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真っ白なミルク
コンビニで買ったよ
息きらして走って帰って
今すぐにでも押し倒したいな
真っ白なシーツ
ミルクぶちまけて
パーティーのはじまりさ
      夕暮れ時がそこにはあった



      透明なゼリーに閉じ込められた
      みかんの間を
      飛行機は泡の尾を引きながら
      西へと飛ん ....
私は
科学特捜隊
髪の毛
ほどのことばから

あなたの愛を推察する
特殊な
塩基配列の

私にしかわからない
微細な
連鎖反応を

拡大して
増幅して
確信して
思い余 ....
少しだけ死なせて、と
たった一人
君が言った
春の
うつくしい夕暮れだった
ぼくは
君なら死んでもいいと
思ったから
ばんご飯の時間には
帰っておいで、
と言った
ぼくは君が
 ....
毎夜
アクセルを踏んでいる
速すぎるのだが
ブレーキのかけ方が分からない
何が加速しているのかも























 ....
桜がとてもキレイだよ と
そばにいないキミに届けるように想いながら
砂をかぶる風の強い日

口先だけの会話が
さっと流れていく

思いのほか上手くいく日々
でも物足りない

そんな ....
右クリックでワイザツ画像を
取り込んだ牧師の右手


小さな島への記述を消し去れと
パピルスに火を放つ男の右手


うそだぴょーんと少年の純粋を
あざ笑う車内の母親の右手

 ....
プッチンプリンを私はなぜプッチンしないのか
ということを
私は考える

そこにあるもの
望まれるものを
なぜ私は享受しないのか

もちろん
それなりの理由はある
プ ....
こん             
               
             こん
               
  こん           
           こん   ....
盗んだ自転車で
きみに会いにいこう
道端のタンポポを摘んで
有相無相に蹴っ飛ばされて
ひっくり返った夜の街
見上げる視界は新鮮で
意外と綺麗な古街灯


浮かれて呷った{ルビ毒薬=どくぐすり}
選んだオレの生き方だろと
冷めた顔していい気に嘔吐 ....
牧場は、今日も晴れるや。
山の向こうまで続く青空に
ポツリ、ポツリ 綿雲
良く乾いた干草が ホロホロと
風に浮かびそうな具合で
何となく 美味しそうだと思うのは
雑食動物の脳内変換 ゆえ
 ....
<早朝のめまい>
無数の針が 雪の地平線に整列してゆく
朝日に小刻みに照らされて
瀬戸際の美しさを
告げている
銀色の予感はめまいの中で
怖れながら起立する
人肌の息を含んで 撚りをかけ ....
キラッと光って
すぐ消える

こんな奴に願いを叶える気なんてあるわけがない。
生気を吸い取る集煙機
立ち昇る煙は最後の声もあげず
おいしい匂いを残して消えてゆく

金網にしがみつきながら
お前がたらす肉汁は涙のようにきれいだ

虚しい抵抗の果てに
辛口 ....
                    

「『』」
朝起きると両目がハートマークになっていた
しかし見た夢は思い出せない


ご飯を食べているとキリギリスが大口開けて飯を食わせろという素振りをした
仕方なくレタスを詰め込んでやると礼のつもりか ....
私と仕事
どちらが大事?って聞かれたら
腕組み するかな
まあ
どっちも大事です

じゃあ
セックスと詩の
どちらが大事?って聞かれたら

それはけっこう難しいよ
なにせ
突拍 ....
  幸福を抱きとめて静止するあなたは、蕾のすがた
  胸に手をあててわずかにうつむくその、
  長い祈りにも似た、沈黙


