すべてのおすすめ
私は委員長だけど
黒い服を着た
嫌われ者
黒い服は目印
でも、空がピンクに見えるわけではないの

ごめんね
もう誰の声も聞こえない
いつも
色んな音がいっぺんに耳の中に突入してくる
 ....
むっつ前
私は アルバムの整理をする
出し忘れた手紙と 昔もらった手紙を 交互に積み上げて
そうして また お菓子箱にしまう

いつつ前
私は キッチンを磨く
いつもは手の届かない  ....
やあ、ぼくムツゴロウ
イサハヤ湾で死にかけている
人間どもが、ぼくの棲家を奪うんだ

でも、人間の中にもいろんなヤツがいてね
ぼくを原告にして裁判を起こして
くれたんだってさ

やあ、 ....
少女は少女のままで腐り、
そのまま氷のように頑なになって、
誰にも見向きもされなくなった。
りんごの端っこを噛んで、
少女はなけなしの塊だった。

 どうにも止まらず、
 「やめてくださ ....
発端は、森の奥で彼女が猫を拾ってきたことから始まったのだ。

「このこ、飼ってもいい?」

そのとき彼女が咥えていたのはセブンスターだったのかチュッパチャップスだったのかあるいは鹿児島は日奈久 ....
あたしテレパスでなくて
ほんとによかった
あなたが

ウザイんだよって
こころの底で
それは聞こえないんだから

そろそろ
帰ってくれないかなって
そんなの
聞こえないんだから
 ....
わたしは猫であったかもしれない
黎明の月にひと声ニャーンと啼いて
死んでしまった猫であったかもしれない

わたしは何万年も前の骨であったかもしれない
アラスカの雪の底に眠る
まだ発見されて ....
私はもう
とうに疲れてしまいました

できるなら
もう
笑うことも泣くことも
話すことも歩くことも
みんなみんな
やめてしまいたいのです

私はもう疲れてしまった

感情の動き ....
― ふゆのひが蒸発していきます
空のあちこちでは春の光が芽吹いています
そうしてメールの中に春一番が吹いてます
あなたの文字もすこしだけあたたかくなりました ―

わたしはこの物語を折りたた ....
ぼへらっとテレビを流していると
詩のボクシングを番組でやってる
対戦する人
対戦する詩
対戦するための 態度

アナウンサーがいる
板金業者がいる
学生
主婦
カリスマ

職業 ....


では皆さん、生ハムをチーズで巻いて下さい

   先生、チーズを生ハムで巻くのではないのですか

いえ、生ハムをチーズで巻いて下さい

   先生、生ハムはチーズでは巻けないと思 ....
あなたが
ほりえもんだったとして
あなたは
どんなうたをうたいますか

TOBはどうなったとか
役員を送り込むとか
裁判の行方は
100億稼ぐメール術は
若き経営者400人が
ある ....
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
●○◎◎○●● ● ○◎ ◎●
●●○◎◎○●● ● ○◎ ◎
◎●●○傷◎○●● ● ○◎  ....
  手のひらの中に
  そっと星を隠していたら
  夜になって光りだし
  銀河系宇宙であることが
  ばれてしまった

  それは蝶のように
  よぞらをかざって ....
あなたは届いたり
届かなかったり
する

ふゆのなかでは
わたしはあなたにもぐり込んだり
息をとめたり とめなかったり
する

わたしは海のように
いくつもの約束を
忘れたり
 ....
沈めば沈むほど明るい場所へ近づいてゆくの
暗闇をかきわけてわたしは沈んでゆく
  痛みを痛みとして見つめながら
  あなたは眼差しを地には与えず
  自分だけの痛みだと言って、
  誰かに分け与えることさえしなかった

  
  花びらは凛として
  項垂れること ....
骨は笑わない
笑うのは肉ばかり
ぼくらがとても満足して一日を過ぎていっても
どこかに不安が残っているのは
肉の下で無表情に暮らす骨があるからだ
けらけらと笑う女よ
それはおまえの本心ではな ....
おじさんはいつも何かにつまづいている
ずいぶん空が遠くなった

