野を駆けていく
冷たい狂気が
天空に貼り付く太陽に向かって叫ぶ
白く凍てついた舌を揺らめかせ
壮大な世界を予感して、直観の次元に触れて
極彩色のパノラマがひらけ
高らかな笑い声 ...
○「取り逃がした言葉」
取り逃がした言葉は
自分が一番表現したかった詩だったような気がする
えーと?えーと?
一度取り逃がした言葉は
もう取り戻せない
○「時間が流れている」
地球上 ...
ある場合、何かを
恐れることは
大事です。
大切な何かを
守るためには
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
そして今日もまた
寒空が拡がる
いや
大空に寒さが拡がると
そうゆうほうが正確かもしれない
灰色が
黒くもなく
白くもなく
濃紺に近いコバルトでもなく
暁の明るさを伴わず
哀しみを ...
ドラゴンたちがライランテ大陸に現れて一か月、
各国の魔導士たちは、ドラゴンを手なずける術を手にし始めていた。
中には、ドラゴネイアスという、人に変身できる種族がいた。
彼らは、各国の魔導士たち、 ...
ドラゴンたちは、それぞれに快適な場所を塒として求める。
ドラゴンたちが現れたのは、アースランテばかりではない。
ファシブル、ラゴス、クールラント、そして、
ライランテ大陸の東半分に広がる、ヤーコ ...
各国がそれぞれの思惑に捉われている間、
アースランテ、いやヨースマルテには天変地異が訪れようとしていた。
それはもちろん、エランドルの仕業である。
ライランテ大陸の各地に、ドラゴンたちが舞い降り ...
信じること、
力を与えられ
識ること、
自由になり
人、世界に開けていく
薄い赤、濃い赤の上
遥か三角揺れている
絵筆の動き響き渡り
肉の刻印、魂の力動
感触し感受する
名 ...
教室のカーテンに
隠れた放課後
チャイムの音の間から
君の歌が聴こえた
小さいけど
傷だらけで
それは優しい
裏声の中に
住んでみたかった
何か言えば良いのに
何も ...
三角が揺れている、
陽の光
火の熱
直線が貫き入る、
造形の湾曲
遠さの感覚
ねばってねってこねくりまわし
造形力動し隆起し流動し木霊し
濃密な茫漠、茫漠の密度
...
おやすみ
の水面に素足を浸して
拡がる波紋は
冬の岸辺に
触れるのでしょうか
淋しい女のかたちで
立ち枯れる両脚は
白い冬に
駆けだした素足を追う
夜の終わりには
うなだれた星座が ...
焼酎の お湯割りチビチビやりながら
彼女とラインで ふけるひととき
アルデバランの人
夜気の澄み
情けは
人のためならず
輝く
なるようになる
と思いたい。その時に
私のいないその世界で
あなたは自分の誕生日を
迎える
死以 ...
虫を喰え、というのか?
それならば、霞をたべて生きろ
空気には窒素が含まれている
窒素は腸内細菌によってアミノ酸を合成する
特殊な呼吸と舌の使い方を覚えれば
水も夜露と朝靄から摂れる
飢 ...
みなかみ町ダムは三つあり多いダムのイベント人気沸騰
暇あれば綺麗な景色見て回るカメラ片手にちょこまかしてる
この地区に美容院五軒以上ある上手い下手ありよく見極める
クリスマスケーキを ...
みずから立ち上がる
名無しのお供を抱いて
速すぎても
華麗に生きる
水力が足りないときは
小型蓄電器からうつし
力が余っているときは
ノートに書き写す
お財布よりも大切 ...
登山は誰でも
自分の足で一歩一歩である
どんなに苦しくても一歩一歩である
登山は競争じゃない
マイペースで一歩一歩登っていく
一歩登れば
一歩頂上に近づき
さらに一歩登れば
さらに ...
耳をすます
と冬の足音が春を追いかける
探し当てる
木の根っこに絡んだ宝物のありか
溶け出していく
溶け出して流れて行き着いて沁みわたる
あの海に
この胸に
手を合わせて
触れて ...
だらしない悲しみが
寝そべっている
海までの通り道に
誰かほうきで
掃いてくれる人はいませんか
と呼びかけてみるが
返事がない
仕方なくそいつを
折り紙のように折り畳ん ...
OVER THE HILLS AND FAR AWAY。
●「なんていうの●名前?」●「なんで言わなあかんねん」●「べつに●ほんとの名前でなくってもいいんだけど」●「エイジ」●「ふううん ...
議論の行き先が見えない時、そこに必要とされるのは、
確かなカリスマを持ったリーダーである。すなわち、ラゴスの国王アウゼル。
「両者の言うこと、たしかに分かる。このライランテ大陸においては、
ラ ...
