毛布の中で
繋いだ手が
汗ばんでいく
時計は見ない
太陽が怒ってる
僕たち
そろそろ
準備をしなくちゃ
君とふたりで
今日も旅に出る
おはよう
始まりの声が
...
僕が「右だよ」というと
ワイフが「左だよ」という
僕が「まっすぐだよ」というと
ワイフが「後ろだよ」という
それで車にナビをつけた
それでも「この道はおかしい?」と
時々いう
気の合わな ...
食いっぱぐれた朝食の目玉焼きには醤油を
派でした。塩胡椒もいいよね、その
場合は玉ねぎとベーコンのソテーを添えて
トーストにして。チン。大晦日から何度も
のにつながらない電話番号は ...
文字が制限されてしまった
この世界では
一日のうちに
読める文字数が
決まっている
大好きな本も
一日でたった5行しか読めない
ひとつひとつの文字を
愛おしく
何度も何度も眺 ...
海を見にきたのに
波の音だけ
あきらめて
目を閉じる
大渦巻きが運ぶ
湿った風
息を吸って吐く
不自由のリズム
やがて
波の音が消える
呼吸を視線を体温を
...
その通りだった。アイソニアの騎士は、イリアスの元へと向かっていた。
すなわち、クールラントの祭祀クーラスの元へと。
このような陰謀を張り巡らすのは、彼以外にいない、
ということを確信していたので ...
「こうなったら、イリアスを拷問にかけましょう。
アースランテの内情を聞き出すのです。
いかに庶人に落とされたとは言っても、
もとは王族の娘だったのでしょう?」
「いや。少女を拷問にか ...
そのころ、祭祀クーラスの元にも一つの報告がもたらされていた。
すなわち、アースランテがファシブルに宣戦布告をした、という一報である。
「何だと? アースラテが今動く? それは早すぎる……」
祭祀 ...
溢れる
溢れ出る
溢れ続ける、
はばたく花に
脱落する意味
言葉戸惑い
揺れる幽霊、
河童の踊り、
走る死人、
波打つ無
懐かしいよ
なんだか
とっても
透 ...
広いあき地がある
酒を飲みすぎた
あき地の中にふらふら入ってみる
そこは入っちゃダメだよ
声がする
あ、すみません
あき地から出る
家の方向は分かる?
バカにするな 分かってるよ
と ...
一月二日 火曜
天氣 晴
起床 五時〇分
就床 八時三〇分
朝 川島書店で萬年筆を買つて貰いました
晝から由美子と東校へ展覧會を見に行つた
それから熊田で便せんを買つた
...
一
身振り手振りで伝えたい
深い虚構の 底のあたりが現実で
水面は空想
二
現実と空想の間に渦巻く 蚊取り線香 π生地仕様
人 は測量に熱中
人 以外は行楽に夢中
...
貨物列車は
北北東へ
思い出すのは
遠い国のお話
どうしてあのときあんなにも
どうやらこのごろすこしずつ
骸骨になって
自分の中を旅している
枯れきった指が
刻む空
それは非戦の歌
非戦の人が
紡ぐ絲
それは旋律を憂わせ
奪う苦界
争う肉が呼びあう
骨をふたつに裂く石台
互いの傷を
咬みあう
魚
階のいち ...
白いイメージがあった元日
近年は暖かく
イメージが変わった
寒さとか
日本独特の何もかもが
元日のイメージを作る
久しぶりに寒い元日になった
雪が降り白い世界になった
年賀 ...
水を得た夜空です
夜には澄んだ真水がある
手をのばして
触れようとすると
逃げてしまうんだね
小さな星に隠れた
君の息づかいを聴いていると
とても静かな胸の内では
真水が溢れてくる
...
広いスーパーの店内を
カートに寄りかかりながら
物を探し探しゆっくり進む
「あのーポリデントはどこね?」
店員に尋ねながら回る
レジへ向かうと長ーい列ができている
今日はポイント5倍の日だ ...
世界の対立構造は
専制主義と民主主義
なのだそう
この国は
専制主義だったかのぅ
鬱になるのは
バカだと聞いた
外をごらん
浮かれる要素が
どこにあります
僕がいるから
...
あぁ勝手に
うごめく思考の内
痛む眼 硬直する脳髄
ひたすら氷噛み砕き
溢れ出す
言葉、表し
耐える
今宵この時、
熱 呼び戻せ
熱という実体
固体液体気体の
...
古文で和歌を詠めるようになりたいです。
ご指導いただけると喜びます。
春がこば つたえたまえし 酢漿の
花よりさきに よつばゆかしと
(春が来るならば 伝えてください、
カタバミ ...
