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微笑みかけながら
ゆっくりと揺れる



僕のリズムに
合わせながら
花が咲く

電子に埋もれたこの世界に

自分色の花が咲く
  シャボンのうちがわに剥がれそうな
  とうめいな空が
  なないろの歌に
  ふるえている


  残照が
  鉄塔のもっとむこうを
  錆のように染め
  数千億の速度の経過は ....
夜中、目がさめて階下に降りると
君が僕を積み上げていた

たどたどしい手つきで慎重に積み上げ
途中で崩れると
ふうとため息をついてまたやり直す
時々どこか気に入らないようで
何か ....
眠れないと
眼の下にくまができる

眠れないと
体温が下がる

眠れないと
人を抱きしめにいく

その人の名前は
わからない

だから眠れない日は
電車に乗ってはいけない
 ....
明るい娘たちだ

美知子が寝込んだ今日も
夕食を作り、洗濯をし
ピアノに行って
キャッキャと笑って
ぐっすり眠っている

小学六年の薫は
ふくらみはじめた胸を
ホイホイとかかえて笑 ....
ふるさとはとても寒くて、ちょっと雪だって積もっていて、吐く息がとても遠くまで届くのでマウスケアってやっぱ大事だよねって気付かせてくれるそんな場所。

山はすっかり削られて白っぽいコンクリートの幾何 ....
結露が止まらない
いくら拭いても
壁や窓から滲み出てくる
このままでは
部屋が水でいっぱいになってしまう
僕らは慌てて非常食、ラジオ付き懐中電灯、
釣り竿等々をリュックにつめる
 ....
        部屋からの風景は
        丁度こんな感じだ
     そう、丁度こんな感じだ
     この辺で頭出してるのが
     ほのぼのレイクのネオン
        隣の ....
定期券が消えた
ある日こつ然と定期入れから消えた
懐かしい色の子供たちが
僕の知らない歌を歌いながら
道の一箇所に立っている
煙草を吸う
定期券が消えた
煙草を吸う
さっきまで
うなりをあげてたヒーターが
お構いなしに突然黙る
きっと勤勉なセンサーは
こう告げたのだ

 もう十分
 暖かくなりました
 わたしの仕事はここまでです、と

寒々とし ....
/かたつむりの貝には
                    /
/ /

雨の音が溜まって
           /
     /

/    
  ....
生気のない子供の写真を撮って母親に何度も送りつけるという行為
大切なものを根こそぎ奪ってそれを何度も見せつけるという行為
人は人をどんな風にでも苦しめることができるという事実
人は人とかかわるこ ....
ギターが
なりひびく

ギターが
なりひびく

ギターが
なりひびく

ギターが
なりひびく

ギターが
なりひびく

地下1Fの五叉路で。
写真立てには何も入って ....
あのさ恐竜ってさ
誕生日
2回あるよね?

どうやら去年のクリスマスも
恐竜グッズをお願いした彼は
新たな発見に大興奮だ

卵を生んだ日と
卵から出てくる日
ハッピバースディが2回 ....
あなたが後ろを向くと
私の胸から
レモンスカッシュが吹き出した

瞬く間に水の幕をつくり
私の前を一面覆う

そっと指で触れてみる
波紋は広がる

ほんの少し振り返った
あなたの ....
朝の匂いを感じて目覚めれば
もうお昼前

遅めの朝食をとり
テレビに目をやれば
くだらないニュースばかりで
生きているのが怖くなる

もっと、こう、ずっと、あぁだといいのに、と
届か ....
愛してる
という一言も


ああいさしたちつてらりる


なんて遠回りなケータイメール

今日あった出来事をメールしてくれた君は
僕のために数百回キーを押してくれた君なのだと
ふたりで
キャンプいかない?
季節も
ぐるりと反対で
何あれ?って
子供らもみてる

近くの公園で
コールマンのお手軽テントで
風をよけて枯れ葉集めて
準備完了


ふたり ....
つぼみが
かさり と
開くとき

小さく
息をつくように

上向く
わたしのくちびるは

あなたを
待って咲くでしょう


   れ
      る
   よ
 う ....
愛はよくわからないけれど
好きでいるのは
簡単


星を見上げるのが好きです
それと同じで
あなたが 

好き

星が降るわけでも
あなたに
届くわけでもないけれど

 ....
娘よ
すまない
おまえが初めて空気を吸った時も

おまえが冷えた
つま先抱えて
泣いていた時も

25年間
父さん
おまえにとって
死んでいたのだろう

混んだデパートで ....
他人に迷惑をかけないように
生きていきなさいって母は言った
幼いあひるの行列が
刷り込まれていくように

あなたは
もう気付いているとは思うけど
愛するということは
誰かを傷つけること ....
この世には
頭痛証明書はないのに
頭痛薬をくれる君がいる
お〜い、

お〜い、

あなたたちは旅人ですかぁ?

お〜い、

お〜い、

私はただの幻の船長「フレデリック」です

お〜い、
お〜い、

こっちへ来ませんかあ

 ....
ボクのこころに
君をしのばせ
月夜の草原を
駈けていこうか

カンガルー・ポシェット
君が
さむいよ、
なんて言わないように

幾重にも
大事に抱きしめて
君がさむくなかったら ....
逢いたさは
距離に比例する

忙しさの倍数である

ひとりの夜には
二乗される

愛情という
未知の定数を持つ

この方程式を解きなさい

飛行機も
新幹線も使わずに
  ....
なんと 
なくだ 
右目の 
まつげ
翳めて
みえた 
鮮明に
結晶が
ひるが える
瞬きに
夕陽が 
照り映 える
小さく
左手を 
皿の形
思わず
融けた
小指に ....
泣かない水色を見つけた日
出来る限り手元に集めた
最後に残るのは
この水色だろうと予感した

泣かない水色はひっそりと
過ぎた時間に潜んでいる
ことばを持たず
それゆえ消えずにそこにあ ....
あの人は頭にツノがありました
ある日
頭にツノがあって大変ですね
と言うと
あなたはツノがなくて大変ですね
そう答えました
あれを初恋と呼んでいいものか
今でも戸惑います
ただ、あ ....
とうどうせいらさんの自由詩おすすめリスト(1844)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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走る- りっと( ...自由詩105-1-3
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字景- たいにぃ ...自由詩10*04-12-26
身辺雑記より(四)- たもつ自由詩704-12-26
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