「そのエインスベルです。我が国の諜報機関、ヨアリブによれば、
エインスベルは、クールラントではいささか厄介な立場に立っています」
「知っている。監獄に収監されているのであろう?」
「されていた ...
「それよりも気にかかるのは、ヒスフェル聖国の動向です」
ケンパは言葉を継いで言った。「かの国は、以前からクールラントとは
密接な関係を保っていました。しかし、ここへ来て、
アースランテとも懇 ...
田舎のおばあちゃんの家に金魚がいて、外の手水鉢の中に、雪が降って、透明なしんとした氷が張って、金魚は沈んでいた、それが私の暖かな家の玄関の金魚鉢に沈んで、夕陽も沈んで、私は誰なんだろうて思った。餅つき ...
あるもの
ただ、
在るもの
この、
沈黙の取り留め無さ
名付け以前の異様な密度
ソレは、
ナニカに触れて
ナニカを浮かび上がらせ
保ちつつ、
あるも ...
君が見ているのは
雲から降ろされる光のはしご
不思議かい
それは君のノートが
白く見えているのと同じことなんだよ
そしてまた微かに笑った
...
京福電鉄嵐山本線が近くを走る
右京区の街の中
名前も知らない小道を二人で歩く昼下がり
小道には金網の張ってある敷地に沿って
大型プランターが路端に並び
主枝を伸ばし茂る葉と
...
片手鍋
袋ラーメン
素ラーメン
働いて後
素敵な夕餉
立ち飲み屋
壁に貼られた短冊の
文字をつまみに
コップを呷る
ジーンズの
尻の財布が頼りなく
金がないか ...
乾いたシャツをつかんで振り返ると
ガラス戸の汚れのすき間を通りすぎる影がある
コインランドリーの乾燥機の音に紛れて
戦争が近づいているらしい
うふふ
やるならあっちでやってくれ
も ...
ねむるきみ
人を生かした
その手のなかで
もぎり とる
あした、のない
日々を生きては
証人が
知らない角度
言わない事実
自分には
飲み込めという
こわさぬために
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
狂気の舌(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/24 11:41
独り言1.24
ホカチャン
自由詩
0
23/1/24 11:20
※五行歌「守るためには」
こしごえ
自由詩
1*
23/1/24 10:30
こないだの空は
坂本瞳子
自由詩
1*
23/1/23 22:56
ドラゴンたちの降臨(三)
朧月夜
自由詩
1*
23/1/23 21:50
ドラゴンたちの降臨(二)
〃
自由詩
1*
23/1/23 21:49
ドラゴンたちの降臨(一)
〃
自由詩
1*
23/1/23 21:48
五行歌・夜想、訥々と
ひだかたけし
自由詩
5
23/1/23 20:59
be there
ミナト 螢
自由詩
2
23/1/23 19:47
ピクニック
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/23 18:13
Winter Days
ちぇりこ。
自由詩
11
23/1/23 18:03
寒夜
リリー
短歌
1*
23/1/23 17:45
※五行歌 三首「どこに転んでも 大丈夫」
こしごえ
自由詩
3*
23/1/23 17:00
暁の子供たち
atsuch...
自由詩
4*
23/1/23 14:08
美容院
夏川ゆう
短歌
0
23/1/23 12:34
南国小話
足立らどみ
自由詩
2
23/1/23 11:57
登山愛好家
ホカチャン
自由詩
1*
23/1/23 10:42
あの海に この胸に
かんな
自由詩
4
23/1/23 9:38
だらしみ
やまうちあつ...
自由詩
3
23/1/23 7:55
HOUSES OF HOLY。
田中宏輔
自由詩
13*
23/1/23 0:01
ラゴスの動向(六)
朧月夜
自由詩
1*
23/1/22 20:48
ラゴスの動向(五)
〃
自由詩
1*
23/1/22 20:46
ラゴスの動向(四)
〃
自由詩
1*
23/1/22 20:45
金魚
這 いずる
自由詩
2
23/1/22 19:38
あるもの
ひだかたけし
自由詩
7*
23/1/22 18:36
チンダルのはしご 末
AB(なかほ...
自由詩
4
23/1/22 16:21
散歩道
リリー
自由詩
5*
23/1/22 15:15
歩け歩け呑め呑め歩け
TAT
短歌
0
23/1/22 11:35
なんとかかんとか
オイタル
自由詩
1*
23/1/22 10:40
分かってほしいことは犯罪捜査は真実を解明する為にあるのではな ...
足立らどみ
自由詩
1
23/1/21 21:24
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
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325
326
327
328
329
330
3.34sec.