すべてのおすすめ
間違えることが、終わって
拍手がいつまでも続いている
始まりと終わりが気になるのは
それだけが手触りを残していくから

雨に濡れた窓が
鉄塔に光る赤い昨日を反射している
さよならを言えな ....
ワレワレはカイワレで

目立ちもせず、主張もしない

今日もどこかの食卓で話題にもされず

彩として のせられてるだけなんでしょうね

それで十分なんです

それがワレワレ カイワ ....
おとうふやさんに
おとうふかいにいくのよ
あたまのうえに
ぶりきのせんめんき
のっけていくのよ

わたしのおとうさんはおかねもちよ
わたしのおかあさんはびじんよ
たくさんのおうたしって ....
ともだちだって
しょうこをみせてって
メロスの本を閉じながら
あの子がいった

しょうこなんかないよ
しょうこなんかないから
ともだちなんだよ
ぼくはどもってそういった
そういうふう ....
大好きな88円のぱんがあって
忘れてはいけないと思うことが
毎日いくつかあって
でもどうしても忘れてしまうことが
毎日
いくつもあって

泣きたくなるような事ありますか

大好きな人 ....
 
 
各停は乗りません

急行しか乗りません

エスカレーターも
立ち止まりません


いそいでますから。




ネットは光です

メエルよりデンワです

 ....
青いクレヨンで
丸を描いて
くるくると
塗りつぶす
真っ青な月の絵
周りを
黒いクレヨンで
ぐるぐる
ぐるぐる
ぐるぐる
何度も
何度も
何度も
塗りつぶす
塗りつぶす
 ....
かわいいリズム
とんとんとん
ひびくよひびく
とんとんとん

小さな小さな      たからもの
おなかのなかの たからもの

とんとん
とんとん
とんとんとん

みんな よろ ....
ゼロになりたい

無ではなく
確かに存在し
しかも
姿はなく

誰も傷つけない
影響もされない
ただ
存在する

消え去る必要もない
見えないから

たとえば抱き合っても ....
一。


バットマンの乳首は黒い。

そんなことを考えていると、
玄関のチャイムが鳴った。
テレビを消し、
けだるく返事をして立ち上がる。
足下がふら ....
 私の胸に埋ずもれる
 ちいさな4つのシュークリーム
 背中とてっぺんのこげた桃色
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 それが机の上にある。
 コーヒーと
 マッチと
 葉巻。
  ....
こんな閉鎖的な空間に紋白蝶が現れた
出口もないこの部屋で
青空を求めて
ひらひらと踊りながら
わたしの手をすり抜けて
荒れた指先をかわしながら

体の動きが緩やかになっているのはわた ....
「とうもろこし」って言えなかった
小さい頃

どうしても
「とうもころし」になってしまって
ゆっくり言ってごらんよと言われても
やっぱり
「と う も こ ろ し」って言ってしまう
 ....
いったこともないくせに… 彼がいる。
此処彼処に彼がいるので、
落ち着いて眠れない。

彼は日暮れになると満ち満ちてくる。
丑の刻を迎える頃には、
遙か彼方まで彼で満たされる。
此 ....
目が覚めたら
雑巾になっていたらいい
汚れていくのが仕事だから
ただ汚れていけばいい
そして
ボロボロになって
捨てられてしまえばいい

だれかのことを
きれいだなんて
すき、だな ....
僕には、
{ルビ鈴香=すずか}、{ルビ京香=きょうか}、{ルビ由香=ゆか}の三姉妹がいました
{ルビ次郎=じろう}君は彼女たちと一緒に暮らしていました
彼女たちにはそれぞれ次郎君の子供がいて
 ....
本が泣いてわたしになる
わたしになってわたしは
栞を探している
手を伸ばすとその向こうで
むかし弟をしていた人が
雑草を抜いている

