた

写真をとったら
あの人はシマウマになった

シマウマの飼い方を私は知らない
せめて
ロバとかポニーだったらいいのに
町並みにもなじむかもしれない
 ....
すっげえ高い山が
どっかにあって
その山のてっぺんに
箱がいっこ
置いてあって
その箱の中には











どうでもいいか
そんな話

おやすみ
下を向いて歩こう
涙が早く枯れるように
罪だろすべてが

遊ぼう遊ぼうみかちゃん
いれて
いれてよ
ここはこわいの
たすけてー
ばんばんばんばん
みかちゃん

耳を押さえて溢れ出しそうな声も抑えて玄関を見る
ガラスの向 ....
せっかく外に出たのだから
妻と娘に土産を買って帰りたかった
二人が泣いて喜ぶようなものではなく
小さな包みのもので構わない
ほんの少し甘いお菓子で
お土産買ってきたよ
あら、ありがとう ....
飛ぶ夢を見たことがある


動物園のダチョウはすっかり砂にまみれていて
それはつまりダチョウの習性であって
その目的は害虫を防ぐことだ

そんなダチョウに翼があることは
どうにも不自然 ....
ねえ、きみ
そのみせにいこうよ
きみのひみつのみせに

ねえ、きみ
そのみせではなそうよ
いろんなことを

みっつのころ
たけざおにたこいとつけて
ぱんのみみをえさに
ちんまりと ....
もうずっと
待っているのに
帰りのバスが
こない

空は

まだ
ぽっかりと
明るいけれど

そのこは

つま先から
すっかりと
暮れ

まっくろだ

バスは
 ....
おいでよ
ここに

夕日のきれいに見える
この部屋に
あなたが好きな
あのお茶も
用意してあるよ
もしも飽きたら
コンビニにでも
行けばいい

きっと何か売ってる

あと一 ....
雨の日は誰もがまるで
幽霊のようですね
ほら
青いビニール傘透かして
見上げてごらんなさい
雨粒と同じ数だけ
冷たいタマシイが
落ちてくるのが
あなたにも見えるでしょう
落ちてはじけ ....
4年前の夏のこと
きみとぼくは
上野水上音楽堂のイベントスタッフで知り合い
深夜の上野公園の不忍池のほとりに
しゃがんで向き合うふたりの間には
垂らした線香花火がちりちりと光っていた

 ....
その愛しい指が
わたしの名を綴ったからといって
距離は変わらずなのだけど


無機質なディスプレイに
時折運ばれる便りの
密やかなときめき


それは
一群れのシロツ ....
人の生き死にをたやすく
詩になんかするものじゃない
と、貴方は私に云い
今のところ
概ねだけどそれは守られている

けれど私は
貴方の生きざまと
死にざまだけは
しっかりとこの眼 ....
とうどうせいらさんの自由詩おすすめリスト(1844)
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