ハッジズは、アースランテの首都ハンザガルテに帰還した。これで、
アースランテの南方地域、ラレンテンやギージェの治安は安泰だろう。
後は、召喚獣の数を増強し、ファシブル軍を完全に排斥する。
「マリ ...
国母マリアノスは、ほうほうの体でファシへと帰り着いた。
ファシは、王国ファシブルの首都である。
大臣たちが、マリアノスを迎えた。しかし、
「この女王、いつまで生きられるか……」大臣の一人は呟いた ...
ファシブル軍の兵士たちは、何が起こったのか分からなかった。
辺りには、闇の結界が張り巡らされていた。
そして、少人数の集団から駆逐されていく。
ラーディガンは、この戦果に満足だった。
(ラ ...
空回りしている
わたし
貴方の
邪魔に ならないように
いい子にしてるのに
読書している
貴方に
持ってきた
コーヒー
こぼしちゃって
貴方の白いワイシャツが
ぬれちゃって・ ...
蟻の宇宙
時が入ったり出たり
木、倒され
葉、しげる
夜の夢
どれも欲しがる児
滲みぬものはない
あがないもない
ただすれ違う
近づかなければ見えない
そして近すぎる
...
私が私である誇り
優しいウソも ウソはウソ
新婚の私に あやかりたい友達
お互いに 代えのきかない存在
きっかけは なんでもいい はやくいい人見つけてね
なにをカンチ ...
オルゴールは巻き戻せても人生は巻き戻せない
沼という沼から這い上がって来た
窓から虹
たまには痛い目にもあわないと調子にのる一方
ダメージジーンズみたいに私 いい味でてる? ...
叫びながら舞う女
光の庭に
ひとり居て
ことば
渦巻き喘ぎながら
喉を震わせ吐き出される声に
意味はたじろぎ光に呑まれ
舞い狂う女の
光の庭
時 失う
感覚の光
思い出の ...
なんだか灰色の空だな
シャブ中で捕まっている夫と
くらしていた家は
おじからかりていたもので
おじは今
母の働いている透析の
病院の
院長先生をしていて
このお正月に
すべてか
...
片結びの恋でした
蝶じゃないから
空は飛べません
ただひとり
取り残された
教室で頰杖
テストの点なら
負けないのに
好きという
気持ちだけが
うまく伝え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
声
ミナト 螢
自由詩
1
23/1/7 7:43
気の合わない夫婦
ホカチャン
自由詩
1*
23/1/7 7:28
かける/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
1*
23/1/7 2:09
ある世界の文字
秋田の米はう...
自由詩
0
23/1/7 1:06
暗黒海
mizuno...
自由詩
0
23/1/6 23:54
いくつもの運命(一)
朧月夜
自由詩
1*
23/1/6 23:23
二つの知らせ(三)
〃
自由詩
1*
23/1/6 23:22
二つの知らせ(二)
〃
自由詩
1*
23/1/6 23:22
うちゅうむちゅう
ひだかたけし
自由詩
2
23/1/6 20:15
広いあき地にて
陽向(2躯-...
自由詩
2
23/1/6 17:35
女學生日記 四十八
TAT
散文(批評...
0
23/1/6 16:17
かりそめ八景(または、ことばの引用)
乾 加津也
自由詩
6*
23/1/6 15:51
GK
やまうちあつ...
自由詩
4
23/1/6 15:03
非戦
soft_m...
自由詩
2
23/1/6 14:55
元日
夏川ゆう
自由詩
2
23/1/6 12:15
うお座少年
ちぇりこ。
自由詩
6
23/1/6 9:49
買い物ふらふら
ホカチャン
自由詩
2*
23/1/6 9:41
しみじみ
りゅうさん
自由詩
0
23/1/6 1:43
夜想7
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/5 23:41
和歌 勉強中 1
為作
短歌
1
23/1/5 23:16
二つの知らせ(一)
朧月夜
自由詩
1*
23/1/5 23:13
ハッジズの野望(十)
〃
自由詩
1*
23/1/5 23:12
ハッジズの野望(九)
〃
自由詩
1*
23/1/5 23:10
「残すの・・・」 2023年1月5日(木)
ルルカ
自由詩
1*
23/1/5 20:11
公園
soft_m...
自由詩
3
23/1/5 19:26
自由律俳句 「私のポリシー」2023.01.05(木)
ルルカ
俳句
1*
23/1/5 18:43
自由律俳句「いい味でてる?」 2023.01.05(木)
〃
俳句
1*
23/1/5 18:38
狂女
ひだかたけし
自由詩
8
23/1/5 18:12
コカインスェット
モマリサ公
自由詩
3
23/1/5 16:50
少女クライシス
ミナト 螢
自由詩
2
23/1/5 16:03
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
3.23sec.