友達が少なくなったけど
仕事は増えた

良く知らないひとのことを気遣っている毎日
親しいひとのことはどんどん知らなくなって ....
 恋が
 沸騰しないよう

 私は
 いつもつぶやいている

 あなたには無理
 あなたには
 
 
 
 
 
  あれから、もう何年経ってしまったのか
  思い出したくないような そんな気持ちで
  今を生きていることを 許してください。
 
 *********************



 ....
病院の待合室で
子供をお利口にするための薬を
待ちながら
私はどんどん小さくなって
周りがどんどん大きくなって
それとも私が透明になっているのか
どちらかはわからないけれど
私の存在 ....
馬鹿ターボ
全開で帰宅する俺
髭をたくわえ少しワイルドな俺に
おかえり、を言う娘は少しワイルドな俺に少し慣れ
一番星が出始めた空の下で縄跳びの練習中
綺麗でしょ、綺麗でしょ
いや、 ....
海には
ばらまかれた空が広がる
雲はときどき
空を恋しがって飽和する
眩しいくらいに雨を降らせたなら
やがて雲は白い波になる

ふゆの海では
鳥は幾千もの残照と背中合わせで
お腹はい ....
今朝も電車の中で
僕はすし詰め
くたびれた背中のお米達に
すき間なく囲まれて
まぐろの気持が少しわかった

目を閉じると
あのきれいな木目の板へと
運ばれてゆくのを感じる

「 ....
               
  %  %  %  %  %
   ’  ’  ’  ス  
    ’  ’  ’  エ 
    ’  ’  ’  レ 
    ’  ’  ’  ’  ....
ぼくが自炊する時によく使う副詞
「ケツが割れるほど」ナツメグを摺りこんで
「気がちがうくらいに」コショウをふりかけ
「めまいがしそうなほどに」焼酎をブチ込みます

猫のフクちゃんが匂いを ....
近くのスーパーで2480円で買った
ドリアンが いい具合に熟れたので
苦労してむいたら その匂いで
カミさんが騒いで 赤んぼが泣いて
しかたなくベランダで立って食した

昼食はクサヤの ....
君の口紅の
赤が


空に浮かんで

虹の一色になった。
真っ白
頭の中

言葉になるだろうことが
あるはずだけど

たとえば
あなたを心から愛しているとか
あなたを心底、憎んでいるとか

でも
それは
「ヴィンテージカー専門ショップ ....
とうどうせいらさんの自由詩おすすめリスト(1844)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だって、心が血でいっぱいだから- 初代ドリ ...自由詩3*05-3-26
revolving_lantern- 月音自由詩305-3-24
ぼくムツゴロウ- 紀ノ川つ ...自由詩505-3-21
GIRLS_OFF- 佐久間  ...自由詩3*05-3-21
バラの名前- 大覚アキ ...自由詩405-3-20
あたしテレパスでなくて- umineko自由詩2*05-3-19
自己診断- tonpekep自由詩4*05-3-18
案山子- dew自由詩205-3-16
折りたたんだ後に- tonpekep自由詩3*05-3-15
ポケット- umineko自由詩3*05-3-12
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うたうほりえもん- umineko自由詩4*05-3-10
Class_president- 槙田雪自由詩405-3-9
ぼくの手はふつうなのだが- 天野茂典自由詩1805-3-9
ふゆのこと- tonpekep自由詩10*05-3-8
そこまで- チアーヌ自由詩305-3-7
クレマチス- 嘉野千尋自由詩7*05-3-7
深層- tonpekep自由詩2*05-3-4
青いおじさん- tonpekep自由詩7*05-3-4
沸騰石- umineko自由詩4*05-3-4
misa- 千月 話 ...自由詩7*05-3-3
なんてことない一日- 初代ドリ ...自由詩8*05-3-1
団欒- たもつ自由詩2505-3-1
冬物語- tonpekep自由詩9*05-2-28
すし詰め- 服部 剛自由詩11*05-2-28
偽名- 槙田雪自由詩105-2-27
食べる(男の料理編)- 角田寿星自由詩305-2-26
食べる(家庭の危機編)- 角田寿星自由詩905-2-26
口紅- くしゃみ自由詩2*05-2-24
何にもない重さ- 初代ドリ ...自由詩7*05-2-24

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