俺「向日葵がうな垂れるほどの猛暑の中、
ヤッケを着ての作業、
水、泥水、土のけむり、構内のホコリ、そして自らの汗、
そしてときには鉄骨、
そんな、
荒々しい太陽にまみれた ...
昨夜
オマエから電話があり
今週末にまた骨を拾うことになった
オマエの父さんは理性と優しさをそなえ
オレを何時も歓迎してくれた
二十歳の真夏日にビールをしこたま飲みながら
ぼくの屁 ...
冷やりとした洞窟をたどり
やがてアダージョが聴こえて来た
底に広がる幾万の骨が静かに共鳴しながら
ぼくを迎え入れてくれる
あぁ… 何と美しい光景か!
山に向かい
白く田の拡ごる道で
霜に打たれる 踏まれ草
われ知らずして
星降る原野、夢みる花壇の球根とは
同じ心のゆらぎは あるのか
苦肉を溶かし、
ガラス戸開け
空に星の瞬き
向かい家の燈
救いにして謎。
真夏日に
ビールもてなす
友の父
罰当たりなんです
もう何回目?
あくび噛み殺すのは
僕の街では何も起こらないって
ワクワクするような
事件でも起これば良いのに
僕の街では何も起こらないと
罰当たりな事を考えるロ ...
二本足で立っている間は人間だった
それなのに
うまくいかない事ばかり
ひざまづき頭を下げていたら
動物みたいに丸くなって
今いる場所を温めてるだけ
誰も触りに来なくても
体温があ ...
空無無人、
森影親しく
魂を逸脱して
森の深奥に澄み
現に在りて果たせぬ
果たし切れぬ残部抱え
色付き始める若芽の輝き
開き染める花々乙女眩しく
*
空無絶対、
森 ...
肉が食べたあ~~~~い
んならよ、心の罪おかしてんじゃん
なんの為に?え、なんか
妄想の世界で罪を犯すのが楽しいんじゃないの?
日本は嘘臭い、僕ら何信じ込まされてるか分からない
もし ...
右の鼠径部からポコンと脱腸
加齢によって腹壁が弱くなったことと
立ち仕事が原因でしょうと言われ
「手術で最低でも四日間
入院が必要ですね。」
泌尿器科の医師の説明に
入院できないこ ...
〇← これは〇か?いや、〇に見えるだけか?
俺からしたら〇に見えるだけか?
いや、〇ではないのかもしれん。大昔の人にこれは何かと聞いたら〇というだろうか?
いや、〇がここに存在していると思う俺は ...
ただホノオばかりが焚き付けられた工房で光芒のもと
たしかタブは『種よ、もがく。』
すいぶん
たんぱくしつ
...
陽の光の、
裸木の枝々を滑り銀の色
裸木の枝々の、
微かに震え揺れ揺れ
銀の輝き透明に
この冷える冷える冬晴れに
銀の輝き透明の
光はいつしか
間断なく降り続け
街を静かに洗 ...
プリンタが壊れちまって
あの好きなアニメも印刷できなくなっちまった
この敗者の文化も最近は良さげにすらなってるね
だってそれは科学的とも宗教的ともつかないのさ
誰かがいう、あんたはどういうとこ ...
当時、病院夜勤が
月に十回を超える勤務体制では
入院するだけの休暇が取れなくて
肛門科で切開して貰って
注入軟膏を挿していたが
排便の度に出血するのは
いつまで経っても
切開部位の創傷が ...
「そりゃ、がっちゃきだべさ。」
久し振りに電話を掛けて
話のはずみで
排便の度に出血すると話したら
母親が言った
「ほっといても治んないんだから
ちゃあんと病院さ行け。
ほんで、診て ...
痛みすら久遠 永遠を暮らすみたい
いたみすらくおん えいえんをくらすみたい
「砂は完璧に嘘っ!」 雑草に詭弁家話す。
すなはかんぺきにうそっ ざっそうにきべんかはなす
弱るあい ...
「どうしたのさ?それ。」
厨の上部の隅
かけてあった梯子を床から上げる
おゆうの さぐり目が
三畳間の小窓
竹表皮も渋くなった簾の軒へ注がれて
「弱っているからって。 ...
町内の綺麗な庭を見て回るそんなイベント庄原にある
川沿いの道から蛍眺めてる数年前はいなかった川
何もない特に特産品もない過疎の町には勢いがない
町内のキャンプ場に人いない不人気なのか ...
あじずしが浜町出店に並ぶ頃
親っ様の漬けた馴れずしがふるまわれ
キリコの灯が浜町をねり歩く頃
虫送りの火が畦道をねり歩く
やがて日が沈む頃
月が出るのを待っている
廃線脇で
次の電車 ...