外には他にも生きものがいて
窓という窓は
 ....
夕涼みに飽きて

地平線へ君を沈めた

ぬくもりと共に沈めた

幾つもの日々を沈めた


夕涼みに飽きて

突き抜けた夜の先を想った

ぬくもりを求めて

冷えた心に息を ....
たとえば
地下鉄のホームにゆらめく陽炎を見ることができたり
たとえば
街中の吸い殻捨ての汚れが気になったり
そういう人だけが
私と出会えるのよ
そういう人だけが
私といても大丈夫で
そ ....
額の汗を無造作に拭うあいつより
きれいに畳んだハンカチで汗を拭う
そんな男のひとに憧れてしまう
えっと…そんなひとなら
細い指先に挟んだボールペンを
くるくる器用に回したりして
わたしのこ ....
夜になると森の奥から
ピュー ピュー ピュー
と音が響いてくる
僕は竜のいびきの音だと思うんだ
大人達は森の奥の谷を抜ける風の音だと言う
でも僕は信じていた
森の奥には竜がいるって

 ....
木、その大きな直立
階段でいっしょになって笑い
二段抜かしをした九歳のように
セミの声だけが
音でよかった
根元に座って
レンガらしいレンガばかりを
レンガと呼び
それ以外のものは ....
冷たい
クリーム
なのがヤバイ
夜に忍び寄る
密やかな欲望
今日は買わなかった
だって我慢ができなくなるから
冷凍庫を何度も覗き込み
ため息をつく
頭の中はそればかり
ああどうして ....
地下道を歩く

僕の器官と
地下街の構造の 共鳴


..........................

............

....................
 ....
人目をはばかりながら夜は 
汗ばんだ首筋に歯をたてる 
梳いた黒髪をかきあげて 
受け入れてしまった恥辱 

かつて少女の頃に見た 
甘美な夢とはほど遠い 
なんの形も示さないのに  ....
香ばしい匂いがして
私を育ててくれた人が
パンになってる
押せばふかふかするくらい
焼きたてだった
少し離れたところに
積まれた下着に向かって
丁寧にお辞儀をしている
どこが手か足 ....
鱗無き大蛇(をろち)は
盲(めしひ)の蒼馬(あを)に絡み付きたり

月いづくにかあらむ
月すでに落ちぬ

花は蕾のままに立ち枯る
はや花は咲かざり

蒼馬は臥して息絶え
大蛇は泥中 ....
犠牲者の上に
平和など無い

あるとすれば
報復の意思である

もしも平和が
もたらされたのなら

それは
忘却を許された
者達である
あなたにメールして
返事が
かえってこないから

私は
まよなかのねこだ
ひとみ
まんまる見開いて

あなたからのテレパスを
感じるためによるに立つ

もう
嫌いになったかな ....
とうどうせいらさんの自由詩おすすめリスト(1844)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日の窓- 霜天自由詩406-9-7
カイワレマン- hiro自由詩206-9-6
おとうふ- ZUZU自由詩406-9-6
ともだち- ZUZU自由詩506-9-5
- 自由詩6*06-9-5
『いそぐ男』- 橘のの自由詩5*06-9-4
黒いクレヨンで- チアーヌ自由詩506-9-4
かわいい音色- 小鳥遊儚自由詩206-9-3
ゼロ- umineko自由詩12*06-9-2
「_漬けられた夜。_」- PULL.自由詩10*06-9-1
七角形のキュビズム- 白雨自由詩406-9-1
紋白蝶- 暗闇れも ...自由詩5*06-8-31
「とうもろこし」って言えなかった- ベンジャ ...自由詩13*06-8-31
思い出のカスピ海- A-29自由詩106-8-30
「_彼。_」- PULL.自由詩13*06-8-30
雑巾になりたい- ZUZU自由詩606-8-28
『鈴香』- 士狼(銀)自由詩8*06-8-26
ぶっく- たもつ自由詩906-8-25
『夕涼み』- しろいぬ自由詩506-8-25
castaway- いとう自由詩14*06-8-24
ハンカチ王子はお好き?- 恋月 ぴ ...自由詩29*06-8-23
竜の眠る森- ajisai自由詩9*06-8-23
旧友- たもつ自由詩1706-8-23
アイスクリーム・アイスクリーム- チアーヌ自由詩6*06-8-22
地下鉄- 佐藤伊織自由詩1*06-8-21
熱帯夜- 落合朱美自由詩1906-8-17
遠い下着- たもつ自由詩1106-8-17
望み絶ゆるうた- 三州生桑自由詩306-8-16
犠牲者- 紀ノ川つ ...自由詩306-8-15
よるのねこ- umineko自由詩7*06-8-15

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