  春を知る朝の、淡い喜び
  風が冷たくても、
   ....
イチゴをすり潰し
白く若い四肢に塗り
舌を這わせる
そろり
    そろりと

泣き叫ぶ自分の声をパンドラの箱に隠して
赤く熟れたイチゴを潰す
食いしばる口から流れた赤い糸が
知らず ....
人さらいは人をさらったことがない
これからもさらう予定がない
けれど人さらいは人さらい
それは何の比喩でもなく
人さらいが人さらいであるということだ
何故人さらいは人さらいなのか
生まれた ....
ボクらは
透明な目で
寒いので
服を脱いで

まわりながら落ちてくるのは
薄い壁を
隔てた空で

世界は
昇ろうとしてるのに
ボクらはいつも
さかさま

距離を
うまくつ ....
おはよう
で、今日も誰かが溶けていく
それでも、空を見上げることを止められなくて
いつの間にか、あちこち穴だらけになっている


使い古しの気持ちを手紙に残して
あなたもすっかりと溶けて ....
じゃあ ばいばい
そういって地球は
僕と海を
残して
太陽系を去っていきました

ざざあ
ざざあ

波打ち際で
地球が小さくなっていくのを見上げている


…しょうがない
 ....
ねこ。
 
いつも

かえろうかな

という顔をしている

でも

うちにいる

うちにいるけど

かえろうかな

という顔をしている

わたしに気のない顔で

 ....
きれいな土の中から水が溢れてくるように
わたしの魂からやさしいものが生まれる

銀紙のような太陽の果汁のしたたり落ちる6月
女達の詩集には
女の足しか描かれていない

わたしはそれを盗み ....
ペットショップに犬を買いに行った。
いま流行のチワワたちが、
掃除もロクにしていない狭い檻の中で
ギュウギュウ詰めにされてプルプル震えている、そんな店だ。
私が選んだのはドーベルマンの子犬だ。 ....
カラカラリン

  と卒園式


はじめてのさよならは

  カルピスの味




{引用=fromAB}
花は咲くために
水を求め
水を汚す

水は
求められるまま

あなたは逢うたびに
私を求め
私を汚す

私は
そのたびに強く

信じることは
魔法には相違ない
それもひ ....
楽しかったはずなのに
別れたとたん寂しくなる
ボクは全くバカですね
最後まで騒がずにはいられないのです
とうどうせいらさんの自由詩おすすめリスト(1844)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ミルク- 大覚アキ ...自由詩505-4-14
みかんゼリーとブルーベリーソース- 牧村 空 ...自由詩505-4-12
恋のPCR- umineko自由詩4*05-4-11
- ピッピ自由詩1205-4-11
アクセル- ヤギ自由詩3*05-4-11
- Kana ...自由詩105-4-10
右手- umineko自由詩4*05-4-10
プッチンプリンを私はなぜ- umineko自由詩9*05-4-9
留守番- 槙田雪自由詩405-4-9
タンポポ- 大覚アキ ...自由詩605-4-9
古街灯- ヤギ自由詩5*05-4-7
裸のマリー- 千月 話 ...自由詩10*05-4-6
予感_その2- たちばな ...自由詩6*05-4-5
流れ星- くしゃみ自由詩3*05-4-3
サディスティック焼肉- ベンジャ ...自由詩3*05-4-3
妊婦- くしゃみ自由詩2*05-4-2
時差エイプリルフール- ヤギ自由詩14*05-4-2
ふたり- umineko自由詩7*05-4-1
木蓮/長い祈りから- 嘉野千尋自由詩12*05-3-31
- 暗闇れも ...自由詩2*05-3-30
人さらい- たもつ自由詩1805-3-30
セロファン- umineko自由詩2*05-3-29
水溶性の、誰かの- 霜天自由詩2905-3-29
間に合わせ- tonpekep自由詩4*05-3-27
だから私も冷たくしよう- 辻野克己自由詩505-3-27
重力- tonpekep自由詩3*05-3-27
ドーベルマン- 大覚アキ ...自由詩205-3-27
水玉記念日- AB(な ...自由詩205-3-26
逢来- umineko自由詩4*05-3-26
寂し上戸- ヤギ自由詩2*05-3-26

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