ズズズズズズドンッと
とつぜん、学校が
手足をのばして
立ち上がる
で、ドドドドドッスン
ドスンと、しこを踏むと
走り出した
窓から、扉から
子供たちがこぼ ...
真夜中に
グラス傾け
訃報しる
酔い酔いて
一杯二杯
もう一杯
ウイスキー
琥珀は誘い
誘われて
あまやかな
味たる酒は
琥珀色
紅色の月は重く{ルビ唸=うな}り
不穏な気配を空に満たしていた
逃げようとしても足どりは重く
赤銅色の光に照らされて
背中の地図が焼かれてゆく
公園のブランコが揺れている
誰もいな ...
って上から目線で言われても
ほっといて
ってなるでしょフツー
小説もジブリも
見てないからわかんないけど
それってあなたの感想ですよね?
...
良いことも
悪いことも
何もかも
経験せんでもいいことや
と起床もせずに日が沈んだ。
日が。
消える個のない名 残る駅
きえるこのないなのこるえき
ネタ下書き片したね
ねたしたがきかたしたね
良い語れ魔法誉れ高いよ
よいかたれまほうほまれたかいよ
よう、誉れ ...
素っ頓狂な音で目覚めた
冬の朝、
意識の視界に映る
弓形の細い木橋の伸びる向こうは純白
ベランダに出れば、
零度の万華鏡に
太陽の光熱 入射して居る。
宇宙でかけがえのない地球
宇宙人も二の足を踏む美しさ
いつの時代から陣取り合戦が始まり
こんなに汚れてしまったの
人間以外の生物は自然のなかで生きて
自然 ...
自殺しちゃったけど
このあたりに井戸掘り名人がいて
地下のことにとても詳しかった
金持ちで人に時計をやったり
飯を食わせたりしていたよ
上着をこの枝に掛けて
煙草を一服するのが好きだった
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
残高
本田憲嵩
自由詩
7
24/1/8 23:20
送り人の時間
レタス
自由詩
3*
24/1/8 22:32
五行歌 カタコンベ
〃
自由詩
2*
24/1/8 21:52
冬草
リリー
自由詩
5*
24/1/8 21:02
五行歌、この世界1
ひだかたけし
自由詩
5
24/1/8 20:42
二十歳の想い出
レタス
俳句
2*
24/1/8 20:28
初シンドロー夢
まいこプラズ...
自由詩
0
24/1/8 19:34
夜明け前
ミナト 螢
自由詩
2
24/1/8 18:35
詩想57◯意志というもの3
ひだかたけし
自由詩
4
24/1/8 18:09
菜食主義の分析
林 理仁
自由詩
2*
24/1/8 17:16
鼠径ヘルニアのこと
板谷みきょう
自由詩
1*
24/1/8 16:25
〇を探究する人
林 理仁
自由詩
4*
24/1/8 16:18
種よ、もがく。
あらい
自由詩
2
24/1/8 15:42
この冷える冷える冬晴れに
ひだかたけし
自由詩
4
24/1/8 15:36
俺頭悪いからよぉ
林 理仁
自由詩
1
24/1/8 15:24
思い出のがっちゃき二
板谷みきょう
自由詩
1*
24/1/8 15:03
思い出のがっちゃき一
〃
自由詩
1*
24/1/8 15:02
反時計回りの回文
水宮うみ
自由詩
1*
24/1/8 15:02
金魚玉
リリー
自由詩
3*
24/1/8 13:23
川沿い
夏川ゆう
短歌
2
24/1/8 13:16
Okunoto 4 seasons
AB(なかほ...
自由詩
4
24/1/8 9:38
走る!
田中宏輔
自由詩
14*
24/1/8 9:25
友の伝言
レタス
俳句
2*
24/1/8 1:06
五行歌 不吉な夢
〃
自由詩
3*
24/1/7 22:18
君たちはどう生きるか
おやすみ
自由詩
1
24/1/7 22:11
良いことも悪いことも
奥畑 梨奈枝
自由詩
0
24/1/7 19:53
回文の魔法
水宮うみ
自由詩
0*
24/1/7 18:03
冬の朝(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
24/1/7 17:39
ごめんなさい地球
佐白光
自由詩
1*
24/1/7 17:16
椿
春日線香
自由詩
3
24/1/7 15:58
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
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303
304
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307
308
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310
311
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314
315
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317
318
319
320
321
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323
324
325
326
327
328
329
330
331
3.84sec.